それではお待たせしました。
えっ、待ってない? 使い回しスミマセン
8/1から始めた羽化報告も今回で最後。
2016年度の締め括りは4〜8番ライン
羽化報告です。
この4〜8番は我が家歴代最大個体、
2014年度19番87.5ミリと、その同腹の
兄弟84.2ミリを♂親としたアウトライン。
どれも幼虫時には大きな幼虫がボコボコ
と。とても楽しめた系統ですね。
このお盆休みで今年羽化した個体を撮影
がてらにじっくりと眺めていましたが、
どれもそれなりの雰囲気が漂うなぁと。
またこの19番♂からの累代個体。
羽化した個体は♂親だけでなく♀親の影響
かスリムやガッチリ系など様々な形状で
羽化しています。
また幼虫は大きく育つが、不全やセミも
これまた多い。なんといいますか暴れ馬的
な系統。まぁそれはそれで面白い訳ですが。
大きさはともかく。
虎壱さんから授かったこの個体。
久留米では2013年羽化でも最大サイズ
の同腹個体。 メルリン血統累代です。
この♂に我が家2013年度強制早期羽化
♀を掛け合わせたのが2014年度19番
・♂種親
虎壱氏2012年A6番81.2ミリ
86.1ミリ同腹
・♀種親
チョネ累代2013年210番51.5ミリ早期
85.8ミリ同腹
その14-19番から羽化した個体が
87.5ミリ同腹KU-1902.84.2ミリ
14-KU-1902にはクマモンさん
からの♀を掛け合わせしています。
☑2016年度7番ライン
・♂種親
チョネ累代2014年1902番84.2ミリ
87.5ミリ同腹
・♀種親
クマモン氏2015年510番53.8ミリ早期
クマモン2012年1番.84.6×
shima2013年3番53.9
2016-KU-702 84.1ミリ
7/2 KSP2.800
10/15 33g→KSP2.1400
1/15 36.6g→KSP2.1400
羽化7/上旬頃
7番はその種親もそうですが、太く力強い
大顎が特長のライン。
2016-KU-710 85.5ミリ
7/2 KSP2.800
10/15 32g→KSP2.1400
1/15 38g→KSP2.1400
羽化7/上旬頃
こちら黒光りした艶を放つ雰囲気ある
個体。なんとなくクマモン2012年1番
♀親の血が強いのかなぁ。
2016-KU-707(訂正709) 86.1ミリ
7/2 KSP2.800
10/15 32g→KSP2.1400
1/15 37.4g→KSP2.1400
羽化7/上旬頃
KU―707は長さもあり大顎も長い。
ややアシンメトリーで、身体をくねら
せ3点設置させていますが、右顎だけ
だともう少し長いですね。
顎先端が上を向いていれば更にサイズ
を稼げました。
まだまだ余力は十分。
貴重なメルリン血統累代の種親決定です。
続きまして2016年度4番と5番ライン
こちらは2014年度最大87.5ミリ
☑2016年度4番ライン
16-4番はともさんからの♀個体を
掛け合わせしています。
・♂種親
チョネ累代2014年1904番87.5ミリ
同腹最大
・♀種親
とも氏2014年T854541.54ミリ
同腹最大86.2mm
2016-KU-412 84.5ミリ
7/2 KSP2.800
10/15 32.8g→KSP2.1400
1/15 39.6g→KSP2.1400
羽化7/上旬頃
極太タイプに膨よかなタイプ。様々な
形状で暴れ馬な16-4番ライン。
KU‐412はガッチリタイプ。
2016-KU-414 86.1ミリ
7/2 KSP2.800
10/15 35.2g→KSP2.1400
1/15 35g→KSP2.1400
羽化7/上旬頃
KU‐414はどこか女性的で丸みを
帯びたタイプ。
少し下を向く傾向がありますが胴体が
長く、きれいに羽化してくれました。
2016-KU-402 87ミリ
7/2 555+T.800
10/15 32.3g→866+T.1400
1/15 38.6g→866+T.1400
羽化7/上旬頃
KU‐402 2016年度ここまでの最大。
しかし羽化当初から弱っていまして。
