今年でした。
新名神を走っていた時です。
この道路は三年前に開通した名神と東名阪を結ぶバイパスみたいな高速道路ですが、車幅 が広くて走りやすい道にできています。
走りやすい=飛ばしやすい…(笑)
ですから面パトがしょっちゅう流しているので要注意でもあります。
それは十分判っていました。
そしてこの新名神もご多分に漏れず交通量たるや散々なものです(笑)
やはり世間は新しい道路で知らないからなのでしょうか。この日もやっぱり閑散としていました。
私はいつもの通り100キロで走行していました。
☆…この道路は最初と最後は80キロ制限で途中は標識が無点灯になっています。
ご存じ無い方に説明しますと、
高速道路には所々に最高速度制限の標識が設けてあります。
黒地に赤の縁取りがあります。
あの真ん中に80と表示されていますと制限速度は80キロとなります。これって国道なんかにもありますよね。
違うのは一般道の標識は書かれているものがほとんどですが、高速道路や自動車道は違います。
それは電光表示なので道路公団が遠隔操作で変更できるようになっています。
例えば雪や雨…豪雨ですが、走行に支障があった場合は80キロが50キロに変わったりする訳です。
まぁこんな時は面パトも出てきませんから50キロ表示は皆さん無視していらっしいますね(笑)
余談ですが、(すでに横道に入っていますね)
速度制限表示には例えばここからが80キロ制限なら数字の下側に矢印がついています。
80→… こんな具合でここからが80キロ制限となります。
80キロ制限の区間なら80だけですし、80← とあるとここで80キロ制限は終わりという訳です。
因みに無点灯の場合は速度制限なしです。ただし無しをまともに取ったら偉い目に会いますよ(笑)通常高速道路は無制限とは言いましても実は法規制がありまして一般道は50キロ高速道路は100キロと決めてあります…従いまして無点灯の標識は制限速度を100キロとみるのでした。制限速度に対してシビアに走る私はその表示を見て速度を調整します。 それが面パトのお世話にならない方法であります(笑)
話は戻ります。
私はいつもの新名神を快調に走行していました。
ただ怖いのは誰も乗せていない時です。
この状態を回送と言いますが、役員さんやお客様がご乗車されている場合はそりゃあ気を使いますね(笑)
肝心なのは安全です。 ご乗車している方が危ないと感じることのないように、それはもう トロイような運転に終始します。
理想は後部座席から笑い声が聞こえるか又は居眠りをされるか、ですね(笑)
私はそれを目指して空調を完璧にして真直ぐ走ります(笑)
『真直ぐ…?』
そうなのです(笑)
真直ぐ走るほど難しいことはありません。
ぶれたり車線を踏んだりしてもNGであります。
まして急ブレーキなんかは言語道断であります。又タバコを吸われている場合特に注意ですね…
タバコの灰が振動で落ちないようにするのです。
具体的には道路の凸凹を避けます。 前方を注視して凸凹があるようなら 前もってゆっくりと避けていきます。ゆっくり…です(笑)
慌ててハンドルを切ると車が揺れるからです。
だから前方数百メートルくらいから察知してゆっくりと避けて行くのであります。
そしてあくまでも真直ぐに走っているように…ですね(笑)
こうして私達は後部座席に気を使い前方を注意しながら走行します。
前方は又別の気配りが必要となります。例えばタンクローリなど火気厳禁表示の車からは出来るだけ離れて走らなければなりません。タンプカーも同じ意味ですね。それが回送になると一遍に気が緩むと言いますか(笑) 油断します(笑)
おまけに新名神は広くて走りやすいのです…
あの時はつい回りの景色をボンヤリと眺めながら走行していました。
お天気もよかったせいでしょうね(笑)
時々チェックするバックミラーもあの時に限って怠っていたのでした。 私はあるインターで降りるために走行車線に入りました。
その時でした。
後方からいきなり『ウウー』とサイレンが鳴りました!
