悠久の時を経て

「美しく大きく丈夫なオオクワガタ」このテーマを担う血統作出目指した飼育記録をメインに、気儘な話題を書いていきます。

セミ化対策中・KLB予想応募状況

2017年08月26日 19時24分36秒 | オオクワガタ関連の話題

 

 

 


今週は月曜から接待で午前様。
その翌日から通販カタログ品の主にラグ、
マット余剰在庫の処分即売会準備と即売会。

ひと段落ついて、例の今期最重要案件、
送料値上交渉のため、担当者と得意先訪問。

来週の予定は月末の伝票処理。
そして東京ギフトショー出展準備ですな。
さて繁忙期に向けいよいよ多忙シーズンに。

日々の体調管理をしていないと持ちませんね。
オッさんなもんで・・・





昨年12/28のエントリー記事
脳ドック検診


その中で『血液サラサラ効果の検証』
について取り上げました。




私の場合、33歳からコレステロール値が
基準値を超えるように。UPは15年で10回。

そこで今年に入って毎朝飲み続けている
『きなり』



再来週月曜が健康診断。

前回はちと濃厚なブログでしたので、
今回ブログ記事もサラサラと。

結果はブログ記事に上げたいと思います。

 

 

 

 

 

2016年度セミ化対策



7月中旬(一部6月中旬)に掘り出した際、
投入から1年を経過して幼虫だった20頭全て
発酵マットボトルに交換しています。

その後、ブリードスペース内ですが、
ビバリア・マルチパネルヒーターを使い温度
ショックを行っています。
現在1ヶ月を経過、ボトルの様子を確認した
ところ蛹室形成ボトルがチラホラと。














ただ中には投入14ヶ月、未だに幼虫も・・・
そこで



このようにボトルを逆さにして、少しだけ
隙間を作りますが、より熱源をダイレクトに
感じるようにしています。
こうなると意地の張り合いですね。


さて結果は?
こちらも3週間後かな?
発表したいと思います。

最大羽化、ここからだったりしないかな?




 

 

 

 




お陰様でKLB上位入賞者予想企画への
応募総数が100名を超えました!

 

 

 

 

 

 
目標だった応募数100名へ!
嬉しいですね。

今回のKLB上位入賞者予想をキッカケに
ホームページ OOKUWA BLOODに
ブログ相互LINK設定をさせていただいた
エムジェイさん

自称?!久留米バカを名乗る熱い方。
そのエムジェイさんとのやり取りの中で

>僕も久留米にどっぷりなのは、きっかけは
まめたんさんさんですが、そこから出会う方々
がみんな良い方なんですよね。

ブリードってマンネリ化する可能性も
ありますし、こういった目標設定を
自分たちで作っていけば、毎年楽しみが
増えると思います。

この趣味は一人でよりも仲間がいること
でより楽しめるものだと思っています。
久留米がその受け皿になるとよいですね!!

エムジェイさん100点!


締切は8月31日まで。ヨロシクです。

コメント (14)
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2016年度ブリード羽化報告4・最終

2017年08月19日 09時58分18秒 | 2016年度・オオクワガタ飼育

 

 

 

 

それではお待たせしました。
えっ、待ってない?  使い回しスミマセン

8/1から始めた羽化報告も今回で最後。

2016年度の締め括りは4〜8番ライン
羽化報告です。

 

この4〜8番は我が家歴代最大個体、
2014年度19番87.5ミリと、その同腹の
兄弟84.2ミリを♂親としたアウトライン。

どれも幼虫時には大きな幼虫がボコボコ
と。とても楽しめた系統ですね。

このお盆休みで今年羽化した個体を撮影
がてらにじっくりと眺めていましたが、
どれもそれなりの雰囲気が漂うなぁと。

 

またこの19番♂からの累代個体。
羽化した個体は♂親だけでなく♀親の影響
かスリムやガッチリ系など様々な形状で
羽化しています。

また幼虫は大きく育つが、不全やセミも
これまた多い。なんといいますか暴れ馬的
な系統。まぁそれはそれで面白い訳ですが。

大きさはともかく。

 

 

 

 

虎壱さんから授かったこの個体。
久留米では2013年羽化でも最大サイズ
の同腹個体。 メルリン血統累代です。

この♂に我が家2013年度強制早期羽化
♀を掛け合わせたのが2014年度19番

 

・♂種親
虎壱氏2012年A6番81.2ミリ
86.1ミリ同腹
・♀種親
チョネ累代2013年210番51.5ミリ早期
85.8ミリ同腹

 

 

 その14-19番から羽化した個体が
87.5ミリ同腹KU-1902.84.2ミリ 

14-KU-1902にはクマモンさん
からの♀を掛け合わせしています。

 

 

☑2016年度7番ライン

・♂種親
チョネ累代2014年1902番84.2ミリ
87.5ミリ同腹
・♀種親
クマモン氏2015年510番53.8ミリ早期
クマモン2012年1番.84.6×
shima2013年3番53.9


 

  

2016-KU-702 84.1ミリ

7/2 KSP2.800 
10/15 33g→KSP2.1400
1/15 36.6g→KSP2.1400

羽化7/上旬頃

 

 

 

 

  

7番はその種親もそうですが、太く力強い
大顎が特長のライン。

 

 

 

 

 

 

 

2016-KU-710 85.5ミリ

7/2 KSP2.800 
10/15 32g→KSP2.1400
1/15 38g→KSP2.1400

羽化7/上旬頃

 

 

 

こちら黒光りした艶を放つ雰囲気ある
個体。なんとなくクマモン2012年1番
♀親の血が強いのかなぁ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2016-KU-707(訂正709) 86.1ミリ

7/2 KSP2.800 
10/15 32g→KSP2.1400
1/15 37.4g→KSP2.1400

羽化7/上旬頃
 

 

 

 

KU―707は長さもあり大顎も長い。
ややアシンメトリーで、身体をくねら
せ3点設置させていますが、右顎だけ
だともう少し長いですね。
顎先端が上を向いていれば更にサイズ
を稼げました。

まだまだ余力は十分。
貴重なメルリン血統累代の種親決定です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

続きまして2016年度4番と5番ライン

 

こちらは2014年度最大87.5ミリ

 

 

 

☑2016年度4番ライン

16-4番はともさんからの♀個体を
掛け合わせしています。

 

・♂種親
チョネ累代2014年1904番87.5ミリ
同腹最大
・♀種親
とも氏2014年T854541.54ミリ

同腹最大86.2mm

 

 

  

2016-KU-412 84.5ミリ

7/2 KSP2.800 
10/15 32.8g→KSP2.1400
1/15 39.6g→KSP2.1400

羽化7/上旬頃

 

 

  

 

極太タイプに膨よかなタイプ。様々な
形状で暴れ馬な16-4番ライン。
KU‐412はガッチリタイプ。

 

 

 

 

 

 

 

2016-KU-414 86.1ミリ

7/2 KSP2.800 
10/15 35.2g→KSP2.1400
1/15 35g→KSP2.1400

羽化7/上旬頃

 

 

 

KU‐414はどこか女性的で丸みを
帯びたタイプ。
少し下を向く傾向がありますが胴体が
長く、きれいに羽化してくれました。


 

 

 

 

 

 

 

 

2016-KU-402 87ミリ

7/2 555+T.800 
10/15 32.3g→866+T.1400
1/15 38.6g→866+T.1400

羽化7/上旬頃

 

 

KU‐402 2016年度ここまでの最大。
しかし羽化当初から弱っていまして。 
ちょっとダメでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☑2016年度5番ライン

16-5番にはメルリンさんの14年5番
♀を掛け合わせしています。

 

・♂種親
チョネ累代2014年1904番87.5ミリ
同腹最大
・♀種親
メルリン氏2014年5番.53ミリ

 

