おはようございます〜
九月に入っていますが、もう少し先になりますと、夜が涼しくてよく寝られた
と聞くようになります。昨夜は27度くらいあった私の住まいは
関西の某県のあばら家…これを埴生(はにゅう)と呼ぶのを最近知りました。
横道に逸れますが、拙宅は 一軒家ではありますが、豪邸ではありませんし、
田舎普請でもありませんので 小ぢんまりした一軒家であります。
これを評してあばら家、若しくは埴生の宿などと呼ぶそうです。
又、小林一茶風に述べますと すみか となります。
【参考】これがまぁ 終の棲家か 雪5尺
しかし日本語ってどこまでも果てしなく名称をつけたがるのでしょうね。
私がいつか取り上げてみようか と思っているのが、夫と妻。これも中々
手間入りで面白いんじゃぁないかな と考えていますが みなさんも暇つぶしがてらご期待下さい。
ところで、その埴生の宿では、まだ九月の筈が夜でも部屋温度が夏日まであり
まして、これではとても寝つかれません。ですからルームエアコンを掛けて…
温度の設定を26度に合わせていますが、この時期にこの温度設定は
微妙なのですね。
私は老齢の末席を占めるようになった初老の身、部屋を涼しくするはずが
なにかの拍子で寒く感じてしまう事があるのです。
この寒い という感覚で目覚めますと夏の事でかけ直す布団も無く
タオルケットを掻き集めるくらいですが、それではどうも寒さから身を
防げません。
そもそも布団や毛布はそれ自体に発熱効果は無くて それを被る人の体温を
溜めて留めることで布団、毛布の中が温まる構造になっているそうです。
冬場は 室内の温度が低いので、もし布団から 足がはみ出してしまっても
寒いと感じると 無意識のうちに 布団を被るのですね。すると寒かった足が
温かい布団のなかで直ぐに温められて 知らずに深い眠りに沈んでゆくのですよ(笑)
冬はその寒さ故に かえってよく眠れるのは こういった理由があるのでは
ないでしょうか。
それに反して 夏ですが、暑さ、熱気、湿度の三拍子が揃った時期に
それを避けた人の知恵の結晶がルームエアコンでした。
夕方、西日が入る二階の部屋は 不快指数100%。こんな暑い中で一秒たりと
も居られない室内が スイッチひとつを押すだけでたちまち快適な快眠環境に
なります… スンマセン、重箱読みです(笑)
夜中にふと目を覚ますのに、 暑くて寝汗をかく時、もうひとつが 足が鉄のよう
に冷え切っている時。
正反対ですが 人は なんでも極端なのには弱く 中間的な環境が易いようですね。
それとその寒暖を作る人工的なものにも人はついていけないようです。
冒頭に 紹介しましたように 寝やすくなる秋の夜 。
ルームエアコンで人工的に作られた快適さでは快眠はできないようです。
誰かが 真夏にガンガンに冷やした部屋で羽毛布団をごっそりと被って寝ます、
と話していたのを思い出しました。なるほど…中途半端に室温を調節するから
目覚めるのかも知れませんが、室温を思いっきり下げてしまえば真冬に
なるわけで それならお布団を頭まで被って熟睡できるかも知れませんねぇ。
… …ようし!と試されるのは自由ですが、責任は持てません(笑)