『しまった!』
思わず舌打ちしました。
あれは面パトのサイレンです…
シルバーの面パトが赤色のサーチライトを点滅させライトを照らして猛然と迫って来ます。
『ありゃあ~』
私は愕然としました。
皆さん経験ありますか…面パトに捕まったこと…(笑) 私は目撃したのは数知れませんよ(笑)
なにせいつも走り回っていますからね… それが当事者とは…
『とほほほ…』
そんな感じでしたね(笑)
面パトは見る見る接近してきます。
『あ~助けて…』逃げてやろうか、一瞬考えてみましたよ(笑)
しかし駄目ですね。
面パトは同じクラウンでもエンジンが全然違います。
いわゆる改造車でありまして、 ポルシェやフェラリー を追いかけるだけの馬力を要していますから普通の車なんか目じゃあありません。
私は観念して80キロまでスピードを落としていました。
直ぐに右側の追い越し車線に車が来ました。
『あれれれ…』
ダークグリーンのワゴン車です。
ワゴン車は私を追い越すといきなり前に割り込んで来ます。
危ないなぁ…
身をすくめるくらい強引でした。
そしてすぐ後から面パトが来ました。
どうやらワゴン車が的みたいでした。面パトはワゴン車に並ぶと助手席から警官が身を出しながら白い棒を振りかざしていました。
警告なのか何なのかあまりにもデカい声過ぎて聞き取れません。
しばらくして並走してからワゴン車はすっかり観念したらしく面パトの後につき追走していきました。
私は深い溜め息をつきました。
あの数分前恐らく面パトは私に付いていたはずでした。ただ速度超過が微妙だったのかも知れません。あるいはギリギリ検挙だったのでしょうか。
そしてよし検挙!と面パトがサイレンを鳴らしかけた時に運悪くワゴン車が面パトの横を追い抜いていったのでしょう。
『よし!これだ』あやふやなクラウンよりもはっきりと速度オーバーなのは間違いありませんでした。
気がつくとハンドルは脂汗でしっとりと濡れていました。
ああヤバい!ヤバい!
運転は気の緩みが一番の大敵ですよ!
私は改めて肝に命じた一日でした。。。
新名神を走っていた時です。
この道路は三年前に開通した名神と東名阪を結ぶバイパスみたいな高速道路ですが、車幅 が広くて走りやすい道にできています。
走りやすい=飛ばしやすい…(笑)
ですから面パトがしょっちゅう流しているので要注意でもあります。
それは十分判っていました。
そしてこの新名神もご多分に漏れず交通量たるや散々なものです(笑)
やはり世間は新しい道路で知らないからなのでしょうか。この日もやっぱり閑散としていました。
私はいつもの通り100キロで走行していました。
☆…この道路は最初と最後は80キロ制限で途中は標識が無点灯になっています。
ご存じ無い方に説明しますと、
高速道路には所々に最高速度制限の標識が設けてあります。
黒地に赤の縁取りがあります。
あの真ん中に80と表示されていますと制限速度は80キロとなります。これって国道なんかにもありますよね。
違うのは一般道の標識は書かれているものがほとんどですが、高速道路や自動車道は違います。
それは電光表示なので道路公団が遠隔操作で変更できるようになっています。
例えば雪や雨…豪雨ですが、走行に支障があった場合は80キロが50キロに変わったりする訳です。
まぁこんな時は面パトも出てきませんから50キロ表示は皆さん無視していらっしいますね(笑)
余談ですが、(すでに横道に入っていますね)
速度制限表示には例えばここからが80キロ制限なら数字の下側に矢印がついています。
80→… こんな具合でここからが80キロ制限となります。
80キロ制限の区間なら80だけですし、80← とあるとここで80キロ制限は終わりという訳です。
因みに無点灯の場合は速度制限なしです。ただし無しをまともに取ったら偉い目に会いますよ(笑)通常高速道路は無制限とは言いましても実は法規制がありまして一般道は50キロ高速道路は100キロと決めてあります…従いまして無点灯の標識は制限速度を100キロとみるのでした。制限速度に対してシビアに走る私はその表示を見て速度を調整します。 それが面パトのお世話にならない方法であります(笑)
