悠久の時を経て

「美しく大きく丈夫なオオクワガタ」このテーマを担う血統作出目指した飼育記録をメインに、気儘な話題を書いていきます。

2014年度・昇温ステージその3

2015年04月29日 11時40分50秒 | 2014年度・オオクワガタ飼育

 

丈夫な三半規管が欲しく GWも遠出が出来ません。



そうなんです。我が家は家族揃って乗り物に酔うDNA体質。

そのヘタレ加減、それは相当なもの。


酔ってないですよ。

俺を酔わしたら大したもんですよ。

by.消臭力    紹興酒イッキ?

否、長州力



酔わせてください もう少し

今夜は帰らない

帰りたくない~      チョネ氏願望より抜粋

氷雨 日野美歌

 

心拍数少ないさ~    ライオンキングkaz氏より抽出

ドッキドキやぞ  ドッキドキ少ないやぞ   カッチカチやぞより参照

失敬

心配ないさ~      クワコビ氏コメより引用

&いってみてぇ~


いつかそう自信を持ち豪語出来る日を夢みて

ひたむきに生きてゆきます。

 

 

 

 


さて1年の中でも最高な新緑の季節真っ只中。

GWお休みを取れる方は外出の予定はありますか。


首都圏交通情報によると今年のGWピークとなる2日

下り高速道路では午前8時頃から何処も軒並み50km

前後の渋滞が予想されています。


そんな渋滞が苦手な我が家は一足早く家族サービス。

箱根仙石原に保養施設があり、一泊二日ですが

源泉かけ流しの温泉でゆっくりしてきました。 

 

 

 

 

  

初日の土曜日は箱根彫刻の森美術館へ

 

 

 

 

 

館内には無料足湯温泉が  

 20分程浸かっていましたが、確かに足が軽くなるんですね。

 

 

 

蜂を追い払う舞い  

 

 

 

 

 

仙石原人気の洋菓子店ラッキーズカフェ。 そして獲物に集中しきる眼差し

 

 

ブログ開設から7ヶ月後に生まれた次女も

頑固でお茶目な幼稚園児。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 すっかり温泉を満喫した翌日は朝から釣り体験!

 管理釣り場もありましたが、我が家ではちと敷居が高く・・・

 

 

 

 

それでも初めての成果に姉妹とも大喜び。

 

 


 お昼はその場で塩焼きを堪能しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 さて、いよいよ大詰めの2014年ブリード。

我が家も1本目投入から10ヶ月が経過。

また桜の開花から昇温を始めて1ヶ月強。

大半が蛹室を作り終えている状況。

暴れもほぼ落ち着いたようです。

これまで暴れによる交換数は13本。

暴れ要因は3本目だけでなく、そこまでに至る管理体制。

また遺伝や菌糸ビンに起因する影響もあると考えています。

それでも目標は1割未満。

来年以降の課題にしたいと思います。

 

しかし暴れたその大半はガラスボトル。

PPボトルは数本のみ。

ボトル経口が狭いからか菌床表面の乾燥状態は(見た目は)

ガラスボトルが圧倒的に上回っているのが興味深い。

 

前蛹は数頭。 蛹化はまだいません。

大丈夫か? ちと一抹の不安が残ります・・・

 

 

 

 

OOKUWA BLOOD 2014年飼育データ

3本目交換時体重上位の状況

 

 

14-KU-1908.39.7g



その動きに昔のキレは無く。  非常にスローモー。

果たして蛹化→羽化と辿り着き、乗り越えられるか?












14-KU-1411.38.9g

逆にこちらはボトル中央にズンと居座り既に蛹室を完成している模様。

注目の幼虫です。

 

 


14-KU-1916.37.9g

ボトルやや下部に。

 

 

 

 


14-KU-1913.37.4g

同じくボトル下部に。

 

 

 

 

 

ちなみに暴れ予兆を察知し、4月13日に発酵マットへ

交換したボトルはどうか・・・

14-KU-802.35.5g→33.6g

 

 

 

 

 

 

あれから直ぐに無事蛹室を形成しています。

 

 

 

まずは無事に蛹化を拝みたい。

それでは皆様、どうぞ良き連休をお過ごしください~

 

 

 

コメント (45)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ミッドナイトブルートレイン

2015年04月22日 07時17分22秒 | オオクワガタ関連の話題

ビークワ55号書評が気になり昨晩も9時間半しか眠れません。

 

総入れ歯。

失敬、そういえば今回の大鍬道タケセイヨウさんブログに、

大御所・張本勲氏からの アッパレ!コメがありましたね。

意味不明なアッパレ?言葉遊び好き輩の仕業とも・・・



最近オヤジギャグが少なく、つまんロイといった意見が

今後の人生を逆算し、もう一花咲かせたいと熱く燃える

某山梨のブリーダーyama_ray氏とその周辺から出ていると・・・

全然某じゃなぇしって突っ込みは山無しょ! 

 

 

 

 

 



話題は変わり先のミュージックステーションで同年代の

ヒーロー福山雅治さんが春に聴きたい曲は?

の問いに浜省の『ミッドナイトブルートレイン』

を推していました。




描いた夢と 叶った夢が
まるで違うのに やり直せもしない
Midnight Blue Train 連れ去って
どこへでも行く
思いのまま
走り続けることだけが生きることだと
迷わずに答えて


1978年当時25歳の浜省はポップ路線を求める周りからの期待。

もっとロックなものやっていきたい。

そんな自分の気持ちとの狭間で揺れていて、

それでももう後戻りはできない。

走り続けるしかない。

そんな苦悩と決意を感じる秀作。

ご自身も歌手としての成功を夢みて、

強い気持ちでこの曲を聴きながら上京されたのでしょうか。



人を傷つけ
嘘もついたよ
弱音を吐きながら ここまで来た
愛する人を引き止めようと
時には 自分を裏切りもしたよ
何を失くし
何を手にしたか
わからない もう わからない


とても純粋さや若さを感じる歌詞。



しかし歌の力は偉大。
世代を超えて残っていく。


浜省を思春期に聴いていた世代の福山さん、ミスチルが

また次の世代へ発信し、作品を世に送り出していく。

そしてまた次の世代へ。


売れるために作る。売れれば良い。

販売数が大正義な世の中なわけですが、

違う側面からすれば評価されるから売れるわけで




人は当たり前に人間の性として(我が家は久留米)スキャンダル、

震撼、ゴシップ等はどうしても気になってしまう。

ただそれが当事者になってしまったとしたら・・・

なにやらとても怖いものがあります。

ましてや純粋で癒しな趣味だけに、ツマラナイ争いや、

人間関係に気を遣うようではなにか嫌になる。

 


でもそれが世の中。水清ければ魚棲まず。

趣味なのでね。

それが嫌なら辞めれば良いという選択肢もある。

ただそれ以上に仲間との交流、累代飼育の楽しさがあり、

挑戦へのやり甲斐もある。

大人になって、社会人になってから友人は出来ないと

思っていましたからね。



それらが大きく上回り。
臆病にならず走り続ける。
限られた人生。

ミッドナイトブルートレイン 

週末に亀戸で歌う曲が決まった瞬間です。



あれ?でもブルートレインって今年3月で全線廃止じゃね?

オチましたか? 

 

 

 

 

 

 

 

 

そうそうご存じですか?

 

KUWAGATA WAIWAI VOl.1

カクワカブ業界主催のビッグイベント

久しぶりに明るい話題ですね。

 

実はレルさんとリサーチに行ってこようと予定しておりましたが

あいにく娘の運動会とバッティングでした。

レルさんすいません。

レポートお願いします。

 

 

 

 

 

 

 




そして交流とチャレンジ。
2015年も始まります!

先日くわがたの里さんの出張に合わせ、

主水さんと私と3人で急遽電撃オフ会。

場所はいつもの塚田農場。


お皿に書いてあるのが今回我々の役どころ。

 


2015年AKVプロジェクト

2013年度首都圏久留米党・AKVプロジェクト企画により

強い餌で羽化してきた個体がいます。

そのAKVプロジェクト参加された6名のブリーダーから羽化した

個体を、昨年首都圏久留米党オフ会にて種親を選別。

ポチさんに越冬管理をお願いし、今は我が家に。

2015年度AKVプロジェクトはインラインで1ペアブリードします。


その添加剤配合レシピをどうするか?

どんな添加剤を配合し、どれくらいの量を加えるか?

 

くわがたの里さんは食品関係の方ですので、その知識は

流石ですね。   本格的に詳しい殿方。

頼もしい方に参加いただき今期2015年AKVプロジェクトも始動です

 

 

 

 

 

 

 

 

そして最後にご紹介。

届きました。

 

コメント (40)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2015年度ペアリング開始&昇温ステージその2

2015年04月13日 08時02分06秒 | 2015年度・オオクワガタ飼育



次女は3歳と9ヶ月。
土曜日は次女の入園式。



子供の成長は早いものです。


さて今週から幼稚園ですが、これまで母親ベッタリですからね。
何事もなくお友達と遊んでいられるのか?
我が家最大の関心事。

そういえば嬉しいニュースが。
長女からの応募総数20回目。
NHKおかあさんといっしょ
当選の知らせが届きました。

運が良い?
運を使い果たした?

どうなんだ?






さて我が家の2015年ブリードの近況報告。

桜の開花から昇温を始めて3週間。
現在25度設定ですが、暴れと判断し発酵マットへ交換した♂ボトルは7頭。

目安目標としている♂全体の暴れ率1割は超えてしまいそうです。

昨年より温度は安定している。
3本目期間から昇温スタートまでも短い。
菌床の状態も良い。
湿度対策も実施した。


やはりこと暴れに対しては、ある程度
冬期期間を低めにした方が菌床の状態
が良い?

カンタケ含め検討?


ただ成熟しているのかMAX25度でも大半は蛹室を作成中のようです。


傾向として3本目交換前に喰い上げた
(喰い荒らした)ボトルは暴れています。

 

 

 

 

 






















 

 

 

 

 

 

 

 



そしてペアリング。


 

 








やはりといいますか、3本目への交換前に落ち着かず食い上げたボトルに暴れが。

交換時体重は30~31g
最終体重から10%のダウン。


こんなボトルもありまして。
移動?
1周までは動いておらず。

こういうのは体重を落としていません。
ちょっと太いのでどうかな?

こうやってサバイバルの中残っていく
過程で果たしてどうなるのか?


ペアリングもスタートしています。


コメント (44)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ビークワ55号・添加剤その1

2015年04月06日 18時00分00秒 | オオクワガタ検証等

 

 

ひとまずご報告を。

昨日某昆虫スレ掲示板におきまして、カネクワさん87.4mm

羽化個体画像について、ノギスのアナログとデジタルの数値が

合っていないのでは?

加工画像ではないか?といった指摘があるとの報告が入りました。

また同腹♀について増幅の指摘がありました。

 我が家もカネクワさん同腹♀個体を所有しております。

 

問題の指摘について、昨日カネクワさんと直接メールにて

確認を行いました。

カネクワさんからは直ぐに連絡を頂き、再計測した画像を送って

いただきました。

当時計測したノギスの精度なども合わせて確認して貰っております。

 

ただ他のブリーダーさんとも相談し、一度燻った問題は完全

に検証したほうが最善と考え、出来るなら現物を確認させて

いただきたい旨を説明。

カネクワさん本人の意向もあり、ペアリング時期を終えた

6月~7月、当方宛に個体を発送いただくことを承諾頂きました。

ノギス計測の際、久留米ブリーダー以外の第三者も含めた立会いのもと

に実施する予定です。

また同腹♀については、そもそも増幅した事実が存在しておりません。

 

 

 

 

 


 日本最高記録へのチャレンジ                   

 

先日陸上男子100mで19歳の桐生選手が、米国の大会で

追い風参考の非公式ながら9.87秒の日本最速記録を樹立。

いよいよ日本人9秒台突入へ

できるだけ近いうちに、公式記録での日本人未踏ステージ到達

の吉報を期待したいものです

私も中学生時代、短距離100mの市内大会に出場した経験があり。

決勝にも残れませんでしたが。 



本当凄い事なんです。

日本人が、これまでこの世の中にどれくらい誕生してきたか。

年齢別1位でも、日本1位でもなく、日本歴代史上最速という栄光。

小山ゆうさんの漫画にスプリンターという名作がありましたね。

「史上最強」を追い求める格闘漫画刃牙のようですが・・・



しかもマイナー種目ではなく、誰でも1度は経験する。

ある意味スポーツ最大のメジャー種目100m走ですから。

その歴史に名を刻む。 

限界への挑戦。

大いなる夢があります。

 

 

 競技的ブリード                       


この趣味「クワガタブリード」もシンプルな競技として楽しめば良い。

例えるならば、スポーツ競技的に・・・


スポーツの魅力とは?

「スポーツ」の魅力とは?と問われたとき

「楽しいから、勝ちたいから」など単純な理由が大半でしょう。

この単純な理由だけであれば、今の「スポーツ」を続けている

のにも魅力があるとは言えず。

それだけではなく、その「スポーツ」で自分が一番嬉しかった出来事、

それに纒わる楽しかった出来事について、

熱く語れることや、もっと簡単に言うならば、「スポーツ」経験して

いない人に対して、どうすれば自分が続けてきた「スポーツ」に

興味を持ってもらえるか。

これを伝えることも「スポーツ」の魅力ではないでしょうか。

スポーツの魅力についてこれからも追及していきたい。


「スポーツ」を「ブリード」に変えてみる。

 



 

 ビークワ55号と今年の大規模オフ会!              


4月21日発売予定のビークワ55号の話題。

メルリンさんブログにもありましたが、昨年秋に開催された

「品川オフ会&座談会」が前編後編に分かれて掲載の予定です。

気になるオフ会の特集記事は56号・夏号に掲載との事。

その中でGullさんが競技ブリードについて少し触れておられます。

私も同じような考えがあり、上の記事に繋がっています。

スポーツ競技のようにシンプルに競い合えば。

 

今はまだ構想中でして、タイミング的にも時期尚早と考え、

アナウンスはまだ先になりますが、

「シンプルに大きさを競う」に焦点を当てたオフ会。 

今年も秋になるかな。 

企画しております。

土屋さんも参加いただける予定。

 自慢の個体、計測して貰いたくありませんか?

 

そして華がないと。

ゆかりちゃん、呼びます。 ジャーマネ抑えました。

これだけでも来る価値モハメドでしょ!

少し落ち着きましたらアナウンスしたいと思います。

お楽しみに。

 



 

 添加剤について・その①                     

 

さて本題の添加剤について

その前にそもそも論「オオクワガタ幼虫は何を喰べるのか?」

から備忘録としての復習。

※ネットから抽出している情報をまとめております。

間違いがあるかもしれません。

その際はご指摘下さい。


一般的に「クヌギ・コナラ」などの広葉樹。

自然界に朽ちた立ち枯れ木や倒木。

そこにカワラタケやニクウスバタケなどの白色腐朽菌に

侵された白腐れ状態の木材を喰べている。

 

木材は細胞が集結した植物の骨格を成す細胞壁の集合体。

細胞壁の主成分はセルロース約50%、リグニン、ヘミセルロース

がそれぞれ20~30%で構成される。

(それ以外の残りがタンパク質、脂質、ビタミン・ミネラルなどの無機質)

※菌類の細胞壁主成分はキチン。

 

リグニンは主成分セルロースの細胞と細胞の間に存在し

リグニンの分子構造は複雑で非常に分解されにくい。

このリグニンを分解するキノコは白色腐朽菌と呼ばれ、

リグニン分解酵素を持っている。

 

白色腐朽菌によりリグニンから分解されたセルロース。

幼虫の腸の中はそのセルロースを分解する酵素(セルラーゼ)を

分泌する腸内微生物(共生菌)が存在する。

クワガタの幼虫はまず、咀嚼によって朽ち木を体内に取入れ、

その後この木屑をセルラーゼによって分解。

セルロースを→単糖であるグルコース(ブドウ糖)に分解。

それを栄養源とし消化吸収している。

 

木材を食べていることは理解できるが、糖質だけでは特に育成期の

栄養源として十分ではない。

おそらくオオクワガタは材食者として多様な共生菌を持ち消化吸収

すると同時に、菌食者としても腐朽材中の菌糸から栄養補給を行って

いるようだ。

 

そして土壌の環境つくりに学ぶ、炭素と窒素のバランス値である

C/N値の比率。  

これが菌糸ボトル内の環境作りのヒントに。

続く・・・

 

コメント (53)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする