今日は、明治8年の森有礼の結婚式を描いています。
この時、ウェディングドレスを着ましたが、色はグレーで頭にベールをかぶっていました。
ウェディングドレスは、昔は黒や暗い色を使っており、家の財力を誇示する物でした。
絹やベルベットに金や銀の刺繍をしたそうです。
19世紀にイギリスのビクトリア女王の結婚式で白が用いらました。
白は、国によっては葬式で使われる色だというので、嫌われていましたが、今では世界中に広まりました。
そのため、ジョージ・ミュラーの結婚式も少し暗めの色の洋服にしました。
日本人で初めてのウェディングドレスを着たのは、森よりも二年早いそうです。
中国人と結婚した長崎の女性が着ました。
明治の初期には、ウェディングドレスはは日本にはないので、外国から取り寄せたのです。
面白いですね。