悠久の時を経て

「美しく大きく丈夫なオオクワガタ」このテーマを担う血統作出目指した飼育記録をメインに、気儘な話題を書いていきます。

2011年度・羽化報告3

2012年06月21日 18時30分00秒 | 2011年度・オオクワガタ飼育

 

 

今日で43回目のHappy Birthday

そしてしつこいようですが、

この一年は長い人生の中でも記憶に残るような、活動的な年となる「転機の年」らしく

果たしてどんな1年になるのか 楽しみです。

確かに運気は確実に上昇しています。  厄が抜けた感がありますね。 

 

 

そして我が家の2011年度ブリード

まだショップレンタルスペース飼育管理組と、常温管理組が数頭残ってはいますが、

我が家の2011年度ブリード最大個体は♂83mmです 

 


 

 

久留米5番ライン‐505(82.3×53.2m) レンタルショップからワインセラーへ移動

→5/28:HS800へ♂27g

→8/28:HS1400へ♂28.2g

→12/11:CR1400へ

→5/下旬:羽化♂83mm

 

 

5番ラインは、マサレッドさんから♂♀共に直接譲り受けた種親からの累代です。

♂種親は82.3mm 09-KU220 

マツノインセクト1番血統(70.326マツノ843ギネス直系)と、マツノインセクト12番血統(70.465)の累代。

※マサレッドさんがマツノインセクトさんから直接譲り受けたマツノ系ライン。 

♀種親は53.2mm 09-510 

メルリン2007年1番血統BE‐KUWAギネス直系と、同じメルリン2007年15番の累代。

※マサレッドさんがメルリンさんから直接譲り受けたメルリン系ライン。

  

 

頭幅は27.8mmと太くありませんが大顎が太い(付け根部分で5.7mm)

大顎の太さは計測方法により若干前後しますが、見た目でも太い印象があります。

この5番ラインは昨年の今頃、産卵数が一桁と少なかったことを記憶しています。

種親は、頑張って素晴らしい仔を産んでくれて感謝ですね。

 

 

しかし今年はブログ上でもwaizuさん、Gullさん、エバクワさんと

国産オオクワガタトップブリ-ダーさんの素晴らしい羽化報告が続いています。

1年の歳月をかけて、手塩に育てたオオクワガタブリードライフの集大成ですからね。

本当におめでとうございます

我が家もいつの日にか超ド迫力ボディの個体を作出したいと思っていますが、

大型血統挑戦の1年目の結果としてはとても満足しています。

 

そして先日、我等「首都圏久留米党」の実力者であるKazさんから

久留米で立て続けに83mmと84mmといった羽化報告がありました

しかも、ここちゃんの育てた久留米産が最大サイズ  いや~素晴らしい

 

党首交代ですね。

 

そうなんです。

首都圏久留米党のルールでは、メンバーの中で「その年の最大個体作出者」

がその年の栄誉ある党首に認定されるんです。

主水さん、ポチさん、paxさん、首都圏久留米党は、今のところ「ここちゃん」が暫定新党首ですョ

これは党首返り咲きを目指し、今期も気合いを入れて頑張らねば

  

 

さて、2012年度も始まっておりますが、

仮説&検証テーマを掲げ、今後も好き勝手にじっくりと楽しみたいと思います。

今期はなんとかワインセラー飼育で84mm以上を出してみたいですね~

ワインセラーでは、細かな温度調整と温度の安定は上手く行きましたが、

それ以上を目指すためには湿度なのか?冬温度の温度管理なのか? やはり餌なのか

 

それと恒温レンタルショップスペース飼育ですが、2本目交換以降の温度管理が

失敗に終わりましたが、実はリベンジを考えておりまして   

これについてはまたどこかで記述したいと思います。

 

それにメルリン血統84.5mm同腹、同サイズ×♀3頭による比較検証でしょ~

菌床対決・第二弾でしょ~ 

843マツノギネス血の濃さ=配合量(奇跡の血量)についての検証でしょ~

いやいや楽しみですねェ~

今期も、ボチボチと頑張ります

 

 

 

 

 

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セミ化か?「恒温ショップレンタルスペース飼育」その後

2012年06月16日 23時50分38秒 | 2011年度・オオクワガタ飼育

 

 

次女美織は11ヶ月間近。

最近母親にべったりで、姿が見えないと泣き、見えると満面の笑顔。

なので2~3時間程度であれ、次女のお守もなかなか大変な父親。

下の歯に続き、上の歯が生えてきまして、多少の模倣も出来ます。

歩くのはまだまだ。 ハイハイも苦手な次女。

社内報「初めてのお誕生日おめでとう」の写真撮影を、クワガタ以上に張り切る私

 

長女は年長なんですが、そろばんを始めました。

覚えること、出来ることが面白いのか、宿題を自ら進んでやるほどに頑張っていますが

さてどうなるか?今後に注目です。

 

 

「興味や関心」は性格に起因する内的要因なのか?

それとも家族のフォロー含めた外的要因教育で宿るのか? その両方か?

