出勤の土曜日だったが、
面倒な仕事をそそくさと済ませ
交換報告をと予定した土曜日。
そのもう一つの土曜日に
『腹黒屋』の隣で
腹に一物も二物も持つ男達と
もつ鍋を囲む『黒のオフ会2』
が秘密裏に開催されていた。
関西大鍬形研鑽会・KOK会長
桑名鷹氏
半クワの抜かりなきブリーダー
Mr.ogro あらためougo氏
まずは文句から。
鷹会長!
1年前の鷹さんブログ
『やっぱり黒が好き』
の文中に>品川という場所がら、
先日開催された品川オフ会の
裏側のお話を少しお聞かせ
いただきましたが…
ブログには書けない話ばかり。
あの記事から『ここだけの話』
と幹事がベラベラと。
全国へ噂が流れていった・・・
違う。
断じてベラベラなど決して無い!
『ペラペラ』ですから。
などと黒いジョークから・・・
まぁ『黒のオフ会』とはいえ、
愚痴なぞは無い会合。
KOK・半クワ倶楽部・
首都圏久留米党。
どちらかといえば、その内輪
事情なぞが話題のメインでした。
そう、ここだけの話ばかり・・・
しかしここのもつ鍋。
これはかなり美味しかった。
お勧めです。
腹黒屋の隣店で有意義な3時間。
新幹線予約時間となった鷹会長
とは、ここでまた来年の再開を
固く誓いお別れ。
そのあとougo氏と次の店へ・・・
次に行った居酒屋
どうですか?
新幹線発着駅となり洗練された
品川港南口の真ん前でこの佇まい。
なんなんだこの場末感は・・・
とても気になり・・・
やはり今回『黒のオフ会』ですから。
店に入るなり大将に
『なんすか?品川駅前でこの場末感
丸出しの店は?』
などといきなりね。
ドロンズ石本氏似の風変わりな
大将はムッとしてましたが・・・
まぁ『黒のオフ会』ですから。
要するにこの店は30年も前から
変わらない。
港南口駅前開発で周りが変わったと。
しかしこの大将も相当な『黒』
我々が店にいる間、何人の客を
追い返したことか・・・
『ウチは2名以上はお断りっすから』
黒だ!
アーサーだ!
でもまだ夜だぞ?
なんなんだ、ogro氏といると
チョネキャラが、毒されちゃう・・・
一夜明けました。
さてお待たせしました。
2014年度2本目へ交換その1
ちと引っ張り過ぎたようで。
菌糸ボトルも黒が多かった。
ただあくまでも途中経過。
3本目への交換。
そして晩成久留米は大きくなる。
羽化までは決して分かりません。
大型血統による挑戦5年目となる今期1本目。
1番・3番・4番種親♂は我が家2013年度最大個体。
バランスの良い2013年度2番自ブリ
KU-214.85.8mm
我が家メルリン血統累代代表個体。
♂親2011年10番82mm(86.6mm同腹)
♀親2011年2番52mm(87.2mmB同腹)
1番ライン
2015年自己ブリード同士のライン。
♀親は2013年5番KU-505
52.2mm(85mm同腹)
ST2-EXオリジナル添加からの羽化雌。
組み合わせの選択肢は
最大個体同士
血統背景
形状面
などブリーダーによりそれぞれ。
この2015年1番ラインは、特に配合面
からのアプローチを考えました。
笠尾二郎の配合理論
その中の「4分の1異系」を参考にしています。
4分の1異系
血統表の祖父母において
3頭が比較的似たタイプの血統で、
残りの1頭だけが異系血統
(強くインブリードされていればなお望ましい)
ことにより活力を生じさせることを指す。
メルリン血統にインライン東京オオクワの血・・・
15-KU-104.35.7g
15-KU-106.32.8g
その他32.2・31.2・29.8・27.8g
3番ライン
♀親はwaizuさん2013年11番WK1104
52.3mm(86.5mm同腹)
86.5mmは細身の形状が印象的な
waizuさん11番。
しかし数が採れず♂は1頭(29.6g)のみ・・・
4番ライン
♀親はクワガエルさん2013年1番KU-115
55mm(86.4mm同腹)との掛け合わせ。
マツノインセクト累代と血の離れた
アウトライン。
メルリン50%×マツノ50%
15-KU-404.34.3g
その他32.6・31.1・28.8g
続いて6番・7番・8番種親♂は
我が家2013年度4番KU-405。
大顎の迫力と存在感は2013年度No.1
形状面で残したい♂個体なんです。
メルリン血統とshima1007マツノ血統
の「4分の1異系」
♂親2011年10番82mm(86.6mm同腹)
♀親2011年B団53mm(85.4mm同腹)
6番ライン
♀親はGONGONさん2013年12番
KU1208.53.5mm(86.3mm同腹)
15-KU-604.33.3g
その他28.8・27.1・25・24.5g
7番ライン
残念ながら1♀のみ・・・
8番ライン
♀親は自ブリ2013年1番KU-102
メルリン2010年10番(86.6mm)
×マツノ2010年8番(86mm×2)
の幼虫体重の乗ったパワーラインだが、
15-KU-804.30・27.1・26.6・25・24g
この♂種親、こと大きさのポテンシャル
はもう一つ・・・ この辺が難しい。
前半ラインでは1番・4番でしょうか。
それでもデータを比較する限り、
昨年の交換アベレージには及びません。
2本目は状態が悪くないのでリカバリー
を期待したいと思います。