9時15分頃家を出て道の駅数か所をハシゴ、そして30分前に着きました。(部屋が準備できるまで待っていました。)見えているのは太平洋です。
190km走ってバッテリー残量がほぼ半分に減ったため3時間充電することにしたのですが、いろいろトラブルや見込み違いがありました。詳しくは帰ってから。
昨日YoutubeでNFLのゲームハイライト動画(注)を探していたら、過去記事でも触れたスペイン語版公式アカウントの方に偶然たどり着きました。(注:既に英語の公式チャンネルで視聴済でしたが、こちらで報じられている通り、実に48年ぶりという非常に珍しいプレーが現れたので改めてじっくり観る気になりました。)歯切れのよい西語実況も悪くはないですが、英語と比べたらどうしても理解度は劣る(解らない用語も多々あるし)ため字幕を付けることに。ところがところが・・・・
上画像右に出ている「スペイン語 - CC1」というのは元から動画に付けられている訳のようです。全部大文字はちょっと読みにくいものの、それはまあ許容範囲。ただしアクセント記号付きの母音(Á É Í Ó Ú )とエニェ(Ñ)、逆向きの疑問符(¿)と感嘆符(¡)がことごとく文字化けというか “?” になっているのがいただけない。(1行目は "SÍ, SEÑOR!" と言ってます。)そこで自動翻訳を使ってみることに。
その結果は「いやはや」としか言いようないものでした。これはいったい何の実況なのか?
何かを盗られたらしいハーバートですが・・・・・
超高齢にもかかわらず元気ですねえ(笑)・・・・・ってダメだコリャ。
それでもう一つの「スペイン語(自動生成)」に切り替え。こちらは音声をその都度文字に起こすようですが、見たところほぼ正確に綴っていました。
けれど自動翻訳に変えたら珍訳が続出するところは一緒。
いくらクリスチャンの多い国とはいえ、さすがにこれはないわな。
その極め付きがこれ。しばらく笑いが止まらず。
なぜか試合終了後だけまともになっていましたけど。
上画像右に出ている「スペイン語 - CC1」というのは元から動画に付けられている訳のようです。全部大文字はちょっと読みにくいものの、それはまあ許容範囲。ただしアクセント記号付きの母音(Á É Í Ó Ú )とエニェ(Ñ)、逆向きの疑問符(¿)と感嘆符(¡)がことごとく文字化けというか “?” になっているのがいただけない。(1行目は "SÍ, SEÑOR!" と言ってます。)そこで自動翻訳を使ってみることに。
その結果は「いやはや」としか言いようないものでした。これはいったい何の実況なのか?
何かを盗られたらしいハーバートですが・・・・・
超高齢にもかかわらず元気ですねえ(笑)・・・・・ってダメだコリャ。
それでもう一つの「スペイン語(自動生成)」に切り替え。こちらは音声をその都度文字に起こすようですが、見たところほぼ正確に綴っていました。
けれど自動翻訳に変えたら珍訳が続出するところは一緒。
いくらクリスチャンの多い国とはいえ、さすがにこれはないわな。
その極め付きがこれ。しばらく笑いが止まらず。
なぜか試合終了後だけまともになっていましたけど。
(昨日は帰宅後M-1グランプリの敗者復活戦と決勝をずーっと見ていたため、旅行最終日の模様を執筆する時間が取れませんでした。それで今日これから取りかかります。)
この日も送迎バスの準備が整うまでロビーで新聞を読むことにしたのですが、ふと左上の雑誌が目に入りました。誰かがこういうダジャレというかパロディを使うだろうとは思っていましたが、既に映画になっていたとは。
いきなり飛んで加賀温泉駅の新幹線ホーム。にわかの撮り鉄さん(自分含む)がカメラを構えていましたが、「フェンスから手や顔を出さないで下さい」のアナウンスを守らない人が続出。(私は真上に腕を伸ばしただけです。念のため。)
到着前にアナウンスがありました。「停車時間が短いので速やかに乗り込んで通路内では立ち止まらないように」云々の。定時運行をきつく言われているんでしょうね。乗車して間もなく、敦賀から小浜線に乗り換える人へのアナウンスが。「とうちく」の影響で東舞鶴行きが小浜駅に変更されるとのこと。なに? 東筑?
で、運行情報を調べてみたらこういうことでした。これでも電車は止まるのか!
