日々の幸せを育んで

ワンちゃん達がいて、孫達がいる日々の生活。小さな幸せのある暮らしを綴っています。

職人さん

2017年12月06日 15時02分18秒 | 日々の暮らし

青空が広がっています。
空気は少し冷たいのですが、真冬って感じのしないいいお天気です。

もう何ヶ月も前から、食器棚の開き戸の取っ手が取れてしまっています。
『取手の輪っかを買って、付け替えればいい。』
『ついでの時にお店に寄ろう!』
と思ったまま、開ける度に手間が掛かっているのに、そのままにしていました。

この間、やっとお店に寄る事ができたので、輪っかについて聞いてみました。

「これは、この輪っかだけを取り換えるのではなくて、金具全体を取り換えないと駄目なんです。」
「金具を取り寄せてから、お修理に行かせていただきます。」
って事になりました。

とっても簡単そうに思えたのですが・・・職人さんのお仕事みたいです。

               

で、昨日修理に来てくださいました。

ワンちゃん達は、和室の陽だまりで眠っていて、主人がパソコンで仕事をしていたので、和室のドアを閉めて・・・リビングに入ってもらいました。

新しい金具を見せてもらって、
「これって、輪っかが取り外しできるようになっているのだと思っていたのですが、ここで固定されているのですか?」
って尋ねてみました。

「そうです。」
「ここできちんと固定して取り付けてあるんです。」
「年数が経てばどうしてもここが劣化して、外れ易くなるのです。」
って答えてくださいました。

作業されているのを、ず~っと傍で見ていて、
『1つ1つが、丁寧だな~。』
って感心しました。

               

ワンちゃん達は、とっても静かです。
作業が終わった頃に、マリーが少し吠えただけです。

主人が言うには、
「和室の戸を閉めてたら、リビングの声は全く聞こえないぞ。」
って事らしいです。
だから、吠えなかったみたいです。

いつもは、寝室に閉じ込めて、人をお迎えするのですが・・・ワンちゃん達のためには、声が聞こえない和室の方がいいみたいです。

                              

向かって右側の金具を替えました。

古い左側の金具と色が違うのですが、
「使っていられる内に同じ様な色に変わってきますので、大丈夫です。」
って言われました。

帰り際、職人さんに、
「家具は何年使ってらっしゃるのですか?」
って聞かれました。

「34年になります。」って私。

「えっ~、34年なのですか。」
「こんなにきれいに使っていただいて・・・ありがとうございます。」
「嬉しいです。」って笑顔の職人さん。

とっても嬉しそうな顔しておっしゃったので、私まで嬉しくなりました。

               

『職人さんっていいな。』
『こんなに、自分達の製品に愛情を持ってられるんだ。』

修理の時間は45分くらいでしたが、こんなにも愛情を持って家具に接してられる職人さんと同じ空間にいられた事に、幸せを感じました。

『職人さんって、ほんといいな~。』

 

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