気合い十分で挑んだ2022年ブリードの産卵ステージで早くも躓き黄色信号が!
5月末試し割り時、最も期待するエースラインの卵を確認出来ていましたが、1本目産卵材取り出し時の2週間後、ふむ待てよと。
何か変だぞと。エースラインの卵のどれもが尽く膨らんでいないんです。(・_・;
まさかの種なし疑惑か??
なので6月に入って再ペアリングを開始しています。また主水さんからは急遽エースラインの同腹(来年の控え)♂個体を手配していただき、そちらのペアリングも同時進行で進めています。
その後どうにか有精卵も見受けられ、種なし疑惑も無くなり、どうにかリカバリーはできると思いますが予定数の確保が難しい状況です。その話題は幼虫投入完了後にさせていただきます。
そのため2022年の余剰幼虫販売は白紙とさせていただきます。
さて備忘録として本業の話題です。横浜営業所に赴任して6月で丸2年が過ぎました。送別会も歓迎会も出来ぬコロナ禍の真っ最中にあって、問答無用で会社から(社長から)与えられしミッションは以下の3つ。
①自社商品販売促進を軸とした大手ゼネコン下の有力内装業者への地場フォロー
②新規販路の模索と獲得
③神奈川(横浜)営業所次世代ビジネスモデルの構築
とはいえ、モノが豊富にあり困っている状況ではありません。特に①の大手既存先の場合、シェア拡大=他社からこちらに商品を変更させること。ライバルに付け入る隙があれば別ですが、営業担当に業務担当者が相互にコミニュケーションが整い、信頼関係の出来上がっている先の攻略というのは流石に難易度が高いわけで。
大手先の担当は流石に優秀な人材が配置されているので簡単に物事が進むわけにはいきません。それでも東京支店設計開発チームとの連携もあってどうにか2年目で幾つかの大型プロジェクト案件を獲得。しかし小さな仕事ではない分失敗は許されず、責任の重い仕事でした。
それに比べて②の新規開拓はある意味で気が楽といいますか楽しい仕事といえます。得意先も売上拡大を望んでいますからね。私ともう一人が中心となり新規ターゲットを調査、カテゴリー別に仕分けします。
①商社(卸業者)建材・管材・電気ガス
②非住宅(オフィス系)
③住宅系
④法人系(学校、役所)
⑤入札業者系
そこから信用調査を実施、内容の良い先に直接アポイントして訪問。メーカーポジションとはいえども営業所です。施工対応力がひとつの武器となります。在工での見積対応で実績を作り成功例を詰め上げていく。この2年お陰様でしっかりとついてくれる顧客も増えてきました。ありがたいことです。人脈の構築といった③のビジネスモデルの構築に向けたこれまでの方向性は間違っていないと自負しています。
肝心である実績の売上は2年前倍になり2年目の期初計画を達成しています。しかし部門収支的にはまだまだ足りず。最低でも今の1.5倍にしなければいけません。現在横浜発信で全国に300拠点ある◯◯基金の入札案件に取り組んでいます。決まれば億単位の仕事ですからどうにか獲得を目指して進んでいますが果たしてどうなるか。
ようやくコロナ禍も落ち着き、経済を活性化させるべく世の中が動き始めましたが、また新たな難題が立ちはだかります。
ここにきて原油価格高騰による原材料の値上げが止まりません。この半年間で2度の値上げがあり、早くも原料メーカーからは既に9月に値上げの申し入れが来ています。四半期ごとの値上げの状況に。
次々と困難が・・・ - 悠久の時を経て
ブログ同期組みのsendoさんがブログを復活されましたので私も愚痴ボヤキから。■本業の話題担当している課の6月はネット販路得意先が好調で期初計画を達成し上々のスタート。...
goo blog
この状況は5年前、今の工事部署の前に在籍していた前売り部署に発生した運賃値上げを思い起こします。
物流コスト、円安による輸入コストの増大、コロナ禍による生産体制の縮小。ロシア、ウクライナ情勢。とダブル、トリプルの値上げ要因が続きます。
企業は年間計画を立てる際、何%以上の変動であれば吸収できるのかを考慮し、事前にシュミレーションをして対策を講じるわけですが、想定を明らかに超えています。1年間に2割のコストアップなので、利益率2割だと既に経常利益はマイナスに落ち入るわけです。
この趣味に置き換えると考え方は2つ。
①菌糸代、配送費値上げを勘案し飼育数を削減する
②企業と同様に収支計画を立て直す
(販売を前提とした収支計画の見直し)
①は時代の先取りか。^^あくまでも揺るぎなくレコードを目指す層は別としてKLBのような限定ライン企画といった取り組み。多少飼育数を減らしてもモチベーションを維持することか出来る。今後はそこに価値観を見出すといった流れも太くなっていくのかもしれません。
②は逆にこういった時代だからこそ、趣味くらいは自分のやりたいように。そこに楽しみをやり甲斐を見出したい。勿論、自分が出来る範囲となりますが、販売を両立させることで、儲ける儲けないとはまた別に思う存分趣味を楽しめるといった価値観も一方で生まれているように感じます。
個人的には販売あって、競争があってこそ業界活性に繋がるものと考えています。勿論販売方法、やり方手法は間違ってはいけませんが。
本業としての捉え方ではなく趣味で楽しんでいる分、少し理想的な考えに傾いているのかもしれませんが、ミクロ的ではなく、マクロ的発想として考えてみると分かりやすいかもしれません。本質で物事を考える。本来業界を拡大させるにはパイを取り合う(奪い合う)のではなく、パイを広げることを考えていくべきものです。
そもそもが顧客は価値があると感じるものには対価(お金)を払うので、きちんと顧客のニーズに応えることが出来れば、市場は拡大するわけです。パイを奪い合うという発想を抜け出すことが出来れば、より顧客のニーズに応えることが出来れば、良いものを作り上げれば良いわけです。そこに競争が生まれ活性化し業界が成長する。
インテリア業界に長く携わり、大阪本社勤務でどうも違和感といいますか、私が馴染むことの出来なかった自動車業界の体質が少ないパイを奪い合うデスマッチの様相が常に垣間見られる点でした。
なのでこの業界も、どうも人の足を引っ張るといいますか、パイを必死に取り合うことのみに注力している点が見受けられるのはやはり違和感を覚えるんです。必要以上仲良くする必要は無いと思いますが、敵対するようなムード雰囲気ではマイナスしかありません。新規参入者から見放されて呆れてしまうようではね。勿体ない。
ちょっと珍しく本音と言いますか愚痴っぽくなってしまいましたね。
少し長くなりましたので、若い世代の活躍の要因と大阪合同オフ会については次のブログの話題として取り上げることにします。