ちょっとダメでしょう。
☑2016年度5番ライン
16-5番にはメルリンさんの14年5番
♀を掛け合わせしています。
・♂種親
チョネ累代2014年1904番87.5ミリ
同腹最大
・♀種親
メルリン氏2014年5番.53ミリ
2016-KU-521 84ミリ
7/2 555+T.800
10/15 28.5g→866+T.1400
1/15 38g→866+T.1400
5番は重戦車のような個体が多いライン
KU‐521はご覧のように頭幅が29.3ミリ
メルリン系の掛け合わせらしく迫力十分。
2016-KU-524 84ミリ
7/2 KSP2.800
10/15 28.5g→KSP2.1400
1/15 37.8g→KSP2.1400
羽化7/上旬頃
KU‐524は顎スラ細身で大顎の長いタイプ。
艶もまたあります。
2016-KU-513 85.1ミリ
7/2 KSP2.800
11/23 32.2g→KSP2.1400
1/15 40g→KSP2.1400
羽化7/上旬頃
KU‐513 こちらも艶があり胴長な個体。
右顎のエッジが親譲りかな。
ウチの久留米大型血統らしい個体。
513の胴体に524の大顎だったなら・・・
ハイ、タラレバですが なにか・・・
2016-KU-509 86ミリ
7/2 555+T.800
10/15 32.1g→866+T.1400
1/15 39.7g→866+T.1400
羽化7/上旬頃
5番最大は4頭目となる86ミリアップ個体。
KU‐509は良く羽化までたどり着けたなと
いった雰囲気。頭幅は30.4ミリあります。
正直カッコいいとは言い難く。
※6・8番は84ミリアップなし故割愛。
8番♀種親は、虫蔵さん88ミリ同腹早期
羽化でしたが、相性が悪かったようで。
組み合わせもやはり重要なんですよね。
特に今年の羽化では能勢YG、SRでガチ
ブリードされている方の中には88、89
ミリといった特大サイズの報告をされる
方も多く、私もなんとか続きたかった。
しかし残念ながら目標とする88ミリ以上
の完品羽化個体の作出はならず。
正直掘り出すまでは手応え十分だったん
ですが・・・
力不足でした。
それでも84ミリアップは完品レベルで
20頭。
86ミリアップは5頭。
♀にいたってはアベレージが53ミリと
これまでの羽化実績を大きく更新する
成績には自分なりに満足しています。
特に強化菌糸で育てた♀は次世代に
期待したいですね。
データ集計は後日記事としますが、
♂117頭で2本目交換スタートから
♂の羽化が67頭 羽化率57%
♂の★が30頭 死亡率26%
♂のセミ化20頭 セミ化率17%
大型サイズを目指していますからね。
ある程度のリスクは仕方ありませんが、
40gアップの幼虫がほぼ壊滅。
特にセミ化が極端に多かった。
このあたりが特大未達の敗因です。
16年は昨年のようなチャレンジは封印。
セオリー通りのブリードを心掛けました
が、どうやら例年以上に幼虫が大きく育
った影響か、従来の冬季管理と昇温時の
温度ショックでは上手く蛹化を促進させ
ることが出来なかったようです。
とはいえ、現在そのセミ化幼虫については
7月中旬に菌糸ボトルから全て発酵マット
へ入れ替えています。
この中から2016年度最大が出てこないか?
諦めず、楽しみにするとします。
最後にKLB上位入賞者予想プレ企画
8/19現在で68名の予想応募が集まって
います。
日頃繋がりのあるブリーダーへの応援票
どうぞよろしくです。
でもあれですね。
見える化として全エントリー♂の画像、
種親情報、♂の形状をHPで掲載してい
います。
それらを良く勘案した上でガチな予想
をいただくのもありかと。
正直上位3名がどなたから出るか?
当たるのはかなり難しいと思っています。
締切は8月末
ご応募お待ちしております。
レルさんなら『チョネ なげ〜ょ!』
そうツッコミが入るだろうなぁ。😅
その昔、ブログ記事を上から下まで
物差しで測ってましたからね。
最後までお付き合い下さり
ありがとうございました。