悠久の時を経て

「美しく大きく丈夫なオオクワガタ」このテーマを担う血統作出目指した飼育記録をメインに、気儘な話題を書いていきます。

2014年度・2本目へ交換その3

2014年10月30日 22時09分58秒 | 2014年度・オオクワガタ飼育

 

 

 

 

 

少しだけプレッシャーから解放された今回

オヤジギャグモードで。

 

先週末から色々と。

首都圏久留米党・主水さんと来期

AKVプロジェクトについての打ち合わせ。

 

主水さんですが久留米ブリーダー仲間はご存知ですよね。

来期に向け、このところ俄然ヤル気モンド全開。

2013年度はオリジナル高添加剤の果敢な挑戦を実施。

でも添加剤チャレンジはやってみないと分からないリスクが。

そして3本目における本業激務による管理不足の面や

羽化ステージの引越しなど外的マイナス要因も重なり

一年間のブリードサイクルが噛み合わず、実績に結び

つかず悔しい思いをされましたから。

 

私も2012年度の悔しい思いがあったからこそ

リベンジのため決断を決めた。

良い意味で競い合いの楽しさといいますか。

ま、これこそがオヤジを本気モードにさせる魅力

ある趣味の要素なんですが。

  

 

だもんど今回の打ち合わせ場所なぞ、党首も口を挟めず。

まさに問答無用のモンドセレクション

またそのお店が神田鳥料理・MONDOときたモンド。

思わずもんどり打って倒れるところでした。

店名の由来を女将に尋ねてみたところ

やはりオーナーが必殺仕事人・中村主水ファンだとか。

 

 来年2月初旬頃?主水さんプロデュース久留米向け

プロトタイプ菌床KSP1の報告会を開催したいと。

その際、来期レシピについてのディスカッションは

スペシャルゲストを招いて。

2015年度AKV種親候補などなど。

主水さん、お陰様で刺激・感激バーモンドでしたョ。

 

 

 

 

 

日曜日は長女と次女の七五三。 

早稲田穴八幡宮。

 その後お互いの両親を招いて食事会。

次女は草履を履かず、結局運動靴での写真撮影。

 

 

 

 

 

 

そして翌日27日はTV直販生出演。

ディズニー大人のインテリアファブリック

初ですから。

流石に放映前の控え室で緊張はピークに・・・

 

 

 

 

当ブログをご覧の方の中には生放送をご覧下さった方。

録画していただいた方。

生放送中商品を購入していただいた方。

TV媒体の華やかな舞台裏は結果が全てのシビアな世界。

なんとか次回12月9日・BS12chで次回生放送が決まりました。

21時~22時の予定。 

 

 

過去ブログにも何度か取り上げていますが、 

ディズニーホームシリーズ発売も

東日本大震災も

次女が生まれた年も

大型血統久留米に挑戦した年も

後厄も含め全て2011年度。

そして厄を抜けた2012年度へと。

やはり転機の年だったんでしょう。

 

 

 








 

 

 

 



 

やや飽き飽きした感もある交換報告ですが・・・

 

 

 

2014年度2本目へ交換その3


17番~19番

17番~19番種親♂は東北の虎・虎壱さん2012年6番

(86.1mm同腹)♂81.7mm

 

たまに電話で情報交換をさせて貰っている虎壱さん。

虎壱さんが2013年に久留米86.1mmが誕生した事を知り

直後に単品♀を数頭お願いしていました。

 

その後1年の休息期間と久留米血統撤退の話があり

虎壱さんからこの種親「♂81.7mmを我が家に託したい。」

そのような大変有り難いお話をいただきまして。

これも何かの巡り合わせ。

寅壱さんの意志を受け継ぎ累代を続けたいと。

 

 

 


17番ライン

こちらもpaxさんから託されたメルリン2012年11番♀53mm

との掛け合わせ。

この11番♀両親はメルリン2010年5番♂84.5mmと

2010年8番♀52.6mm。

メルリン系主力の我が家でも過去一度も取り入れた事のない

♀種親の2010年8番はメルリン血統裏年最強の血といえる大型系統。

 

カネクワさん2013年度87.4mmの♂種親がメルリン2010年8番。

本家メルリン2010年8番は長さと太さを兼ね備えたライン。

 

そしてメルリン2012年11番の♂種親は2010年5番。

そうです。

♂種親である虎壱さん2012年6番の父も2010年5番。

♂♀種親ともに同じ5番という血の配合が当たるか?

