寝転がって気ままに想う事

 世の中ってこんなもんです・・
面白可笑しくお喋りをしましょうか ^^

爆笑マル秘役員専用運転士のブログ

2011年03月26日 10時57分49秒 | 日記
楽しい酒宴を過ごした住友役員は上機嫌でした。
しかし佐川本部長はその上を行く饒舌に辛辣さが加わっています。
住友役員が喋れば普通はその話を聴くのが社員の宿命です。
しかし佐川本部長は違いました。
ことごとく反発して来ます。
『今日は中々有意義な日だったねぇ』後部座席で座るなり住友役員は口を切りますと…
『いゃあ高川課長のお膳立ては良かったよ…あれがなけりゃあ駄目かもね…そうでしょ役員』
『ああ…』
『しかし先週来た時にはだいぶてこずったからなぁ…』『そうなの…』
人の良い住友役員は頷くだけです(笑)
『それで…』『だから…』『やっぱり…』あーでもないこーでもないと狭い車内は佐川本部長の独演会となりました(笑)
私はルームミラーで住友役員の様子を伺いますと、やっぱりシラ~とした顔であります(笑)
『ねぇ!役員!』そんなことを知ってか知らずか佐川本部長は何度も住友役員の同意を求めて来ます。
『ああ…』その度に返事を返されますが、並んで座っている二人は顔さえ合わせません。
誠に笑可しな話ですが、会食場所から名古屋駅までは20分程度です。 たぶん住友役員は佐川本部長に言わせたいだけ言わせてもたかが知れたいるから…と役員の貫禄で自重していらっしゃった事と思われます。
しかし私の横(助手席)にいた高川課長はどきまぎしていました。
何せ気配りの人ですからね(笑)
直接の上長の佐川本部長に同調しながら神様にも気を使っているのが良く分かりましたから(笑)
それでも佐川本部長の舌は絶好調です…
幸いにも道路は空いていましたからあっと言う間に名古屋駅の灯が見えてきました。
やれやれ…横の高川課長はほっと一息をついたときでした。
住友役員がポツリと『しかし高川君名古屋は美人があまりいないねぇ』『…』
一瞬車内は水を打ったような静けさになりました。
ここへ来る途中で住友役員と佐川本部長の話していた中で佐川本部長が 『うちの女房は名古屋なんですよ』と言われたことがありました。その時は住友役員も『そうなの』
で終わっていました。
それが今頃さり気なく出て来るとは…
私はもちろん高川課長も黙ったままだったのは当然でしょう(笑)
1分…いやもっと短かったかも知れませんが佐川本部長が口を切りました。
『そうなんですよ名古屋は昔御三家のお膝元でしたから美人はみんな江戸にご奉公に出たんですってね』

『ほう~』
短く住友役員は感心した振りで相槌を入れられました。

…車は無事名古屋駅に到着しました。
私の仕事はここまでです。
住友役員は東京へ…佐川本部長は京都へと新幹線でそれぞれ帰られます。高川課長は名古屋在住ですからやっぱりここまででした。
『お疲れ様でした』『お疲れ様でした』
私が挨拶をしつつお見送りをしていきます。

お二人が見えなくなると『お疲れ様…』振り向くと
高川課長が缶コーヒーを下げていました。
『お疲れ様でした』私は笑顔で返します。『お家まで送りましょうか』と愛想をしますと、
高川課長は首を振りながら
『ほんと疲れましよ(笑)ちょっと飲(やっ)てから帰ります』
なるほど…
私は頷きました。 上司が仲たがいしていた車内で高川課長はすっかり参っていた様子でした。
帰り道で私は思い出しました。
確か佐川部長が本部長に昇進の面接試験を受けた時例の饒舌が住友役員の逆鱗に触れて一年見送りになった事を…
あれは確か根本常務が宥(なだ)めて 治まったと裏話で聞いていましたから(苦笑)

確執か意地っ張りなのか…『変に意識しないでお仕事頑張ってチョ』
私は聞き覚えのある名古屋弁でつぶやいていました(笑)
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名古屋は美人がいない?(E)

2011年03月25日 08時36分40秒 | 日記
住友役員行以下佐川本部長に高川課長の三人は仰々しく料亭の門をくぐりました。お得意先との会食に向かったのです。
三人が姿を消したのを見て私はその場から一旦は去ります。
何処へ行くのか? さて…
会食の時間は二時間です。兎に角腹ごしらえに車を進めますが…
はっきりした目標がない場合はしばらく走ります。
名古屋の街の調査を兼ねて、主に幹線道路 です。名古屋は平野で山がありませんから方角を見誤ることがよくあるのですね。
例えば大阪ですと生駒山が目印になり、方向を確かめるのに便利です。 その点京都は町が小さいからあまり心配していませんが(笑)
…その名古屋ですが夕方になると帰宅される人がそこらじゅうに湧き出てきました(笑)
道路も混み始めています。
仕方ない私は手っ取り早くファミレスを探し当てて軽く夕餉(ゆうげ)を済ませました。
どうです…夕餉も夕食も同じ意味合いでしょうが、役員さん達が料亭で会食なら私だって夕餉と洒落たいですよ(笑)
ただしハンバーグランチでしたけどね(笑)
飯は食ったし、あとは時間との戦いですね。
普通時間があれば役員さんを送り届ける道順を走ったりします
これはとても重要なことで 途中の道路で工事はないか又混んでいないかなど状況を確認します。
工事をやっている個所があれば避けます。 またあまり狭い道や公序良俗に反するところはやはり避けるのです。
今回はそんな問題のありそうな個所がないので走りません。
又二次会がある場合も考慮しておかなくてはなりません。
会食は閑静な場所が多いのですが、二次会は繁華街と相場が決まっています。
名古屋で繁華街と言えば錦でしょうか。会食で盛り上がって『よし!もう一軒行きましょうか』 『ええ行きましょう』
そうなると大変ですよ。慣れた京都なら大抵は大丈夫ですが知らない町でアドリブがくると慌てますね。*アドリブ…予定にない行き先…下調べも出来ていないから目が点状態になるのです(笑)土地勘のない私にとってこれは酷な話で、仮にナビがあったとしても気を使わなければなりません。

まぁ今回は住友役員が帰京されるのは判っていましたから心配はしていませんでしたが…私は食後のコーヒーを求めました。 ボスの自販機でブラックコーヒーを選びます。
『うまい!』
やっぱりコーヒーはホットに限りますね(至福)
私はよほどのことのない限りはホットコーヒーを戴いております(笑)
銘柄には拘(こだわ)りませんが真夏でもクーラー掛けながら飲むのであります。
タバコに火をつけてコーヒーをグビリ!
まさに至福のひと時であります(歓喜)
タバコを吸ったりラジオを聴いたりそうこうしていると時間ですね。
待機は会食場所から200メートルほどのところですが車を静かに移動して行きます。
おっと忘れていました。車内の清掃です。あとフロントガラスや周りのガラスも拭き取りをします。
車を一段とピッカピッカにして料亭の側まで移動です。
『さあカウントダウンだ(笑)』
今頃はご飯かもうデザートか… 或いはコーヒーかも(笑)
私は目を閉じて帰り道をイメージします。
『あ~行って、こう行って…』
頭の中でシュミレーションですね(笑)
やがて携帯が鳴りました。高川課長からでした。
『もう出ますから…』
『はい!了解です!』
携帯を切ると私は車外に出て役員さんを待ちます。
料亭から出てこられた住友役員は些(いささ)か酩酊のご様子でした。
お得意先と談笑しておられますが、私は車のそばで待機です。
『それでは…失礼します』
これが合図みたいなものです。
私はドアをサッと開くと住友役員は乗り込みました。 このタイミング…いつも難しいものですね。
役員さんが乗り込みますと佐川本部長と高川課長も続けて乗ります。
あとは発車です。 お見送りを受けて佐川本部長が大きな声をだしています。 『ありがとうございました』
住友役員も続きます。『ありがとうございました』
これをきっかけに私はゆっくりと発進させます。
お互いがあいさつを済ませた、その一瞬です!
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名古屋は美人がいない?(D)

2011年03月24日 08時39分49秒 | 日記
名古屋は整然とした街であります。 道路は広くて車は余裕を持った運転に徹しています。 私のような他府県ナンバ―の車に対しても実に親切であります。
*どこかのとはえらい違いですよ(笑) ナビの無い私はウロウロしていても別にクラクションを鳴らされたこともありませんし、かえって道を譲られたことすらありました(微笑)
そんな名古屋駅から私は住友役員と佐川本部長をピックアップしてお得意先へと送ります。
私達運転士の最大のサービスは安全であります。
速いや効率は二の次でまず安全を重視します。
スケジュールを見ましても、時間の余裕は十分に取ってありますから、順調にいけば楽勝なのです。
それで私達は制限速度を守った安全安心運転に専念することができるのですね。
(有り難いことです)
今回も名古屋駅からお得意先まで30分ありました。 道路は普段通り順調に進みます…
早春のこの時期、名古屋は小春日和でした。
車内はポカポカ陽気…
言い忘れました…今回もそうですが商談で役員が出向く時は、ほぼ決定になってからですね。
ほとんどの懸案は事務方つまり営業の課長や部長が話し合って済んでいます。
じゃあ役員さんのお仕事は?
ご挨拶にあります…
『今後ともよろしくお願いします』 とまあこんな感じのご挨拶に訪れるのです。
お得意先も心得たもので、こちらに見合った役員さんが出ていらっしゃいます。
一流企業の取引先はやはり一流企業でありましてビジネスとして割り切っていますがお互いを尊重しあうのですね…そして格を重んじる訳です。どう言うことか説明いたします。商談は必ずお互いの同格同士が行います。係長が出ればお得意先も係長が対応します。課長なら課長ですね。そして部長なら同クラスになります。うち(我社)では部長の上が本部長でここまでが社員ですね。その上がいよいよ役員さんですね。役員ともなりますと大したものですよ。お得意先も心得たもので待遇が全く違います。お得意先の正門…ここでは必ず守衛さんがいます。本部長以下ならまずここで受付を済ませます。下げてもどうってことのない守衛さんにも頭を下げ愛想笑いの一つもします(笑)それが役員さんとなれば全然違いますね。まず私が運転する社用車で乗り込みます。もちろん受付なんてしません。それどころかお得意先の守衛さんが最敬礼で出迎えてくれるのですよ。そりゃあお得意先ですから役員さんは軽く会釈をされますが、あくまでも車内からであります。そして正門を通り守衛の誘導を得ながら私はゆっくり玄関に横付けします。玄関にはお得意先の部長課長が
揃って出迎えています。その方々に会釈しながら役員さんは颯爽と中へと入っていきます。(中の様子は知りません)…どうですか、皆さん会社と言う実社会はお互いを認め有っているのがよくわかるでしょう(笑)役員になればそれは全国共通なのですよ(笑)話を戻しますが、互い挨拶が済めば、仕事の話をちょこっとして後はゴルフの話…で終わり(笑)
『一度食事でも…』『ええ、是非…』会食の約束を決めてあとの日程ははお互いの秘書が打ち合わせします。
