寝転がって気ままに想う事

 世の中ってこんなもんです・・
面白可笑しくお喋りをしましょうか ^^

天変地異だ!〓

2011年03月29日 20時59分04秒 | 日記
時間は少し過ぎましたがなんとか無事(バレずに…)にお客様をお乗せできました。
お客様は二人です。
…と言う事は合計5人ですね。
これはさすがのクラウンも一杯です。特に後部座席は大人3人で、全くの寿司詰め状態でした。
長原部長が遠慮気味に真ん中に座ればまだしもほとんど左右を気にしない様子で実に困ったものです。
この阪神地区(某所)から京都まで、普通なら一時間弱でしょうかね。それがこの夕方…一番混む時間帯でした。まず下道をえんやらこっと走って中国豊中を目指します。
*中国自動車道の豊中ICです。

まぁ高速道路に乗りさえすれば後は楽勝ですから…これが私の読みでした。
ところが高速で事故でもないのに大渋滞でした。
毎度説明していますが高速道路は停滞さえなければこんなに便利なものはありません。時速90キロで走れば関西圏なら大概のところは1時間以内で行けます。ところがいったん渋滞にハマってしまうとこれは大変です。 ノロノロ進んでは止まる又進む…途中下車はしたくても出来ませんから欠伸をかみ殺して前の車について行くしかありません。
便利な反面不都合が生じた場合は融通が利きませんからね。
こんな話をしていますと現代社会では当てはまる事が多いのではないでしょうか。たとえば今の福島原発ですね!
一旦稼動したら手間いらずで燃料さえ要りません。資源のない日本では実に重宝(ちょうほう)な設備ですが、今回の様に事故った時は手が付けられませんよね。
話を戻しますが、 高速道路は全く動かない状態ではありませんでした。 そうですね…30キロあたりでノロノロ進んでいましたが、これではいつになったら着くのか分かりません。私は内心イライラしていました。
それは到着時間を気にしていたからです。 私達運転士は安全運転の次に時間厳守が大切になっています。
つまりいくら安全だからと言いましても時間通りに走らなければ意味がないからでした。 長原部長からは事前に到着時間を打ち合わせしていました。
6時20分にお客様をピックアップして京都の祇園に7時30分到着でした。
時間帯からして、つまり夕方ですから私は多少無理かな?と思いました。しかし長原部長は困惑気味の私を見てカラカラと笑いながら『どうせ夜は長いから少しくらい遅れても大丈夫ですよ』
なんと早くも朝帰りを思わす煙幕を張りました(笑)
まあ朝帰りでも何でもいいけど到着時間は譲れません。
私のポリシーでもある訳ですがそんな事、長原部長は一切関知しません。
『ねっ!高村さん』何がねっ!だよ(怒)私は怒るより呆れていました。

そしてこの始末!案の定渋滞で遅れましたが、それはそれ…
狭い車内でお客様を退屈させないのもいわば営業の腕の見せ所ではないでしょうか(笑)
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天変地異だ!〓

2011年03月29日 09時33分43秒 | 日記
私はある場所(阪神地区)でお客様を待っていました。
お得意先の工場ですが、この通用門で六時過ぎに出ていらっしゃる予定です。
車中には長原部長と中川課長です。よく考えて見れば不思議な話です。
何がって?…今や 外資系の会社では接待類は全面禁止であります、たとえそれが昼食のラーメンやコーヒー一杯ですら駄目になっています。
そんなご時世に会社の通用門から取引先のお迎えの車に乗って祇園に繰り出すとは…
この会社が接待は大いに結構だとしているとも思えませんがね(笑)
大胆と言いますか、どうしても黒塗りのピカピカのクラウンですからもう少し目につかない場所はなかったのかと私はいつも思います。
それはさておいて定時が過ぎると通用門からは続々と社員さんが出てきます。
私の車は通用門から僅か4、5メートル 離れた道路沿いに停めてあります。その側を帰宅する社員さんに変な目で見られてどぎまぎしていましたが、長原部長は何処吹く風です(笑)
『いゃあ度胸ありますねぇ(笑)』私が冷やかしついでに話しかけますが本人は一向に気にしていないのでしょうか。
『高村さん祇園の花川に7時半で予約してるけど大丈夫かな』と気持ちは既に祇園にありました(笑)
(ここまで来るといゃあご立派ですね)
やがて6時を20分も過ぎた頃でしょうか…紺のスーツ姿の冴えないおっちゃんが出てきました。
『おぉ水谷さんこっちこっち!』
長原部長は車から大きく手を振って手招きしました。
こっちが恥ずかしくなるくらいそりゃあ派手なものです(笑)
『おい中川お連れしてこいよ』
助手席の中川課長は大変ですなぁ(笑) 『は、はい』
目立てばかえってお客様の迷惑になることを承知しているはずですが、内緒にしようにも長原部長があれではどうしょうもない、と言う事でしょうね(笑)
渋々車を出てお迎えに出ると、案の定お客様が手で追い払うようなしぐさをしていらっしゃいます。

『そら見ろ。お前が早く迎えに行かないから水谷さん怒っているぞ』
『…』『…』
中川課長も私も唖然でしたね(笑)
この人こんなに状況を把握出来ない人だとは…
私は改めて長原部長は恐れを知らない人だと知りました(笑) ところが中川課長はさすがに長い付き合いでした。気を取り戻すと私に目で合図を送りニャと笑いかけていましたね。
だてに長原部長の部下を勤めていないですよね。。。
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