詩人で墨彩画家でアメリカ文学者の加島祥造の詩集「求めない」が売れています。
「求めないーすると。本当に必要な物が見えてくる。」
「求めないーすると。自由になる。」
講評のところでは、「求めないということは、自己中心的なことをしない。」「自己を捨てること。」だとありました。
これが受けていて、週刊誌には、「求めない」しおりまでついていました。
しかし、聖書では人に求めるのではなく、神さまから「求めなさい。そうすれば受けるのです。」と言われています。
「求めなさい。」とは、原語では、「求め続けなさい。」という意味です。
神様から「求め続けなさい。」と命令されているのです。
なぜなら、全知全能の神様には、完全な答えがあるからです。
必ず、答え(必要な物)を与えるという前提があるから「求めなさい。」と言っておられるのです。
しかし、答えが来るのには、時間がかかります。
求め続けるうちに、どうでもよいものなら、忘れたりあきらめたりしますが、本当に必要な物は、必死になって求め続けるものです。
人の悪になること意外は、「求め続けよう。答えは必ず与えられる。」のです。