 



14-KU-1710.32.6g

その他31.6.30.9.26.0g 

 

 

 

 

18番ライン

こちらは我が家早期羽化♀OOKUWA BLOOD2013年

1番♀47.2mmとの掛け合わせ。

この♀は我が家で最も体重が乗った2013年1番

(メルリン2012年10番×マツノインセクト2011年8番)

早期羽化で小さいながら暴れず高添加菌床で育っています。

 

14-KU-1801.33.3g

その他29.7.29.3.28.8.28.27.3g

 

 

 

19番ライン

こちらは我が家早期羽化♀OOKUWA BLOOD2013年2番

51.5mmとの掛け合わせ。

この19番ラインもやはり高添加で暴れず羽化しています。

能勢YGブリーダーさんも今期かなり良い実績が出ている

三階松さんG+T.800

これが我が家の環境と血統にはまったのでしょう。

 

そして♀種親の幼虫推移。

幼虫の色・形状・頭幅・餌慣れ要因・食べ方。

全てをトータルで判断しても我が家過去最高のライン

 

我が家初となる当たりラインと断言して良いでしょう

 

14-KU-1908.35.6g

 

 

14-KU-1906.35g


 

14-KU-1915.33.4g

 

 

14-KU-1901.33g

  

 

 

14-KU-1905.32.5g

 

 

 

14-KU-1902.32.2g

 

 

  

14-KU-1904.32g

その他30.6.30.5.29.9g

勿論まだ1本目なわけです。

ただこれ程手応えのあるラインもそうはない。

折角の機会ですからね。

 

19番ラインから85mm以上を複数頭。

 

久留米前人未到ですと1ラインでは5頭以上でしょうか?

それは無理としてもなんとかアベレージに拘りたく。

狙ってみたいですね。

 

最大サイズは運任せで。

 

コメント (44)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2014年度・2本目へ交換その2

2014年10月25日 00時00分03秒 | 2014年度・オオクワガタ飼育


 

 

 

来週の月曜日、いよいよTV直販生放送に出演します

在庫リスクも抱えており。

それより果たして次回に繋げられるか?

1回で打ち切りとなってしまうのか?

そこは外資系だけに厳しいのですが頑張ります!

 

 

 

 

 

 

大型挑戦4年目の今期1本目はかなり良いです。

 

 

 

掘り出す前は皆さんと同じく期待と不安で掘り出しを

始めましたがその不安はすぐに消え去り。

 

今期も三階松さんG+Tがメインですが、

菌床ボトルの状態が良い。

喰痕の状態が良い。

こりゃ喰ってるなという手応えを感じました。

 

くわがたの里さんでも我が家からの3番から

31gが出ているようです。 

 

 

 

 

2014年度2本目へ交換その2


6番~16番

6番~9番種親♂は東京オオクワ2012年SP2番

(86mm同腹)♂80mm

 

我が家では将来的な掛け合わせを想定して

東京オオクワさんから毎年久留米産地♀個体の

購入を続けています。

ただ種親♂個体は初めて。

また2012年SP2番♂によるブリードは他に東京オオクワ

さんしか存じ上げぬ貴重な♂種親。

80mmと小さいながらそのポテンシャルには期待しています。

 

 

 


6番ライン

2014年唯一のインブリードが6番ライン。

東京オオクワ2012年SP2番兄妹(♀49.6mm)との掛け合わせ。

我が家では過去インラインを計6ラインやりましたが

大型化したことが一度もないんですね。

それだけにこの6番ラインの経過は予想外。

 インもいんじゃね?

 



14-KU-604.32.3g

その他31.3.30.6.29.3.28.8

 

 

 



7番ライン

種親♀は虎壱さん2012年6番(86.1mm同腹)♀50mm

高添加三階松菌床にて育った♀でしたが・・・



14-KU-709.34.2g





14-KU-717.33.1g





14-KU-703.32.7g



その他32.30.4

これは餌慣れか?

