おはようございます^^
小雨が降ることを お湿(しめ)り というそうです。これはジャジャ降りのような大雨では使わなくて
しとしとと降る雨の事を指しているようで、しかも長い事晴天が続いて周りが乾燥している時でしょうか。
ちょっとお湿りが欲しおすなぁと京ことばで聞くのがよろしおすなぁ‥^^最近は京都に限らずどこもその地方の言葉
、方言が平たくなってきています。 平たくとは私流の解釈ですが要は標準語に近づいてきているように思います。
なぜ標準語になってきたかというのはやっぱりテレビの普及からでしょうか。テレビが全国津々浦々に拡がったのは
昭和四十年代、東京オリンピック(昭和の時です)や皇太子のご成婚の時に ワァ~と拡がっていきました。
それまでのテレビと言えば一台が何十万円もして 当時の給料が何千円でしたから とても手が出なかったのですが、
大量生産ができ始めると価格も下がってきて 手に入り易くなりました。となりの家に蔵が立ったぞ、 これって
ウチも負けていられん という 良い意味ですと切磋琢磨と言うらしいのですが そんな競争心も煽られて
一挙に広がったのですって。
私は近所にテレビを観に行った記憶は無くて 気が付けばウチにテレビはありました。テレビを観ていると
眼で見る耳で聴くでしょう。
目はそのままですが耳は同じ日本語でも発音が違ったり こんな言い方しないよなぁと思ったりしました。
ですが子供の心は そんな発音がどうだとかおかしいとかは気にしなくて 只々画面にのめり込んでいたようです。
そして画面の主人公の言葉を知らず知らずのうちに受け入れて その言葉(標準語)が脳に移ったのではないでしょうか。
ですから テレビをよく見た という人は標準語を話す割合が多い‥‥
これと 方言、これはイメージ悪いですねぇ、何となく田舎のダサいイメージがあります。ですから○○言葉といえば
なんとなく郷里のイメージも下がらなくて気にせず使えるのではないでしょうか。
ただし‥‥何でも冷害がありますが関西に限っては 関西弁という呼び方に負い目を感じている人はあまりいないような
いないどころか 胸を張って誇らしげにしている様子が老若男女問わずあるようで ここらあたりが関西人のド性根なんでしょうね。
これは私の意見ですからあまり気にしないで下さいな^^