日曜日、夜半から雨が降ってきました
昨年から行ってみたいと思っていた芝桜見物に行くことにしていたのに・・・
でも、雨ではどうしょうか・・・朝食をとりながらずいぶん悩んだんですが・・・
調べてみると、そこでは、芝桜以外にも興味をそそられるものがあったりするので
晴天の日に行くことにして、せっかくおばあちゃんに出かけることを
宣言してあるのにもったいない ということで、
少し前にdanceinlondonさんが書いていらっしゃった 白州邸 に行ってみました
町田市でも今では、茅葺の屋根は見ることもない
様変わりしたその中にひっそりと静かな佇まいを見せている
今日のタイトル【武相荘にて】をクリックするとMaus Onします
白州邸は白州次郎・正子夫妻が終戦間じかに食糧難を予測して農家を探し、
茅葺の農家が点在するのどかな町田の地に家を求めたという
武蔵と 相模の境にあるこの地に因んで、さらにご主人の一捻りしたい気持ちから“無愛想”をかけて
名づけたというエピソードも・・・
そして、“武相荘” と名づけられ60年の永きに渡り住んでいたところです
しかも、武相荘とそれを取りまく環境はまったく変えずに・・・
このご夫妻の偉業も “武相荘” の中で紹介しています
二人とも上流階級に生まれ育ち、桁外れに恵まれた人生をおくられました
展示されている数々の写真からもそのことをうかがい知ることができました
公開されている母屋を見せてもらうことに
古い農家を、自分たちの住みやすいように何度となく間取りは目的に応じた改装を加えたという
しかし、佇まいは元のままに、心豊かに暮らしていた様子がわかります
桁外れた裕福な環境とは、そのいくつかをご紹介すると・・・
ケンブリッジ大学に留学中、所有していた車はベントレーとレーシングカーのブガッティ(レースに熱中していたという)
新婚旅行には、父親から結婚祝いにもらったイタリア車ランチア・ラムダでハネムーンツーリングとか・・・
この車、サラリーマンの年収の25年分だという
でも一番の贅沢は、この家であり、庭であるこの豊かな環境だと思います
お金を使った贅沢も知っている上での、本当の贅沢なんだと思う
妻の正子は、当代一の目利き“ほんもの”を知る唯一の人といわれている
私も、いつの日かこんなところで静かに暮らしてみたい気がする
昨年から行ってみたいと思っていた芝桜見物に行くことにしていたのに・・・
でも、雨ではどうしょうか・・・朝食をとりながらずいぶん悩んだんですが・・・
調べてみると、そこでは、芝桜以外にも興味をそそられるものがあったりするので
晴天の日に行くことにして、せっかくおばあちゃんに出かけることを
宣言してあるのにもったいない ということで、
少し前にdanceinlondonさんが書いていらっしゃった 白州邸 に行ってみました
町田市でも今では、茅葺の屋根は見ることもない
様変わりしたその中にひっそりと静かな佇まいを見せている
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白州邸は白州次郎・正子夫妻が終戦間じかに食糧難を予測して農家を探し、
茅葺の農家が点在するのどかな町田の地に家を求めたという
武蔵と 相模の境にあるこの地に因んで、さらにご主人の一捻りしたい気持ちから“無愛想”をかけて
名づけたというエピソードも・・・
そして、“武相荘” と名づけられ60年の永きに渡り住んでいたところです
しかも、武相荘とそれを取りまく環境はまったく変えずに・・・
このご夫妻の偉業も “武相荘” の中で紹介しています
二人とも上流階級に生まれ育ち、桁外れに恵まれた人生をおくられました
展示されている数々の写真からもそのことをうかがい知ることができました
公開されている母屋を見せてもらうことに
古い農家を、自分たちの住みやすいように何度となく間取りは目的に応じた改装を加えたという
しかし、佇まいは元のままに、心豊かに暮らしていた様子がわかります
桁外れた裕福な環境とは、そのいくつかをご紹介すると・・・
ケンブリッジ大学に留学中、所有していた車はベントレーとレーシングカーのブガッティ(レースに熱中していたという)