虎壱さんメルリン血統累代なわけですが

久留米1本目としては驚きの成長ぶり。

※HP管理表にない番号がありますが割り出し後に

マットから追加で発見した幼虫です。

 

 




8番ライン

種親♀はB団ともさん2012年6T13175(85.5mm同腹)

♀52.9mm

こちらの個体は形状面に歪みがなく注目していた♀個体。





14-KU-818.34g

 

14-KU-802.33.6g

その他32.1.31.7.29.6.29.1


こちらも1本目としてはかなり良い経過。
このラインは長さもあり頭幅が軒並み13mmを越えています。

 

 

 

9番ライン

種親♀はエバクワさん2012年16番(84.4mm同腹)♀52.5mm

血統背景はみかんさん84mmとマツノインセクト2012年14番

こちらは♂らしいのが少なく2頭の交換のみです。  

30.2.29.9



 

 

 

 

 



13番~16番

13番~16番種親♂はメルリン2011年9番
(86.1mm直仔)♂80mm



この2011年9番は我が家主力の血、メルリン2009年10番

86.1mmインライン直仔で持ち腹から唯一2013年に羽化した1頭。


本来我が家で2013年度大活躍した2011年10番

(86.6mm同腹)♂82mm

を今年も使う予定でしたが、ペアリング中残念ながら★となり。

急遽代役としてエントリーした個体。

80mmと小さいながらも貴重な2009年10番インライン

直仔だけに期待の種親。

形状は大顎に占める割合が大きく存在感があり。

この形状で特大を目指したいところ。

 

 


13番ライン

種親♀は東京オオクワ2012年SP2番(86mm同腹)♀51.3mm

29.8.28.5.27.3

 

 

 


14番ライン

種親♀は虎壱さん2012年6番(86.1mm同腹)♀52.3mm
7番とは♂♀が逆の配合。



14-KU-1411.34.1g KSP1最大。

その他29.3

 



15番ライン

種親♀はmasuko2012年3番(86.2mmB同腹)♀53.5mm
マツノ系累代個体。



14-KU-1509.32.4g

その他28.6.27.3.26.5

 

 


16番ライン
種親♀はhizo氏2013年早期羽化♀52mm

血統背景はメルリン2009年10番83mmと

マツノインセクト2012年53番52mm


29.7.27.8


 

13~16番ラインは他のラインと比較すると

もう一つ体重は乗っていませんがまだまだ1本目。

次に期待です。

 

 

 

 

 

 

さて次回は三階松Tタイプで暴れず踏ん張った早期羽化♀ライン。

特に19番ラインは当たりラインと断言します!

種親の資質。

種親♀と今期幼虫の成長過程。

1本目として過去最高の当たりラインとなっています。

 

これはちょっと楽しみになりました。 

 

コメント (38)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2014年度・2本目へ交換その1

2014年10月19日 20時03分12秒 | 2014年度・オオクワガタ飼育


 

 



カテゴリーとしては1本目投入以来、

3ヶ月振りの2014年度・オオクワガタ


この3ヶ月を振り返ると、2013年度羽化報告を

中心として、幼虫販売・成虫の販売のやり取り。



並行して来期2015年度久留米の補強も。

そして品川オフ会の準備が始まり、

2013年度AKV報告会・首都圏久留米党オフ会。

そしてす~やんさんが90アップ連発で圧倒的勝利を

飾った関東カラオケ予選会。



そして交流を目的とした品川オフ会 

あれから1ヶ月ですか。あっという間ですね。

大きなイベントの後は、地味に我が家2013年度

振り返りとしての総括が続き。

本業も気合いが入ってますからね。

W杯も決勝トーナメントに入った6月29日の

1本目投入以降は、我ながらトップギアの慌ただしさ。




決して2014年度が久留米裏年だから

力が入っていないわけじゃありません。


実家ブリードスペースに様子を確認することも

なく放置状態。

この時期は基本放置ですが。

 



6月18日に2本目への交換を行いました。

 

割り出しから即投入して111日。

昨年は約100日目交換がスタートでしたが、割り出し後

プリカマット管理を経ての1本目投入ですのでそれ程

変わりません。

その結果や如何に・・・

 

 



ブログネタ的に数回に分けてライン番号順に

報告したいと思います。








2014年度2本目への交換その1
(欠番を除き合計16ライン)



まずは1~5番ラインの交換状況から。

種親♂1番・2番はマツノインセクト2012年37番(幼虫購入から我が家で羽化)

 

♂83mm(86直系)とマツノインセクト血統♀との掛け合わせ。

いわゆる我が家マツノインセクト血統ライン

美肌で無駄を感じないフォルムが特徴。



昨年2013年度はメルリン血統メインだけに裏年である

このマツノインセクト血統ラインから、なんとか

大型個体を作出したいところですがどうでしょう

 

1番ライン

 

14-KU-106.32g

種親♀はマツノインセクト2012年2番53mm

この他30.1g・30.1g・28.3g

やや幼虫が若い印象です。

 

 

 

 

2番ライン 

14-KU-204.32.5g

種親♀はmasuko2012年3番(86.2mmB同腹)♀52.3mm

 

 14-KU-211.31.2g こちらはプロトタイプKSP1.800から。

使用されているブリーダーさん同様、KSP1は幼虫が若いようです。

この他30.8g・28.4g・25g波があり、太く頭幅のあるライン。

 

 

 

 

 

3番~5番ライン種親♂は主水さん2012年4番♂82.2mm(86.1mmB同腹)

主水さん2012年4番ですが♂shima1007系(2009年6番85.2同腹)

♀メルリン系(2010年7番84.5mm同腹)

という我が家2013年メインである2009年10番(2011年10番)

の血が入っていない組み合わせ。

 

またshima1007系とメルリン2010年7番の太さより

長さを重視した形状。

そして何より注目は還元率。この82.2mmも最終体重は29.7g

この♂種親だけに体重は期待していませんでしたが・・・

 

 

 

3番ライン

 14-KU-306.32.1g

期待通り長さのある幼虫。

種親♀は九州勢でも良さそうな報告がある東京オオクワ

2012年SP2番(86mm×2頭・同腹)♀51.3mm

その他30.3g・30.2g・26.7g

 

 

 

4番ライン

 

14-KU-411.31.4g

14-KU-407.31.1g

種親♀はB団ともさんT13175(85.5mm)♀53.1mm

こちらは見ての通り長さを感じず太い印象。

次の交換は?

その他27.8g・27.2g

 

 

5番ライン

14-KU-505.33.3g

種親♀はメルリン2012年3番♀52mm

こちらもメルリン2009年10番(2011年10番)の血が

入っていない組み合わせ。

そして♀の父はメルリン2010年7番84.5mm同腹という

あえて2010年7番の配合を濃くしています。

ちょっと太短い印象ですが、配合的にバッチリかもしれません。 

その他は30.7g・30gと全て30gアップ。

 

 

 

 

次回は東京オオクワ2012年SP2の♂種親を使ったラインと

メルリン2011年9番(2009年10番インライン直仔)ラインを報告

したいと思います。

さてこちらはどうでしょう

 

 

 

 

 




 

 

 

コメント (44)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2013年度総括その3・温度管理について

2014年10月10日 22時08分06秒 | 2013年度・オオクワガタ飼育

 



季節的にインテリア業界はこれからが本番。

このところ帰社は平均22時を過ぎ、3連休も仕事。

ブログ更新は息抜きでもあり。



 


さて来週末からボトル2本目への交換を開始します。

割り出しと同時に投入し110日~120日の交換を予定。

少し引っ張ります。


 


昨年はプリンカップマットを経て約100日交換なので

孵化からの期間としてはそれ程変わらないか。

飼育数は昨年とほぼ同数の212頭。

(まるで食痕の見えぬボトルがチラホラと・・・)

昨年2013年度は、後伸びといわれる久留米で♂30g

アップ数18頭・約2割というまず満足の1本目交換結果

でしたので2割が一つの目安となります。




 その喰痕から判断する限り今期はもう一つ。

断熱材対策を施しましたのでボトル内でじっくり居食い



 

さて我が家2013年度総括その3



1.血統(血の配合量・配合率)

2.菌床(添加剤)

