今朝の朝刊で池袋のヤマダ電機総本店・リニュアルオープンの
A2サイズ両面4枚といった大きなチラシが入りました。
増税前ですからね。
キッズエリアは勿論ですが、スタジオカフェに家電体験コーナー、
家電使い方セミナーに協賛イベントではガンプラ制作体験会などなど。
既にショップの役割は、販売のみならずサービスといった付加価値を
具現化する質の時代といったところでしょう。
インターネットとの差別化。
そういえば中野のむし社も、先週の1月19日に標本教室といった
イベントを開催していましたね。
本格的な標本作りですか。
実はかなり興味がありまして。
累代個体のクワガタジオラマ制作。
2週ほど新年会ネタが続きましたが、今回は少し真面目に。
転機の年を機に、気合いを注ぎ込んだ我が家
2013年度ブリード・久留米3本目へ交換の統括です。
OOKUWA BLOOD 飼育データを更新しました。
3本目交換段階で既に★になってしまった幼虫。
及び長期低温管理飼育9頭を除く71頭の♂を全て
3本目へ交換しました。
久留米産のみ♂計80頭・♀124頭。♀は基本2本返し
1本目投入から約180日~200日。
2本目ボトルの喰い上げ状況、ボトル劣化も見受けられたので
当初の200日からは交換タイミングを早めました。
昨年は交換が遅れ大失敗しているので。
3本へ目交換その2ですが、残念ながら35gアップ追加は2頭のみ。
そして40gアップ達成はならず。来年以降にお預けです。
1番ライン KU-108
2011年メルリン10番♂82mm×2011年マツノインセクト8番♀53mm
7番ライン KU-716
2011年B団T-11052.♂83.2mm×2011年メルリン10番♀53mm
2013年度から防音カーテンで間仕切りした窓無しブリードスペースを
設置したエアコン管理。
防音カーテンによる音の軽減対策。
遮光カーテンによる光の遮断。
い草による湿度調整。
種親ポテンシャルが違うために単純な比較は出来ませんが、
2011年・2012年の2年間、レンタルスペース及びワインセラーに
よる飼育管理を振り返ると、3本目へ交換時30gアップの比率は
全体の約30%程度。
飼育管理条件の改善による、全体的な底上げの成果は出ている
ものと思います。
ただエアコン管理の温度精度はまだまだですし、今年2本目は
失敗要因もありました。
これが30gアップの比率、33gアップ数が思うように伸びなかった
要因と考えています。
種親サイズは82mm、83mmと特大サイズではありませんが、
久留米としては、ポテンシャルが高い種親を揃えて挑んだだけに
もう少し伸ばせたかなと。 欲張りでしょうか
これからブリードを始める方も当ブログをご覧になっている方も
いるかと思います。
ですのでお恥ずかしながら、2本目における失敗要因を少し
記述することにします。
実は1本目30gアップした幼虫の明るく茶色でサラサラ粒子の
食べカスだけを集めて乾燥させ、それをブレンドして2本目ボトルへ
投入しています。
「優れたバクテリア分解酵素を保有する幼虫の食べカスを投入
し摂取させる事で、より大きくさせることを目的とした。」
しかし「食べカスのブレンド」がいけなかったのでしょう。
特に25g以下の幼虫には、ブレンドした食べカスを多めに
投入してみたわけですが、ご覧のように菌が死んでしまった。
中央部分はボソボソでしたね。
同じ菌床の食べカスであればまた違った筈ですが、そりゃオガが
異なると菌はまわりにくい。
また劣化した菌床(食べカス)は劣化を促進するだけ?
ただもしかすると、微量の場合ブレンドした食べカスを取り入れて
むしろ大きくなった? とも考えられますが・・・
その後、この件でアカモビさんにアドバイスをいただきました。
来期はその方法で実施してみようと考えております。
♂上位5頭
5番KU-502 38g
4番KU-412 37.4g
7番KU-708 36.3g
1番KU-111 36g
12番KU-1202 35.9g
30gアップの比率
♂全体の58%
30gアップ数 41頭
33gアップ数 16頭
35gアップ数 10頭
期待のライン
5番ライン
2/2 ・・・38g・35.3g
最大38gの5番ラインは産卵数が少ないものの♂2頭ともに35gアップ。
東京オオクワさんから補強した種親♀52.2mm(85mm同腹)は
52mmながら頭幅が16mmありまして。
とても雰囲気を感じ印象に残る個体でした。
果たして無事羽化させることが出来るか
1番ライン
9/11 ・・・36g・35.8g・35g・33.4g・33.3g・32.5g・32.3g・32.1g・30.0g
メルリン2011年10番♂82mm(86.6mm同腹)と
マツノインセクト2011年8番♀53mm(86mm同腹)
という久留米大本命のアウトライン。
皆さんの交換報告もでも、大きな幼虫が続出している
マツノインセクト2011年8番。
血統のポテンシャルが相当に高いですからね。
4番ライン
5/7 ・・・37.4g・33.4g・32.2g・31.6g・30.1g
4番はB団ともさんからの♀53mm(85.4mm同腹)は
我が家♀最大19.5gがこの4番。
マツノさんでもデカ♀の多いいラインは成績が良いので期待しております。
7番ライン
7/8 ・・・36.3g・35.2g・33.3g・32.8g・32.2g・31.4g・31.3g
7番はメルリン2011年10番♀53mm(86.6mm同腹)
今期産ませたかった♀トップ3のうちの一つ。
幼虫が長いのが特徴のラインです。
2番ライン
7/11 ・・・35.1g・33.5g・32.3g・31.2g・31.2g・30.8g・30.1g
2本目大きな伸びがありませんでしたが、メルリン2011年2番
♀52mm(87.1同腹)インラインF2と、メルリン2011年10番
♂(86.6同腹)とのアウトライン。
血統背景は、1番と甲乙つけがたい組み合せですのでどうなるか。
上記5ラインの他、8番ライン、35.9gのいる12番ラインにも
期待しています。
また自己ブリード♂と虎壱さん51mm♀を組み合わせた14番。
メインラインとは血の配合を離している組み合わせですので
出来ればこのラインからの特大を密かに期待し
楽しみにしております。
そして我が家も冬温度に入りました。
冬温度帯と昇温について今期どうするか?
ここは色々悩みましたが、我が家の環境下と対策を鑑みて決めました。
当初の予定とは違う温度管理でいきますので、
正直失敗するかもしれませんが、
過去の経験を踏まえ無事蛹化してくれる。
そう期待して羽化シーズンを待ちたいと思います。
2月度ですが、血液検査の結果報告(血液サラサラ効果の検証)
2014年度・種親紹介1.2.3
強制早期羽化を等を取り上げる予定です。