ジョージ・ミュラーの第二の人生は、再婚して宣教に出かけることでした。
1975年3月から、ロンドンでは、アメリカから来たムーディーによる、リバイバルが起きています。
その3月26日から、ジョージはロンドンのスポルジョンの教会など、近くから宣教を始めました。
そして、世界中に出ていくことになったのは、70歳を過ぎた時だったのです。
当時の、ジョージの年間の収入は、2100ポンド、今のお金にすると約4200万~5250万円になります。
イギリスの国教会の聖職者でも、これだけの収入は20人もいないと言われています。
しかし、そのうちの250ポンド(500万~625万円)以外は、全部献金していました。
これだけあれば十分だと言うかもしれませんが、ビクトリア中期なので、もう少し少なくなるかもしれません。
ロンドンに来た時から1ポンド2万円~2.5万円で計算しているからです。
捧げると受ける信仰の原則通りの方ですね。