話は戻ります。
私はいつもの新名神を快調に走行していました。
ただ怖いのは誰も乗せていない時です。
この状態を回送と言いますが、役員さんやお客様がご乗車されている場合はそりゃあ気を使いますね(笑)
肝心なのは安全です。 ご乗車している方が危ないと感じることのないように、それはもう トロイような運転に終始します。
理想は後部座席から笑い声が聞こえるか又は居眠りをされるか、ですね(笑)
私はそれを目指して空調を完璧にして真直ぐ走ります(笑)
『真直ぐ…?』
そうなのです(笑)
真直ぐ走るほど難しいことはありません。
ぶれたり車線を踏んだりしてもNGであります。
まして急ブレーキなんかは言語道断であります。又タバコを吸われている場合特に注意ですね…
タバコの灰が振動で落ちないようにするのです。
具体的には道路の凸凹を避けます。 前方を注視して凸凹があるようなら 前もってゆっくりと避けていきます。ゆっくり…です(笑)
慌ててハンドルを切ると車が揺れるからです。
だから前方数百メートルくらいから察知してゆっくりと避けて行くのであります。
そしてあくまでも真直ぐに走っているように…ですね(笑)
こうして私達は後部座席に気を使い前方を注意しながら走行します。
前方は又別の気配りが必要となります。例えばタンクローリなど火気厳禁表示の車からは出来るだけ離れて走らなければなりません。タンプカーも同じ意味ですね。それが回送になると一遍に気が緩むと言いますか(笑) 油断します(笑)
おまけに新名神は広くて走りやすいのです…
あの時はつい回りの景色をボンヤリと眺めながら走行していました。
お天気もよかったせいでしょうね(笑)
時々チェックするバックミラーもあの時に限って怠っていたのでした。 私はあるインターで降りるために走行車線に入りました。
その時でした。
後方からいきなり『ウウー』とサイレンが鳴りました!
『しまった!』
思わず舌打ちしました。
あれは面パトのサイレンです…
シルバーの面パトが赤色のサーチライトを点滅させライトを照らして猛然と迫って来ます。
『ありゃあ~』
私は愕然としました。
皆さん経験ありますか…面パトに捕まったこと…(笑) 私は目撃したのは数知れませんよ(笑)
なにせいつも走り回っていますからね… それが当事者とは…
『とほほほ…』
そんな感じでしたね(笑)
面パトは見る見る接近してきます。
『あ~助けて…』逃げてやろうか、一瞬考えてみましたよ(笑)
しかし駄目ですね。
面パトは同じクラウンでもエンジンが全然違います。
いわゆる改造車でありまして、 ポルシェやフェラリー を追いかけるだけの馬力を要していますから普通の車なんか目じゃあありません。
私は観念して80キロまでスピードを落としていました。
直ぐに右側の追い越し車線に車が来ました。
『あれれれ…』
ダークグリーンのワゴン車です。
ワゴン車は私を追い越すといきなり前に割り込んで来ます。
危ないなぁ…
身をすくめるくらい強引でした。
そしてすぐ後から面パトが来ました。
どうやらワゴン車が的みたいでした。面パトはワゴン車に並ぶと助手席から警官が身を出しながら白い棒を振りかざしていました。
警告なのか何なのかあまりにもデカい声過ぎて聞き取れません。
しばらくして並走してからワゴン車はすっかり観念したらしく面パトの後につき追走していきました。
私は深い溜め息をつきました。
あの数分前恐らく面パトは私に付いていたはずでした。ただ速度超過が微妙だったのかも知れません。あるいはギリギリ検挙だったのでしょうか。
そしてよし検挙!と面パトがサイレンを鳴らしかけた時に運悪くワゴン車が面パトの横を追い抜いていったのでしょう。
『よし!これだ』あやふやなクラウンよりもはっきりと速度オーバーなのは間違いありませんでした。
気がつくとハンドルは脂汗でしっとりと濡れていました。
ああヤバい!ヤバい!
運転は気の緩みが一番の大敵ですよ!
私は改めて肝に命じた一日でした。。。