悠久の時を経て

「美しく大きく丈夫なオオクワガタ」このテーマを担う血統作出目指した飼育記録をメインに、気儘な話題を書いていきます。

オオクワガタ血統表作成

2011年10月24日 23時57分16秒 | オオクワガタ検証等

昨日は10キロのマラソン大会に参加しました。

「グリーンリボン Running Festival」

 

なんとこの大会は国立競技場のトラックを走れるんです!

そうです気分はトップアスリート

10キロの部、参加者は約2,000人 

スタート前には風船のバルーンを飛ばします!

 

 

 

 

しかし改めて思うにマラソンというスポーツは正直ですね。

練習した結果しか返ってこない。

大会だからと意気込み「いつも以上の力を!」と思って

挑んでも無理です。

 ですが逆に練習を積めば積んだだけの結果(記録)がついてくる。

そこは魅力のスポーツです。

年齢もそれほど関係がありません。

 

しかし私の今の状況では、練習時間は取れず疲れも蓄積されている。

やはり仕事優先の働き盛りです。

無理は禁物です

 

今の実力値を知りました。

 

タイムは遂に自己ベストから10分以上遅くなり、

2年前からも3分以上遅いタイムでした。

 

ですが2ヶ月後に再び10キロ。

4ヶ月後にはハーフマラソンに挑戦します。

体幹を鍛え直し、もう少し体力と若さを取り戻したいですね。 

 

 

 

 

さて昨日はマラソンから帰った後、我が家で今期の血統表と、

来期の血統表を作成していました。

shimaさんの血統表を参考に、メルリンさんの血統は

「メルクワ・ギネスの道」から、

遡って調べ作成していました。

2003年まで遡れますね。 メルリンさんはさすが歴史を感じます。

 

2011年4番血統 血統表

 

色々調べていると、ある種親の血統にサイズが大きくなる傾向があることが分かりました。

これについては、またどこかで記述させて貰うことにしますが、

私が考えるに、この個体を基準として設定し、その個体の血がどれ位の配合量であれば

優良ラインとなるか? 

 

来期検証出来たらなと考えています。

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血統と血の濃さについて

2011年10月12日 21時19分29秒 | オオクワガタ検証等

 

「丈夫で大きなオオクワガタ血統作出」を目的とした場合、

 果たして血の濃さはどれ位の配合量が適正なのか?

 

   

今回のテーマですが、我が家の目指すオオクワガタ血統について

漠然としたイメージがあるので、備忘録的に少し記述したいと思います。  

そもそも我が家のテーマは「美しく大きく丈夫なオオクワガタ血統作出」です。

 

 

今期はインラインブリードはやらずに、血統背景の確かなブリーダーさんからの固体による

「別血統アウトライン」を中心に掛け合わせました。

 

  

理由はイメージする哺乳類的観点から、血の濃さによる弊害を懸念したため。

大型血統である別血統同士を掛け合わせることで、テーマに見合う血統が誕生するのではないか?

 

 

 

具体的には、還元率が良く、♂兄弟の平均体長が大きい 

 メルリン2番♂をマツノインセクト5番♀と、

マサレッドKU-207♀と、shima1007・1-26♀をブリード。

それとやはり還元率の良いマサレッドKUー220♂と、

マツノインセクト41番♀をブリードさせました。

 

 

  

これには、羽化サイズについても各ラインの中で突然変異的に爆発力のある 

大型サイズが産まれないか?といった興味もありました。

 

  

ですが、あくまでもイメージ先行で漠然とした哺乳類的観点に基づく考え方。  

そもそも昆虫は哺乳類と違い、血の濃さによる弊害が出にくいようであり

 

逆に昆虫の場合には、ある程度の血の濃さが必要ではないか?