新婚旅行には、父親から結婚祝いにもらったイタリア車ランチア・ラムダでハネムーンツーリングとか・・・
この車、サラリーマンの年収の25年分だという
でも一番の贅沢は、この家であり、庭であるこの豊かな環境だと思います
お金を使った贅沢も知っている上での、本当の贅沢なんだと思う
妻の正子は、当代一の目利き“ほんもの”を知る唯一の人といわれている
私も、いつの日かこんなところで静かに暮らしてみたい気がする
白州ご夫妻の住まいは素晴らしいところだったんですね。初めて知りました。やはり人間は住まいを選ばなければいけないということでしょうか。
建造物や庭、それに花鳥風月と一体となった環境が人間の精神や思想の形成に大きな役割を果たすということなのか、逆にそうした精神や思想の方はそれにふさわしい住まい環境を選らぶということなのか。凡人でも、少し考えさせられますね。人は、本能的に「背山臨水」といった環境に心の安らぎを感じるということを何かで読んだことがあります。そういうことを考えると、ウサギ小屋のようなわが家では、現状も止むを得ないと、変に納得しちゃいました(笑)
そして住まいだけでなく、住む街が大切ですよね。京都、鎌倉のような歴史と伝統のある街、信州のような自然の美しい国に住みたいという願望がどこかにあります。mammyさんはいいですね。田舎があるから。
心のあり方って、大切ですよね。
自分の意思でどのように暮らすか、自分の人生をどのように創るか・・・共通するものを感じます。
さらに、昨日は三渓園にも足をのばしてみました。
三渓園もかつては個人の住まい。
yoshiさんの家はウサギ小屋ですか?
私の家は、マッチ箱(知人曰く)、庭はねこの額なので、やっぱり何年か後には・・・
白州さん達は此処で過ごす時間にお金をかけたんでしょうね
それにしても、凄いお屋敷ですね。
萱葺き屋根のりっぱさは さすがですね
今では 屋根の葺き替え技術も大変なことでしょうね 継承できる人たちを育ててほしいものです お屋敷と呼ばれるには 中に住む人となりも一流なのですね 機会がありましたら見学に行きたいですね
もう取り戻すことができない時間。
これから、どんな時間を過ごすかですね。
幼い頃から裕福に育ったお二人の60年間の暮らしを垣間見た思いがしました。
それにしても、こんなにゆったりと暮らせたらどんなにかいいでしょうね
小さい頃、実家の周りには茅葺き(藁葺き)の建物がまだ沢山残ってたんです。
でも今は職人さんもいなくなり、茅(藁)を調達するのもままならなくなってるようで。。。
仕方なく上から銅板を乗せてしまった家もあります。
心豊かに…これが1番ですね。
話に聞いて、行ってみたかった場所だったんですが、こうしてmammyさんの取ってきて下さった写真を見ると、私が予想していた以上の規模と独特の雰囲気に驚いています。白洲正子自伝ではちょっとした農家を見つけて疎開した…という感じだったのでこんなお屋敷だとは思いませんでした。ますます行ってみたくなりました。
雨に濡れた庭石畳、竹林〔竹の子も~〕、萱葺き屋根、あ~日本に帰りたくなっちゃいますー。
mammyさんのブログは写真が素適で、Maus onでも楽しめて、いつも流石だなーって感心してます。
こんな庭があったら、草取りが大変でしょうが
“欲しい”と思いました
茅葺屋根の吹き替え作業は、材料の調達から始まり大変な作業だと聞いています。
こんな環境を保存することは大変なことなんだと思います。
面白かったという表現が適切ではないかもしれませんが、人物像については詳しく知らなかったのですが、展示されている資料など興味深いものがたくさんありました。
あのたけのこ(どうして取らないのでしょうネ?)についてのエピソードもありました。生えているそのままを焼いて調理するととても美味しいのだとか・・・
でもそのまま焼いてしますと、竹林までだめになってしまう。どちらをとるかなど・・・
結局は竹林を守るのですが、私の常識では対応できないことばかりでした。
私も、【白州次郎の流儀】【白州正子“ほんもの”の生活】2冊の本を買ってきました。
おかげ様で、楽しませていただきました