『な~んだ!役員さんて楽勝じゃん!』皆さんそう思うでしょう
そうです。!!! そうなのです(笑) 実に楽しい役柄ですよ(笑)
さっきも話しましたように商談をまとめるのは部課長です。トラブルや問題発生の解決もやはり部課長であります(笑)
要するに役員さんには責任がないのです。
『???』
ここで賢明な皆さんなら笑可しいと思うでしょうね。実際私も最初は面食らいましたよ。 食べて(料亭)飲んで(銀座)遊んで(ゴルフ)…
もう天国ですね(笑)
どこへ行くのも社用車がありますから、バスや地下鉄なんか乗り方すら知らない役員さんもいらっしゃいました(笑)
(ほんとですよ…)
しかし人事権は役員さんが握っていらっしゃいますから、命令や指示は絶対であります。
成績の査定は数字で出て来ますが、その客観的資料とは別に役員さんの主観が介入しますから、前近代的と言われ兼ねない人事も未だにあります。
…ここで役員さんの権利を軽く説明しましたが権利となると義務ですね。 学校で習ったように権利&義務です。
役員さんの義務… 責務とでも言い換えますが、まず数字に追われることはありません。
営業なら売り上げ製造なら生産効率や原価率など現代では数字絡みが常識であります。
しかし誠に不思議な事に役員さんには何もないのです。部門の数字が落ちれば担当者を替えますがけっして自らの責任は取られませんね。
私の書き方が少し短絡…極端かもしれませんが、任期中に退任された役員さんは過去にはいらっしゃいませんでした。
役員さんは任期のある神様みたいだと認識していただければよろしいのではないでしょうか(笑)
『神様…?』
違和感のある方はオーナー社長と思ってください。
そう!そのほうがぴったりかも(笑)… そして住友役員は夕方お得意先から出ていらっしゃいました。
およそ二時間半。 あたりは薄暗くなりかけていました。
『さあ!』
この掛け声は佐川本部長でした。
予定ではこの後会食でした。
場所は車で3分ですか…(笑)
まぁ一通(一方通行)がなければ1分ですかね(笑)
会食とは要するに食事会みたいなものですが、ただの食事会と思ったら恥をかきますよ(笑)
…こんな接待に使う料亭は数寄屋風の建屋であります。
辺りは当然ながらビル街ですが、その中に忽然とあります。門構えがちゃんとあって、どこから移植したのか竹なんか植え込んでいます。
玄関には盛塩に打ち水…
灯籠は妖しい光をはなっています。 あくまでも品の良い造りであります(笑)私は入った事ありませんが、常人がポケットマネーで食事をする環境とはとても思えませんね(笑)
会食はおよそ二時間が相場です。
それまで私は待機です。
『こらっ!』…標題の
、名古屋は美人がいない… ´
はどないなっているんだ(怒)
ごもっともです(笑) それは最後に出てきますからもうしばらくお付き合い下さい(笑)
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名古屋は美人がいない?(C)

2011年03月23日 07時42分10秒 | 日記
私は役員専用の運転士です。
普段は京都に在籍していますが行動範囲は名古屋から大阪まで幅広くあります。
私の会社は誰でも知っている超一流企業ですよ。そして活動拠点は京都にあります。ただし他の事業部は大阪ですが何故か私の所属する事業部はここなのです。 従いまして役員さんが(本社は東京)大阪に行けば私も社用車を大阪に回し名古屋にいらっしゃいますと名古屋に走ります。
今回も私は京都から来た訳ですが、 住友役員は名古屋駅からお得意先までものの7、8キロの往復だけでした。
凄い話ですね(笑) 僅かの往復のためにわざわざ社用車を京都から呼ぶのですから…
私は京都→名古屋間往復で約四時間高速料金やガソリン(ハイオクですよ)も掛かります。

…文句を言っている場合ではありません(笑)
全ては私の明日の糧(かて)の源であります(感謝)から
…さて余談が余談を呼んで随分横道に入りました。
舞台を名古屋駅周辺に戻しましょうか…
私は高川課長から新しい待機場をご指南頂きました。 …と 言いますのが以前からの待ち合わせ場所は公儀のありがたいご指導の元駐車時間が20分と制約されています。
20分あれば…そうおっしゃいますが、実際の話は難しいのですよ。
誰もいなくて空いていたら、そりゃあもう楽勝ですがね~(笑)
しかし現実は厳しいです。
まず狭い一本道を並ばなければその駐車場には入れません。5分掛かる時もあれば10分たっても入れない場合もあります。早めに並ぶとスーと行けて、今度は20分の時間を気にしなければなりません(笑)
要するにうまく行かないのですよ(笑)
おまけに新幹線のホームから果たして何分でここまで来られるかは神のみぞ知る…いや役員さんの気分次第です(笑)
それで例の気配りの高川課長は別の待ち合わせ場所を探しておいてくれました(笑)
その高川課長のご指南はタクシー乗り場でした。
そりゃあ名古屋駅ですからいっぱいのタクシーが止まっていますよ(笑) その数は数十台… ただしお客はポツポツしか来ませんからタクシーは専用の駐車場にいます。
タクシー乗り場には一台が必ず待機していますが、それ以外は後ろにいるのでした。
『こりゃあいいですねぇ』
『…でしょう(笑)』高川課長は得意満々で花を蠢(うごめ)かしています。
私はタクシーの邪魔にならない場所で待機することにしました。
ここはタクシーから少し離れていてしかも新幹線の降り口の前になります。 いわゆるポールポジションであります。
私が社用車の位置を決めたのを満足そうに見ながら高川課長は役員をピックアップに改札口へと勇んでいきました。
*ピックアップ… 早い話が私の車まで誘導する事です。
しばらく私は待ちます。
私達運転士はいかなる場合でも社用車から離れることはできません。
*特にこの場合は駐禁に気をつけなければなりません。 車に乗ってさえいたらお巡りさんも怖くないからです。
そして新幹線の到着時間がきました。私は車の側に立って(分かりやすく)役員をお待ちします。
今回のようにピックアップがいれば大丈夫ですが、役員さんが単独で来られる時は分かりやすい場所で待機します。
主なターミナルは待機している場所は予め決めてあります。新大阪駅、関空、伊丹空港、京都駅、名古屋駅などでは待ち合わせが決まっています。
先程ポールポジションと言いましたが(笑)役員さんから一番乗りやすいしかも分かりやすい場所を指します。
このポールポジションを取るために私達は名誉をかけて必死になります(笑)
無論ターミナルは私だけではありません。 『よくこんなに社用車があるなぁ』と驚くくらいギッシリですね(笑)
ポールポジションはただ一つです。 このレアなポジションを確保るための最大の手段は早期待機、これに尽きますね。良く言うじゃあありませんか(笑)早寝早起きは3ドルの得(笑)
何度も口を酸っぱくして話しているように早めの出発、早めの到着早めのパブロン(笑)です。
私のように高速道路を使ってピックアップに向かう時は絶対であります。 途中の渋滞や不測の事故など…遅滞の原因は数知れませんよ。
ところが地元の運転士は違いますね。
新大阪駅から北浜(ビジネス街)まで…まあ普通なら15分もあれば大丈夫ですが、この地元の運転士は20分前に出るのです。
たった5分しか余分に見ないのですね(驚) もしいつもの道が混んでいたらどうするんだろう?
私は顔見知りの運転士に聞いたことがありました。
『その時は別の道を行くだけだよ』 事も無げに言い放つのでした。
そして『わしらは幾つも知ってるからな』
裏道があるんだよ… そう顔に書いてありました。
…だから私が早めに到着したら絶対ポールポジションを取れる訳ですね(笑)
(続く)
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名古屋は美人がいない…