 

 

  

ちなみにサラブレットでいうところの奇跡の血量18.75% 

 インラインで4代目祖先(6.25%の血量)と3代目祖先(12.5%の血量)

が共通の馬となる場合、「4×3のインライン」という。

そのときの血量は6.25%+12.5%=18.75%となり、その配合比率では

 過去に幾多の名馬が産まれたとの事実が存在する。 

 

ですが、あくまでも縦のインラインによる配合比率であり、父方か母方の祖先か

 など詳細は良く分からず 

  

 そんな中、サラブレットにおける「血統配合論」について、少し調べてみると数多の血統理論が

存在することが分かりました。

 

 

その中で、笠雄二郎が著書「日本サラブレット配合史」において

同血クロスのインラインブリードについて着目した記述がありました。

  

 更に全兄妹のクロスより3/4クロスは、活力を増すという配合理論は非常に興味深い。

 

 

また、1/4異系とは、血統表の祖父母において、3頭が比較的似たタイプの血統で、残りの1頭

だけが異系血統(強くインブリードされていればなお望ましい)の場合に爆発力ある個体が

出現するとも述べている。

 

 

サラブレットでは、父と母が優れた成績を残していても、その両親から必ずしも優秀な仔が

誕生するとは限らない。 

競走馬からの遺伝は、父の血統と母の血統が共通する祖先(クロス馬)によってのみ作られる。

その意味から、父と母の血統が、相互に補完増強する関係にあることが望ましいと。

   

サラブレットに見る、血統固定化についての優位性。 なるほどです! 

来期は今年と違う考え方で挑み検証をしてみよう! と考えを改める私であった

 

 

 

 

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常温飼育と材飼育

2011年07月13日 18時22分43秒 | オオクワガタ検証等

今日都内は今年一番の暑さとなりました。

計画停電が気になるほどに暑い。o(^-^)o


我が家のマンションも、朝で30度を越えてきました。(^_^;)



ここ2週間は7月末出産予定の嫁へのフォローで、週に3回程、長女と幼稚園に通っています。

通園中に娘と色々話をしています。o(^-^)o

話題となったドラマ「グットライフ」。親心を一生懸命伝えようと頑張りましたが、娘には伝わりませんね。(^_^;)


4歳の娘にとって、「面白い」が最優先のようです。




それでも幼稚園に入ってから、だいぶ成長しましたね。


それまでは割りと人見知りで、公園で遊んでいても、知らないお友達とは、自分から話しかけることが出来ませんでした。


しかし最近は、すっかり自分から話しかけているようでo(^-^)o



先日も、公園で遊んでいた女の子と知らぬ間に仲良くなっていました。o(^-^)o


またその子のお母さんに、どうやら自分が鉄棒で逆上がりが出来ることを自慢したいらしく・・・
「ねぇ!しおちゃん前回り出来るんだョ!見て見て!」と猛アピール!


出会って3分でこの状況ですからね。(^_^;)

親に似て!?自意識過剰o(^-^)o


なかなかチャレンジャーのようですo(^-^)o






さて我が家では昨年のリベンジもあって、今季5頭のみですが、常温飼育80mm越えを目指して再挑戦します!



久留米産6ラインのうち、418、616、719の3頭と、佐渡産2頭の計5頭。
(全て♀の場合は変更もあります。)




何度か記述していますが、我が家のオオクワガタは、昨年計16頭を自宅マンションで8月から12月末まで常温で飼育をしました。



夏対策として、氷水と保冷剤をケースに入れ、その中に菌床ボトルを浸し、朝晩氷水と保冷剤を入れ替えて盛夏を凌ぎました。


しかし最大の欠点は朝晩入れ替え時の温度差です。

氷水を入れた直後は17度~21度。それが帰宅した時には25~27度になっていました。


その他もろもろの要因もありましたが、結果今年♂最大サイズは75mmにとどまりました。



今年も当初、マンションで常温飼育をと考えていましたが、変更して市川にある実家の軒下で飼育することにしました。



また、美しいフォルムと美肌を見てみたいため「材飼育」も同時に実施することにしました。


久留米720、佐渡産2頭の計3頭。
材はTPさんから送って頂いた「オオヒラタケ材」をひとまず3本。直径は20cm程あります!


材は雰囲気がありますョ~




しかし当の実家では「招かざる客」!?の対応に両親は右往左往!o(^-^)o


それでもなんとかクワガタの住まいの場所が落ち着いたようです。




今年はあえて手間をかけず、放置した環境の中で餌(HS800)と血統の力で、常温飼育組みが果たしてどこまで大きくなってくれるか ?

温度管理組とのサイズ格差は?



ボトル交換の際、同じラインの温度管理組との幼虫サイズ比較をブログ上にて報告したいと思います。



まぁ常温組の頭数が少ないので(やはりもったいなくて(^_^;))検証にはなりませんが、大型サイズ作出における温度管理の重要性がどの程度なのか?