 

 

 

2016-KU-521 84ミリ

7/2 555+T.800 
10/15 28.5g→866+T.1400
1/15 38g→866+T.1400


   

 

5番は重戦車のような個体が多いライン
KU‐521はご覧のように頭幅が29.3ミリ
メルリン系の掛け合わせらしく迫力十分。

 

 

 

 

 

 

 

 

 2016-KU-524 84ミリ

7/2 KSP2.800 
10/15 28.5g→KSP2.1400
1/15 37.8g→KSP2.1400

羽化7/上旬頃

 

 

  

KU‐524は顎スラ細身で大顎の長いタイプ。
艶もまたあります。

 

 

 

  

 2016-KU-513 85.1ミリ

7/2 KSP2.800 
11/23 32.2g→KSP2.1400
1/15 40g→KSP2.1400

羽化7/上旬頃

 

KU‐513 こちらも艶があり胴長な個体。
右顎のエッジが親譲りかな。
ウチの久留米大型血統らしい個体。

513の胴体に524の大顎だったなら・・・
ハイ、タラレバですが なにか・・・

 

 

 

 

 

 

2016-KU-509    86ミリ

7/2 555+T.800 
10/15 32.1g→866+T.1400
1/15 39.7g→866+T.1400

羽化7/上旬頃

  

 

 

5番最大は4頭目となる86ミリアップ個体。
KU‐509は良く羽化までたどり着けたなと
いった雰囲気。頭幅は30.4ミリあります。

正直カッコいいとは言い難く。 

※6・8番は84ミリアップなし故割愛。 

8番♀種親は、虫蔵さん88ミリ同腹早期
羽化でしたが、相性が悪かったようで。
組み合わせもやはり重要なんですよね。

 

 

 

 

 

 

特に今年の羽化では能勢YG、SRでガチ
ブリードされている方の中には88、89
ミリといった特大サイズの報告をされる
方も多く、私もなんとか続きたかった。
 
しかし残念ながら目標とする88ミリ以上
の完品羽化個体の作出はならず。
正直掘り出すまでは手応え十分だったん
ですが・・・
力不足でした。
 
 
 
 
それでも84ミリアップは完品レベルで
20頭。
86ミリアップは5頭。
♀にいたってはアベレージが53ミリと
これまでの羽化実績を大きく更新する
成績には自分なりに満足しています。
 
特に強化菌糸で育てた♀は次世代に
期待したいですね。
 
 
 
 
 
データ集計は後日記事としますが、
♂117頭で2本目交換スタートから
♂の羽化が67頭   羽化率57%
♂の★が30頭      死亡率26%
♂のセミ化20頭  セミ化率17%
 
大型サイズを目指していますからね。
ある程度のリスクは仕方ありませんが、
40gアップの幼虫がほぼ壊滅。
特にセミ化が極端に多かった。
このあたりが特大未達の敗因です。
 
16年は昨年のようなチャレンジは封印。
セオリー通りのブリードを心掛けました
が、どうやら例年以上に幼虫が大きく育
った影響か、従来の冬季管理と昇温時の
温度ショックでは上手く蛹化を促進させ
ることが出来なかったようです。
 
 
 
とはいえ、現在そのセミ化幼虫については
7月中旬に菌糸ボトルから全て発酵マット
へ入れ替えています。
この中から2016年度最大が出てこないか?
諦めず、楽しみにするとします。
 
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 
 
 
 
 
 
最後にKLB上位入賞者予想プレ企画
 
8/19現在で68名の予想応募が集まって
います。
日頃繋がりのあるブリーダーへの応援票
どうぞよろしくです。
 
でもあれですね。
見える化として全エントリー♂の画像、
種親情報、♂の形状をHPで掲載してい
います。
それらを良く勘案した上でガチな予想
をいただくのもありかと。
正直上位3名がどなたから出るか?
当たるのはかなり難しいと思っています。
 
締切は8月末
ご応募お待ちしております。
 
 
 
 

 

レルさんなら『チョネ なげ〜ょ!』
そうツッコミが入るだろうなぁ。😅
その昔、ブログ記事を上から下まで
物差しで測ってましたからね。

 

最後までお付き合い下さり
ありがとうございました。

 

 

 

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2016年度ブリード羽化報告3&KLB応募受付中!

