ビジネス社会には二種類の人がいると言います。゛周りに気を使う人、周りに気を使わせる人″です。
これは何かのビジネス書にあった言葉の受け売り(笑)ですから責任は持てませんが…(笑)
仮にこれを当てはめた場合高城課長は前者になります(笑)そりゃあ大変な気を使う人であります。たとえば部下に携帯で連絡を取る時にも
『もしもし、今話しても大丈夫かな?後で掛けようか少しならいいかな…』まるでどちらが上司が分からないほど遜(へりくだ)って話すのです。いくら気配りと言いましてもこれはないでしょう(笑) 私はいつも憤慨しながら聞いていますが本音は心優しい高城課長に少しは凛々しい(上司らしく)態度で望んでいただきたいと思うからです。
しかし部長…であります。
サラリーマンならまず最初の憧れの役職でしょうね(笑)おまけに超一流企業の部長ともなれば社会的地位も上がりますしね。もちろん給料も上がります…(笑)
そしてきっと家庭内での゛おやじ″の地位も上がるでしょう(笑)
上がる上がるで大幸せになるのです。反面大変なのは部下が増える事でしょう。
少なくとも三つの課を掌握しなければなりません。
課長であれば困りごとは部長に相談できましたが、部長は三人の課長からの相談を受けなくてはなりません。課長は尻軽く動けばよかったのですが部長は人を動かさねばなりません。自(おの)ずと人を使う術(すべ)を会得していくでしょうが、
゛人を使えば苦を使う″とありますようにストレスなんかもあるでしょう。
それを報酬で補うとなるわけですが…
私は高揚している高城課長(もうすぐ部長さん)を眺めながら大丈夫かいなと心底から心配しました。
だって今話をしていた中身と高城課長は全く当てはまらないからです。
部下に対してやたら威張る上司も困ったものですが、高城課長の場合は多少威張るくらいの気が前で丁度いいんじゃあないかと思いますよ(笑) しかし…しかしですよ。一段階うわずった口調が耳障りなほど興奮している高城課長を横目ににらんで私は思いますよ。
…これは何かある…と。
答えは直ぐに分かりました。
まず部署です。
高城課長は今の部署で上がるのではありません。 余所(よそ)の部署へ鞍替えして昇進するのでした。
…まあこれはよくある話です。しかし(よく出てきますね)高城課長が移る部署は最悪なところであります。
主力のお得意先が取り扱い製品を大幅に縮小するとついこの間発表したのでした。
つまり部署として売上げが大きくダウンするのは目に見えています。
半分…いやそんな甘い物ではないはずです…
下手をすれば部署ごとなくなる可能性もあるくらいですよ。
お得意先の発表があったのは年明けすぐでした。
一時はこの部署が社内で一番の花形であったときもありましたが、ここ一年は右肩下がりでしたから、今年思い切った判断をお得意先がしたのでしょうか。
ここで賢明な皆さんなら既に気付かれていらっしゃるでしょうか(笑)
そうです!そうなのです。高城課長はババ(失礼)を掴まされたのでした。。。
これは何かのビジネス書にあった言葉の受け売り(笑)ですから責任は持てませんが…(笑)
仮にこれを当てはめた場合高城課長は前者になります(笑)そりゃあ大変な気を使う人であります。たとえば部下に携帯で連絡を取る時にも
『もしもし、今話しても大丈夫かな?後で掛けようか少しならいいかな…』まるでどちらが上司が分からないほど遜(へりくだ)って話すのです。いくら気配りと言いましてもこれはないでしょう(笑) 私はいつも憤慨しながら聞いていますが本音は心優しい高城課長に少しは凛々しい(上司らしく)態度で望んでいただきたいと思うからです。
しかし部長…であります。
サラリーマンならまず最初の憧れの役職でしょうね(笑)おまけに超一流企業の部長ともなれば社会的地位も上がりますしね。もちろん給料も上がります…(笑)
そしてきっと家庭内での゛おやじ″の地位も上がるでしょう(笑)
上がる上がるで大幸せになるのです。反面大変なのは部下が増える事でしょう。
少なくとも三つの課を掌握しなければなりません。
課長であれば困りごとは部長に相談できましたが、部長は三人の課長からの相談を受けなくてはなりません。課長は尻軽く動けばよかったのですが部長は人を動かさねばなりません。自(おの)ずと人を使う術(すべ)を会得していくでしょうが、
゛人を使えば苦を使う″とありますようにストレスなんかもあるでしょう。
それを報酬で補うとなるわけですが…
私は高揚している高城課長(もうすぐ部長さん)を眺めながら大丈夫かいなと心底から心配しました。
だって今話をしていた中身と高城課長は全く当てはまらないからです。
部下に対してやたら威張る上司も困ったものですが、高城課長の場合は多少威張るくらいの気が前で丁度いいんじゃあないかと思いますよ(笑) しかし…しかしですよ。一段階うわずった口調が耳障りなほど興奮している高城課長を横目ににらんで私は思いますよ。
…これは何かある…と。
答えは直ぐに分かりました。
まず部署です。
高城課長は今の部署で上がるのではありません。 余所(よそ)の部署へ鞍替えして昇進するのでした。
…まあこれはよくある話です。しかし(よく出てきますね)高城課長が移る部署は最悪なところであります。
主力のお得意先が取り扱い製品を大幅に縮小するとついこの間発表したのでした。
つまり部署として売上げが大きくダウンするのは目に見えています。
半分…いやそんな甘い物ではないはずです…
下手をすれば部署ごとなくなる可能性もあるくらいですよ。
お得意先の発表があったのは年明けすぐでした。
一時はこの部署が社内で一番の花形であったときもありましたが、ここ一年は右肩下がりでしたから、今年思い切った判断をお得意先がしたのでしょうか。
ここで賢明な皆さんなら既に気付かれていらっしゃるでしょうか(笑)
そうです!そうなのです。高城課長はババ(失礼)を掴まされたのでした。。。