日々の幸せを育んで

ワンちゃん達がいて、孫達がいる日々の生活。小さな幸せのある暮らしを綴っています。

仔犬を探して・・・

2021年03月14日 16時00分00秒 | 日々の暮らし

春の様なお天気が続き、我が家のお庭のユキヤナギも、マンションの中庭のユキヤナギも咲き始めました。

家族で話し合って、またワンちゃんを飼う事に決めました。
家の中に、ワンちゃんの気配を感じる事なく暮らして行くのは、あまりにも寂しくて・・・。

「お孫さんがいるから、ワンちゃんがいなくなっても気が紛れるでしょう。」
って言ってくださる人達が多いのですが、子供達とワンちゃんは全く別だと思います。

子供達が、日々成長して行く姿を見て共に暮らせるのは、とっても幸せです。
でも、ワンちゃんって存在自体が「愛」だと思っています。
何があっても・・・どんな時でも・・・必ず「愛」を与えてくれます。
そんな存在が家の中にいなくなったのは、何かが大きく欠けてしまった様な気がして、寂しく感じていました。

          
                <リーとナナ>
        
そんな事を感じていた時、「ロッタン耽々と」のブログに、
「パラダイスケンネル出身の人、写真を送ってください。」
という文章を見つけて、すぐに
『アン(パラダイスケンネル出身のチベタンテリア)の写真を送ろう!』
って思い、メールを書き始めました。

でも、書いている途中で、
『アンはもういないのに、亡くなってしまったワンちゃんの写真を送って、迷惑になってしまうんじゃないのかな?』
って気がして、メールを消しました。

消した画面をじっと眺めながら、
『今日は、なんの数字の日だっけ・・・?』
って考えると、アンの数字の日です。

『アンが、メールを出す様に言ってるのかも。』
って思い直して・・・もう一度メールを書いて、思い切って送信しました。

          
                 <アン>

そしたら、お返事がすぐに来て・・・後日、ロッタンパパさんが、ブログにアンの写真を何枚も載せてくださいました。

私のブログ以外に、アンの写真が何枚も載っているのが不思議で・・・
『違った場所で、アンが生きさせてもらってる・・・』
って思うと嬉しくて・・・ロッタンパパさんの優しさに、本当に感謝しています。

          
             <マリーを買った時の毛色>

その頃から、娘とネットで「シーズー」のブリーダーさんを探す様になりました。

娘が「シーズー」を強く強く推してくるので、「シーズー」を探し始めました。
私達夫婦は、年齢の事もあって、
「次は、1頭だけにしよう!」
と話し合って決めていました。

娘が推す「シーズー」の仔犬を探して、いろんなブリーダーさんの仔犬達を見たのですが・・・何かピンと来るものがありません。
「シーズー」の男の子達はたくさんいるのですが、女の子がいません。

          
                 <マリー>

アンが生きていた頃、ネットで真っ黒のハバニーズの動画を見た事がありました。
顏はアンにそっくりで、脚がシーズーの様に短いハバニーズ(マリーとアンの要素を持ったワンちゃん)。

「ハバニーズはどう?」
ってネットの写真を娘に見せると、
「この子なら、1頭でマリーとアンを思わせれるから・・・いいんじゃない?」
「この子なら、飼いたいと思うかも。」
って娘が言います。

いろいろ調べて、ブリーダーさんの所に娘が電話をしました。
「女の子が生まれているらしいから、お母さん一度見に行ってみようよ。」って娘。

でも、その言葉を聞いても、心がまったく弾みません。

          
               <マリーとナナ>

夜、ベッドに入ってから、
『ハバニーズの女の子が、我が家に来るかもしれない・・・』
って楽しそうな自分の姿を無理に想像して、眠りにつきました。
でも、朝起きると心が弾んでいない事に気づきます。

『どうして、こんなに心が弾まないんだろう?』
『マリーを買う時も、アンを買う時も、あんなに嬉しかったのに・・・』
『何故なんだろう?』

          
               <マリーとナナ>

どの仔犬を見ても、どの仔犬を飼おうと思っても、マリーとアンではありません。
マリーとアンがいる訳がないのに・・・娘も私も、心のどこかで2人を探していました。

そんな時、娘が、
「2頭飼えばいいよ。」
「シーズーとチベタンテリアにしようよ。」
「もう一度、マリーとアンみたいなワンちゃんを飼おうよ。」
「何で1頭って決めてしまうのよ。」
「お母さん達が歳をとって、ワンちゃん達の世話ができなくなったら、私が見るから大丈夫だよ。」
って言います。

          
               <マリーとアン>

で、チベタンテリアはすぐには手元に来ないのは分かっていたので、まずはシーズーを飼って・・・順番待ちしてチベタンテリアを飼うって事に決まりました。
シーズーを推している娘、チベタンテリアを推している私、どちらでもと言って自分の好みを言わない主人。
(でも、主人が心の中でシーズーを推しているのは知っていました。)

娘と主人の気持ちを汲んで、私がチベタンテリアを諦めれば、話し合いはすぐに終わって、シーズーを飼う事で決まったのですが、私は諦められませんでした。
娘の言ってくれた言葉に救われた様に思います。

『本当に2頭も飼って、世話をして行けるのだろうか?』
って事が心配でもあります。
でも今は、流れに従って進んで行こうと決めました。

それから毎日毎日、シーズーのブリーダーさんを探して、暇があるとパソコンの前に座っていました。
「シーズーの仔犬画像」「シーズーの仔犬出産画像」・・・など、いろいろ言葉を変えて画像検索をし、何十枚もの写真を見て・・・やっとブリーダーさんがしている1軒のペットショップを見つけました。
娘も毎日スマホでいろいろ探していましたが、見つけられなかったお店です。

          
              <マリーとアンとナナ>

HPに飛んで出産情報を見ると、シーズーの仔犬が生まれたばかりでした。
すぐにメールを出して、女の子が生まれているのかを尋ねました。
「男の子が4,女の子が1生まれています。」という返事が来ました。

それから、チベタンテリアのブリーダーさんにメールで順番待ちをお願いして・・・シーズーのブリーダーさんから女の子の写真が送られてきて・・・我が家に来るべきワンちゃん達が、動き始めた様な気がします。
ワクワクする気持ちの日々が、始まりました。
ロッタンさんのブログにアンの写真を載せてもらってから、一気に物事が動き始めました。

『バトンタッチされていないマリーから次のワンちゃん達に、どうすればバトンを繋げて行く事ができるんだろうか?』
『そのバトンって、何なのだろう?』
って事をいつも考えています。

          

3月11日(木)に「シーズー」のブリーダーさんからお電話があって・・・この仔犬は、売ってもらえない事になりました。
とっても残念ですが・・・縁がなかったのだと思っています。

また、新しく「シーズー」探しの日々が始まりました。
縁のある仔犬しか、我が家に来る事はありません。
それがどの仔犬なのかは分かりませんが、根気よく気に入った仔犬に出会えるまで、探し続けようと思っています。

          
              <アンとマリーとナナ>

焦って、
『この仔犬でいいか・・・』
って思ってではなく、リーやナナやマリーやアンを買った時と同じ様に、
『どうしても、この仔犬が欲しい!』
って思える仔犬に出会えるまで、探し続け待ちたいと思います。

ワンちゃん達との新しい生活が始まりそうで・・・嬉しいです。