そして最後はオンザロード、否、温度。


3.環境と温度について


より大型化すると考えられる血統(系統)の入手。

長さを鑑みた組み合わせと血の濃さを踏まえた配合。

実績、コスト、安定した供給体制、飼育環境を加味し、

同様に大型化に向けた菌床の選択。

更なるプラスαを期待した添加剤の取り組み。


上記は私のイメージとして

攻め型の構想と捉えています。




それと比べ環境と温度はどちらかといえば

守り型取り組み。


などと記述しながら、これまで我が家はややチャレンジ型

ではありますが・・・




その温度と環境について我が家では2011年と2012年度

過去2年間、対決の構図として環境の違いによる

温度管理検証に取り組みました。

成果は別として。



2011年度は高田馬場マジックフォレスト

レンタルルーム恒温管理と

自宅マンションでのワインセラー管理。

特に2011年は「恒温で実際にセミ化を招くのか

そこはどうしても取り組みたかった。

ちなみにレンタルルームの冬季期間は通しで23度。

結果はご存じか、全て羽化しています。


ただサイズには反映しなかった。

3本返しサイクルでは菌床が持たず80mmアップは

2月に4本目に交換した1頭のみ。

ワインセラー管理の方が成績が良かった。

やはり冬季期間の管理が重要であると。




2年目の2012年度名古屋ターニングポイントさん

レンタルルームと実家ワインセラー管理。



サンプル数も多く、同じ菌床を使った取り組み。

ですが結果こちらもワインセラー組に軍配が上がりました。

しかし2年目に体験した数々の反省と失敗要因は大きかった。


プリカ高添加飼育の拒食症現象。

ずさんな交換による雑菌混入と菌床劣化による暴れ誘発。

交換サイクルの遅れによる影響。etc

インライン♀のポテンシャル検証含めて色々学びました。

 

 

この幾つかのチャレンジについては納得していましたがね。

なにせ同期ブリーダーとの羽化実績に大きな差が・・・

 

 

そこで「大型血統作出ストーリー」の原点に立ち、

今までの失敗経験を生かし、そして転機の年として決断。

2013年度のエアコン管理による実家ブリードスペース設置

へと至るわけです。

 



2013年度はこれまでの反省を踏まえ温度、湿度の他

インテリア業界の特権を生かし光、音という部分も考慮して。


遮光・防音カーテンに、い草を用いたブリードスペース

 

 

 

 

湿度効果を期待したい草でしたが、デメリットとして逆に

ダニの温床になったような気が。

特に冬場放置した♀のボトルにはコナダニの影響で

目が痒くなりましたから。

 

 


温度湿度管理については「おんどとりデータ」を見る限りまだまだ。






2013年度は投入から26度。

2本目への交換から少しづつ下げ3本目への交換は

21度前後。

ここからチャレンジ魂で3本目冬期期間温度を

20度~21度で約90日間桜の開花まで維持。

ここは正直チャレンジでした。


セミ化の懸念は2011年度の検証があるので

心配していませんでしたが、菌床の劣化による暴れ。


期間、菌床水分量、詰め方、温度、湿度等複合的要素が

ありますし、暴れ防止対策を施したものの半数以上

暴れてしまうのでは?

正直トライ中そんな恐怖はありました。


結果暴れ率2割。

過去2年間冬季期間18度の我が家温度帯による

暴れ率は5%未満。

結果、久留米で目標の85mmアップを達成する

ことが出来ました。

内心ハラハラドキドキでした。

 



ここは意見の分かれるところではありますが、

3本目羽化ボトルは多少水分量がある方が暴れ

にくいように感じていますがどうでしょう?

暴れたボトルを掘り出した時に感じるあのパサパサ感。



ちなみに過去TP菌床ボトルでの暴れは殆ど記憶がない。

またマツノインセクトのオアシスは菌自体が強く、

適度な水分量を維持している印象です。

エクシードさんのレビンもハマると同様の印象ですね。

 

 

何れにしても蛹化ステージから羽化ステージにおける

菌床ボトルを如何に良好な状態に保つか? 保てるか?

そこが重要ですね。

 

 

年2014年度ですが、あえて前年との比較検証をと

考え2013年度に施さなかったスタイロフォーム及び

断熱シートによる、断熱対策を実施しています。

 

産卵セット前夜でしたね。

 温度ブレ、掘り出し後の菌床ボトル状態など、比較検証を

進めたいと思います。

 

 

そして今期の冬期期間温度管理をどうするか?

最終的に決断ができていません。

さてどうしようか?

 

 

 

 

 




 






 

 

コメント (24)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2013年度総括その2・菌床について

2014年10月03日 23時04分24秒 | 2013年度・オオクワガタ飼育




 

次女美織は3歳2ヶ月。

今はパン食派。

ポカリが好きで夏に与え過ぎた影響で虫歯が数本。

はまっているのはディズニージュニア・アニメ

「小さなプリンセスソフィア」

定番のアンパンマン。中でもオモチャ紹介のYouTube。

今年大ブレイクの妖怪ウォッチは既に飽きたかな・・・


怒られると生意気にもふてくされ、タンスの隅に

入っていじけたり。

時折優しいところも垣間見られ。

来年から幼稚園ですから早いものです。

 

 

 

 

 

 

オフ会ネタを優先してきたため、

2013年度の総括がズレ込み、皆さんは既に2本目交換

も終盤時期となり、最早時期外れの感が・・・

それでも備忘録と頭の整理として書き残します。

 

 

 



2013年度総括その2・菌床について

 