ただし、やられたのは電気系統だけだったようで観光列車の方は支障なし。ちょっとビックリしました。
越前たけふ駅を出たと思ったら新北陸トンネルに。越前たけふ〜教賀駅(約30km)の6割強を占め、新幹線トンネルとしては2番目に長い(全長19760m)にもかかわらず8分ほどで通過。(福井→敦賀をノンストップのはくたかなら約5分とのこと。)ちなみに北陸本線時代から何度となく通っていた旧北陸トンネル(13870m)は普通列車で10分近くかかっていました。
そのトンネルをまだ抜けていないのに前も後ろもほとんどの乗客が立ち上がって荷物を下ろし始め、そして次々と出口へ。ここでも「恐るべき関西人」ですが、理由はそれだけではありません。聞こえてきたアナウンスでも「サンダーバードにお乗り換えのお客様は切符を手に持って・・・・」などと言っていたからです。北陸本線で帰る私たちには無関係ながら「そんなにせかすなや」と言いたい気分でした。(ここでも倒竹が↓)
そして降り立ったホームでも急げ急げの連呼だったので「お前らが勝手に乗り継ぎ時間を短くしといて何ほざいとんのや!!」と言い返したくなりました。
ところで上は当日朝に調べた敦賀からの帰路ですが、これには驚かされました。ことごとく近江塩津での乗り換えが入るとは!(以前はもちろんほぼ全てが直通でした。)
乗り換えなし列車は夕方以降と知り愕然。
近江塩津での30分待ちのせいでサンダーバードの京都着より20分強遅くなる(大阪着と比べても5分早いだけ)のが癪でなりません。(かといって京都から引き返すのはアホの極みですが。)
で、京都・大阪へ向かう乗客を横目に私たちは在来線(北陸本線&ハピラインふくい)のホームへ。(雨滴の付いた窓越しの撮影ゆえぼやけていてすいません。)
ここでも長い連絡通路が空港を思わせました。
振り返って1枚。ここで今更ながら気が付いたのですが、サンダーバードとしらさぎ(名古屋行き)の線路を新幹線駅の真下に引き込み、それ以外の在来線と完全に分けたんですね。JRが将来、北陸本線と小浜線のどちらか、あるいは両方を並行在来線として切り離すことを視野に入れていることがミエミエでいい気分はしませんでした。
しつこいようですが、これら新快速にそのまま乗っていたら帰れません。とにかく関西の人間にとって北陸新幹線敦賀延伸のメリットはなく、著しく不便になっただけ。その先を小浜ルートにするか米原ルートにするかのエゴ丸出し議論が再燃しているようですが、いっそのこと流れてくれたらと思ったりもします。
北陸本線上りの深坂トンネル(全長5170m)内で。通過時間は新北陸トンネルより長かったような。
そして最後の1枚は(特に意味はありませんが)余呉駅のホーム越しに撮影した余呉湖。この後、無事田村に到着しましたが・・・・・最後の最後にアクシデント。
駅の駐車場から出ようとしたら駐車券がない。4日前に取ってドアのトレイに置いたはずなのに。精算機備え付けのインターホンで呼び出したオペーレーターさんに対応してもらい出ることはできましたが、我ながら情けない限り。それさえなければ満点の旅でした。さて、今週はどうなるかな?
この日も送迎バスの準備が整うまでロビーで新聞を読むことにしたのですが、ふと左上の雑誌が目に入りました。誰かがこういうダジャレというかパロディを使うだろうとは思っていましたが、既に映画になっていたとは。
いきなり飛んで加賀温泉駅の新幹線ホーム。にわかの撮り鉄さん(自分含む)がカメラを構えていましたが、「フェンスから手や顔を出さないで下さい」のアナウンスを守らない人が続出。(私は真上に腕を伸ばしただけです。念のため。)
到着前にアナウンスがありました。「停車時間が短いので速やかに乗り込んで通路内では立ち止まらないように」云々の。定時運行をきつく言われているんでしょうね。乗車して間もなく、敦賀から小浜線に乗り換える人へのアナウンスが。「とうちく」の影響で東舞鶴行きが小浜駅に変更されるとのこと。なに? 東筑?
で、運行情報を調べてみたらこういうことでした。これでも電車は止まるのか!
ただし、やられたのは電気系統だけだったようで観光列車の方は支障なし。ちょっとビックリしました。
越前たけふ駅を出たと思ったら新北陸トンネルに。越前たけふ〜教賀駅(約30km)の6割強を占め、新幹線トンネルとしては2番目に長い(全長19760m)にもかかわらず8分ほどで通過。(福井→敦賀をノンストップのはくたかなら約5分とのこと。)ちなみに北陸本線時代から何度となく通っていた旧北陸トンネル(13870m)は普通列車で10分近くかかっていました。
そのトンネルをまだ抜けていないのに前も後ろもほとんどの乗客が立ち上がって荷物を下ろし始め、そして次々と出口へ。ここでも「恐るべき関西人」ですが、理由はそれだけではありません。聞こえてきたアナウンスでも「サンダーバードにお乗り換えのお客様は切符を手に持って・・・・」などと言っていたからです。北陸本線で帰る私たちには無関係ながら「そんなにせかすなや」と言いたい気分でした。(ここでも倒竹が↓)
そして降り立ったホームでも急げ急げの連呼だったので「お前らが勝手に乗り継ぎ時間を短くしといて何ほざいとんのや!!」と言い返したくなりました。
ところで上は当日朝に調べた敦賀からの帰路ですが、これには驚かされました。ことごとく近江塩津での乗り換えが入るとは!(以前はもちろんほぼ全てが直通でした。)
乗り換えなし列車は夕方以降と知り愕然。
近江塩津での30分待ちのせいでサンダーバードの京都着より20分強遅くなる(大阪着と比べても5分早いだけ)のが癪でなりません。(かといって京都から引き返すのはアホの極みですが。)
で、京都・大阪へ向かう乗客を横目に私たちは在来線(北陸本線&ハピラインふくい)のホームへ。(雨滴の付いた窓越しの撮影ゆえぼやけていてすいません。)
ここでも長い連絡通路が空港を思わせました。
振り返って1枚。ここで今更ながら気が付いたのですが、サンダーバードとしらさぎ(名古屋行き)の線路を新幹線駅の真下に引き込み、それ以外の在来線と完全に分けたんですね。JRが将来、北陸本線と小浜線のどちらか、あるいは両方を並行在来線として切り離すことを視野に入れていることがミエミエでいい気分はしませんでした。
しつこいようですが、これら新快速にそのまま乗っていたら帰れません。とにかく関西の人間にとって北陸新幹線敦賀延伸のメリットはなく、著しく不便になっただけ。その先を小浜ルートにするか米原ルートにするかのエゴ丸出し議論が再燃しているようですが、いっそのこと流れてくれたらと思ったりもします。
北陸本線上りの深坂トンネル(全長5170m)内で。通過時間は新北陸トンネルより長かったような。
そして最後の1枚は(特に意味はありませんが)余呉駅のホーム越しに撮影した余呉湖。この後、無事田村に到着しましたが・・・・・最後の最後にアクシデント。
駅の駐車場から出ようとしたら駐車券がない。4日前に取ってドアのトレイに置いたはずなのに。精算機備え付けのインターホンで呼び出したオペーレーターさんに対応してもらい出ることはできましたが、我ながら情けない限り。それさえなければ満点の旅でした。さて、今週はどうなるかな?
温泉街はだいたい見てしまったので3日目は少し遠出をすることに。宿から加賀温泉駅まで送迎バスが出てはいるのですが・・・・・・・どうも北陸新幹線との接続を優先しているようで、どのバスに乗っても在来線(IRいしかわ鉄道)は数十分の待ち時間が発生するのが困りもの。下画像の通り、1時間1本しか電車がありませんから。
金沢まで足を伸ばすことは可能でも滞在できるのはせいぜい4時間半。それに既に2度訪れていますしね。ということで近場で済ますことに決定。
1年前の木古内駅と同じく、この3月に完成したばかりの新幹線駅とJRから見捨てられた3セク会社の駅舎とのギャップに目がクラクラ(は大袈裟か)。
ところで上の表示やアナウンスを耳にしたLindaは「かがおんせん」という名前がかなり奇妙に聞こえるとのこと。言われてみればたしかに。
私の脳内辞書に載っているのは "caca" の方ですが・・・・・
"caga" もそうでした。(右のGoogleは別の訳を出しましたが。)もしかしたら西語圏の旅行者は浴場の水面にう◯こがプカプカ浮かんでいる風景を想像して腰が引けてしまうかも。(綴りの違うのがせめてもの救い?) そういえば大昔に聴いたラジオ深夜番組でDJが実際にそういう事態に遭遇して飛び上がったことがあると話していたような。以下さらに余談ですが、近畿大学が数年前に英語呼称を "Kinki University" から "Kindai University" に改めたことを思い出しました。「近大大学」で被ってしまうことになりましたが、同音の "kinky" にろくな意味がないから仕方なかったのでしょう。(追記:今更どうにかなるものでもないし、どうでもいい話ですが、"KinKi Kids" は最悪のネーミングだったのかも? で、既にここなどで語り尽くされていました。)
閑話休題。最初の目的地は一駅先(Googleマップでは3.7kmで徒歩45分)だったので天気さえ良ければ歩こうと思っていたのですが、バスが駅に着く直前から雨が降り始めたため断念。それにしてもこの距離で220円は私の感覚からすると明らかに高い。(長浜〜田村が3kmで150円、長浜〜坂田が5.3kmで190円ですからね。)3セク化の弊害を目の当たりにしました。わずかに残された北陸本線(敦賀〜米原)がこの先も並行在来線にならないことを切に願います。ところで上の看板ですが、次の「いぶりはし」も立派な難読駅名クイズになっています。どういう字か分かりますか?(答えは後ほど。)
駅から300mほど歩いて酒蔵に到着。「六角精児の呑み鉄本線・日本旅」を真似てみる気になりました。(ただし電車が1時間1本なので寄り道するとしても1時間単位にならざるを得ません。)
いろいろ丁寧に説明してもらった後(昨年の元日はここも震度5強で瓶詰めの酒がほとんど割れてしまったとのこと)、10年貯蔵の大吟醸をはじめ日本酒7種類の試飲までさせてもらったので・・・・・
そのお礼という訳でもないですが(8月の鉄旅時に訪れたワイナリーと同じく)3本購入。うち右の1本は売上の一部が被災地支援に使われるという話でした(それゆえ当初の予定から1本追加)。
ついでに焼印体験も。
指導を受けた後に焼きごてでオリジナルコースターを作りました。何度か押し直しもしましたが(それは裏面)、いい旅の記念品ができました。
駅に戻り、程なくしてホームに入線したのはハピラインふくいの車両。(先はIRいしかわ鉄道でした。)実物を初めて見たので記念に。
二駅先の小松で下車(運賃270円)。(なお前日に続いて当たりを付けていた定食屋でランチにしたのですが、こちらは正直ガッカリ&コスパイマイチだったため画像等は割愛します。)これまた新駅舎の偉容が異様に映るほどですが、それに負けじとたたずんでいるのが画像右の巨大な黄色の物体。
ということで、こまつの杜に展示されている「世界のコマツ」の建設機械でした。その前で記念撮影。
時間限定で上にも登れるようですが閉鎖されていました。そのまま進んで、わくわくコマツ未来館→わくわくコマツキッズ館に入ったものの、それらは完全に子ども向け施設で私たちには無用の長物。さらに別敷地のサイエンスヒルズこまつ ひととものづくり科学館へも足を運んだのですが・・・・・そこもやはり親子で来るべきところでしたね。
日本各地のダイコンの展示は興味深かったものの、地元の伊吹ダイコンはなぜか欠品でした。
20kgのおもりを定滑車で上げるのはしんどくても動滑車1個で半分、2個なら1/4の力で済むというのは知識としては持っていても体感したのは初めて。これは良かった。
あと荷物を預けるロッカーが原子番号プラス元素記号というのもナイスアイデアと思いました。
駅の反対側にも目ぼしいものはなかったので小松滞在は早めに切り上げて戻ることに。上は動橋駅の停車中に撮影。まず読めないですよね。(ちなみに私は当初「いするぎ」と思い込んでいましたが、そちらは1978年夏の甲子園に出場した時に名前を覚えた富山県の石動でした。)なお小松→加賀温泉(3駅)は動橋→小松(2駅)と同じ270円。そうなると先述の加賀温泉→動橋が不当に高い運賃を徴収されているように思えてなりません。
加賀温泉駅に戻り、近くのアビオシティ加賀(平和堂)でしばらくショッピング。(石川県まで来て西川貴教の歌を聴くとは。)そして前日のスイーツめぐりの残りでおやつタイム。その後宿のバスで戻りました。
