寝転がって気ままに想う事

 世の中ってこんなもんです・・
面白可笑しくお喋りをしましょうか ^^

風土の違い…

2016年06月29日 07時28分43秒 | 日記
おはようございます(^^)
雨 雨 雨…うんざりしますよね^^;
けど 捨てたものじゃないんですよ。
雨は天の恵み。恩恵とも言います。 雨はありがたいものですね
日本は高温多湿の気候です。雨なんか年がら年中降りますよね。 だから 日本中 緑のないところないでしょう。
海外 例えば韓国や中国に行けば わかりますが、乾ききったレンガ色になった 或いは茶色の山々があちこちに点在しています。 ガイドさんに訊くと これは 豊臣秀吉が我が国を攻めてきた時の被害の 跡です。
…ち、ちょっとマッタケ^^; 豊臣秀吉って五百年くらい前の話でしょ…それを今さら 被害などと言われても私らそんな難しい歴史問題を取り出されても困りますよね^^;
韓流ブームに乗ってやってきた気楽な旅行気分なんですから^^;
歴史認識とか 被害が出ているだとか 戦争の爪痕なと 全く知ったこっちゃない と思いますよね^^;
ところが ガイドさんはそんな私らの気持ちなどどこ吹く風^^;
長々と話てる内容は 私らが心配している ような話ではなくて 単に韓国の環境についての説明でした。
つまり 韓国など大陸の内陸部は雨はあまり降らなくて 空気は絶えず乾燥しているそうで 永年かけてボチボチと根付いた植物…この場合樹木ですが、一端伐採したりすると もう元には戻らないんですって^^;
じゃ このまま?と 訊くと 何千年か かけて ちょっとずつ復活していくのですよ。
まぁ 歴史のあるところですから 悠々としているんだなぁ〜と妙なところで感心しましたが、
我が国を鑑みてみますと、なるほど 山火事みたいなものがありましても ほんの二三年も したら 元に戻っていて樹木はさすがに 大きくなるには年月が必要ですが、焼け焦げた跡など 全く見当たらないくらい復元力はすごいものだと改めて思いましたが、こんな日本で当たり前なことが 世の中には 珍しいことになるんだと理解できるのです。
また中国の赤茶けた山肌が至るところに見ることができますが、 あの山の辺りには 蠍(さそり)が住んでいて あれを食べるのが この辺りでは当たり前だとか。 これは地元の人から聞いて その夜に早速食べることにしましたが、料理とは 唐揚げで 日本の居酒屋で出てくる川エビの唐揚げみたいなものでしてお皿に盛ったものでした。 ただ ガリガリとやると 尻尾のところのトゲみたいなのが 口の中に刺さるから 要注意^^; 味なんかなくて毒もないし…(たぶん)ほんと酒のツマミみたいな感じでしたね。
それでも最近は乱獲して天然は少なくなって 養殖がほとんど ^^; どこの国も似たような話ですが…
この赤茶けた山肌は元々は緑豊かな木々がびっしり生えていたそうで 紀元前に鉄の発見(?_?) 生産で粗鉄を溶かす時に(強力な火力が必要)莫大な木材を使ったために 山は見る見る間にはげ山になってしまったそうですって。その後は植林を試しても 元には戻らず 自然破壊は二千年前からあったのですね。
中国は広大な土地ですが、その鉄の生産と引き換えに緑を失い やがて鉄の生産は海を挟んだ日本に移ったのですが、日本国内では中国山地に良好な砂鉄が出ることで 弥生時代か製鉄作りが盛んに行われ海外向けに輸出(中国など)されました。
日本はお話をしましたとおり 高温多湿な気候でしたから ひと山の樹木を刈り取っても10年もすれば元通りになって 今年はこちら来年はあちらと計画を建てて…それを繰り返して 自然の治癒力を上手く利用していったのですが、 それでも 溶鉱の時に出る 鉱物の毒 今でいうなら公害ですが 当時もありました。地元住民はその公害に田畑を荒らされたりして悩まされていたようで 神話に八叉の大蛇(おろち)の伝説がありまして それをスサノウノミコトが退治した話が残っています。

鉄は鋤や鍬などに加工して使い農業生産は飛躍的に上がりました。また鋼(はがね)に加工して刀剣などを作りましたが 日本の刀剣はよく切れると海外向けに輸出をしていました。
中国の時代劇見てると 青竜刀(銅剣)使ってますよね。 あれは鉄の剣は高価で手に入りにくかったのが当時の事情だそうです。

ちょっと 知ったか しました^^;
コメント
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