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IMFラガルド専務理事「いかなる通貨安競争に賛同しない。」

2013-07-11 01:41:17 | 経済
7月10日IMFの調査局長のブランシャールさんの
「アベノミクス」は世界経済の新たなリスクと指摘した。

主なリスクは3つ
>中国の金融システム不安
>アベノミクス
>米国の量的緩和政策の縮小

このニュースの影響で東京市場は午後から急降下的に値を下げた。そして
取引終了間際に値を戻して前日比が-50円で取引をおえました。

7月に入りこれまで好調を維持してきた日本株式、ここに来て晴天の霹靂が
訪れました。夏場には15000円代に届くとする楽観的な見方が有力であるが
7月の参議院選挙前での値下がりが常々懸念されていました。

その具体性が意外な所から出てきました。IMFです。これまでIMFは
安倍政権のアベノミクスを容認する構えでしたが、つい先日に円相場が101円代に
入り、大幅な円安の傾向が顕著に表れた為なのでしょうか?

ラガルド専務理事の云う「いかなる通貨安競争に賛同しない。」という姿勢を体現化した
調査結果だと思われます。

為替相場も株式と同様に値動きが激しい一日となりました。
IMFの円安の基準は101円代と目安を持って考えていた方がいいかもしれません。

しかし株式の心理戦としての考えからは他の2つの問題に並列的に扱われる為
アベノミクスの心配要素が経済の世界的な視野が拡がると共に大きくなるのである。もしも
ここで海外投資家が手を引く準備でもしようものなら7月の暴落の不安が更に加速する

問題は参議院選挙が今月の21日ですので、その前日の20日に月締め決算を
行う予定の投資家やヘッジファンドはどのような結論を出すのでしょうか?

海外投資家も日本株でずいぶんと儲けたらしいので少しは手心を加えて見逃してもらえない
だろうか、少なくともこの経済政策は9か月間は好景気が続くものと言われておりますので
まだまだ、アベノミクスの先の経過を見てみたいものです。



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