最後に夕食の模様。3日は少し品数が増え鍋の肉も豚から牛に。
そしてこの外見から名が付けられている魚が出ました。実は事前に「蟹会席」か「のどぐろ会席」が選べたのですが、二人とも脚から身をほじるのが面倒ということで後者の一択。(甘エビの刺身ですら殻ごと、足ごとバリバリですからね。)ちなみに他の宿泊客の少なくとも3/4は前者でした。イラチとカニ好きは両立するんですね。
で、そのノドクロの身は美味だったものの硬い小骨の多さに二人とも大苦戦。加えて揃いも揃って鋭い歯で指を刺されたのでした(苦笑)。
これで3日目も終了。動橋は当たりで小松はハズレでしたが、ネットから得られる情報には限りがありますから納得しています。
今日は帰るだけですが、昨晩の間に少し雪が降ったようですね(上は部屋から窓越しに撮影)。1時間予報は11時以降ずっと雪マークですから、どうやら1日違いで助かったようです。
金沢まで足を伸ばすことは可能でも滞在できるのはせいぜい4時間半。それに既に2度訪れていますしね。ということで近場で済ますことに決定。
1年前の木古内駅と同じく、この3月に完成したばかりの新幹線駅とJRから見捨てられた3セク会社の駅舎とのギャップに目がクラクラ(は大袈裟か)。
ところで上の表示やアナウンスを耳にしたLindaは「かがおんせん」という名前がかなり奇妙に聞こえるとのこと。言われてみればたしかに。
私の脳内辞書に載っているのは "caca" の方ですが・・・・・
"caga" もそうでした。(右のGoogleは別の訳を出しましたが。)もしかしたら西語圏の旅行者は浴場の水面にう◯こがプカプカ浮かんでいる風景を想像して腰が引けてしまうかも。(綴りの違うのがせめてもの救い?) そういえば大昔に聴いたラジオ深夜番組でDJが実際にそういう事態に遭遇して飛び上がったことがあると話していたような。以下さらに余談ですが、近畿大学が数年前に英語呼称を "Kinki University" から "Kindai University" に改めたことを思い出しました。「近大大学」で被ってしまうことになりましたが、同音の "kinky" にろくな意味がないから仕方なかったのでしょう。(追記:今更どうにかなるものでもないし、どうでもいい話ですが、"KinKi Kids" は最悪のネーミングだったのかも? で、既にここなどで語り尽くされていました。)
閑話休題。最初の目的地は一駅先(Googleマップでは3.7kmで徒歩45分)だったので天気さえ良ければ歩こうと思っていたのですが、バスが駅に着く直前から雨が降り始めたため断念。それにしてもこの距離で220円は私の感覚からすると明らかに高い。(長浜〜田村が3kmで150円、長浜〜坂田が5.3kmで190円ですからね。)3セク化の弊害を目の当たりにしました。わずかに残された北陸本線(敦賀〜米原)がこの先も並行在来線にならないことを切に願います。ところで上の看板ですが、次の「いぶりはし」も立派な難読駅名クイズになっています。どういう字か分かりますか?(答えは後ほど。)
駅から300mほど歩いて酒蔵に到着。「六角精児の呑み鉄本線・日本旅」を真似てみる気になりました。(ただし電車が1時間1本なので寄り道するとしても1時間単位にならざるを得ません。)
いろいろ丁寧に説明してもらった後(昨年の元日はここも震度5強で瓶詰めの酒がほとんど割れてしまったとのこと)、10年貯蔵の大吟醸をはじめ日本酒7種類の試飲までさせてもらったので・・・・・
そのお礼という訳でもないですが(8月の鉄旅時に訪れたワイナリーと同じく)3本購入。うち右の1本は売上の一部が被災地支援に使われるという話でした(それゆえ当初の予定から1本追加)。
ついでに焼印体験も。
指導を受けた後に焼きごてでオリジナルコースターを作りました。何度か押し直しもしましたが(それは裏面)、いい旅の記念品ができました。
駅に戻り、程なくしてホームに入線したのはハピラインふくいの車両。(先はIRいしかわ鉄道でした。)実物を初めて見たので記念に。
二駅先の小松で下車(運賃270円)。(なお前日に続いて当たりを付けていた定食屋でランチにしたのですが、こちらは正直ガッカリ&コスパイマイチだったため画像等は割愛します。)これまた新駅舎の偉容が異様に映るほどですが、それに負けじとたたずんでいるのが画像右の巨大な黄色の物体。
ということで、こまつの杜に展示されている「世界のコマツ」の建設機械でした。その前で記念撮影。
時間限定で上にも登れるようですが閉鎖されていました。そのまま進んで、わくわくコマツ未来館→わくわくコマツキッズ館に入ったものの、それらは完全に子ども向け施設で私たちには無用の長物。さらに別敷地のサイエンスヒルズこまつ ひととものづくり科学館へも足を運んだのですが・・・・・そこもやはり親子で来るべきところでしたね。
日本各地のダイコンの展示は興味深かったものの、地元の伊吹ダイコンはなぜか欠品でした。
20kgのおもりを定滑車で上げるのはしんどくても動滑車1個で半分、2個なら1/4の力で済むというのは知識としては持っていても体感したのは初めて。これは良かった。
あと荷物を預けるロッカーが原子番号プラス元素記号というのもナイスアイデアと思いました。
