マルソータの道楽日記

東京湾・相模湾の沖釣りと釣り魚料理のブログです。今日も皆様の大漁をお祈りしています。

2011年10月1日 アカムツ釣り 捨てる神あらば拾う神あり 寒猫根

2011年10月02日 | アカムツ釣り
西に捨てる神あらば、東に拾う神あり。

前週、西の果て遠州灘で天秤もろとも玉砕した記憶も覚めやらぬ10月1日、まるかつさん主催のアカムツ仕立て船に載せていただきました。

メンバーはすずきんさん、いとうちゃん、かんこさん、汐留漁労長さん、汐留Jrさん、うぞっさん、マイキーさん、たけぞーさん、Jinさん、れれこさん、おぶやん、たー坊さん、たかちゃん、私の15名。

大ベテランまるかつ大将、アカムツスペシャリストうぞっさんほかそうそうたるメンバー、自分まで魚が回ってくるか不安になります。一人坊主だったら、当分立ち直れそうにない・・
マイキーさんにはうぞっさんがついてるし、たかちゃんは生まれもって魚運強いし・・・

<船は仁徳丸>


19t大型船で15人のせても釣り座には余裕があります。こういう釣りは祭り必須なので、仕立ては気が楽です。
釣り座はくじ引きで左ミヨシになりました。

場所はアカムツの聖地カンネコ根、波崎港のほぼ間沖の航程1時間。風はやや強く、うねりがちと高いです。
仕掛けはオモリ150号、捨て糸1ヒロ、枝間1ヒロ、ハリス5号50cm、針ムツ16号の2本針。餌はサバ短(前日スーパーで仕入れたマサバ)と船宿支給のホタルイカのあわせ掛け。

水深140mで第1投しますが、なにしろ日ごろ胴付仕掛けなんてつかったことないので、やりにくいことおびただしい。他のみなさんはなれた手つきでオモリをポーンと投げ込んでいますが、こちらはそろそろと針を引っ掛けないように真下に落とすだけ。
ともあれ着底し、タナを取っていると、反対絃のマイキーさんから電動の音が。

船中1号はマイキーさん、

<うれしい船中1尾目>



そうこうしているうちにわたしにもクンクンとあたりがありますが、引きが弱く、本命ではなさそう。
一応、美人中乗りさんにタモを用意してもらいますが、あがったのはオキメバル(ウスメバル)の27cm。これだって、沖の瀬あたりで釣れば充分ありがたい獲物なのですが、ここでは外道。

2投目にさっきより力強いあたりがあり、合わせをいれると確かな重量感。巻き上げを開始しても断続的に引き込みがあり、これは本命か?
中乗りさんが来てくれて、姿を現したのは赤い宝石。姿を見てからあせってしまいなかなかタモに入らない・・・
なんとかタモ入れしてもらって、30cm級の本命を取れました・・

針をはずす手が震える・・・今まで300回以上も船にのり、5000尾近い魚を釣ったけど、この感動はなんだろう・・
前回が完ボだったためか余計にうれしい。

<うれしい1尾目>



それからはもう、船中アカムツ祭り。

<たー坊さんも>

たー坊さんは絶好調

<すずきんさんも>

いつもはずさないすずきんさんも今日はお祭りで苦戦してましたが、11時過ぎに顔みてほっと一息。

<おぶやんさんれれこさん夫妻>

2人で9尾。いつも面白いブログをたのしませていただいているれれこさん。
初めてお会い出来ました。ちょっとイメージとちがったかな?
次の釣りがんばってください。ひょっとしたら同じ沖に浮いているかもしれません。

うぞっさんにはアカムツの釣り方は勉強させてもらってます。


<本日>
アカムツ 28~34cm 6尾
オキメバル(ウスメバル) 22~28cm 3尾
ユメカサゴ 2尾
マサバ 44cm 1尾
マアジ 35cm 1尾
ゴマサバ 数尾 リリース

<船中>
アカムツ 25~42cm 0~7 ゼロはひとりだけ。
ほか、オキメバル、サバ、アジ、シイラ

<赤い宝石でシンクは真っ赤>


<ウスメバルとユメカサゴ>

これだって相模湾では高級魚です。

釣れたアカムツは全部下針でした。上にもいるのだろうけど、基本は底すれすれをキープすることでしょう。
うねりで船が下がった時にオモリが底に着く程度にタナをきり、海底の起伏に追従するようにタナを取っていれば
魚の方から食ってくる感じです。捨て糸は最初1ヒロでしたが、1尾目を釣ったあと、アタリがでないので50cm詰めて1mにしました。
釣座がミヨシで上下動が多いので、底をキープするために短くしたのです。
それから水中ランプは最初からつけず、ビーズ類も途中ではずしました。そのためかサバの被害もごく少なかったです。
サバ多いときは針一本でもいいかもね。

主催のまるかつ大将、うぞっさん、運転してくれたたー坊さん、ご同船の皆様、ありがとうございました。
船中、道中の会話も楽しく、高級魚に恵まれ、文句なしに今期最高の釣りでした。