2011年03月22日 09時40分59秒 | 日記
私の職業は役員専用の運転士です。 既にこのブログを書き込んで一年過ぎました。興味ある方は最初から…『えっ!?』こんなの始めから読めるかよ(怒)……『判りますねあなたの御意見はごもっともです(笑)』閑話休題…何度もみなさんにはご紹介していますように私達運転士は時刻には辛いのです。
どんなに遅くとも30分前にはスタンバイしていますね(笑) これは教本に書いていますよ(笑) ただし教本には20分ですが… 余談ですが、遠距離になれば到着時間はもっと早くなります。
これは途中の事故や渋滞などの不可抗力な事態に備えているためです。 いつも社用車は当たり前みたいに待機していても水面下では努力をしている訳です。
話を戻しますが、 私はいつもの待ち合わせ場所におりました。
しかし名古屋駅は最近待ち合わせ場所を縮小していました。
縮小と言うよりも 締め出してきました。
以前は太閤口出口の広場には社用車がたむろしていましたが、その場所に長距離バスをいれたのでした。
同じお客様を待つのにバスは優遇されて私達社用車は出ていけ。ですよ(怒)
少し離れた駐車場に入れて待つのです。
なるほど駐車場で待つのは仕方ないのですが、その利用時間は僅か20分です。
20分を過ぎれば料金が発生します。
無論そんなお金は会社に請求出来ませんから全て自腹です…
余談ですが、去年のお正月に宮崎役員がお得意先に新年のあいさつ廻りをされた時です… お昼を途中で取る事になりました。 この方は実にさばけた役員さんで、 取り巻きはもちろんですが私にも声を掛けて下さいます。
*取り巻き…役員さんにご不十分を掛けないようにする人、つまり召し使いさんです……この日もそうでした。
『どこか旨い店ないのか』
時間は12時前だったと思います。役員の声は天の声です(笑)
宮崎役員は別に高い食事を食べたかった訳でもありません。
あいさつ廻りの途中てすから懐石料理ともいきません。
時間も限られているからです。
『旨い店ですか…』お付きの課長は困った声を出しました。
このあたりは住宅地でサラリーマン向けの店はありますが、たいした店は見当たりません。
そうか… 宮崎役員は相応(ふさわ)しい店にこだわっている田中課長に気がつかれたのでした。 『田中…ラーメンでいいよ』
本当は何でもよかったのでしょうが、田中課長は何でも…で又悩む事になると思った宮崎役員は具体的にラーメンを告げたのでした。
『ラーメンですか…』
今度は田中課長は喜々として返事していました。
はは~んラーメンが好きなんだな~ 私は直感が働きました。
案の定田中課長は二つ三つラーメン屋の名前を上げていました(笑)
そしてこの店はトンコツが美味いだのどうだの…と解釈を始める始末です(笑)
宮崎役員がどう思ったか私でも想像が付きました(笑) 偉いものですね~ 有頂天で話す田中課長を遮って佐藤部長は『…でどこがここから近いんだよ』
その時の田中課長の声は今でも忘れませんね。
『は、はい!』
裏返っていましたから(笑)きっと佐藤部長の怒気を含んだ言葉にビビったのですね(笑)

それで宮崎役員以下全員が田中課長ご推薦のラーメン屋の暖簾をくぐる事になりました。 ところがこのラーメン屋には駐車場がありません。本当の駅前でしたから(笑)
それでも宮崎役員の 『高村さん(私です)も一緒に食べましょうよ』の一言をいただいていましたから、今更駐車場が無いから…とは断れません。
渋々近くのコインパーキングに入れたのでした。
ラーメンは流行(はやり)のトンコツ醤油 で普通のラーメンでした。
私は遠慮しながら皆さんと一緒に食べましたが、
一人800円也… 食べ終わったあと宮崎役員は談笑しておられますが、私はお礼を述べると一番に席を立っていました。 駐車場から車を取り出してこなければいけないからです。
そして役員が店を出られたら直ぐに乗られるように私は待機します。
(無論ドアサービスもやりますね)
その日は無事予定通りに挨拶回りを終わられましたが、
あの昼飯ラーメンですが800円!駐車場が400円… 私は高いのか安いのか分からないラーメンを食べさせて頂きました。
(続く)。。。
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