2017年08月12日 09時51分59秒 | 2016年度・オオクワガタ飼育

 

 

 

 

暑い日が続いております。

とはいえぬ今年の8月上旬。
地域にもよりますが今年は平年なみか、
平年より温度が低い夏になりそうですね。

 

雨空の中でしたが、日照時間の最も長い
山梨県・北杜市明野町のひまわりを見に
行って来ました。

映画のロケ地にもなったこちらは約60万
本の🌻が一面に咲き誇ってました。

 

 

 

 

 

訪問して下さる方も、帰省されている方
が多いのでしょうか。

今年は14日に千葉の実家へ兄弟が集まり
ます。昨年同様子供たちはアスレチック
で遊びまわる予定。 

 

そんなお盆休み、昨晩はす〜やんさん、
エビさんとオフ会を。馬場でスイマセン
久しぶりにカラオケの歌えるキャバ◯◯

親サイドもこれまた違う華で、お盆休み
を楽しんで来ました。


そう、これは記事にしないといけません。
途中、ブログ・コメント📝の話題に。
ブログのコメントって結構面白いなぁと。
コメントを下さる方のなんとなく性格と
いいますか、人柄が表れるんですよねぇ。

 

中でもす〜やんさんとこの私のブログ。
ほぼ毎回の記事にコメント下さる、
しかも1記事に数回のコメントを賜ること
のある、ある方の話題に。  

そのコメント、近況なども報告下さるため
我々も妙に詳しくなっているという。

当然コメントはどなたも閲覧が出来るため
エビさんも『実際どんな方なんだろう?』
興味津々だったりする・・・。

 

当ブログヘビーユーザーなら判りますね。
そうです、RANBORUさん!

RANBORUさん、NIGHT FOREST
に是非ご来場いただけませんか? 

『RANBORUさんに会って見たい!』
そんな方も意外に多くいらっしゃるのでは?!

スペシャルゲスト⁉️ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


2016年度羽化報告第3弾
13〜22番ラインのご紹介


13番ライン♂種親は東京オオクワ累代。
こちら前回紹介した9〜11番とは異なり
大顎がスラッとした形状。
メルリン血統累代とは趣が異なりますね。

 





2016-KU-1305 84ミリ

7/2 555+T.800
11/23 28.8g→866+T.1400
1/15 36.8g→866+T.1400

羽化7/上旬頃


 



 

13番は羽化した個体全て83ミリアップ。
羽化するにはリスクの少ない形状か。
とはいえセミ化も3頭、不全もいますがね。
こういった系統には幼虫が大きく育ち最大
サイズの出ている系統を掛け合わせる。


この我が家14-8番同腹 83.3ミリを種親に
使ったライン(14-KU-808)から、KLB参加
ブリーダーjuke2331さんが、今年85ミリ、
そして更にそれ以上の羽化サイズ報告が入っ
ています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 



こちらは我が家今年の羽化個体
でも大顎の太い個体ですね。

 

2016-KU-1703 84.5ミリ

7/2 KSP2.800
10/16 33.9g→866+T.1400
1/15 35g→866+T.1400

羽化7/上旬頃

 

 

16-17番ライン
こちらは13-5×14-14
85ミリに86ミリ同腹を掛け合わせ
た大顎が太い迫力ある系統。

 




我が家久留米でもずいぶんと違いますね。
元は同じマツノ久留米とはいえ、累代飼育
者これまでの選別における好みの部分?
久留米の場合、特に様々な形状を楽しめる。
そう思います 








 

 

 

 

 