あえて今年少しだけですが、試してみたいと思います。

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冬温度キノコ対策

2011年02月09日 13時45分41秒 | オオクワガタ検証等

 

我が家の15匹(先日3回目交換で1匹★)のオオクワガタ

幼虫たちは7月末初回投入たちです。


ですのでそろそろ冬温度にしてみます。o(^-^)o


でも最終瓶なんでキノコ発生が気になりますね。

極力劣化させずにするためにもキノコ対策が必要です。


なので、今回す~やんさんのブログを参考に(真似)

させて頂きました。


題して
「温度を下げる場合、下げる温度や下げ方でキノコ

発生を抑制出来るか?」


まず今ワインセラーで飼育中の15匹のうち7匹を

取り出します。Aパターン


残りの8匹は、ワインセラーの設定温度を22度→13度へ

一気に下げます。
Bパターン



1日経過


Bパターンは、それから1日1度ずつ17度まで上げていきます。


4日後



かたや、Aパターンのワインセラーから出した7匹は、

室内のエアコン22度で管理し、4日後に17度の

ワインセラーに戻しました。


さてキノコは発生するのか?

またそれぞれに違いはでるのでしょうか?


5日目までは、どちらもキノコが発生していません。

しかし7日目で菌糸ビンに違いが!
左がパターンA.右がパターンB



他の菌糸ビンも、概ねBパターンの方が

キノコ発生が少ないようです。


いずれも1月末に交換した菌糸ビンでした。

しかし10月末交換分はご覧の通り。


古い菌糸ビンは駄目でしたね。

最終的には、今後の推移をみてから判断していく必要は

ありますが、フレッシュな菌糸ビンであれば、

微妙な温度の下げ方により、菌糸ビンのキノコ発生対策に

効果があることは確認出来ました。

ちなみに今回試した菌糸ビンは、クレイジーフォレスト

・オリジナルでした。


以上ご報告までo(^-^)o

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菌床と添加剤

2011年01月13日 14時03分33秒 | オオクワガタ検証等

 

 

この時期、来季の構想(妄想)を色々考える楽しい時期ですね。


来季の餌、菌床について色々情報を整理している最中です。


目的は如何にして大きくするか。

 


緒先輩方の大半は菌床の安定化、劣化を防ぐことを

最重要にしているようです。

栄養を多く与えるより、いかに長い期間餌を食べさせ続けるか。

添加剤を投入し、菌を活性させ幼虫の食する餌の栄養を

高め大きくするようですが、添加剤の成分と配合の割合が

重要であると。


但し添加剤が多すぎると、菌床のもちが悪くなり幼虫の

早期加齢を早め、羽化不全や、暴れの原因となる。

またガスが発生し、酸欠により暴れが発生し安定化には

逆効果である。

 

トップブリーダーの方のブログを拝見していても、

ブランドメーカーさんの菌糸ビンをそのまま使用して、

実績をあげているケースも多い。


我々ビギナーは、いわゆる人気ブランドを選択するのみ

となりますね。

 


メーカーの長年の研究結果が、今の状況であると思うの

ですが、う~ん、なんか画期的なものはないのでしょうかねo(^-^)o


添加剤について、もう少し色々調べてみたいと思います。

酸素濃度も気になります。

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常温80mm越えについて

2010年12月23日 21時00分12秒 | オオクワガタ検証等

 

オオクワブリーダーさんのオオクワ、否、多くは

幼虫飼育には温度管理をされているようです。

来季は私もその予定でいます。

 


ところで、幼虫飼育を常温で育てた場合、80mmオーバーは

可能なんでしょうか?

また常温で育てた場合の所謂「ギネス記録」は一体どの位の

サイズなのでしょうか?

親虫が同じ場合、常温と温度管理とで最大のサイズ差は

どの位でるものなんでしょうか?


当然常温ギネスの場合、自己申告となり公式の記録に

はならないとは思いますが、興味がありますね。

私は都内マンションに住んでおり、夏は最高室温33℃。

冬は最低室温13℃でした。

今年の幼虫たちのサイズも気になりますが、

来季ブリード予定のメルリン血統のうち何頭かは

常温で育て、温度管理組とのサイズ格差を試してみたい

と思っています。


まぁ無事産まれたらの話ですが(・_・;)

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