マルソータの道楽日記

東京湾・相模湾の沖釣りと釣り魚料理のブログです。今日も皆様の大漁をお祈りしています。

オニカサゴ釣り ああ、かんこ様

2012年09月23日 | オニカサゴ釣り
外房大原までオニカサゴ釣りに行ってきました。
またまた たー坊さんと一緒です。これで5週目かな?
ちなみに来週も一緒です・・・・

船宿は乗り合いで出している春日丸さん。


<道具立て>



竿:ディープクルーザー 150号-200cm
リール レオブリッツブル 500 PE5号400m
オモリ 200号 片テン ハリス6号 3本針全長2m 途中上から50cm 125cmのところに三つ又サルカンでエダス40cmを出す。

出船前に船長から「昨日は潮がやはかった」との話。
航程約一時間の場所について道具を落とすと、船長のいう水深より+5mぐらいで着底。たいしたことないと思っていると次にたなをとるときは+10m、その次は+20mとどんどん糸が出て行きます。

それでもアタリは多く、なんどかタナ取りしているとクンクンといいアタリがあって本命かなと思いましたが、途中で暴れだし、1.5キロのメダイがあがりました。


船中いくつか1キロ~1.5キロぐらいのオニもあがりますが、わたしの竿にはあたりなし。

なんとなくダメかなと思っていたそのとき、いきなり竿先がガンガンと入りました。
アタリを見ていた船長が、「こりゃ、サメだ~」といい、自分でも、早々とサメ、サメ、と宣言して巻上げ開始。
30mぐらい巻くと、ガンガン首をふる繰り返しで、海面から70mをきったあたりからそれもだんだんおとなしくなりました。

やがてぼうっと海中に赤い魚影がうかび、アカエイかと一瞬おもいましたが・・・・・

あがったのはかんこ様でした。

<巨大かんこ>


サメだと思って誰もタモを用意していませんでしたが、かんこ様はあばれることもなく、なんなくタモとりできました。
船長や隣の人は4~5キロあるといっていましたが、目見当で3キロあるかないかぐらいと思いました。

その後潮が早くなってタナを取り直すと道糸が止まらず、最初に底立ちをとった一瞬が勝負というシビアな釣りになり、オモリを150号×2連の300号相当にしても、この状況はかわることなく、魚はあがりませんでした。

たー坊さんや隣の人は2回、3回と底立ちが取れたようなので、この原因は全く不明。ちなみに道糸の号数は同じでテンビンも同じぐらいのサイズでした。

<本日の釣果>
ウッカリカサゴ(かんこ) 2.8キロ(54cm)
メダイ 1.2キロ 1尾
ユメカサゴ 25cm 1尾




<船中釣果>
オニカサゴ 1~1.5キロ 0~2本
ウッカリカサゴ、ユメカサゴ、アヤメカサゴ 少々。
メダイ 1~1.5キロ 少々。

てなことで船中一人坊主を食らってしまいましたが、実は巨大かんこは前々から釣りたいと思っていた魚だけに、満足の釣りでした。
このサイズのカサゴ類を釣ることはもうないでしょう。
春日丸さんは船長、中乗りさんも親切でとてもいい船宿でした。
また、潮がゆるいとき行きたいですね。

<ウッカリカサゴ>
1978年に記載された比較的あたらしい種です。
オキカサゴ、カンコなどと呼ばれ、カサゴの仲間ではもっとも大きく成長する種の一つです。記録個体は60cm、3.9キロのものがあるそうです。





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18 コメント

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Unknown (すずきん)
2012-09-23 15:30:05
ナイスサイズですね。
カンコってあまり美味しい魚のイメージが無いのですが、マルソーダシェフの腕でどうなるのか楽しみです。
お疲れ様でした。
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デッカイですね~ (汐留の漁労長)
2012-09-23 17:03:07
マルソータさん お疲れ様でした。
船宿さんのHPにマルソータさんらしき人が
でっかいカンコもって写っていらいました。
やはりご本人でしたね♪
食べがいがありそうですね。
以前、好調だった不肖の長男が勝浦で上げました。
2~3日寝かせるといいらしいです。
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Unknown (Colles@ブログ仮営業中)
2012-09-23 20:53:40
こんばんは。

デカいウッカリカサゴですね~
これだけ大きいと迫力があります!

