
ムーディーの友人で、経済的にも支えていたホレーション・ゲーツ・スパフォードという医師で大学教授で、神学校の理事がいました。
幼い一人息子が亡くなった半年後に、シカゴの大火で財産も無くしてしまいました。
2年後に、ムーディーとサンキーが、イングランドに伝道旅行に行った時、ホーレーション一家も、休養を兼ねて、イングランドに行くことになりました。
ところが、ホーレーションは急用が出来て、妻と四人の小さな娘たちだけが先に行きましたが、船は事故にあって、沈んでしまったのです。
かろうじて、妻だけが助かりました。
其の後、ホーレーションが大西洋を船で渡った時、事故のあった所を通過したのですが、亡くなった娘たちのことを思っていると不思議な平安に包まれたのです。
そして、与えられたのが、私も、大好きな賛美歌520番「しずけき河の岸辺を」です。
しずけき河の岸辺を 過ぎゆくときも
憂き悩みの荒波を 渡りゆくおりにも
心やすし、神によりてやすし
私は、「心やすし、神によりてやすし」と言うところが大好きです。