営業マン(記憶に残る人)

2022年12月08日 | その他

今回は、少し角度を変えた営業マンのブログです。

皆様のお勤め先にも、様々な業種の営業マンがお越しになるのでは
ないでしょうか。

何ごともなくお帰りになり、その後も特に強く記憶に残らない営業マン
が圧倒的に多いと思います。

私も同じような状況ですが、個性的な人や珍しいやり取りがあると、
いつまでも記憶に残るものですね。

ピンポーン♪ はい、どちら様ですか?



※ 沖縄県

沖縄県の観光を盛り上げるために、アロハシャツを着た営業マンが
お越しになりました。

まんぼ~は沖縄旅行を販売していないので、お帰り頂くことになり
ましたが、営業マンは手に持っているお菓子を渡そうとしてきます。

紙袋にドッサリと入っていたので、上司から全て配ってくるように
言われてるのかも知れません。

なんなら、配り終えるまで帰ってくるなと言われていたのかも。

ですが、沖縄旅行を販売していないのに、まんぼ~がお菓子だけを
受け取るのは違うような気がします。

・意地でもお菓子を渡そうとする営業マン
・意地でもお菓子を受け取らないまんぼ~

玄関で両者の譲れない戦いがあり、受け取ってくれるまで帰らない
と言い出したことで、こちらが折れてお菓子を頂きました。

その後に私が沖縄旅行に行ったので、お返しにはなったかな。



※ オフィスチェアー

肘掛けが無い方が楽だよね。 南国だから色はブルーでしょ。

オフィスの椅子が壊れたので、カタログを見ながらどれにしようかと
悩んでいた時のことです。

「そのようなご希望であれば、こちらの椅子が断然にオススメです」

オフィス用品の営業マンがオススメする椅子があるので、それを買う
ことにしたのですが、さらに営業マンがこのように言います。

「本当にこれで大丈夫ですか?」

オススメだと言うから買うのに、大丈夫ですか?って何なんだ。
そう言われると、大丈夫か心配になってくるじゃないですか。

まぁ、今のところは大丈夫ですけど。



※ 買う気はないです

「まんぼ~さん、何か必要なものがあれば言って下さいね」

まぁ、そう言われても大抵のものは間に合ってますからね。

強いて言えば、カタログに載っていたカウンターが欲しいですけど、
青と緑しかなかったですし。

ドアに合わせた茶色のカウンターがあれば買いますけど、ないもの
は仕方ないです。(存在しない色を言っておけば買わなくて済むな)

「あぁ、そうだったんですね」

「あのカウンターは前のパネルだけを交換することが出来て、茶色
のラインナップもあるんですよ」

「カタログには載ってませんけど」

えーっ! なくていいのに・・・。
じゃなくて、そうなんですか。茶色があるなんて良かったな。

そんな流れで、買わざるを得なくなりました。



※ ファッション

何度かお会いしたことがある営業マン。

どこで買ったのかな?と思うような柄のスーツに、あまり営業マンが
しないようなサングラスをしています。

話をしてみると普通の人ですが、その特徴的な外見にばかり意識が
いってしまい、なんとなく怖い印象なんですよね。

営業先で配るために、自分の出身地や趣味、特技等をまとめたA4
サイズのプロフィールをいつも持ち歩いています。

何か思うところがあったようで、最近になってプロフィールのデザイン
を大幅に変えてみたのだとか。

変えるのは、ソコじゃないような気がする。



※ 覚えてない

お世話になりました。
担当の部署が変わっても頑張って下さい。

最初にお越し頂いた日のことを鮮明に覚えてますよ。

たしか、ここに来る途中でホームラン級に道に迷ってしまい、海まで
クルマで行ってましたよね。

「いや、覚えてないですね」

やっと到着したと思ったらパンフレットを会社に忘れてて、上司から
凄い勢いで怒られてましたよ。

「いや、覚えてないですね」

他の営業先にいる仲間がトラブルになって、ドラマのように大急ぎで
助けに行ってたじゃないですか。

「それは覚えてます」

自分のカッコいい登場シーンだけは覚えているようです。



※ 独特の営業スタイル

「ヨロシク」

数ヵ月に一度やってくる元気のない営業マンは、俯きながら小声で
それだけを言い、カウンターに名刺を置いて帰ります。

滞在時間にして、10秒もあるかないか。
用事があれば連絡して下さい。ってことなのかな。

私なら話だけでもきいて欲しいと思うのですが、そんな気は皆無の
ようで、ただ名刺を置いて帰るだけなのです。

この営業スタイルはアリなのかな?と疑問に思いつつ、そんなこと
が何年も続きました。

まともに会話をしたことがありませんし、何の営業マンなのかも良く
分からないのですが、カウンターに残されていく名刺を見て、ある
ことに気付きました。

どんどん偉くなってる。

いつの間にか係長さんになってるし、気が付けば課長さん。

今頃は役員さんになっているのかも知れません。



頂いた名刺を見返すと、このような営業マンを思い出しました。

人材派遣や印刷会社、広告関係やウェブ関連、証券会社などなど、
色々な営業マンがいらっしゃいます。

その数は、日本の人口の約1割にもなるとか。

雨の日も風の日も、靴底を擦り減らしながら、名前だけでも覚えて
下さいの精神で、沢山の営業マンが活躍しています。

次回は、どんな営業マンがお越しになるのかな。




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