※ 塞翁が馬（さいおうがうま）
不運に思えたことが幸運につながったり、幸運に思えたことが不運に
つながったり、どちらに転じるのかは予測がつかないもの。
ですから、目の前の出来事に振り回されて、喜んだり悲しんだりする
べきではないとの教えがあります。
何が良かったのか、何が悪かったのかは、後になってみないと分から
ないのですから。
塞翁が馬については、意味が良く分からないといったことも聞かれる
と思いますので、まんぼ～なりの塞翁が馬をお届けします。
おそらく、このような感じの意味なのでは。
ある日、まんぼ～さんの可愛がっている青い馬が逃げてしまいました。
それは最悪だねと友達は言いましたが、まんぼ～さんは必ずしも最悪
だとは限らないと思いました。
数日後、逃げたはずの青い馬は沢山の仲間を連れて、まんぼ～さんの
もとに帰ってきてくれました。
それは最高だねと友達は言いましたが、まんぼ～さんは必ずしも最高
だとは限らないと思いました。
仲間になった赤い馬にまんぼ～さんが乗っていたところ、峠道で転倒
してガソリンが漏れてしまいました。
それは最悪だねと友達は言いましたが、まんぼ～さんは必ずしも最悪
だとは限らないと思いました。
見つけたガソリンスタンドで赤い馬にガソリンを入れ終えると、タッチ
パネルのスロットマシンが大当たりになりました。
それは最高だねと友達は言いましたが、まんぼ～さんは必ずしも最高
だとは限らないと思いました。
良く見ると赤い馬はケガをしていたので、大当たりの景品を持ち帰る
ことは難しく、山道を歩いて帰ることになりました。
それは最悪だねと友達は言いましたが、まんぼ～さんは必ずしも最悪
だとは限らないと思いました。
クタクタになったので休憩していると、足の速い黒い馬がまんぼ～さん
の仲間になってくれることになりました。
それは最高だねと友達は言いましたが、まんぼ～さんは必ずしも最高
だとは限らないと思いました。
閉店までに景品を受け取るために、まんぼ～さんが大急ぎでガソリン
スタンドを目指していたところ、白い馬が追いかけてきました。
それは最悪だねと友達が言ったところ、さすがにまんぼ～さんも最悪
だなと思いました。
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