名古屋は整然とした街であります。 道路は広くて車は余裕を持った運転に徹しています。 私のような他府県ナンバ―の車に対しても実に親切であります。
*どこかのとはえらい違いですよ(笑) ナビの無い私はウロウロしていても別にクラクションを鳴らされたこともありませんし、かえって道を譲られたことすらありました(微笑)
そんな名古屋駅から私は住友役員と佐川本部長をピックアップしてお得意先へと送ります。
私達運転士の最大のサービスは安全であります。
速いや効率は二の次でまず安全を重視します。
スケジュールを見ましても、時間の余裕は十分に取ってありますから、順調にいけば楽勝なのです。
それで私達は制限速度を守った安全安心運転に専念することができるのですね。
(有り難いことです)
今回も名古屋駅からお得意先まで30分ありました。 道路は普段通り順調に進みます…
早春のこの時期、名古屋は小春日和でした。
車内はポカポカ陽気…
言い忘れました…今回もそうですが商談で役員が出向く時は、ほぼ決定になってからですね。
ほとんどの懸案は事務方つまり営業の課長や部長が話し合って済んでいます。
じゃあ役員さんのお仕事は?
ご挨拶にあります…
『今後ともよろしくお願いします』 とまあこんな感じのご挨拶に訪れるのです。
お得意先も心得たもので、こちらに見合った役員さんが出ていらっしゃいます。
一流企業の取引先はやはり一流企業でありましてビジネスとして割り切っていますがお互いを尊重しあうのですね…そして格を重んじる訳です。どう言うことか説明いたします。商談は必ずお互いの同格同士が行います。係長が出ればお得意先も係長が対応します。課長なら課長ですね。そして部長なら同クラスになります。うち(我社)では部長の上が本部長でここまでが社員ですね。その上がいよいよ役員さんですね。役員ともなりますと大したものですよ。お得意先も心得たもので待遇が全く違います。お得意先の正門…ここでは必ず守衛さんがいます。本部長以下ならまずここで受付を済ませます。下げてもどうってことのない守衛さんにも頭を下げ愛想笑いの一つもします(笑)それが役員さんとなれば全然違いますね。まず私が運転する社用車で乗り込みます。もちろん受付なんてしません。それどころかお得意先の守衛さんが最敬礼で出迎えてくれるのですよ。そりゃあお得意先ですから役員さんは軽く会釈をされますが、あくまでも車内からであります。そして正門を通り守衛の誘導を得ながら私はゆっくり玄関に横付けします。玄関にはお得意先の部長課長が
揃って出迎えています。その方々に会釈しながら役員さんは颯爽と中へと入っていきます。(中の様子は知りません)…どうですか、皆さん会社と言う実社会はお互いを認め有っているのがよくわかるでしょう(笑)役員になればそれは全国共通なのですよ(笑)話を戻しますが、互い挨拶が済めば、仕事の話をちょこっとして後はゴルフの話…で終わり(笑)
『一度食事でも…』『ええ、是非…』会食の約束を決めてあとの日程ははお互いの秘書が打ち合わせします。
『な~んだ!役員さんて楽勝じゃん!』皆さんそう思うでしょう
そうです。!!! そうなのです(笑) 実に楽しい役柄ですよ(笑)
さっきも話しましたように商談をまとめるのは部課長です。トラブルや問題発生の解決もやはり部課長であります(笑)
要するに役員さんには責任がないのです。
『???』
ここで賢明な皆さんなら笑可しいと思うでしょうね。実際私も最初は面食らいましたよ。 食べて(料亭)飲んで(銀座)遊んで(ゴルフ)…
もう天国ですね(笑)
どこへ行くのも社用車がありますから、バスや地下鉄なんか乗り方すら知らない役員さんもいらっしゃいました(笑)
(ほんとですよ…)
しかし人事権は役員さんが握っていらっしゃいますから、命令や指示は絶対であります。
成績の査定は数字で出て来ますが、その客観的資料とは別に役員さんの主観が介入しますから、前近代的と言われ兼ねない人事も未だにあります。
…ここで役員さんの権利を軽く説明しましたが権利となると義務ですね。 学校で習ったように権利&義務です。
役員さんの義務… 責務とでも言い換えますが、まず数字に追われることはありません。
営業なら売り上げ製造なら生産効率や原価率など現代では数字絡みが常識であります。
しかし誠に不思議な事に役員さんには何もないのです。部門の数字が落ちれば担当者を替えますがけっして自らの責任は取られませんね。
私の書き方が少し短絡…極端かもしれませんが、任期中に退任された役員さんは過去にはいらっしゃいませんでした。
役員さんは任期のある神様みたいだと認識していただければよろしいのではないでしょうか(笑)
『神様…?』
違和感のある方はオーナー社長と思ってください。
そう!そのほうがぴったりかも(笑)… そして住友役員は夕方お得意先から出ていらっしゃいました。
およそ二時間半。 あたりは薄暗くなりかけていました。
『さあ!』
この掛け声は佐川本部長でした。
予定ではこの後会食でした。
場所は車で3分ですか…(笑)
まぁ一通(一方通行)がなければ1分ですかね(笑)
会食とは要するに食事会みたいなものですが、ただの食事会と思ったら恥をかきますよ(笑)
…こんな接待に使う料亭は数寄屋風の建屋であります。
辺りは当然ながらビル街ですが、その中に忽然とあります。門構えがちゃんとあって、どこから移植したのか竹なんか植え込んでいます。
玄関には盛塩に打ち水…
灯籠は妖しい光をはなっています。 あくまでも品の良い造りであります(笑)私は入った事ありませんが、常人がポケットマネーで食事をする環境とはとても思えませんね(笑)
会食はおよそ二時間が相場です。
それまで私は待機です。
『こらっ!』…標題の
、名古屋は美人がいない… ´
はどないなっているんだ(怒)
ごもっともです(笑) それは最後に出てきますからもうしばらくお付き合い下さい(笑)
*どこかのとはえらい違いですよ(笑) ナビの無い私はウロウロしていても別にクラクションを鳴らされたこともありませんし、かえって道を譲られたことすらありました(微笑)
そんな名古屋駅から私は住友役員と佐川本部長をピックアップしてお得意先へと送ります。
私達運転士の最大のサービスは安全であります。
速いや効率は二の次でまず安全を重視します。
スケジュールを見ましても、時間の余裕は十分に取ってありますから、順調にいけば楽勝なのです。
それで私達は制限速度を守った安全安心運転に専念することができるのですね。
(有り難いことです)
今回も名古屋駅からお得意先まで30分ありました。 道路は普段通り順調に進みます…
早春のこの時期、名古屋は小春日和でした。
車内はポカポカ陽気…
言い忘れました…今回もそうですが商談で役員が出向く時は、ほぼ決定になってからですね。
ほとんどの懸案は事務方つまり営業の課長や部長が話し合って済んでいます。
じゃあ役員さんのお仕事は?
ご挨拶にあります…
『今後ともよろしくお願いします』 とまあこんな感じのご挨拶に訪れるのです。
お得意先も心得たもので、こちらに見合った役員さんが出ていらっしゃいます。
一流企業の取引先はやはり一流企業でありましてビジネスとして割り切っていますがお互いを尊重しあうのですね…そして格を重んじる訳です。どう言うことか説明いたします。商談は必ずお互いの同格同士が行います。係長が出ればお得意先も係長が対応します。課長なら課長ですね。そして部長なら同クラスになります。うち(我社)では部長の上が本部長でここまでが社員ですね。その上がいよいよ役員さんですね。役員ともなりますと大したものですよ。お得意先も心得たもので待遇が全く違います。お得意先の正門…ここでは必ず守衛さんがいます。本部長以下ならまずここで受付を済ませます。下げてもどうってことのない守衛さんにも頭を下げ愛想笑いの一つもします(笑)それが役員さんとなれば全然違いますね。まず私が運転する社用車で乗り込みます。もちろん受付なんてしません。それどころかお得意先の守衛さんが最敬礼で出迎えてくれるのですよ。そりゃあお得意先ですから役員さんは軽く会釈をされますが、あくまでも車内からであります。そして正門を通り守衛の誘導を得ながら私はゆっくり玄関に横付けします。玄関にはお得意先の部長課長が
揃って出迎えています。その方々に会釈しながら役員さんは颯爽と中へと入っていきます。(中の様子は知りません)…どうですか、皆さん会社と言う実社会はお互いを認め有っているのがよくわかるでしょう(笑)役員になればそれは全国共通なのですよ(笑)話を戻しますが、互い挨拶が済めば、仕事の話をちょこっとして後はゴルフの話…で終わり(笑)
『一度食事でも…』『ええ、是非…』会食の約束を決めてあとの日程ははお互いの秘書が打ち合わせします。
『な~んだ!役員さんて楽勝じゃん!』皆さんそう思うでしょう
そうです。!!! そうなのです(笑) 実に楽しい役柄ですよ(笑)
さっきも話しましたように商談をまとめるのは部課長です。トラブルや問題発生の解決もやはり部課長であります(笑)
要するに役員さんには責任がないのです。
『???』
ここで賢明な皆さんなら笑可しいと思うでしょうね。実際私も最初は面食らいましたよ。 食べて(料亭)飲んで(銀座)遊んで(ゴルフ)…
もう天国ですね(笑)
どこへ行くのも社用車がありますから、バスや地下鉄なんか乗り方すら知らない役員さんもいらっしゃいました(笑)
(ほんとですよ…)
しかし人事権は役員さんが握っていらっしゃいますから、命令や指示は絶対であります。
成績の査定は数字で出て来ますが、その客観的資料とは別に役員さんの主観が介入しますから、前近代的と言われ兼ねない人事も未だにあります。
…ここで役員さんの権利を軽く説明しましたが権利となると義務ですね。 学校で習ったように権利&義務です。
役員さんの義務… 責務とでも言い換えますが、まず数字に追われることはありません。
営業なら売り上げ製造なら生産効率や原価率など現代では数字絡みが常識であります。
しかし誠に不思議な事に役員さんには何もないのです。部門の数字が落ちれば担当者を替えますがけっして自らの責任は取られませんね。
私の書き方が少し短絡…極端かもしれませんが、任期中に退任された役員さんは過去にはいらっしゃいませんでした。
役員さんは任期のある神様みたいだと認識していただければよろしいのではないでしょうか(笑)
『神様…?』
違和感のある方はオーナー社長と思ってください。
そう!そのほうがぴったりかも(笑)… そして住友役員は夕方お得意先から出ていらっしゃいました。
およそ二時間半。 あたりは薄暗くなりかけていました。
『さあ!』
この掛け声は佐川本部長でした。
予定ではこの後会食でした。
場所は車で3分ですか…(笑)
まぁ一通(一方通行)がなければ1分ですかね(笑)
会食とは要するに食事会みたいなものですが、ただの食事会と思ったら恥をかきますよ(笑)
…こんな接待に使う料亭は数寄屋風の建屋であります。
辺りは当然ながらビル街ですが、その中に忽然とあります。門構えがちゃんとあって、どこから移植したのか竹なんか植え込んでいます。
玄関には盛塩に打ち水…
灯籠は妖しい光をはなっています。 あくまでも品の良い造りであります(笑)私は入った事ありませんが、常人がポケットマネーで食事をする環境とはとても思えませんね(笑)
会食はおよそ二時間が相場です。
それまで私は待機です。
『こらっ!』…標題の
、名古屋は美人がいない… ´
はどないなっているんだ(怒)
ごもっともです(笑) それは最後に出てきますからもうしばらくお付き合い下さい(笑)