今日は青空が広がっていますが、少し肌寒くて「ピューピュー」という風の音が、リビングにも聞こえて来ます。
ザラの2回目のワクチンの日です。
娘がお迎えに来てくれたので、ザラをキャリーバッグに入れて出掛けようとすると、バニーが驚くほど大きな声で泣き叫びました。
そんな声を出すバニーを見た事がないので、みんな驚いてしまって・・・。
「分離不安症」って飼い主と離れた時に起こるものだと思っていました。
「ザラだけがどこかに連れて行ってしまわれる・・・。」
ってバニーは思ったみたいです。
『ザラがいなくなるのを必死で止めようとして泣き叫んだんだ・・・。』
あんな声って、今まで飼ったワンちゃんからは聞いた事がありませんでした。
アトムを預かっていた頃、会いに来た弟(アトムのパパさん)が帰ると、アトムは大きな声で泣いていました。
でも、今日のバニーの泣き声は、それ以上の悲壮な泣き声でした。
娘は、キャリーバッグに入れられたザラが泣いていると思ったそうです。
ザラの声は、今までのワンちゃんの中で一番大きいので、てっきりザラだと思ったそうです。
ザラも泣いていたのですが、バニーの泣き声はそれを遥かに上回っていました。
泣いているというよりは、叫んでいる様に聞こえました。
「ザラちゃんを連れて行かないで!」って。
バニーがザラを好きなのは十分知っていますが、
『離れるのがこんなに嫌なんだ・・・。』
って事を初めて知りました。
『私達とより、バニーとザラが2人で遊んでいる時間の方が長いもの・・・。』
『バニーとザラは心は通じ合っているんだ。』
ザラが我が家に来てから、ほぼ1ヶ月です。
バニーとザラが、そんなに仲良くなっているなんて思ってもいませんでした。
昨日のブログに書いた、バニーの悲しそうな眼は、
「お母さん達みんなが、ザラの方を向いていて、私の方を向いてくれていない・・・。」
というバニーの訴えだったんだと、今日のでき事で理解する事ができました。
「愛している」と「愛されている」は別物です。
「バニーはザラを愛している」けれど、「私達家族からバニーは愛されているとは思えなくなっていて寂しかったのだ」と知りました。
バニーに寂しい思いをさせてしまって・・・。
私達はバニーもザラも愛していて、同じ様に可愛がっているのに、バニーにその事を上手く伝えられていなかった事を深く反省しました。
哲君の車に乗せてもらって、動物病院へ。
少し混んでいたので、帰って来るまで2時間くらいかかってしまいました。
ザラは、待合室でおとなしく椅子に寝そべって、他のワンちゃん達を観察している様子でした。
落ち着いていて・・・おとなしくて・・・とってもいい子です。
順番が来て、診察室に入りました。
体重を量ってもらって(4.4kg)・・・・診察してもらって・・・体温を測ってもらって・・・ワクチンを打ってもらいました。
<うつぎ>
また、娘と2人でいろいろ質問して来ました。
「アンちゃんと同じ犬種なのですね。」
「チベタンテリアって、珍しいですよね。」
「アンちゃんは、毛が長かったから。」(同じ犬種とは思わなかったそうです。)
・・・・・
「トレーニングを習い始めるのなら、1歳を過ぎて避妊手術してからがいいです。」
「避妊手術を済ませるまでは、ホルモンの関係で心が安定していないので。」
「避妊手術が終ってから、トレーニングに出すか出さないかは考えた方がいいです。」
・・・・・
「今は、たくさん可愛がってあげてください。」
「それで十分だと思います。」
・・・・・
<モッコウバラ>
長い時間質問したりして先生と話して、待合室に出て来ると、待っている人達が増えていました。
『狂犬病の注射時期だから、こんなに多いのかな?』
今朝、「伏せ!」の練習を2人にさせてみました。
ザラは3回目には、1人で「伏せ!」ができました。
バニーは5回目くらいで、どうにかできる様になりました。
これからも、毎日「お座り!」「伏せ!」の練習に励みます。
2人が新しい事を覚えて、できる様になってくれると、私までが嬉しい気持ちになって・・・『学ぶって楽しいな。』って思えます。
2人も「楽しい!」って思ってくれていると、嬉しいです。
<コデマリ>
「ザラちゃんはワクチンを打ったので、今日は1日大人しくさせてください。」
って先生に言われたので、ザラは寝かせています。
でないと、ずっと2人で闘い続けます。
なので、バニーとザラの写真がありません。
お庭の木々達を写してみました。