出来れば覚めて達観した人生よりも、興味関心に溢れた人生を歩んで欲しいと望みます。

私も今は文庫化された小説「1Q84」にハマっています。

 

 

 

 

さて、我が家の2011年ブリードは、3つの温度管理下で飼育しておりますが、

「ワインセラー飼育」では、★以外全ての個体がセミ化もなく羽化しています。

細かな改善点はありますが、まずはワインセラーとサーモによる

「温度の安定」については高く評価したいところです。

 

 

そして一方恒温エアコン管理による飼育を実施し、12月末の2本目交換時までは順調だった

「ショップレンタルスペース」

ですが、11ヶ月を経過した4月半ばの段階ではなんと1頭も蛹化していませんでした。

 

「ショップレンタルスペース」恒温飼育管理組は、ご存知のように

「冬温度を設けず、喰わせ続けることで幼虫がより成長するのでは?」

という検証目的もあり、あえて低温飼育期間なしの23~24度のまま。

これはやってしまったのか?

それともこれから蛹になるのか?

 今までも、ショップ購入個体からの国産オオクワガタは恒温下でも問題無く無事羽化しているようです。

やはり種親の飼育環境の影響をまともに受けるんでしょうか?

 逆にショップに残した半数の♂♀がセミ化してしまうか否か?

どうなるか興味深いです。

といった記述をしていました。

 

 

 

 

 

そしてその後なんですが、なんとか♂の3/4が蛹化。

♀はほとんどの個体が蛹化ないし羽化してきました。

まずは一安心といったところなんですが、♂のほとんどが暴れてしまいました。 

冬温度を実施しない恒温管理によるショップレンタルスペース飼育は失敗に終わりました。

 

この失敗の結果については色々と学ぶべき点ありましたね。

特に同じ菌床にて、ワインセラー飼育と同時に比較していたので、その違いがはっきりと分かりました。

菌床の劣化状況含め、冬温度管理の重要性を改めて実感した次第です。

 

もう一つの温度管理「軒下常温管理」ですが、蛹室をようやく作り始めました。

真冬は10度前後の温度で放置飼育していたためか、こちらは菌床の状態が悪くありません。

 

このそれぞれの飼育環境下の羽化サイズについては、

今後ブログ及びHP OOKUWA BLOODの飼育データに更新していきたいと思います。 

 

 

 

 

 

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2011年度羽化報告2

2012年06月12日 22時21分42秒 | 2011年度・オオクワガタ飼育

 

 

 

決算を終えて少し落ち着きましたが、やたらと飲み会が続き寝不足気味。

 

少し前になりますが、ブログ上でお付き合いがあり、色々と参考にさせて貰っている

ブリーダーのwaizuさんから、久留米産で♂85.4mmが作出されました。 

いや~凄いですね~

累代を続けていく中で、自己ベスト(マイギネス)を更新すること。

非常に価値があると思います。

 

 私も学生時代陸上競技に打ち込んだものとして、自己ベスト更新を目指すことに対しては

意欲が湧きます。

我が家からも「健康的で美しく、そして特出したサイズ」をいつか出してみたいものです。

 

 

 

 さて羽化報告第二弾ですが、その後♂82mmまではなんとか羽化しています。

 

久留米2番ライン‐205(82×53mm) レンタルショップからワインセラーへ移動

→6/1:HS800へ♂27g

→8/21:HS1400へ♂32g

→11/23:CR1400へ

→5/中旬:羽化♂82mm

 

 

久留米2番ライン‐202(82×53mm) レンタルショップからワインセラーへ移動

→6/1:TPヒラタケ:スタンダード+マル秘添加剤800へ♂24.5g

→8/21:TPヒラタケ:スタンダード+マル秘添加剤1400へ♂31.5g

→12/11:TPヒラタケ:スタンダード+マル秘添加剤1400へ♂

→5/下旬:羽化♂82mm

 

 

前回紹介した209番81mmと同じように、期待の2番ライン(メルリン2009年2番♂×マツノ2009年5番♀)

でしたが大顎の先端が湾曲しておりまして・・・ 

我が家期待の幼虫最終最大サイズ32gの1頭・205番も82mm止まりでした。

いや~羽化しないと分からないものですね。

次世代に期待したいと思います。

 

 

 

そして現時点の最大サイズなんですが、7番shima1007(1番♂×3番♀)ラインから出ています。

 

久留米7番ライン‐708(81.7×52.6mm) ワインセラー飼育

→5/28:TPオオヒラタケ:スタンダード+マル秘添加剤800へ♂30g

→8/21:TPオオヒラタケ:スタンダード+マル秘添加剤1400へ♂30.5g

→12/11:TPオオヒラタケ:スタンダード+マル秘添加剤1400へ

→5/下旬:羽化♂82.2mm

 

 

振りかえるとこの個体は、我が家の1本目で唯一の30gという708番です。

その後2本目の成長を期待して掘り出したのですが、現状維持の30.5g。

正直がっかりした事を記憶しています。

その後実はノーマークでしたが、種親を超えてまずまずのサイズで羽化してくれました。

そして何しろ種親に似て、大顎が直線的で長い。なかなかカッコイイ個体です。

 

あとは見る限り4番と5番がまずまずのサイズで羽化しています。

708番を超えるかどうか?