カンコは寝かせて火を通して食べるのがよさそうです。生食だと少し旨みに欠ける面がありますんで…
調理法を選べばかなり美味しい魚ですよ。
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すずきんさん (マルソータ)
2012-09-23 22:18:28
コメントありがとうございます。
オニやアカムツを日常的に食べているとよほどの高級魚でもないかぎり、「あまり美味しくない」という評価になってしまうでしょうね。このかんこはすべて洋食にしましたけど、切り身をつまみ食いした感じでは、充分寝かせれば刺身でもいけると思いました。
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汐留の漁労長様 (マルソータ)
2012-09-23 22:20:37
コメントありがとうございます。

ここまででかいと食べ出がありますね。
料理はこのサイズの白身魚でないとできないものにしました。大きな切り身が必要な料理です。
オニでは記録個体を釣らない限りできないものです。
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Collesさん (マルソータ)
2012-09-23 22:24:10
コメントありがとうございます。

船長も「最近では見かけないサイズ」とのことでした。
勝浦沖あたりにはまだいるようですが、このサイズが釣れたのは全くの幸運です。
釣る前から、もし釣れたら作る料理は決めていて、実際に作ったらイメージ通りの味に仕上がりました。
食べ方しだいで実に美味しい魚ですよ。
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Unknown (あかべー)
2012-09-24 05:17:06
でかいですね~♪
どんな料理になったんでしょ。
本命の顔みられなかったのは残念でしたが次回に^^v
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Unknown (アッキー)
2012-09-24 06:58:12
立派なカンコですねぇ~。
1kgくらいのしか釣ったことありません。
釣った時は膨張したようにデカく見えるので、ボウチョと呼ぶ船長もいました(^^)
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鍋が一番 (まるかつ)
2012-09-24 08:25:14
以前から釣ってみたかったのであれば、念願かなって良かったですね。おめでとう!
かんこは身が硬いですから良く寝かせた方が良いです。それも捌いて柵にしてからラップで包み寝かせると熟成が早まりますよ。
一番のお勧めは鍋、昨日あたりからぐんと涼しくなりましたのでちょうど良いのでは。
洋風のブイヤベースなどもイイですね。
あとはバターとの相性がとても良いですよ。
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Unknown (かんこ)
2012-09-24 11:04:17
でかいですね、
カンコさまって言うから私のことかと思ってしまいましたよ。

魚そのものの味は淡白だから
かなり寝かして火を通せば美味しく食べられますね。
春日丸も良い宿ですね、
大原の鬼退治楽しみにしてますよ。
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おっきい~ (きよりん)
2012-09-24 12:09:55
本命はダメだったけど、大きなカンコですね
おめでとうございます。
カサゴ類って成長が遅いらしいけど
これくらいになるには何年かかったのかな・・・
長い間海の中で生き延びて賢くなったのに
マルソータさんの美味しそうな餌には勝てませんでしたね(笑)
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あかべーさん (マルソータ)
2012-09-25 07:09:24
コメントありがとうございます。

たいした料理ではないですよ。
オニはまた釣ればいいから。
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アッキーさん (マルソータ)
2012-09-25 07:10:47
コメントありがとうございます。

このサイズは珍しいらしいですからね。
浮き袋が膨らむので余計にでかく感じられると思います。
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まるかつさん (マルソータ)
2012-09-25 07:12:47
コメントありがとうございます。

3キロ近いのがたまにつれるのは知っていて、そのうち釣れたらいいな、と思っていましたが、予想外に自分のさおにきました。
船長が大原でも最近は珍しいといっていました。
平日は料理できないので、寝かす前に食べちゃいました。
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かんこさん (マルソータ)
2012-09-25 07:14:45
コメントありがとうございます。

大原のオニ退治楽しみなんですが、今回みたいに潮が早いとどうしようか心配ですね。
この日は5人でしたが、投入のたびに祭りでした。
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きよりんさん (マルソータ)
2012-09-25 07:17:02
コメントありがとうございます。

相模湾でも40cmぐらいのはたまにつれますけど、でかいのはいないようですね。
このかんこは針を2本加えていました。
貪欲なんですね。今まではたまたま、自分の前に針が来なかったのでしょう、
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Unknown (たー坊)
2012-09-25 12:33:29
こんにちわ。
コメント入れたつもりが・・・^^;
先日はお疲れ様でした。
しかし、でかいカンコでしたね~
どんな料理になるのか楽しみですよ。
また、宜しくです。
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たー坊さん (マルソータ)
2012-09-26 07:09:59
コメントありがとうございます。

いいかんこでした。
身がいっぱい取れましたよ。

料理は期待しないで。
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