悠久の時を経て

「美しく大きく丈夫なオオクワガタ」このテーマを担う血統作出目指した飼育記録をメインに、気儘な話題を書いていきます。

富士登山初挑戦!

2023年07月16日 06時02分00秒 | オオクワガタ以外の話題


"いつかは富士山に登ってみたい"
一度は挑戦したいと思っていた富士登山。
今回は2023年7月13日、14日と1泊2日の富士登山初挑戦とその事前準備。
そして1合目(馬返し)から頂上への往復⇄ルートのご紹介を記事にまとめました。 

富士登山の経験はないが一度は登ってみたい、そんな興味のある方に向けています。


しかし当日の山頂付近は雨と強風が吹き荒れる最悪のコンディション。

フルマラソン完走率が92%で、富士登山全体の登頂率が70%なのか?体感することで理解ができました。(その要因は最後に触れています) 

果たして今回の目的地である頂上まで辿り着けることが出来たのか?





◯挑戦の経緯
これまで7/1〜9/10の富士登山解禁期間に時間を作ることがありませんでしたが、今年の6月で54歳となり6年周期の10サイクル目に突入。
・新たな始まりに何かに挑戦したい
・折角なら1合目から頂上へと登りたい
世界文化遺産で史跡の残る富士山吉田口登山道ルートから登ってみたい

そんな思いから富士登山を決意し準備を始めることに。



◯富士登山への準備
体力のある10代、20代であれば若さの勢いで一気に登れてしまう気もしますがね。
ただ30代〜40代の働き盛りを経て50代にもなると多少時間に余裕が持てるようになります。

・歩行距離
まずは手始めにと5月から1日の歩行距離を増やしていきます。関東近県の神社仏閣巡りの階段、時間のある際には周辺の山登りを加えていきます。

2023年GWから6月まで そしていよいよ2023年ブリード - 悠久の時を経て

今年2023年ブリードですが本割り出しは6月17日に一斉に行います。こちら東京から千葉の市川市と距離にして30キロ程離れた実家ブリード管理なこと。日頃から何かと忙しく、掘...

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5/8 御岩山・茨城県日立市 標高530m



5/19 高尾山・東京都八王子市 標高599m



直近2ヶ月間は月間300キロに。



・今年の混雑状況
下調べをしていると特に今年の富士山は大変な状況らしいことが分かりました。
世界文化遺産登録から10年目、コロナ行動制限明けもあって全国から、いや世界各地から登山者が続出、週末やお盆の時期には御来光を求めて山頂付近の登山道で渋滞が起きるようです。
山登りで渋滞は嫌だなぁと7月の平日を登山日に選択、山小屋と道具一式を予約。

登山道具一式をレンタル出来るんですね。



登山道具があって助かりました。ただ登山中にトラブルが発生しています。






山小屋は雑魚寝のイメージしかありませんが違うんですね。全室個室(カーテン間仕切)です。






◯13日初日(馬返→8合目東洋館)

体力をつけ下調べを行い、道具を揃え体調も万全な状態で初日当日を迎えます。

家を5時半に出発。途中コンビニで食べ物と飲み物を調達し登山は7時半から。
当日のルートですが、吉田口登山道の山登りの起点"馬返"からスタートとしました。

東京方面からは中央自動車川口湖ICから10分程で馬返の途中、中の茶屋の看板が出ています。(ナビは馬返の住所選択が出来ず案内図を添付)


