年度末の緊張感と慌ただしさがパタリと落ち着きました。納めた仕事の手直し工事と組織改編後、新年度予算分の改修案件が多少動き出した4月下旬。皆様はGW期間の予定は立てられましたか?
我が家は春になって少しずつ動き出しました。とはいえ本題の方は春でもじっとして貰いたいわけですが...😅
少し時間と気持ちに余裕ができたもので。
家族で鎌倉に出掛けた後、天気の良い日を見計らい、再度単独で鎌倉探索をしてきました。
・鶴岡八幡宮
創建1063年、鎌倉幕府を築いた源頼朝の祖先源頼義が京都の石清水八幡宮を勧請し、源氏の氏神様として八幡宮を祀ったことから始まったとされる。
鎌倉五山 中国(宋の時代)の制度にならったもので禅宗寺院の格式を表したもの。鎌倉時代の1299年頃、北条氏によって導入された。
・建長寺
虫塚(虫のためのお墓)
天狗が鎮座する半僧坊
見晴台から相模湾を見下ろす眺望
・円覚寺
・北条時宗霊廟
・浄智寺
寿福寺
・浄明寺
他
・明月院(あじさい寺)
・報国寺(竹林寺)
2020年秋には京都五山も制覇していますので、鎌倉、室町といった悠久探索もひとまず落ち着きました。
さて今回は2021年ブリード最終ステージの取り組みについての話題を取り上げます。
ようやく今期のスタート時、ブリードルームに設置した温室2台、サーモスタッド3台、オイルヒーター2台を最大限に活用する時期となりました。昨年セミ化が多発しています。一昨年もセミ化が見受けられました。カンタケ菌をメインにしてからですね。
ウチの場合、セミ化が多発した要因はMAX温度がそのひとつとみています。これまでオオヒラタケ菌をメインにした管理では昇温時のMAX温度を25〜26度にして蛹化、羽化を促進していましたが、この2年間は一度MAX温度に到達させてから、その後23度台に戻し羽化まで管理をしていました。
これは昇温時のカンタケ菌ダメージを懸念しての管理。その分、下の温度を16度に下げて高低差による温度ショックを行いました。がしかし、どうも反応が悪く上手くいきません。
そこで今年は最終ステージについてはブリードルーム内温度帯を3つの異なる温度帯に分けて管理することにしました。
①23度台
②24度台
③25度台
三寒四温といった気温の変動がようやく落ち着くこの時期からの取り組みますが、果たしてどんな結果になるのか?
ウチの環境ではどの温度帯が最も良い結果が得られるのか?セミ化は改善されるのか?23度ではやはり上手くいかないのか?他温度帯では?完品羽化率は?暴れは?
2021年度はどちらかといえば安全パイ寄りの管理ですからね。完品羽化についてもデータを取り検証していきたいと思います。
それでも2020年1番の失敗要因は親の代の最終ステージ管理が大きく影響しているんだろうなぁと。個体差はありますが、やはりしっかりと管理され、スムーズに沢山の虫を羽化させている方からの虫は比較的スムーズに羽化するんだよなぁ。
なんとか春以降もボトル内でどしりと鎮座して動き回ることなく。お願いしたいものですね。やることをやって、ここまできたら最後は神頼みですな。