「あった、あった。 やっぱりここにあったぞ」
「これも美味しそうだし、あっちも捨てがたいな」
「1つだけと言わずに、出来るだけ沢山持って帰ることにしよう」
「色々な場所を食べ泳いだけど、ここのが特に美味しいんだ」
まんぼ~の視線の先にあるのは、食べごろになったココナツ。
ヨイショ、ヨイショと、引っ越しのようにココナツを持ち運ぶ作業
を何度も繰り返しています。 なんとも欲張りですね。
持って帰れなかったココナツは、また次回にするようです。
誰にも見られていない・・・。 はずでした。
ところが、持ち運ぶ様子を空から眺めていたカモメが周囲の仲間に
言いふらし、そのウワサがイルカ君の耳にも入ることに。
「まんぼ~君、小島からココナツを盗んでるらしいね」
「食いしん坊とかセコイとか、見栄っ張りとかはいいけどさ、泥棒
は最低だから絶対にやめよう」
「そんな方法で手に入れたココナツなんて美味しくないでしょ」
「友達だからこそ、ハッキリと注意をしておくからね」
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