見る限り特大サイズはなさそうですので、累代の楽しみ(自己ベスト)を

今後の「仮説と検証」により達成していければ楽しいなと感じています。

 

 

 

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マイギネス更新

2012年06月02日 21時50分25秒 | 2011年度・オオクワガタ飼育

 

 

 

なんとか決算月を乗り切りました。

私の管轄する課は、お陰様で前期から大幅な収支改善で着地出来そうです。

営業に受注業務にと皆頑張りました。

パァーっとお疲れ会を開催したい気分です。

 

 

そして人生で転機の年となるであろう、誕生月である6月からの1年。

後厄を抜け、運気が上昇し、人生の中でも記憶に残る

活動的な年となるようなので楽しみです。

 

そんな区切りの新年度に入る直前の一昨日、

嬉しいこと、そしてとても悲しいことが同時にありました。

嬉しく喜ばしいことは、友人がようやく念願が叶ってパパになったこと。

おめでとう〇ちゃん

  

そしてその同じ日、ショックで悲しいことがありました。

少し時間が経過して心を整理出来てから記述したいと思います。

 

  

 

 

2011年度ブリードの羽化報告第1弾です。

その前に恥ずかしながら、我が家の国産オオクワガタ・マイギネスの紹介を

最大サイズ:♂75mm・♀43mm

産地: 佐賀県神埼産

種親: ♂76mm×♀48mm同腹インライン (クレイジーフォレストより購入F5)

菌床: G-POT→クレージーフォレストオリジナル(CF)→CF・幼虫最大体重26g

温度: 12月末までマンション常温飼育

(盛夏時期のみ冷水&保冷剤による温度管理を実施。

1月から購入したワインセラー管理へ移行し5月末羽化)

  

ブログを始める1年ほど前から、諸先輩ブリーダーさんのHPやブログを閲覧し、

見よう見まねで80mmオーバー作出を目指して飼育を始めましたが

昨年の実績は80mmはおろか種親越えも果たせずに終わりました。

  

 

その悔しさ糧に、80mmオーバーに挑戦するべく大型血統入手から始め、

温度管理、餌と全てを一から見直して始めた2011年ブリード

 

我が家では、それほど幼虫体重を乗せることが出来ませんでしたが、

なんとか目標の1つであった80mmオーバーについては、

血統の持つポテンシャルのおかげで達成することが出来ました

  

  

 久留米5番ライン‐512(82.3×53.2) (ワインセラー飼育)

6/14:TPヒラタケ:スタンダード+マル秘添加剤800初令投入♂25g 

→8/28:TPヒラタケ:スタンダード+マル秘添加剤1400へ♂30g

→12/11:TPオオヒラタケ:スタンダード+マル秘添加剤1400へ

→4/26:蛹化22.7g 

→5/中旬:羽化♂80.5mm

 

 

  

 久留米4番ライン‐409(82×52.2) (ワインセラー飼育)

→5/28:TPオオヒラタケ:スタンダード+マル秘添加剤800へ♂26.5g

→8/21:TPオオヒラタケ:スタンダード+マル秘添加剤1400へ♂30.3g

→12/11:TPオオヒラタケ:スタンダード+マル秘添加剤1400へ♂29.2g

→2/18:TPオオヒラタケ:スタンダード+マル秘添加剤1400へ

→5/中旬:羽化♂80.5mm

 

 

 

 久留米2番ライン‐209(82×53)  (ワインセラー飼育)

 6/2:TPオオヒラタケ:スタンダード+マル秘添加剤800初令投入♂26g

 →8/21:TPオオヒラタケ:スタンダード+マル秘添加剤1400へ♂31.5g

 →12/11:TPオオヒラタケ:スタンダード+マル秘添加剤1400へ30.5g

→2/19:TPオオヒラタケ:スタンダード+マル秘添加剤1400へ

→5/中旬:羽化♂81mm

 

 

 たまたまでしょうか?掘り出した個体で80mmオーバーの3頭

全てがワインセラー飼育管理組で、菌床はTPマル秘添加剤入りです。

この3頭ともにディンプルもなく無事に羽化してくれました。

 

409番は厚みがありますがなかなかの美肌個体。

209番は全体的なフォルムが大きくサイズを期待しましたが、

いざ計測してみると大顎の先端が湾曲しており、もうひと伸びが

ありませんでした。

 

ちなみに4月30日のブログでご紹介した蛹体重24.3gですが、

残念ながら羽化不全となっています。

 

 

そしてこの後、今年の目標である種親超えは達成されるのか

また躓いた2012年産卵セット、果たして今年幼虫がとれるのか

レンタルショップスペース飼育管理組のセミ化はどうなのか

 

この趣味は長いスパンを費やすため、あえてじっくり検証して

上を目指して邁進していくつもりですが、

ブリードを成功させないことには全てが始まらず・・・ 当たり前ですが

不安は募りますが、諦めず粘りたいと思います。

 

ちなみに次回ブログ首題は「雅パパさんとのゴルフ対決」 来週ラウンド予定

まぁ端から対決にはなりませんが楽しみたいと思います。

 

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