おはようございます
昨日の続きです。私の同級生は無事に二回目の当選を果たしました。それはそれ、大したものだと感心を
しています。感心…なぜ?と思う方もいらっしゃるでしょう。
事実、私もなぜこんなに感動をしたり応援をしたのか 考えてみました。
先ずは、発端となった▢▢君についてですが、彼って私が知ってる限りでは、クラスの人気者でもなく、秀才でもなく、
ヤンチャ(乱暴者)でもなく運動も普通で寡黙でもない代わりに雄弁でもなく あまり目立たなかったんですね。
強(し)いて言えば よく笑ってたかな〜というのが印象ですが、まぁどこにでもいる普通の中学生でした。ですから同窓会
で最初、▢▢君が‥と聞いた時、ピンと来ませんでした。本人はその時、照れて身体をモジモジさせていましたっけ^^
シャイなんですね。これがセンセイ慣れをしていたらもっとパフォーマンスができたでしょうけど、そういったことが
できないところが彼の今の地位を築いたのかも知れませんね。数年前の同窓会の時私らはもう還暦を迎えていました。
還暦とは人生を完遂した訳でもなく、発展途上でもなく、幼年、少年、青年、壮年 と順にきていよいよ老年という呼び方
に(呼び方だけではありませんが‥)変わってきたことを自覚していく年代になったのです。
これはカレンダーが ハイ、今日から10月です、みたいに カラリと変えられるものでは無いのですね。季節でも10月
とは人間が勝手に付けただけですから大自然は ちっとも気にしてないらしく寒かったり暖かかったりします。
ちょっと横道に逸れてしまいました。私らの年代は先程の老年の入口まで来てしまってこれから先はどうなるんだろう…
もう、張り合いのあることは無いだろうなぁ…つまらないなぁ…としょぼくれることはいくつもあるけど、仕方ない仕方ない
‥と念じ 自身に教え込み抑えながら もやもやした気持ちを持ち続けているようです。
だから、今回の同窓会ではみんなカラ元気(笑)なのかやたら張り切っていましたね。普段しょぼくれていても同級生の
前じゃぁそんな姿は見せたくないからね。 でも どうしても カラ元気出せない人は 出席しなかったんかな。
無論、単に都合の悪かった人もいただろうし遠方過ぎてとてもとても…みんなによろしく と伝言をした人もいました。
まぁ二百人近く参加したからみんなが同じ境遇ではないし思う事もそれぞれでしょうけど、晴れのあるパッとしたことが
この▢▢君の市会議員当選でしょうか。これは▢▢君には悪いけど彼が普通の同級生だったから みんな驚いたのでしょうし、
それだから拍手喝采になったのではないでしょうか。まぁ彼が私らの生き甲斐でもなくその場限りの鬱憤晴らしにしか
ならないでしょうけど、私らが市会議員に立候補出来るはずもなく、彼は私らの代表(勝手な思い込みかな)として
晴れの舞台に立ってくれたのですから、もうそれだけで満足。 満足出来るのですよ。