2013年GWも始まりました。
皆様はどうお過ごしでしょうか? 我が家は今年も近場で休日を過ごす予定です。
さて、ちょっと前半は備忘録の真面目モードで。
「何かを得れば何かを失う。
そして何ものを失うずに次のものを手にすることはできない。」
開高健
今回の「決断」の首題にまつわる話題から。
仕事で学んだ、教わったことに、開高健さんの言葉と同じような意味として
「過去を捨てる勇気」というのがあります。
過去を捨てるからこそ、新しいものを受け入れられる。
仕事の話題ではありますが、今回それを痛切に感じるある決断がありました。
先週末、来期となる6月1日より、私が管轄する課の最重要得意先の
営業担当変更を決め、それを営業担当者に伝えました。
その得意先はインターネット販路としては、最大の売上を誇る
最重要得意先ですが、ここ直近大きく売上が低迷しています。
前任担当者は、その得意先を6年程前から、それこそインターネット部門に
進出し始める創成期から、得意先のオーナーと一緒になり
あらゆることにチャレンジし、大きく売上を伸ばしてきた優秀な営業マン。
また売上低迷は営業マンの責任ではなく、得意先要因です。
その営業マンには、来期からは低迷するチェーン系家具店と
新規家具店を担当し、課はおろか部全体を含め建て直して貰います。
本人はそれでも、最重要得意先に拘る思いが強いわけです。
「過去を捨てないと、未来に進めない」
人は過ぎ去った時間に対してよく執着するが、
自分が過ごした時間を無駄ではなかったと思うがために過去を正当化してしまいがち。
そうすると、気がつけば同じことばかりを繰り返す自分がいて、未来に進みにくくなる。
次へのチャレンジ、前に進むためには過去を捨てる勇気が必要。
大切なことは、過ぎ去った時間ではなく、今から過ごしていく未来の時間。
「何かを得るには何かを失う」
その最重要得意先を来期も継続しながら、という選択肢もありましたが、
今回は、私の担当する課内ではとても大きな決断となりました。
大きな売上を誇る得意先の担当変更ですからね。
それが来期どんな結果をもたらすのか?
まあやるしかありませんがね。
さて、首題のテーマですが、一応実験とまではいきませんが
結果を報告したいと思います。
種親 ♂2011年マツノインセクト17番
♀2012年オオクワブロード6番(予備♀)
使用性フェロモン剤「富士フレーバー�」
「イチモンジカメムシ用性フェロモン剤1錠」
「ミカンコミバエ用性フェロモン剤1錠」
実験方法
1.ケース内にそれぞれのフェロモン剤をケース内部に1錠ずつ貼り付ける。
2. 約5分間放置した中にオオクワガタ♂♀を投入し蓋をする。
3. 15分間の間にペアリング行動を起こすか監視下ペアリングにて観察。
実験結果
おっと早くも産卵誘発効果か
スイマセン。カプセルQでした
「イチモンジカメムシ用性フェロモン剤」
ペアリング行動への動きはあるもののペアリングは不成立。
「ミカンコミバエ用性フェロモン剤1錠」
ペアリング行動への動きはあるもののペアリングは不成立。
昆虫は数百万もの種が存在し、そのなかで同種を認識するために、
種ごとに異なるフェロモンを用いているため、想像とおり結果となりました。
いくらフェロモン剤に害は無いとはいえ、こんな取り組みをやる方は、
まずいないでしょうしマイナス要因も気になりますからね。
流石に2大エースには使用を控えました。
しかし3月羽化のニジイロクワガタには、イチモンジカメムシであろうが
関係がありません。
恐るべしニジイロ
それでも気温上昇に伴い、2大エースの内ペアリング意欲に乏しかった
83.2mmは活性が上がってきましたね
また監視下ペアリングでは、当初ケース内をぐるぐると動き回っていた
♀が、♂を受け入れるといいますか、じっとするようになりました。
皆さんのところでは、そんなことはありませんか
そして、いよいよ我が家も実家の方ですが専用ブリードルーム
(ブリードスペース)を設置します。
そして我が家の産卵セットは、ブリードスペースの防音カーテンが
完成する5月11日の予定です