昨年2013年度に使用した菌床ブランド

TP.ST2-EX

三階松G・T・GT866

神長S3・S3M・S4

以上3ブランドにオリジナル添加パターン。




2013年度総括その2として今回取り上げるのは

2012年から使用し2013年度メイン三階松菌床について。

 




三階松菌床をメインに選んだ理由


我が家ブリード環境は水分量の少ない仕様が

合っていると判断。

オリジナル添加剤も併用しているので感じるのですが

水分量が多いと劣化が著しく

また一昨年の経験で3ヶ月近く経過したボトルでも

菌床の劣化が少なかった。



ブリード当初から取り組んでいる久留米産地に

適した高たんぱく質添加配合量の検証を突き進めたい。

これは後程。



久留米での大型実績がまだ少ない。

天邪鬼的考え方。
レビン、オアシス以外から出してみたい

勝手ながら本家マツノ血統に拘りオアシス

飼育メインブリーダーさんとの対決の構図が面白いと❗️




三枝さんの蓄積されたデータと研究熱心な姿勢

そして怪しいHPとたまに突っ走り過ぎるところ。

やや私と近いタイプではないか。




特に高たんぱく質添加剤の餌を、問題なく摂取

(吸収)出来る強化タイプの久留米産♀を作り

累代させていく。

大型化へ向けこの仮説と過程は実に興味深く。

 

 

我が家では大型ブリード挑戦の2011年度、久留米産に

ギネス菌床である銚子オオクワガタHSを使用しました。

ただ当時の幼虫は喰いカス(糞)が黒く下痢気味が多かった。

HSではやや強いか?という印象を当時抱いたわけですが

そのHSよりも更にカロリー、タンパク質添加含有量が

多いと思われるのが三階松Tタイプ。

我が家久留米の♀の場合、まず暴れますし

♀の羽化サイズがまるで大きくならないという。

 

要するに他と比べ差が良く分かるんですね。

 

TP菌床で高タンパク質添加検証を3年トライした結果

それ程には差を感じなかっただけに、逆に分かり易い。

違いが顕著である。

ここは添加剤に興味がある方は重要でしょう。

 

 

しかも糞や食べカスが黒から茶褐色で下痢が少ない。

腸内共生菌の働きやバクテリア分解吸収能力の高い

♀幼虫を選別していく。

一握りですが、暴れず喰える幼虫がいるんです。

 

 

 

そして更に都合が良いのが、三階松Gタイプ菌床。

この菌床はタンパク質無添加。

 

 

ちなみに我が家2013年久留米種親個体は

マツノインセクト

メルリンさん

shimaマツノ血統

東京オオクワ

その他ブリーダーさんが累代してきた個体と様々。

 

どの血統に何が合うのか、どんな菌床で育ってきたのか?

どの餌が適正か?の中、G+Tのミックスという

選択肢ならばどちらかを喰えるため♂はリスクが少ない。

♀は高添加仕様の検証を続け、

♂はリスク回避と実績狙い。

これぞ一石二鳥。

 

そんな考えで2013年度のメイン菌床に

セレクトした訳です。

 

 

3本目の♂には廃ホダを15%使っている

GT866を羽化まで使用。

 

その2013年度の結果ですが、

約半数の17頭の80mmアップ。

82mmが4頭

83mmが2頭

84mmが1頭

85mmが3頭

 

トップブリーダーさんの羽化実績と比較すれば

何てことはありませんが、これまで我が家

の羽化実績からすれば上出来の結果。

 

 

また2014年度ブリードで、そのTタイプで

ギリ暴れず羽化したきた♀を使ったラインが

2014年7番・14番

(虎壱さんからの補強♀個体ライン)

2014年18番・19番

(自己ブリード早期羽化ライン)

という高タンパク質強化♀によるラインなんです。

どうなんでしょう? 

 

その辺りの2本目への交換状況も楽しみではあります。

 

 

餌の要素である菌床も重要ですからね。

 

ブリーダー目線に立ち、安定した品質を提供する

ための情報提供は大変有り難く信頼が増します。

『仕込み失敗ロットが出てしまいました。』

そんな悪い情報も含めて。

三階松三枝さんには色々お世話になっており

ますのでなんとか実績で恩返しがしたいと思っています。

 

 

 

最後、

3ヶ月経過した我が家1番ラインボトル状況

 

 

 

 

 

 

今期はG+Tと、プロトタイプKSP1。

 kazさんの仮説も踏まえ、もう少し引っ張ってみたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント (34)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする