悠久の時を経て

「美しく大きく丈夫なオオクワガタ」このテーマを担う血統作出目指した飼育記録をメインに、気儘な話題を書いていきます。

2019年度・2本目への交換

2019年10月12日 08時18分32秒 | 2019年度・オオクワガタ飼育



本日12日は過去最大級といわれる台風19号が
夕方から夜にかけて東海や関東に上陸します。
甚大な被害が発生するおそれがあり、既に鉄道
や航空各社も運休が決まりました。
ここまでの警戒状況は記憶にありません。
万が一に備え、避難時の対策など踏まえ危険か
ら身を守るよう十分に注意して下さい。

こちら大阪も強い雨が朝から降り、10時過ぎか
らは時折り激しい風も。今日は外出せず、京都
探索資料の仕上げでもやるとします。






本業の話題。
インテリア関連部署と異なり、自動車関連は
秘密保持制約も多く、その中身はあまり記事
に取り上げることは出来ませんが、新車種の
発売を控え、諸々の調整に忙しい毎日です。

仕事とはいえ、インテリア業界は嗜好的要素
、感覚的な部分が大きいわけですが、こちら
は安全部品の認識。そもそもこの認識の違い
を頭にたたみ込む必要があります。


◯◯なら、チョネさんならどこでも変わらず
やっていける。などといわれるわけですが・・



実はこの"認識の違い"が、これまでインテリア
で培ってきた経験が邪魔をして、噛み合わない
ケースがあるんですね。

分かりやすくいうと右脳と左脳、主にどちらを
使っているか。どちらを使っている方が業界に
は多いか? 思考回路の違いです。

インテリア業界
●右脳派の特徴
・感情表現が豊か
・感性がするどい芸術家
・人の気持ちを汲み取れる
・空間認知に長けている
・アナログ派
右脳はイメージ力や記憶力、想像力やひらめき
を司る脳。情報を知識として認識し整理する
役割を果たす。



自動車業界
●左脳派の特徴
・論理的で冷静
・筋道立て考える
・客観的な分析
・几帳面
左脳は言語や計算力、論理的思考を司る脳。

 

さて皆さんはどちらでしょうか?





KLBブログにて
KLB2018美形コンテスト応募概要

記事をアップしています。
美形コンテストについてはサイズは不問です。
楽しみ方は色々。自慢の個体を万人に評価して
貰う機会と捉えるそんな考え方もあり。
見える化ですから。
2018KLB参加者の方はこの三連休にでも是非
メールフォーム宛へお願いします。🙇‍♂️









本題です。
2本目への交換はほぼ完了しています。

ツイッターでも交換状況に少し触れましたが
カンタケ菌メインの今期、従来より少し温度帯
を低めに設定しています。
初令投入から90日前後ですと、28gが基準とな
り小さいと25g。大きいので33gといった状況。

カンタケ菌1本目は昨年経験しているので、湿度
を高めで、しっとりとした菌系内部状態を想定
していましたが、計測値も底はウエット、上部
もドライにはなっておらずひとまず予定通り。

ラインによる差はまだハッキリと出ていません。






ちなみに今年はビークワプロジェクト第2段と
して3大産地(能勢・川西・久留米)を20頭ずつ
計60頭をブリードルームで飼育しています。
3令幼虫の姿が違いますね。
PIT菌系も神長系カンタケ菌系と育ち具合は変
わりません。










やはり2本目ですね。
昨年久留米は固い菌系を苦手とする傾向が見え
ていたため、実験的に加水率を高くし緩めに詰
めた菌系ボトルに80本程を投入しましたが、
2ヶ月目以降冬の気圧配置に変わった辺りから
暴れが発生してしまいました。

今回は緩詰仕様はせず、穴の掘り方の調整に留
めました。それと湿度対策ですね。
また今回は90日前後での交換をメインにしてい
ますが、検証目的のため同ライン内で、80日と
100日といった投入から掘り出しまでの期間に
差を設けました。
実際に掘り出した状況ですが、80日での交換の
場合、幼虫の成長スピードかポテンシャルの違
いの要因も感じますが、概ね25g〜28g内に収
まりました。どれも若い幼虫ですね。




まだまだこれから育ちそうな雰囲気があります。

虫蔵さんと意見が合致するところですが、特に
久留米の場合、能勢YGのアプローチとして主流
の大きく育てて、3本目はあまり喰わせることな
く羽化ボトルの役割で、小さな居食い部屋を形
成させ、細長くスコンと羽化させるような手法
だとどうも大きくなり難い気がしています。


逆にいえば久留米の場合、3本目を上手に喰わす
アプローチの方が大きく羽化させることに成功
している。

このあたりを意識して取り組んでみたいと思い
ます。

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする