おはようございます^^
秋晴れが続いています。
ネタが尽きたのか 良いアイデアが湧いてきません、こんな時は カレンダーに記載してある二十四節気はないかと
思うのですがこの前に寒露を紹介しましたが次の霜降まで二週間あるので 来週の紹介になります。
では…と今度は一年の歴史的な行事は何があったか見ますと、10月15日・・・東大寺大仏建立発願 ‥
七四三年(天平十五年)この日、聖武天皇が盧舎那仏金銅像建立発願の紹を出された。そこには
「天下乃冨ヲ有(たも)ツ者ハ朕也(ちんなり)。天下之勢ヲ有ツ者ハ朕也。此ノ冨ト勢(いきおい)
トヲ以ツテコノ尊像ヲ造ラム」
という史上最初の中央集権政治を成し遂げた主権者としての強い自信、
「宜シク日毎(ひごと)三タビ廬舎那仏ヲ拝シテ自(みずか)ラ存念ニ当テテ各各廬舎那仏ヲ造ルベシ」
という熱烈な信仰心、そしてまた‥以下省略
「」の部分は天平十五年の記載を昔の偉い学者さんが訳しているのでしょうね。当時はひらがなではなく
カタカナと漢字だったようで読みにくいのですが
まぁ日本語ですから落ち着いて何度か繰り返して読んで頂ければわかるように思います。
要は、盧舎那仏(るしゃなぶつ)‥奈良の大仏さんですが 国家事業として国の威信を掛けた事業として全国津々浦々から
資金や材料、労働力などを大号令の下に集めて建設をした。朕は(聖武天皇は自身をそう呼ぶのです)
こんなすごいことをやったんだぞ、とアピールしたのですね。
これが中央集権の象徴として行った最初の行事(大型公共投資だという事らしいのです)ですが今なら
オリンピックとかそんな感じなのでしょうね。
それが1278年前の今日のことでした^^ あ~疲れました^^