駅の反対側にも目ぼしいものはなかったので小松滞在は早めに切り上げて戻ることに。上は動橋駅の停車中に撮影。まず読めないですよね。(ちなみに私は当初「いするぎ」と思い込んでいましたが、そちらは1978年夏の甲子園に出場した時に名前を覚えた富山県の石動でした。)なお小松→加賀温泉(3駅)は動橋→小松(2駅)と同じ270円。そうなると先述の加賀温泉→動橋が不当に高い運賃を徴収されているように思えてなりません。
加賀温泉駅に戻り、近くのアビオシティ加賀(平和堂)でしばらくショッピング。(石川県まで来て西川貴教の歌を聴くとは。)そして前日のスイーツめぐりの残りでおやつタイム。その後宿のバスで戻りました。
最後に夕食の模様。3日は少し品数が増え鍋の肉も豚から牛に。
そしてこの外見から名が付けられている魚が出ました。実は事前に「蟹会席」か「のどぐろ会席」が選べたのですが、二人とも脚から身をほじるのが面倒ということで後者の一択。(甘エビの刺身ですら殻ごと、足ごとバリバリですからね。)ちなみに他の宿泊客の少なくとも3/4は前者でした。イラチとカニ好きは両立するんですね。
で、そのノドクロの身は美味だったものの硬い小骨の多さに二人とも大苦戦。加えて揃いも揃って鋭い歯で指を刺されたのでした(苦笑)。
これで3日目も終了。動橋は当たりで小松はハズレでしたが、ネットから得られる情報には限りがありますから納得しています。
今日は帰るだけですが、昨晩の間に少し雪が降ったようですね(上は部屋から窓越しに撮影)。1時間予報は11時以降ずっと雪マークですから、どうやら1日違いで助かったようです。
今朝1階ロビーで加賀温泉駅に向かうバスを待つ間に新聞を読んでいたのですが・・・・・・
上の北國新聞も下の讀賣新聞も真ん中の1枚が外れてしまいました。で、これは前々から気になっていることですが、病院でもホテルでも新聞をバーに固定してくれるのは良いとして、2ページ分が裏表になっている半分サイズの1枚は、せいぜい幅1cm分を挟んでいるだけなので、ちょっと引っ張ったら抜けてしまう。全部4ページにはできないものでしょうかね?(自分が全面広告を出せば解決ですが、もちろんそんな金はありません。)
上の北國新聞も下の讀賣新聞も真ん中の1枚が外れてしまいました。で、これは前々から気になっていることですが、病院でもホテルでも新聞をバーに固定してくれるのは良いとして、2ページ分が裏表になっている半分サイズの1枚は、せいぜい幅1cm分を挟んでいるだけなので、ちょっと引っ張ったら抜けてしまう。全部4ページにはできないものでしょうかね?(自分が全面広告を出せば解決ですが、もちろんそんな金はありません。)
2日目の今日は朝食後ゆっくりくつろいでから(私は朝風呂に入ってから)前日チェックイン時にもらった観光マップを片手に散策。(天気を案じていましたが、幸いにも雨は1滴も振りませんでした。明日は朝から崩れそうです。)
最初に向かったのは樹齢2300年とされる三又大杉。
高さ54m、幹囲8mの巨木に圧倒されました。
説明文の「苔むす参道も美しい」も偽りなし。
少し戻って、こおろぎ橋を渡ってから・・・・・
この日のメインと考えていた鶴仙渓遊歩道へ。Lindaは好きな苔の写真を撮りまくるとともに、その緑と紅葉の落葉の赤とのコントラストにも感銘を受けていました。以下、いくつか貼っときます。
川のせせらぎを聞きながらの散歩は9月に行った上高地を思い起こさせました。Lindaも同意。
あやとりはしを往復。
遊歩道の終点で左折し、黒谷橋を渡って対岸へ。既にお昼前だったのでスイーツ2種をゲットした後、事前にチェックしていた店で昼食。
私は焼き魚定食、Lindaは刺身定食を選び、さらにイカのマヨネーズ焼きと海老釜飯を追加。いずれも美味で二人ともお腹いっぱいになりましたが、それでいて支払い額はびっくりするほど安く、要はコスパ抜群でした。Googleのクチコミの大部分が☆☆☆☆☆だったのも納得です。
松尾芭蕉が絶賛し温泉番付で東の横綱にも選出されたという総湯菊の湯(男湯と女湯の建物は別々)は素通りして・・・・・
次に訪れた店の温泉たまごソフトクリームを食後のデザートに。
さらに地物野菜の店で野菜ソムリエのベジフルシャーベットも。画像右上に見えるスイーツめぐりのクーポン(3枚綴り700円×二人分)をホテルのフロントで買っていました。(その場で食べなかった2種は明日のおやつになります。)「日替わりで今日はビーツですが大丈夫ですか?」と尋ねられましたが、日本人にはあまり馴染みのない野菜だからでしょうか? 私たちには望むところ。しつこくない甘さが気に入りました。
それにしても、いくら平日とはいえ人の少なさが気になりました。観光地がインバウンド客でごった返しているというニュースを毎日のように見ますが、ここは別世界なのか?
立て続けに冷たいものを食べたので体が冷え切ってしまいました。それで上の無限庵(旧加賀藩家老武家書院で県指定文化財)に入り、その中にある茶房でホットコーヒーを飲んでしばし休息。(というか、実は最初からコースに入れていました。抹茶をすすりながら窓からの景色を楽しもうと考えて。ただし開くのが11時なので帰り道に寄った次第です。)
そこから宿までは約800mで10分もかかりませんでしたが、ここでも右の石垣には苔がビッシリ。Lindaは「ここを『苔の街』として売り出したらいい」と力説していましたが、そんなので観光客が呼べるのだろうか?
で、最後にこれがその宿ですが、この通り傾斜地に建っており、おそらく最初にできた下の建物と増築されたであろう上の建物のエレベーターはもちろん別々。4階と5階の連絡通路で行き来する必要があり、そのせいで時に迷ってウロウロしてしまいます(苦笑)。
おまけ
大浴場には熊の目撃情報が寄せられていることを理由に「露天風呂の使用はお控え下さい」との張り紙がありました。(無視して入っている人もいましたが。)そのうち温泉の心地よさを覚えた野生のツキノワグマやニホンザルなどが入り浸りになる日が来るのでしょうか? クマはともかく、サルは強力な観光資源になるような気もするのですが。
最初に向かったのは樹齢2300年とされる三又大杉。
高さ54m、幹囲8mの巨木に圧倒されました。
説明文の「苔むす参道も美しい」も偽りなし。
少し戻って、こおろぎ橋を渡ってから・・・・・
この日のメインと考えていた鶴仙渓遊歩道へ。Lindaは好きな苔の写真を撮りまくるとともに、その緑と紅葉の落葉の赤とのコントラストにも感銘を受けていました。以下、いくつか貼っときます。
川のせせらぎを聞きながらの散歩は9月に行った上高地を思い起こさせました。Lindaも同意。
あやとりはしを往復。
遊歩道の終点で左折し、黒谷橋を渡って対岸へ。既にお昼前だったのでスイーツ2種をゲットした後、事前にチェックしていた店で昼食。
私は焼き魚定食、Lindaは刺身定食を選び、さらにイカのマヨネーズ焼きと海老釜飯を追加。いずれも美味で二人ともお腹いっぱいになりましたが、それでいて支払い額はびっくりするほど安く、要はコスパ抜群でした。Googleのクチコミの大部分が☆☆☆☆☆だったのも納得です。
松尾芭蕉が絶賛し温泉番付で東の横綱にも選出されたという総湯菊の湯(男湯と女湯の建物は別々)は素通りして・・・・・
次に訪れた店の温泉たまごソフトクリームを食後のデザートに。
さらに地物野菜の店で野菜ソムリエのベジフルシャーベットも。画像右上に見えるスイーツめぐりのクーポン(3枚綴り700円×二人分)をホテルのフロントで買っていました。(その場で食べなかった2種は明日のおやつになります。)「日替わりで今日はビーツですが大丈夫ですか?」と尋ねられましたが、日本人にはあまり馴染みのない野菜だからでしょうか? 私たちには望むところ。しつこくない甘さが気に入りました。
それにしても、いくら平日とはいえ人の少なさが気になりました。観光地がインバウンド客でごった返しているというニュースを毎日のように見ますが、ここは別世界なのか?
立て続けに冷たいものを食べたので体が冷え切ってしまいました。それで上の無限庵(旧加賀藩家老武家書院で県指定文化財)に入り、その中にある茶房でホットコーヒーを飲んでしばし休息。(というか、実は最初からコースに入れていました。抹茶をすすりながら窓からの景色を楽しもうと考えて。ただし開くのが11時なので帰り道に寄った次第です。)
そこから宿までは約800mで10分もかかりませんでしたが、ここでも右の石垣には苔がビッシリ。Lindaは「ここを『苔の街』として売り出したらいい」と力説していましたが、そんなので観光客が呼べるのだろうか?
で、最後にこれがその宿ですが、この通り傾斜地に建っており、おそらく最初にできた下の建物と増築されたであろう上の建物のエレベーターはもちろん別々。4階と5階の連絡通路で行き来する必要があり、そのせいで時に迷ってウロウロしてしまいます(苦笑)。
おまけ
大浴場には熊の目撃情報が寄せられていることを理由に「露天風呂の使用はお控え下さい」との張り紙がありました。(無視して入っている人もいましたが。)そのうち温泉の心地よさを覚えた野生のツキノワグマやニホンザルなどが入り浸りになる日が来るのでしょうか? クマはともかく、サルは強力な観光資源になるような気もするのですが。
昨晩の夕食風景。
そしてこちらは先ほど終えた朝食。
Lindaは白ご飯に温泉玉子と鱈子を同時に載せるという不思議な食べ方(卵ツープラトン攻撃?)をしていました。という訳で昨日から旅に出て温泉地にいます。(現地発信もしたかったのですが、その機会を逃しました。)以下、写真を見ながら時系列で書いてみます。
これまで数え切れぬほど足を踏み入れてきた京都駅ですが、巨大な駅ビル内を歩き回ったのは初めて。(例によって遅刻恐怖症の私は1本早い電車に乗り、1時間ほど前に来たため、集合場所には誰もいませんでした。)
いったん最上階までエレベーターで上がり、あとはエスカレーターで下りながらデパート(ジェイアール京都伊勢丹)の売り場でウィンドウショッピング。(Lindaは北欧フェアで売っていたケーキ作りのグッズが気に入ったようですが、安くはありませんでした。)
これが手渡された乗車券と特急券の二人分。(行きだけで帰りは別に8枚あります。)特急券が乗車ごとに必要なのは当然ですが、乗車票も2枚あるのが面白いと思いました。さらに1枚はなぜか「乗車船用」(もう1枚は「新幹線指定席用」)でした。なお、必ず対人改札を通るようにとの注意を受けました。自動改札機に入れて詰まってしまい、新幹線に乗り遅れた人がいたのだとか。
参加したのはこのツアーです。3日間で約3万のを新聞広告で見たのですが、それだと移動日を除けば実質1日しかないし、割引クーポンのお陰で1日延ばしてもそんなに高くならないということでこっちに決めました。それはさておき、行き先が北陸ならわざわざ京都まで南下せず、直接敦賀へ向かったほうが時間もお金も節約できるのは明らかだと思いましたが・・・・・・サンダーバードに乗りたかったので田村→京都の片道運賃1340円を払う気になりました。ちなみに田村〜敦賀は770円で帰りはそうします。(注:このツアーは大阪か京都発着のみで、仮にサンダーバードに乗らなかったとしても値引きが一切ないことは承知していました。また後で判ってみれば乗車券類を受け取るために京都へ行くのが必須でした。ついでですが、米原→京都が1170円、敦賀→米原が860円なので、もし米原駅周辺で平日も土日も1日250円の駐車場を利用したとしてもペイしません。だいたいそんな安い所はもうないか?)
0番ホームにサンダーバード21号が入線。湖西線は大回り旅行などで何度も利用していますが、これに乗るのはたぶん人生初めてです。思ったより列が短いと思いましたが、既に大阪から乗っていた客でほぼ満席でした。
敦賀までノンストップ(乗車予定時間は53分)なので先に買っていた駅弁で慌ただしく昼食を済ませました。もし滋賀県西部に強風が吹き荒れていたら米原回り(つまり来た道を引き返すこと)になり、それだと「何のためにわざわざ京都まで来たのか」と落胆したところですが、杞憂に終わりました。徐行運転で4分ほど遅れましたが。
旅程表を見ると敦賀駅での乗り継ぎ時間は8分。在来線ホームから新幹線ホームへの移動距離が結構長いので、開業前からいろいろ言われていました。
それゆえ座席などにも案内が。私も事前に調べていました。もちろん客を積み残して発車はしないだろうと思っていましたが。
完全に手ブレしていますが、「新幹線のりかえ口」と書かれています。駅というより空港内を移動しているような感じでした。
下りのようにも見えますが上っています。改札階(2階)から新幹線ホーム(3階)までこれで一気に。
つるぎ22号が待っていました。もう少し時間に余裕があれば前からも撮っていたところです。
ガラ空きに見えるものの早足で来てサッサと乗っただけ。発車時にはここもほぼ満席になりました。座席は先のサンダーバードより狭く、飛行機のエコノミークラスを思い出しました。
乗車時間40分の間に3駅(越前たけふ、福井、芦原温泉)に停車。ということで在来線に乗っているのと大して変わらない感覚でした。(追記:敦賀→加賀温泉の各区間 (2駅間) の乗車券がいくらなのか調べてみたら順に590円、330円、380円、360円でした。東海道新幹線でも熱海〜三島が330円ですが、これだけ短い区間が連続すれば頻繁に止まるという印象を受けるのも当然です。)
ところで越前たけふ駅とハピラインふくいの武生駅がどれくらい離れているのかスマホで調べようとしたら、上のようなページが。自分たちは間一髪で難を免れたのかと思いましたが・・・・・・・
Yahoo! Japanの運行情報(左)にはとくに何もなし。どういうこっちゃ? JR西日本のサイト(右)によれば、私たちが乗った1本後のサンダーバードはもうちょっと遅れたようですが。
到着アナウンスが聞こえる前に乗客が荷物を下ろし、通路に出始めました。それを見た私は「さすが大阪人のイラチは筋金入りでモノが違う」と脱帽。
駅を出て前方に宿の送迎バスが見えたら、ここでも歩道をグルっと廻ることなくショートカット(直行)。私もせっかちな方ですが、全然修行が足りませんわ(苦笑)。
初日はここまで。2日目は散策中の写真をいろいろ載せられると思います。
おまけ
このツアーの最終日はサンダーバード22号の京都駅到着が14時9分。という訳で先月の日記に書いたガラ・コンサートの抽選に当たったとしても14時開演には絶対間に合わず、チケットをムダにするところでした。(大津まで戻ってタクシーでびわ湖ホールに向かえば後半を少しだけ聴けたかもしれませんが。)
実験1
2024-12-17 | 日記
このところ似たような画像が続いて恐縮ですが、前回「試す価値あり」と書いた手前、実際にやってみることにしました。やはり水分が残っている方がデンプンも糊化しやすく、その後の糖化も進むだろうと考えたので、普段炊いている白米を60℃の乾燥機に約8時間置いてから普通の水量で炊いてみました。結果は・・・・
ちょっと分かりにくいかもしれませんが明らかにベチャベチャ。水加減を間違えて(多くしすぎて)炊いたらこんな感じになります。(軟らかめが好きなLindaには歓迎されるでしょうけど、歯応えがまるでないご飯は全然嬉しくない。)乾燥中に糊化がある程度起こったので、水は少し控えるべきだったな? 一方、甘さはといえば全然変わらず(増えず)。ということで実験は失敗でした。
実は後で思い当たったことがあります。デンプンの糖化に関わるβアミラーゼは発芽時に活躍する酵素ゆえ、考えてみれば玄米の胚芽部分に多く含まれるはず。となると、それを取ってしまった白米には少なくて当然。甘くならなかった理由はそれかもしれません。ということで次の実験を考えてみました。2〜5まであります。
追記
これまた後で気が付いたことに、上述の実験2〜5はものすごく無駄なことをしただけに終わる可能性が小さくないです。とはいえ、既に材料は調整済なので、とりあえずやってみます。
先日の日記で紹介した「絶乾白米」を炊いてみることに。とはいえ、相手は脱水されてボリュームが減った米。普通に枡で測って炊飯器の目盛り通りの水量で炊いたら失敗するだろうという逆確信(?)があったので・・・・・・
ここは体積でなく重量で勝負することにしました。3合の白米はだいたい450g。その水分含量を15%と仮定し、絶乾米408g(0.85倍相当)を量り取り、洗ってから炊飯器に移し、3合の線(規定量)まで水を入れて炊飯スタート。
(失敗した場合のリザーブとして普段食べている米も洗米後笊に上げておきました。)
約1時間後に炊き上がりました。見た目はふっくらでしたが、噛んでみたらちょっと硬い感じ。
そこで50ccの水を加えて再加熱しました。
相変わらず粘り気は不足していたものの、それでだいぶ軟らかくなりました。砕けが目立つ米ゆえジックリ見れば気が付くかもしれませんが、何も知らされずに食べたら判らないと思います。というか、いつものご飯より少し甘いように感じました。乾燥機の80℃はデンプンの糖化には少し高すぎるようですが(こちら参照)、それでも少しはグルコース(ブドウ糖)が増えたのでしょうか? だとしたら普通の米でも試す価値はありそうです。実は職場には他に60℃にセットした乾燥機もあります。
追記
実験成功ということで、絶乾米の残り(700g弱)はもちろん捨てませんが、この前と同じく穂800本から脱粒した籾が今乾燥機の中にあります。それらも明後日秤量した後は冷蔵し、何かのついでに脱穀&精米するつもりです。
追記2
こちらを読むと「βアミラーゼは、糊化されたデンプンを糖化することしかできません。」とあります。なので絶乾後はいくら温度が適切でもデンプンの分解は起こりません。おそらく白米中に水分が残っている短い間に糊化→糖化が進んだので控えめな甘さとなったのだろうと思います。ところで前回も今回も「水分含量15%」などと書きましたが、それは玄米中の数値。白米となれば話は別です。それゆえ最初の炊き上がり時には水不足気味だったのかもしれません。何にしても次はもう少し米を減らすか水を増やします。
ここは体積でなく重量で勝負することにしました。3合の白米はだいたい450g。その水分含量を15%と仮定し、絶乾米408g(0.85倍相当)を量り取り、洗ってから炊飯器に移し、3合の線(規定量)まで水を入れて炊飯スタート。
(失敗した場合のリザーブとして普段食べている米も洗米後笊に上げておきました。)
約1時間後に炊き上がりました。見た目はふっくらでしたが、噛んでみたらちょっと硬い感じ。
そこで50ccの水を加えて再加熱しました。
相変わらず粘り気は不足していたものの、それでだいぶ軟らかくなりました。砕けが目立つ米ゆえジックリ見れば気が付くかもしれませんが、何も知らされずに食べたら判らないと思います。というか、いつものご飯より少し甘いように感じました。乾燥機の80℃はデンプンの糖化には少し高すぎるようですが(こちら参照)、それでも少しはグルコース(ブドウ糖)が増えたのでしょうか? だとしたら普通の米でも試す価値はありそうです。実は職場には他に60℃にセットした乾燥機もあります。
追記
実験成功ということで、絶乾米の残り(700g弱)はもちろん捨てませんが、この前と同じく穂800本から脱粒した籾が今乾燥機の中にあります。それらも明後日秤量した後は冷蔵し、何かのついでに脱穀&精米するつもりです。
追記2
こちらを読むと「βアミラーゼは、糊化されたデンプンを糖化することしかできません。」とあります。なので絶乾後はいくら温度が適切でもデンプンの分解は起こりません。おそらく白米中に水分が残っている短い間に糊化→糖化が進んだので控えめな甘さとなったのだろうと思います。ところで前回も今回も「水分含量15%」などと書きましたが、それは玄米中の数値。白米となれば話は別です。それゆえ最初の炊き上がり時には水不足気味だったのかもしれません。何にしても次はもう少し米を減らすか水を増やします。
今回も冒頭のみの有料記事で恐縮ですが、先ほどこのコラムの紙版(全文)を読みました。筆者が猟を習った師匠は、有害鳥獣駆除の奨励金をもらうだけの(殺した鳥獣を食べない)猟師を「あいつらは賞金稼ぎだ」と嫌っていたそうです。その後から少し引かせてもらいます。
殺すなら、解体し、精肉し、食えと。狼は奨励金目当てで殺さない。
だが、食うためでもなく殺し合っている人間が、いまも世界に大量に存在するという現実こそ、
わたしの頭をよほどおかしくする。
それで大昔に読んだジョークを思い出しました。うろ覚えながらこんな話でした。(これのどれかで読みました。ちなみにそのシリーズはほぼ全部持っています。)
ある先進国の人間が食人種に戦争の写真を見せて近代兵器の威力を自慢した。「お前たちは大量に出た肉をどうやって食べるのか、どうやって保存するのか」と尋ねられ、彼は「我々はそんな野蛮なことはしない」と答えた。それを聞いて食人種は「食べもしないのに人を殺すとは何と野蛮な連中だろう」と呆れた。
もちろん笑えないジョークですし、この記事の終わりで糾弾した「似非アウトドア人間」より話は深刻です。
殺すなら、解体し、精肉し、食えと。狼は奨励金目当てで殺さない。
だが、食うためでもなく殺し合っている人間が、いまも世界に大量に存在するという現実こそ、
わたしの頭をよほどおかしくする。
それで大昔に読んだジョークを思い出しました。うろ覚えながらこんな話でした。(これのどれかで読みました。ちなみにそのシリーズはほぼ全部持っています。)
ある先進国の人間が食人種に戦争の写真を見せて近代兵器の威力を自慢した。「お前たちは大量に出た肉をどうやって食べるのか、どうやって保存するのか」と尋ねられ、彼は「我々はそんな野蛮なことはしない」と答えた。それを聞いて食人種は「食べもしないのに人を殺すとは何と野蛮な連中だろう」と呆れた。
もちろん笑えないジョークですし、この記事の終わりで糾弾した「似非アウトドア人間」より話は深刻です。