国際結婚はたいへんだった(第2章)

ボリビア人女性との国際結婚に至るまでの道のりを記録するために立ち上げたブログです。最近は妻との日常生活を綴っています。

はじめに

私(Yasuhiro)とボリビア人のLinda(通称)は2015年9月29日にニューヨークで結婚しましたが、翌2016年の1月3日にも妻の実家があるコチャバンバで式を挙げました。3ヶ月以上もの日を措いて2度結婚することになった訳ですが、その「たいへんだった」経緯については「結婚@NYまで」のカテゴリーにまとめています。

お披露目

2016-02-21 | 結婚@Bolivia〜来日

昨日の昼に身内だけの披露宴を自宅で行いました。招待者は妹の家族、弟、叔母夫婦二組、同家夫婦で、我が家の3人を加えると計14名でした。(あいにくの天気のため外での記念撮影ができず、その結果として逆光になった後列4人の顔が暗くなってしまったのはちょっと残念でした。)



最初に記念植樹をしましたが雨が強く降っていて結構濡れました。Lindaも頑張って手伝ってくれました。

宴会については型どおりに進んだのであんまり書くことがありませんが、父と私の挨拶に続いての叔父の歓迎の言葉の中で英語とスペイン語が飛び出したため、Lindaはビックリ&感激していました。

(皆さんはLindaのことをほとんど何も知らないのでボリビアの式のために私が作った紹介ビデオを見てもらいました。指さしているのが私たち二人の恩人です。)

感激といえばLindaにとって初めて見る&食べるお膳の料理の彩りと味についても同様でした。なお、この日は他に彼女の手料理も出しました。

少し前に業務用食材店で賞味期限を前にした冷凍のリングィーサ(ブラジルの腸詰め)が半額で売られていたのでとりあえず買っておきました(生ハムと並ぶ私の大好物ゆえ)。「これで何か作ってみる?」とLindaに訊いたところ「何か考えておくわ」との返事でしたが、結局作ったのはこれでした。(リングィーサも要はスペイン語圏でいうチョリソと一緒ですからアイデアはすぐ浮かんだでしょう。)

リングィーサをタマネギ、赤ピーマンと一緒に煮込み、最後に当日朝南米系の食材店で買ってきたキヌアを入れて炊き上げたものです。味付けは私に任されましたが、リングィーサ自身にいい味が付いているので少量の塩と胡椒で整え、(日本人が食べるということを考慮して)最後に隠し味として醤油を加えました。そのお陰かどうかは知りませんが、皆から好評を得ることができました。

ということで無事に披露宴は終了。上々のデビューだったと思います。本当にお疲れ様。以下は夕食時の一コマです。

ボリビアでも低地ではマテ茶もあるとは思いますが、こういう飲み方はたぶんしないはずです。

キヌアを買った食材店のレジ横に置いてあったので発作的に手に取りました。("50%OFF" の文字を見て買わない訳にはいきません。)ブラジル産です。"TERERÉ" というのはパラグアイで暑い時期に氷水を入れて飲む時の呼び名ですが、グアラニ語なのでブラジル南部でも使われているでしょうね。

ところで袋を開けてみたら茎の比率がかなり多く、品質的には「ん?」と言いたくもなりますが、実はその方がボンビーリャ(金属製のストロー)で飲む場合には具合がいいです。(以前通販で買ったブラジルのマテ茶は細かい粉が多く、すぐに詰まってしまって往生しました。)
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知らなかった

2016-02-15 | 結婚@Bolivia〜来日

今日市役所へ行ってLindaの転入届を出してきました。ついでに改姓手続きをしようと思ったのですが・・・・・結論からいうとできませんでした。

以前にも紹介したここの説明を改めて読んで気が付きましたが、これは日本人が改姓する場合の手続きだったんですね。外国人は日本国籍を取得しない限り日本の戸籍に入ることはできませんから、改姓できないのも当然といえばあまりに当然です。(むしろ下手に変えてしまうとパスポート記載の氏名との齟齬が生じて拙いことになるでしょうね。パスポートの方を変えようとしてもまだボリビアの管轄ですから面倒なことになるのは必至です。)

ということで、こちらでも何度か出てくる「通称名」(通名)の登録手続きをしてきました。住民票に併記される名前のことで「日本国内では本名とほぼ同様に日常生活で利用可能で銀行口座名義やクレジットカード名義等に使用可能」とのことです。何にしても今日から彼女は「泉ウルベリンダ」となりました。

なお健康保険と年金については職場の方で手続きするよう言われましたが、健康保険被扶養者(異動)届の提出だけでなく戸籍謄本(続柄確認のための書類)と住民票(同居確認のための書類)の添付も求められるようですね。今日ついでにもらっておけば良かった。(しまった!)

2月19日追記

ということで、昨日の帰りに市役所で住民票記載事項証明書をもらってきました。たしかにLindaの氏名(本名)と通称名が併記されています。後で気が付きましたが彼女の生年は西暦なんですね。
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これにて終了

2016-02-14 | 結婚@Bolivia〜来日
2日目となる今日、Lindaと私は一日中家に居ました。墓参りをしてから町内の親類、および近所でスペイン語かポルトガル語の分かる人の家(5軒)を訪ねようと考えていたのですが(そして天気も予想外に早く回復したのですが)、彼女がとても疲れていて外出する気にならなかったからです。(本当は昨日のうちに挨拶回りを済ませ、今日は昼と夕方にそれぞれブラジル人と日本人の牧師がいるキリスト教会へ行くつもりでした。なお後者ではスペイン語による「南米礼拝」が開催されています。)


夕食のメニューはモツ鍋でしたが、フランス産の白ワイン(2007年)で乾杯しました。昨年買った品ですが、ラベルの "Les Valentines" という文字を見てこの日のために取っておくことにしたのです。

そしてデザート時には頂き物のポートワイン(20年物!)を開けました。この花束もその方が彼女の来日に合わせて送って下さったものです。感謝。


夕食後にはLindaからこれをもらいました。(この分だと年々レイダーズのグッズが増えていきそうです。)世界的には男女どちらからでも贈り物をしていい日なので(日本みたいに一方通行ではない代わりにホワイトデーもない)、私も何か用意しておくべきだったのかもしれませんが・・・・・そこまで頭が回っていませんでした。面目ない。

お知らせ
 以前から予告していたように待ちに待ったLindaの来日が実現しましたので、今回をもって「中編」は終了とします。そして明日からは後編ですが、その初回に何を書くかは既に決まっています。
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ようこそ!

2016-02-14 | 結婚@Bolivia〜来日
米原駅まで迎えに来てくれた父はLindaに琵琶湖を見せたいということで少し遠回りをしましたが、それでも2時前に帰宅。家では私の妹と弟、叔母二人、そして姪が待っていました。ささやかながら歓迎パーティーの始まりです。





ニューヨークの日本料理店に何度か行ったことがあるLindaだけに箸を器用に使って寿司を食べていました。さらに私の弟妹や姪は箸を付けようともしない(注)鮒鮨にも果敢にトライし、皆はビックリ。(注:滋賀県民でも食べられるのは10人に一人ぐらいではないかと思っています。)「味は強いけれども美味しい」とのことでした。
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とうとう

2016-02-13 | 結婚@Bolivia〜来日

(この瞬間を収めるためにスマホをずっと構えていたので最後は腕が痛くなりました。)
今はるかの車内です。Lindaが出てくるまで思ったより時間がかかったので、京都行きのはるかに飛び乗ったのは発車の1分前でした。(毎度ながらJR関西空港駅のみどりの窓口は行列がなかなか進まないのでイライラしますね。)

なお、ノートパソコンを持って来なかったので画像のサイズ変更ができないし、日本語の入力にもえらく時間がかかりますので、次の更新は帰宅後にします。
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いよいよ

2016-02-13 | 結婚@Bolivia〜来日

今ここです。到着は少し遅れたようです。
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もうすぐ

2016-02-13 | 結婚@Bolivia〜来日

電車が来ます。ゆうべはよく眠れませんでした。
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知らないと損する

2016-02-12 | 結婚@Bolivia〜来日
という訳で明日の朝Lindaを迎えに関西空港へ向かうのですが、その交通手段について思案中です。

関空着が9時45分予定なら(入国審査、荷物受け取り、および通関に要する時間を考慮すると)10時に着けば十分。ということで上記7時01分長浜発の新快速に乗るつもりでした。が、明日は土曜日で列車のダイヤが違うということをウッカリしていました(上は平日ダイヤで検索)。どうやら30分早く出ないといけないようです(下)。今日のうちに気が付いて良かった!

ちなみに湖北(長浜もしくは米原)~関西空港間を移動する場合、このようなJRオンリーより地下鉄御堂筋線と南海電車も利用する方が実は早くて安かったりするのは以前から知っていました。例えばコレみたいに↓

見た目はチョー面倒くさそうながら乗り換えは2回。ただし数分間の徒歩が必要となるのが玉に瑕。これまでのナミビア出張時には大きな&重いスーツケースを運ぶため気が進みませんでした。明日はほとんど手ぶらなので試しても悪くはないのでしょうが、方向音痴ゆえ迷った挙げ句に遅れても困る。ということで、やっぱ止します。

一方、帰りは米原まで迎えに来てもらうことになっていますが、以下の4経路あたりが候補でしょうか。(彼女がスーツケース1個と手荷物2つを持って来るらしいので、やはり地下鉄や南海の併用は敬遠します。)




時間だけなら1のはるか&こだま(新大阪乗り換え)が圧倒的に早く、4の普通列車のみ(新快速→快速)の半分ちょっと。ただし少々お高い。これを2のように京都乗り換えにすると1500円安くできます。はるかは新大阪まででも京都まででも自由席特急料金は一緒だし(注)、京都~米原間の新幹線自由席特急券も特例で安く抑えられているためです。(注:京都まではB特急料金ですが、次の山科からA特急料金が適用されて一気に高くなります。ちょっと不愉快。)ただし、検索時に経由駅として「京都」を入れておかないと、この結果が表示されないことがあるので注意が必要です。(知らないと損をします。)

3は時間がかかる割にそんなに安くないですね。京都から新快速に乗ると乗り継ぎ割引(在来線と新幹線を乗り継ぐと前者の特急券が半額)がなくなってしまうからです。所要時間が4と大して変わらない(米原到着時刻は同じ)となれば、はるかに970円払うだけの価値はほとんどないという気もします。(むしろ490円しか違わないのであれば新幹線とセットにしないのは明らかに損といえましょう。)

・・・・等といろいろ考えたのですが、はるかは普通列車と比べたら車内でずっとゆったりできるし(専用のスーツケース置き場もある)、新幹線にも乗せてあげたい、という理由で当初は2を第一候補としていました。ところが、今朝になっていらん情報が目に入ってしまいました。このフリーきっぷの存在は前から知っていて大阪や神戸への出張時には利用していましたが、冬にも発売されていたとは。

片道のLindaには関係ないとしても私はこれを使えばかなり安上がり。(これも知らないと損をするところでした。)ただし乗れるのは在来線だけ(はるかはOKでも新幹線はダメ)。とはいえ、帰りの京都~米原間の乗車券(1140円)を追加で求めることになったとしても十分に元は取れる計算です。なので、とりあえず長浜駅でこれを買って関空へ行き、帰りは状況次第で(Lindaが何時に出てこられるかによって)どれにするか決めることにしました。

なお、ついでということで青春18きっぷの購入も検討してみました。(そうなると4しか選択肢はなくなりますが。)残ることになる3枚も来月下旬の関東出張(茨城大学)で使い切れる見込みがあるので。しかしながら判ってみれば発売は来週の20日から、そして使えるのは3月1日からでした。

おまけ
 ナミビア出張からの帰りは例外なく夜の到着なので、早く帰るために先述したはるか&新幹線の乗り継ぎを利用することが多いです。下の1は運が良ければ(スムーズに出てこられたら)乗れますし、30分後にもほぼ同じ組み合わせがあります。ところが、次回ナミビア出張の帰りはいつもの19時台に関空へ着く便が満席ということで到着は21時ジャスト。そうなると京都発の新幹線は名古屋まで止まらないのぞみしかなく、同日中に帰宅できる望みはなくなりました。(ダジャレですいません。)

それはさておき、こちらも京都で乗り換えないと下の2のように大損する(同じ時間に着いて金だけ余分に払う)ことになりますが、先と同じく経由駅に京都を指定しておかないとこのザマです。役立たずが!


なお、いくら乗り換え不要といっても上の3のように関空~米原間をはるか1本で済ませようとするのは、やっぱり余計に払って遅く着くという悲惨な結果に終わる可能性が高く、お薦めできません。知らないと損をするパート3でした。
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あと少し

2016-02-12 | 結婚@Bolivia〜来日
帰宅してSkypeを立ち上げたところ、Lindaがオンラインだったので呼び出して少し話しました。彼女はシャルル・ド・ゴール国際空港でトランジット中でした。



少し疲れているようですが、パリまで来たと判って一安心。フライトは2時間後の現地時間14時(日本時間22時)で、その12時間後には日本の地を踏んでいるはずです。

ただスマホのバッテリが残量わずかというのが気掛かり。このまま充電できずに落ちてしまったら連絡できませんからね。
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速報

2016-01-31 | 結婚@Bolivia〜来日
今朝Lindaが私を呼び出すとともにメッセージを送ってくれたのですが、なぜかスマホの通知機能が働かず気が付きませんでした。(なおラパス滞在中はWi-Fiに接続するチャンスがなかったそうで結局一度も話せませんでした。)それで先ほど少し会話しました。

彼女は土曜日の朝7時にラパスを出て午後2時過ぎにコチャバンバへ戻っていたとのこと。けれども向こうはかなり寒く、加えて酷い下痢をしたらしく、声からはすっかり憔悴しきっている様子が窺えました。(それで顔は見せてくれませんでした。)

が、何はともあれビザは無事発給されました。(期間は在留許可認定証明書と同じく3年間です。)来日まであと1週間と5日と21時間です!(2016-01-31 12:54:19)
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