百合とオレンヂ城Ⅱ

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ジェミニ・ナイヴ

2006-06-03 20:19:00 | 日記
■ジェミニ・ナイヴ

ライトノベル、メガミ文庫
 きむらひでふみ・著
 後藤圭二・挿絵
 
 
 コクーンちゃんは熱心なファンを抱える
アイドルタレント。
 
 歌にダンスに女優業お笑いからちょっぴり
危険なレポーターだって平気でこなしちゃう
バイタリティ。
 
 メガネのないメルクルディのよう。
 
 いつも傍らにいる美女は芸能マネージャー
のクリサリスさん、忙しいコクーンちゃんの
スケジュール管理はもちろんコクーンちゃん
を守るのも彼女のしごと。
 
 空中に浮く無人のカメラボールを駆使
して二人でいろんな惑星を渡り歩きます。
 
 みんなに秘密のその正体は?
 みんなに秘密のその正体は?

 実はアイドル稼業の陰に隠れて
銀河系の仕事人「ガンビット」の一員として
任務を遂行するのです。

 と小説には書いてあります。


クリサリスさん、は二挺の「Bマネージャー」
というトンファーみたいな万能ツールの名手、
で黒髪のメガネ美人さん。
 
 大人びた外見ですが、まだ少女らしい
かわいらしさも残すおねいさん、です。
 
 あとクリサリスさんは無人カメラボールに
名前をつけるのもかわいいっす。
 
 クロウラー号こと宇宙龍のクロちゃんと
話す能力がありますが、作者のきむらひでふみ
先生は二人の話し方にも差をつけて、さりげなく
伏線をはっていました。
 
 「そういえば話し方がちがう」と
後で驚いたほどです。
 
 
 コクーンちゃんはきゃしやな体つき、ですが
どんな仕事でもこなすバイタリティの持主。
 
 明るい笑顔、瞳の中には強い意思のやどる子
です。黄緑色の髪、カチューシャが少女特有の
あどけなさに、マッチしてカワイイです。
 「化ける」というか幻像変身の使い手。 

 
 タイトルのジェミニ・ナイヴですが某人から
コクーンとクリサリスが双子だからジェミニ、
という指摘がありました。
 
 二人は血がつながってるという描写は
ありません。
 
 ですが「笑う」行為に「ふたつの意味がある」
ところは二人とも、よく似ていると思います。

 
 よく考えるとコクーン、クリサリスと
宇宙龍クロちゃんとの出会いはヘビー
ですよね。
 
 クロちゃんは宇宙でひとりぼっちで寂しくて。
人に兵器として作られ廃棄され見つかると
始末されてしまいますが、もともと人に
なつくよう作られており、誰かのそばに
いたい、でも人に近づくと殺してしまう
、でも一緒にいたい
という二律背反に苦しんでいます。
 
 このような二律背反な思いに悩む
作られた存在というテーマは
「2001年宇宙の旅」のHAL9000
「超時空世紀オーガス」の少尉
などなど繰り返し語られてきた
テーマなのでしょう。


 傷つけたくないのに傷つける
ってクロちゃんかわいそう、
 
 寂しいから宇宙船に近づいたら
大破して金属とガスのかたまりに
なってしまい、幼いコクーンちゃんと
クリサリスさんの両親も亡くなり、
二人は脱出ポッドで漂流してるところ
をクロちゃんに拾われます。
 仲良くなった三人(?)ですが、

 コクーンちゃんは両親の事故の真相
を知ってるし!
 (クロちゃんのせいでなくなった) 
 なんで自爆スイッチまで付いてるんだよ?
 あとお父さんが仕事人(ガンビット)
だったみたいですね。
 
 
 暗い過去はおいといて
コクーンちゃんはアイドルなのですよ。
 
 コクーンちゃんだけでなくクリサリスさんも水着
とかでもっとサービスサービスですよね。
 コクーンちゃんもかわいいですがw
 もっと着替えてコスプレして、笑ってね♪
 とろけるような笑顔でかわいい声でレポートしてね♪

ところどころキディグレイドと似たような単語が
ありますが(ワープゲイトとか)世界観はキディと
同じだと思います。
 つまりボトムズとメロウリンクと似たような関係ですw

 
 コクーンちゃんの仕事仲間、
 ベムバグコンビさんも良い味だしてます。
 
 コクーンちゃんとクリサリスさんは、
ガンビットC列だからイニシャルがCなのですが
 Bさん達もよくBだけでまとめたもんです。

ベムバグ、ビューティ&ビースト
ブレイブ&ボールドとか。(あだな)
 
 キディのアールヴさんみたいな毒はなさそう
ですがベムバグコンビは井上さんの声が
聞こえてきますw
 
 外見よく似てるので。
 
  ちなみにコクーンちゃんは水橋かおりさんの声です。

ベムバグコンビですがビューティ&ビーストは
美女と野獣からきてるしベムバグは語呂がいいから
そう並べたんでしょうね。
 
 バグベムだと変、ビースト&ビューティだと
野獣と美女になってしまいます。

「エレガントではありませんわ」
 
 と某方も言いいそうですw

ジャン・クロード・ヴァンダム

2006-06-03 19:46:52 | 映画
 映画俳優紹介シリーズ第一弾(2はあるのか?)
ジャン・クロード・ヴァンダムです。

 関根勤も言ってますがジャン~は不遇時代
イスをニ脚ならべて、その間に足を広げて
プロデューサーと話をしチャンスをものにしたとか。

 庄司卓先生の「ヤマモトヨーコ」シリーズでも
映画ファンの松明屋紅葉が好きな俳優が
ジャン・クロード・ヴァンダムだったりします。
 
 日本人にはジャン~が、プリンセス天功の
元ダンナとかプレデターの中に入っていた、
(三日でクビになったとも)
などの話がちと有名です。
 初のメジャー作(?)「ハード・ターゲット」
は監督・ジョン・ウー(呉宇森)
(男達の挽歌、フェイスオフ、ブロークンアロー、
ウィンドトーカーズペイチェック)です。
 R・O・Dのハトの名前もジョン・ウーでした。
 プロデューサーがサム・ライミ(スパイダーマン)
という豪華なメンツでした。
 ハードターゲットは「ジーザス」(七月鏡一)
でも引用されました。ヒントは弓、矢じり。
 
 ジャン・クロード・ヴァンダムはわがままらしく
ジョン・ウー監督はかなり苦労したらしく、
ウォン・カーファイ(王家衛)に電話で
「ヴァンダムがひどいんだ」と泣いたとか。
 
 しかしすごい二人が電話してますよねw
ジョン・ウーの電話の相手がウォン・カーファイ
かよ!!

 最後にサム・ライミのある一言で締めたいと
思います。
 「最近息子がポケモンと遊戯王にはまって
いてね。ボクの当面の敵はポケモンと遊戯王
だね(笑)」
 スパイダーマンの監督がポケモンと遊戯王
知ってるのかよ!?