ここが目印

中の茶屋の歴史は古く1704年から現当主で15代目と富士山信仰の歴史を感じます。


中の茶屋から更に車で山道を7分程走ると馬返に到着。当時の富士登山の人と物資は馬で運んだが、馬はここから引き返したため馬返の地名が残っているそうです。


山頂まで10.6キロ・515分の看板


平地を走るのと登山では同じ10キロでも掛かる時間は10倍以上。なんですよね。初心者なのでその感覚が湧きません。

いよいよ長丁場の登山開始です!
🗻





・石の鳥居
世界文化遺産に登録されている吉田口登山道の5合目までは信仰の跡を感じる史跡が至る所に残されています。








・1合目 鈴原天照大神社
こちらまでは15分程で到着。


登山道に所々設置されている"浸透升"
これは雨水を浸透させ登山道の浸食を防ぐために設置されています。




・2合目 富士御室浅間神社

このあたりからいっとき激しい豪雨が発生し早くも雨具を着用することに。果たしてこの先どうなることやら、不安にかられます。



・3合目 三社宮

・見晴茶屋


このあたりから少しずつ傾斜が急になってきます。




・四合五勺 御在石浅間神社
標高は2,000m



・雲切不動神社


雨は止んできました。雲切不動神社を過ぎると舗装された滝沢林道に出ます。ここで林道を数分歩きまた登山道に戻ります。






そして5合目の佐藤小屋に到着。
出発から2時間強とここまでは予定通り。
強風の中、6合目へと向かいます。






・六角堂
日蓮宗の開祖、日蓮上人が富士登山を行った際に書写した法華経を埋めたとされる場所。





6合目到着。ここまで2時間半。
標高2,390m。
6合目の先からは一転、岩と砂で荒涼としています。富士山では植生や標高による特徴を「草山・木山・焼山」という言葉で表現され、ここからが天地の境とされる焼山にあたるエリア。


しかしこの6合目からは雨と特に強風が吹き荒れてる天候。しかも1合目から身体を慣らしてきた筈でしたが、頭痛の症状が現れてきました。最も危惧していた高山病の兆候ですね。なにしろ三半規管がポンコツなもので。

そのため6合目からは水前寺清子(チーター)の代表曲のように100歩進んで2歩下がる。いや違うな、100歩登って2分休む。を繰り返すペースでジグザグの砂利道を7合目へと進みます。






7合目あたりからは溶岩の岩場が出現。少しずつ点在する山小屋を確認できます。


頭痛が酷くならぬように気を遣いながらゆっくりと歩を進めていきます。





そして本日の目的地、山小屋・東洋館に到着。6合目から8合目までは2時間半程かけてのゆっくりペース。1合目からトータル5時間程でした。



眼下には山中湖が遠くに望めます。




そして東洋館の裏手に回ると急勾配の岩場が続きます。明日はここからスタート。






山小屋で翌日の準備をしていると、初心者ならではのある失敗に気が付きました。
明日着る分の衣類がバッグから全てびしょびしょで出てきたんです。ショック!
(初心者の方はビニール袋に入れて持参下さいね。衣類を乾かす道具はありません)



16時頃から夕食タイム。
見渡すと外国人が7割といった山小屋の状況です。今日は平日ですが解禁日まで土日は既に予約で埋まっているようです。
(ご飯のおかわりは無料)


食後に頭痛鎮痛剤を服用し、明日の頂上までの登山に備えますが、時折ゴーという強風の音が響き渡ります。大丈夫か??








◯翌14日2日目

今日の午後から仕事が入ってしまったので翌朝は予定を少し早めて2時半に出発。
体調ですが相変わらず頭痛といいますか、船酔いが延々と続く状態での登山開始。

雨の中、真夜中の急勾配な岩場をライトを頼りに登っていきますが、時折強風も吹き荒れ、気分の悪さも続きます。
(初心者の失敗ふたつ目、手袋は必要不可欠です。準備をお忘れなきように!)




なので山小屋ごとにベンチに腰掛け、休憩を取ります。
しかし雨風で身体が冷えてしまってゆっくりは出来ません。早々にゆっくりペースで先へと向かいます。

時折雷も光り嫌な雰囲気に。このあたりで正直なところ心が折れそうになりました。
夜半に雨風の富士登山。初心者は下山をした方が賢明だと思います。

しかし同時にキツイ経験を経て思い出しました。あの時に比べればなんてことはないぞ。逆境の経験は必ず糧になる。
それを感じられただけでも価値はありましたね。



頂上まで526m
少しずつ夜が明けてきたようです。





海抜3,400mの本八合目 富士山ホテルに着くとベンチに登山者が集まっています。
ナルホド、そろそろ日の出(ご来光)の時間なんですね。しかしこの空模様では無理だなと諦めていました。


それでも20分くらいかな、休憩がてらベンチに腰掛けていますと、なんと!
うっすらと雲の切間からご来光が!!




ふむ、これは神社仏閣巡りのご利益でしょうか?それ以降は暑い雲に覆われたままでしたのでほんの一瞬でしたが幸運でした。

またゆっくり休んだことで、頭痛と吐気を忘れてしまうレベルにまで回復。多少なり元気が湧いてきました。






標高3,600m 9合目
頂上まであと少し。
この体調ならお鉢巡りも可能だぞ。


しかし9合目付近も雨風の状況です。





ようやく見覚えある鳥居も見えてきました。すぐそこは頂上だ。





・富士山頂上浅間大社本宮



8合目からは休憩を含め4時間と1時間程オーバーでしたが、どうにか6時20分に目的地の頂上に辿り着くことができました。

1合目からの合計は9時間。
平日で悪天候のため渋滞はなし。それでも頂上には登山者が集まっていました。



そしてお鉢巡り。
しかし昨日14日早朝の富士山頂上は、身体を傾けないと立っていられないような暴風雨が吹き荒れ、誰ひとりお鉢回りに向かう登山者はいません。
流石にこの状況では断念するのが賢明でしょう。危険過ぎますね。




頂上を後にして早々に下山を開始。






こちらの看板は重要。
吉田口と須走口の分岐点です。


下山ルートは火山灰に含まれている鉄分が酸化し風化してできた赤土が続きます。


7合目
下山は日頃の早歩きとランニングの成果でぐんぐんと下っていきます。
長く勾配の続くジグザグ道を下るので膝を痛める人が多く、トレッキングポールを持って行くと安心とありましたが、下る勢いでトレッキングポールの下半分を破壊してしまいました。



少しずつ山中湖湖面も近づいてきました。

頂上から2時間ちょっとで6合目に到着。
ここから元来た吉田登山道へと下っていきます。







吉田登山道に入ってからはペースダウンするも6合目から2時間かけて無事に馬返に到着。




今回の富士山初登山でしたが、登りは9時間、下りは4時間と計13時間。
標高差は2,500m 距離にして30km
高山病と雨風、強風もありましたが、雷雨や吹雪などそれ以上の悪天候は無かったですし、一度は経験したかった目的を達成できたので満足しています。


最後に条件が違うのでそもそもの比較にならないという点は置いて、フルマラソン92%の完走率と富士登山登頂率70%の違いについて。一応どちらも経験したもので。

これは体力というよりも気候(雨、風、寒さ)と体調(高山病)面で不安になるからではないでしょうか。
コンディションを整え最高のパフォーマンスを出し切るレースのフルマラソン。
タイム設定によりますが、体力と難易度はフルマラソンの方が上かもしれません。

それに対し登山は自然相手なので条件が整わずアクシデントの発生もあり、冬山登山は猛吹雪などで命の危険もある。
条件次第ではそんな不安感がフルマラソンよりも大きいからのように感じました。




以上、富士登山初挑戦ブログ記事でした。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
コメント (8)
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2023年ブリードライン・第二弾

2023年07月05日 06時35分00秒 | 2023年度・オオクワガタ
このところメールサーバー容量オーバーで送信が出来なくなってしまい、過去のメールを整理することに。

ちょうど3年前になりますが、平成から令和の間の1年半、自動車内装材を扱う部署在籍時代のメールやり取り。どうも消去を躊躇ってしまうんです...
◯メール件名
・生産計画数量提出
・内示変更連絡送付
・補給部品予測値表送付
・国内から中国現地生産への検討指示
・タイ向け資材INVOICE価格設定
・有償支給変更に伴う支払い条件変更
・用品品質集計報告
・RAI◯E仕掛けかんばん予定数拡大
・コスト低減活動への協力
・スクリーン端末クレームの対策案
・廃番に関する打ち合わせ
・溶接寸法不良
・BC◯調査依頼
・棚卸原票参考事例
・NM◯含有量調査
・Nメチル2ピロ◯◯ン定量について
・端末テープ溶着条件変更
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・中国新型肺炎の影響について
・コロナウィルス緊急調査依頼
・在庫確認と緊急出荷依頼
・工場稼働再開の監査結果報告
・バックアップ生産対応依頼

◯不具合、クレームの対応
◯国内から中国への製造移管
◯棚卸在庫圧縮指示
◯各製品検査依頼
◯コスト低減活動への協力依頼
そしてコロナ禍からのバックアップ生産対応についてなどなど...

今在籍するインテリア部門の営業所では、主に自社ブランド品の浸透、拡販といった前向きな仕事が主なわけですが、3年前の本社自動車内装材部署では、如何に納期までに必要部品を無駄なく、効率良く、安全に納品するか。
なので顧客先よりも、主に海外生産拠点、国内物流拠点とのやり取りが大半。検品、検査、改善が続きます。

・インストアシェアを拡大するためには!
・物件獲得に向けた働きかけと取り組み!
・新商品セールスプロモーション、キャンペーンの企画立案!

などといった前向きな仕事は殆どありません。

前部署は川上から川下までといったイチからのモノづくり。

今は(ポジション)は営業に特化した部署。

何事も経験しキャリアを積まねば分からないわけですが、本質的な部分で人間は向き不向きがあるんです。

重要なことは自分が納得して軸を決められる、打ち込める環境であるか?頑張ろうと思えるか?仕事に携わる時間はけして短くないだけに、大切な気がします。
などと集中し業務に携わっていた当時を、ふと思い出してしまいました。
3年前、同じ部署に在籍し、私と同時にタイに単身赴任へと異動となった先輩は元気にされているのかな?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・




さて
2023年ブリードライン後半のご紹介。
後半は主水さんからお譲りいただいた4頭の♂種虫を使っています。

昨年2022年度はスーパーエース♂個体に10頭を掛け合わせ挑みました。仮割り出しで卵を確認し安堵したものの、卵がどれも孵化しないというピンチに。
その後主水さんにはスーパーライン♂同腹の援軍を賜りましたが、結果7ライン56頭しか採れませんでした。
そのリベンジもあって、今年は手間をかけ入念に挑みました。




◯2023年ブリード・8〜13番



こちらはスーパーライン主水さん2021年1番同腹88.4mmを掛け合わせた系統です。
顎先まで伸びていくような大顎が印象的な個体。



90.6mmを筆頭に89mm、88.4mm×2頭と同腹実績は歴代久留米産地の中でもトップクラスの2021年1番ラインには6頭を掛け合わせています。


♀2021年8番は19年6番のインブリ個体



安定感ある自ブリ2021年11番と掛け合わせから30頭採れた9番はKLBライン候補



主水氏2021年1番(90.6mm同)と2021年10番(89.4mm同)を掛け合わせた10番も強力




母型の祖母はマツノインセクト19年20番(89mm同腹)




豪華な配合の早期♀を使った12番




まめたんさんからの♀補強個体が13番






◯2023年ブリード・14〜18番




こちらは上記8〜13番と同じ主水氏2021年1番同腹兄弟86.3mmを掛け合わせた系統です。なのでスーパーライン主水氏2021年1番の血の力を借りて特大作出を目指し、ウチでは11頭を掛け合わせました。


不全の無い2021年11番♀を使った14番








主水氏2021年1番(90.6mm同)と2021年10番(89.4mm同)を掛け合わせた10番と兄妹違いの同配合16番



早期♀を使った17番





幼虫の沢山採れたまめたんさんからの個体で血の離れたアウトライン18番








◯2023年ブリード・19〜20番



主水さんの他の♂種虫と比較してゴツい形状の2021年10番(89.4mm同腹)には2♀を掛け合わせています。



♂不全ゼロと安定感ある自ブリ2021年11番ライン姉妹には4番・9番・14番とこの19番と計4頭を種虫として使いましたが、産卵ステージでも安定感を誇り、全てのラインから幼虫が無事採れました。どこからか当たりが出ると嬉しいのですが。



こちら20番は10番と16番と雌雄逆の配合。主水氏2021年10番(89.4mm同) と2021年1番(90.6mm同)との掛け合わせですが、他と比べると卵サイズが大きく注目しています。







◯2023年ブリード・21番
主水さん2021年1番と同配合となる掛け合わせ(2019年9番×2019年1番)が♂種虫2021年5番です。




こちらも他と比べ卵サイズが大きくやはり注目している21番ライン。







勿論、産まぬ♀も3ライン程出ましたが、ひとまず今年は300頭と久留米では過去最多飼育数にてスタートしました。



2022年度は長いお付き合いのクマモンさんの羽化ステージの結果が良さそうですからね。私も頑張って続かないといけません。


さて来週は富士登山に行ってきます!
山登りは未経験で、更に50代半ばのオッサンですが、折角ならばと1合目からの登頂を目指し挑みます。登山の未経験では登頂率は50%で、天候不順や高山病など、体力だけではない要素もあるようなので、不安もありますがなんとかなるでしょう!
次回ブログはその富士登山編の予定です!




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2023年ブリードライン・第一弾

2023年07月02日 09時15分00秒 | 2023年度・オオクワガタ

2023年の上半期が過ぎ、昨日から後半に突入しました。5月8日から新型コロナウイルス感染症の位置付けが5類に移行され、3年間続いた行動制限が緩和となり、少しづつコロナ前の生活に元に戻りつつあります。

◯国内の上半期のトピック
・1899年に国が統計を取り始めて以降、初めて国内出生率が80万人を下回り少子化問題が深刻化へ  

・国内株価が3万808円35銭と"バブル景気"時期の1990年8月以来32年9ヶ月ぶりの高値を記録

最近は強盗事件も多くありませんか?住宅侵入強盗件数増加。日本の治安が悪化しているように感じますね。
◯考えられる要因
景気の悪化、国民の規範意識、地域連帯意識の希薄化、情報の氾濫、不十分な青少年教育等

Twitterでも取り上げましたが、総務省発表の家計調査によると、2人以上世帯の1世帯当たりの実質消費支出が前年同月▲4.4%に。特に教育費や仕送りを切り詰める動きが見られ項目別教育は▲19.5%
給与は前年比1%増加も実質賃金は▲3%

◯実質賃金
労働者が労働に応じて取った賃金が実際の社会においてどれだけの物品の購入に使えるかを示す値

国内のあらゆるモノが値上がりとなる物価高が続き、使えるお金が減少している。趣味の世界における影響度合いも気になる、そんな今年の上半期ですが、皆さんのところは如何でしょうか?



ウチでは3月末の春休み期間に家族で奈良・大阪旅行に出掛けています。家族の大阪は2019年7月以来ですね。しかしメインのUSJは家族揃って三半規管がポンコツであることが証明される結果に...

私個人では都内近郊から足を伸ばし"関東パワースポット巡り"として精力的に訪れた神社仏閣巡りも上半期のトピックです。(長野県に山梨県、静岡県まで。関東ではないですね)一石二鳥、月間歩数を稼ぐことに繋がりました。


そしてなんといっても今年上半期は、そんな閉塞感と先行きの不安感を吹き飛ばし、日本中が歓喜に沸いたWBCの3年ぶり3度目の優勝は外せません。優勝の瞬間、成田山新勝寺に居ましたが、思わず雄叫びを上げてしまいました。^^

この趣味では4月に2022KLB・NLB羽化予想を兼ねた座談会オフ会を企画。動画運営のレイチェルさん他、お忙しい中、ご協力いただきました。
オオクワブリード座談会





同じく4月にはビークワ87号・春号から新たなオオクワガタ検証がスタート!
『同条件で飼育してどのくらい結果がバラけるのか検証してみよう!』
次号は"種虫と管理表紹介"ですね。
world ace3さんに代表者としてご協力いただいております。



NIGHT FOREST梅田にご参加下さったYYさん。更に盛り上がるのでは?と架け橋となって、ビークワにてホペイ特集記事が実現。ホペイの世界はマニアックな魅力溢れています。ご覧でない方は是非、ご購読下さいね。

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さて、2023年ブリードですが、本日で菌糸ボトル投入の目処がつきました。
昨年は種虫を絞り、有望♂種親には勿論、仮割り出しを経て確認ののち、10ライン掛け合わせるもどれも卵が孵化しないという事態が発生。
結果予定の半数と140頭程度でのスタートとなってしまった反省から、今年は7頭の♂種親で挑んでいます。これも主水さんから大変貴重で、次世代楽しみな個体を譲っていただいたおかげです。

それでは2023年ブリードライン編として、数回に分けてご紹介していきたいと思います。

◯2023年ブリード・1〜3番







こちらはブリード10年目にしてナンバー1個体と自負、左右対称、ディンプルもなく無駄を感じぬ自然な雰囲気な美形個体2019年15番(KU-1508)88mmの累代、2021年7番(KU-703)85mmを♂親に据えました。


1〜3番の父親は全て2019年15番



3番はインラインブリード


産卵ステージではどれも問題なく産んでくれました。孵化率も高かったですね。
こちら3ラインは種親越えサイズを果たせなかった2021年のリベンジを兼ねていますが
、どちらかといえば"美形累代継承系統"として美形個体作出を優先、更に迫力ある形状を狙っています。


なんといっても虫蔵さん作出、ビークワ美形優勝個体の血が入る系統ですからね。







◯2023年ブリード・4〜7番







昨年沢山の方に2021年11番系統をご購入いただいておりますが、その中でもKU-1113.82.6mmを選定しています。



こちらは羽化した♂20頭全てが不全なしで羽化した大変安定感のある2021年11番の♂種親を使った系統です。
他に大きなサイズの兄弟はおりましたが、累代の特長といえるその薄さに着目し選定しました。


種親である19年6番(KU-609)87.2mmも厚さの薄い個体でしたからね。後半の系統はより大きさを狙った掛け合わせも控えているので特長を重視した系統になります。




4番はインラインブリード








第二弾は主水さんからお譲りいただいた90.6mm同腹を含む、有望個体系統をご紹介させて頂きます。








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