 








最後は2016年度羽化報告
20〜22番ラインです。


こちら2016年度では唯一、自ブリ以外
の種親。ともさんから託された個体。


 

 

 

 

2016-KU-2008 85ミリ

7/2 KSP2.800
10/15 30.2g→KSP2.1400
1/15 33g→KSP2.1400

羽化7/上旬頃


 

 ちとお尻の上翅ズレがありますが。

 

 




2016-KU-2202 84.7ミリ

7/2 555+T.800
10/17 28g→866+T.1400
1/15 35g→866+T.1400

羽化7/上旬頃

 

 種親越えは果たしてくれましたが、特大
サイズには力及ばず。

ただ羽化個体はどれも余裕のある形状の
ため次世代ですね。繋ぎたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

さて次回は2016年度羽化報告の最終、
2016年度4〜8番ラインの羽化報告予定です。

 

 

またKLB上位入賞者3名予想!
8月末締切です。

KLB参加者、そしてフリーの閲覧者
皆様もご遠慮なくお願いします。

応募お待ちしています

 

 

 

 

久留米限定バトル2017・KLB



 

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2016年度ブリード羽化報告2

2017年08月06日 21時12分39秒 | 2016年度・オオクワガタ飼育

 

 

 

 

胸に抱え込んだ迷いが 
プラスの力に変わるように
いつも今日だって
僕らは動いてる
嫌な事ばかりではないさ 
さあ次の扉をノックしよう
もっと大きなはずの自分を探す
終わりなき旅


子供達 お袋に預け 出掛けよう今夜 

昨日は嫁とミスチル25周年Liveへ
行って来ました。私も入社25周年。
会場は7万以上かな。
 
 
 
 
久しぶりのLive 最高でした。
同学年のスーパーヒーローですから。
 
ここまでずっと続けてこれた、感謝
のMCが桜井さん、多かったですね。
この先何年続けられるのだろう、と。
同世代は病気になったり、亡くなっ
てしまった人もいたりする。
 
同学年ですから、あるあるです。
人の痛みが分かる。
そんな表情が印象的でした。

 

またやはり途中のMC。
『思春期』
11歳頃から現れる異性への性欲的
関心などの児童期から成人期へと
移行する中間の時期。
思春期の男女は人知れず恋に苦しむ。
 
ミスチルのデビュー時、13歳だった
嫁、まさにストライクのミスチル世代。
その世代が最も多いですね。
ウチの長女も今年11歳ですか・・・
これから色々なことがあるんだろうな。
どんな曲が心に刻まれるのだろう・・・

 

 

 

 

 

 

 

2016年度羽化報告第2弾
9〜11番ラインです。

羽化報告の前に9~11番ライン♂種親
我が家2014年14番血統を遡ると・・・

 

メルリン2009年10番86.1ミリ
※メルリンカートHPより画像参照

 

 

 

 

その2009年10番インライン直仔
2011年9番80ミリ

80ミリながら華奢な印象はまるでなく、
大顎の占める割合が大きな個体でした。

 

 

メルリン2011年9番80ミリ×
東北の虎2012年A618番52.3ミリ

この掛け合わせ2014年度14番から
2015年に86ミリが羽化しています。
 

この14-KU1411を軸とする系統は、
大きさもさることながら、メルリン血統の
迫力ある形状の特長を引き出し累代したい。

すらりとスリムな形状を好む方もいれば、
ごついタイプがお好きな方も・・・

迫力だけでいえば、メルリン2009年10番
の血を受け継ぐこのKU-1411番。
なかなかのものと自負しており。
 

大顎が湾曲せず、真っ直ぐ真上に伸びる形状
と艶消しブラックもその特長のひとつ。




 

 

 

 

 

 

 

 

 



16-9番ライン
こちらは14-14×14-19
86ミリに87.5ミリ同腹を掛け合わせ
た、自己ブリード期待のライン。

残念ながら羽パカではありましたが、
大顎の立派な86ミリが羽化しています。

  


2016-KU-913. 86.2ミリB

7/2 555+T.800
10/15 33.7g→866+T.1400
1/15 38.9g→866+T.1400

羽化7/上旬頃 

 




大顎の先端がすらりと上を向き迫力がある。
また♀親19番の血もミックスされています。
羽パカは残念でしたが、上半身の形状だけは
累代に値するものと考えています。
 

 


その9番ライン、9〜11番ライン全般の特長で
もありますが♀サイズが大きいんです。
9番♀8頭の羽化サイズアベレージは54ミリ。

この9番から♀サイズは自己ギネスを更新して
います。




2016-KU-909. 58ミリ

7/2 555+T.800
11/23 19.2g→T+α.800

羽化7/上旬頃

 

 

 

 

 

 

 

 


これまで我が家では♂の割に♀が大きくは
育ちませんでした。
これは高添加の餌による影響と考えていま
したが、2016年度はその強い餌を喰い続
け大きくなっている。
これはある成分が関与していようです。








これらはどれも♀羽化ボトルとなる3本目
を掘り出した後の食痕。

3本目もしっかり喰べていたようで。
昨年はまぁ小さい蛹室ばかりでしたから。
これは明らかにこれまでと違う変化。
来年この強い添加で大きく育った♀を
種親にしますからね。
大きい幼虫の大半が不全と★となっている
だけに、羽化力の高い♀種親で挑める来年。
期待出来るかもしれません。

 

 

 

 

 

2016-KU-910. 83.1ミリ


7/2 555+T.800
11/23 34.3g→866+T.1400
1/15.36.2g→866+T.1400

羽化7/上旬頃
 

 

 メルリン久留米らしくどっしり感があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

続きまして16-11番ライン

こちらは14-14×
masuko氏14年14506

40gが3頭出ている11番でしたが、残念
ながらその3頭全てが羽化に辿り着けず。

大型のある種宿命ともいえますが、難し
いですね。大型幼虫を無事羽化させる。
新たな課題が残りました。
飼育方法の修正が必要です。

 

 

 

 

2016-KU-1111. 85ミリ

7/2 555+T.800
10/15 29g→866+T.1400
1/15 34g→866+T.1400

羽化7/上旬頃 

 

 

11番最大は34gから。
胴体はスリムな印象です。

 

 

 

 

 

2016-KU-1106. 84ミリ

7/2 555+T.800
11/23 33.3g→866+T.1400
1/15 35g→866+T.1400

羽化7/上旬頃 

 

 頭幅があり、こちらも太くはありません。

 

 

 

 

そして11番からも57ミリアップが。

2016-KU-1114. 57.3ミリ

7/2 555+T.800 
11/23 17.1g→T+α.800

羽化7/上旬頃

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

16-10番ライン
こちらは14-14×14-7 自己ブリード
14-7番はカッコいい形状が多いラインで
したので、形状重視を狙ったライン。

 

しかし♀に偏りまして♂は2頭のみ。
ただこの16-10番、羽化した♀8頭全てが
54ミリオーバー。今まででは考えられない。
9番、10番は血の濃い配合なのでその影響
があったのでしょうか。
 

 

 

 


またこちら10番のうちの1頭。
全長に占める大顎の割合が3割。

2016-KU-1010. 81ミリ

7/2 KSP2.800
11/23 28.8g→555+T.800
1/15 30.5g→866+T.1400

羽化7/上旬頃 

 

 


 

 顎スラじゃなくて大顎が長くスリムボディ

なんとも大顎の存在感が半端ありません。
大きくありませんが種親に決定です。
この形状で87ミリを超えるサイズ。
見てみたい!

 

 

 

 

 

 

 


特にTwitterのDM経由で問い合わせ
の多い今年の販売について。


高添加の餌で大きく育った9〜11番は
♀が多いため、自ブリ以外の個体は2年
振りに販売を再開しようと予定しています。

それ以外も、そのうちにウンチクつきで

当HPショッピングカート、もしくは先行で
直接の問い合わせにも対応します。
興味ある方はご検討下さい。

 

 

 

今回は盛りだくさん!

 

ともさんブログ

なんとNIGHT FOREST当日、今年羽化89.8ミリを
持参して参加下さるようで。
オオクワ現ギネス90mmとほぼ同サイズ。

当日ご覧になりたい方。11月4日(土)
品川 NIGHT FORESTへ

 

 

 

 

最後に告知を!応募が多い方が盛り上がります!

出来ましたら皆様、拡散をお願いします。

 

 

久留米限定バトル2017年・KLB

 

こちらホームページのエントリーライン

を確認の上、応募お待ちしています!

 

 

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2016年度ブリード羽化報告1

2017年08月01日 17時30分42秒 | 2016年度・オオクワガタ飼育

 

 

 

羽化後1ヵ月が経過。それでは2016年度の羽化
報告を発表しますか。

結果だけを記事にされている方が多いようです
が、経過を重視する我が家。
これからブリードを始める方へ、大型血統飼育
の面白さの部分など記事にしたいと思います。

 

 

 

 

それではお待たせしました。
えっ、待っていない? 
それでは2016年度2番ラインから。

 

 

この16-2番ラインは我が家では
マツノインセクトラインと位置づけ
2012年から累代を続けています。

2012年マツノインセクトから幼虫を
直接購入。

マツノインセクト2012年37番
種親:♂81ミリ×♀52ミリ

 

 

この幼虫は我が家ワインセラーで飼育。翌年の
2013年に83ミリサイズが羽化しています。

  2012-KU-37. 83ミリ

 

 

 この羽化個体、暴れもせずキレイな形状で
余力もまだまだありそう・・・

 

期待の意味を込め2014年度1番種親に選定。
お相手の♀にはマツノインセクト
2012年度2番♀53ミリ(84ミリ同腹)
を選び掛け合わせています。

 

・♂種親
マツノインセクト2012年37番
マツノインセクト2010年81ミリ
マツノインセクト2010年52ミリ

・♀種親
マツノインセクト2010年14番84ミリ
マツノインセクト2010年  番54ミリ



 

 

 

 

 

 

 

この2014年度1番ラインからは翌年
84ミリが2頭羽化してきました。

 2014-KU-103.84ミリ

 

 

 
やはり羽化した個体の形状は、どれも胴体
が長く長さに出るタイプ。


そのため2014年度KU-103.84ミリの
お相手には、やはり形状的にスリムな
マツノインセクト2014年2番51ミリを
選定しました。

 

これはマツノインセクト2015年訪問時、
敢えて細身の個体を選び購入しています。

 

 

 

・♂種親
チョネ2012年37番83ミリ
マツノインセクト2012年2番54ミリ


・♀種親
マツノインセクト2011年25番85ミリ
マツノインセクト2012年7番54ミリ

 
※2011年25番は優秀な血のようで、
87ミリが羽化しているマツノインセクト
2015年8番にも入っていましたね。

 

 

 

 

 

結果マツノインセクト累代から86ミリが!

2016-KU-218. 86ミリ

7/2 555+T.800 
10/15 30.3g→866+T.1400
1/15  35.8g→866+T.1400

羽化7/上旬頃

 

 

 

 

 

 

 

 

♂種親の形状を色濃く受け継いでいます。
2012年度羽化個体、左顎のエッジ
左右非対など見事。



こういった血統累代飼育からの86ミリ
アップには嬉しいものかあります。
長さの形状を狙ってましたからね。

 

正直なところ形状的に好みの個体とは
異なりますが、ゲンを担ぎ2016年2番
をマツノさんから購入するか?
それとも現物個体を選びにいく?

次世代で更なる自己ブリード記録更新
を目指しマツノインセクトラインとし
て累代を続けていきたいと思います!


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