国際結婚はたいへんだった(第2章)

ボリビア人女性との国際結婚に至るまでの道のりを記録するために立ち上げたブログです。最近は妻との日常生活を綴っています。

はじめに

私(Yasuhiro)とボリビア人のLinda(通称)は2015年9月29日にニューヨークで結婚しましたが、翌2016年の1月3日にも妻の実家があるコチャバンバで式を挙げました。3ヶ月以上もの日を措いて2度結婚することになった訳ですが、その「たいへんだった」経緯については「結婚@NYまで」のカテゴリーにまとめています。

イヘアルトゥ?

2020-09-30 | 日記

上はSkypeでのやり取り。月曜午後「6時から会議があるので帰りは少し遅くなるよ」とメッセージを送ったところ、その返事の綴りが少し間違っていたので、翌朝訂正しておきました。(Lindaは今も長音と撥音と濁音が苦手で時々間違えます。)

それから2時間後にお礼が届いたのですが、よく解らないのがその下。実はスマホでSkypeの通知音が鳴ったので見たら "iheartu" と出たので首を傾げました。

こういうことでしたか。(パソコンでもスマホでも数秒経つと絵文字に変わります。)

ところで昨日はニューヨークでの式からちょうど5年目の記念日だったのですが、それに気が付いたのは午後になってから。そのため昼休みの通話でもそれを話題にすることはなく、帰宅後私が "Happy Anniversary!" と言った時に向こうも思い出したようです。まあ私たちにはたくさん記念日があるので一つぐらいは忘れることもありますよね(と予防線)。

補足追記
 可能動詞(動詞の可能形)は「みんなの日本語」初級Ⅱの第27課で学びます。なので本文の「まてます」が「待てます」(待つことができます)である可能性は極めて低く、やはり「っ」が落ちていると判断したため訂正しました。(て形は初級Ⅰの第14課で学習済みです。)
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雨模様の3日目

2020-09-30 | 日記

3日目は距離的(5日間で最長)にも日程的(折り返し)にも山といえますが、夜明け前から雨模様。しかしながら、距離が長いため下車観光は最小限にとどめ、あくまで移動がメインと考えていたので大して影響はなし。むしろ、どうせ降るんならこの日になってくれてラッキーだったともいえます。

朝食会場前に展示されていたアイヌ関係の置物。

夕食とは異なり普通にビュッフェスタイルでした。ここでも私はタラコをどっさり。

最初の訪問地はメルヘンの丘でしたが、道の駅があっただけで何がメルヘンなのか分からずじまいでした。(ここでLindaはアイヌのデザインで彩られた小物入れを購入。)とにかくオホーツク海に出るため車を走らせます。



それで網走監獄歷史館(網走刑務所の旧建造物)も外から写真撮影だけ。ここで時間を潰す気にはなりませんでしたので。「監獄食堂」で何が食べられるのか気にはなりましたけど。近くにあったオホーツク流氷館もスルー。


ようやくにして海が見えました。が、この天気ではどうにもこうにも。ところで、この辺りでLindaが鼻をつまみながら「誰かおならをしましたか?」と訊いてきました。(この時と一緒です。)該当者はなし。窓を開けてさらに「プフ(Puf)」。ということで今回も異臭の発生源は外(海)でした。たしかに潮風とともに漂ってくる匂いは独特でした。




「天に続く道」の起点や展望台にもちょっとだけ滞在しました。が、撮れたのは冴えない写真ばかり。晴れてさえいたらなぁ・・・・・・


しばらく海沿いを走ってオシンコシンの滝へ到着。日本の滝百選にも入っています。たしかに見る価値はありました。ただし滝の水しぶきでなく雨でびしょ濡れ。

ここは動画で紹介しておきましょう。迫力が少しでも伝わるように。(横長で撮るんだったなぁ。)

そのまま道なりに進み、知床峠を越えて太平洋側へ出る手もありましたが、そうなると1日の走行距離は360km近くに上るし、どうせこの天気では半島も四島もまともには見られないだろうと考え引き返すことにしました。最近テレビに出ずっぱりの漫才コンビみたいな名前のミルクロードも何だかよく分からないまま通過。真っ直ぐ道のアップダウンにも慣れてしまったんでしょうね。そして開陽台へ。



視界さえ良ければ絶景スポットだったのは間違いないところ。残念。(そういえば4年前にLindaと九州旅行した時は阿蘇の草千里がもっと濃い霧でほとんど何も見えなかったな、と思い出しました。)

展望台から見える格子状の防風林も北海道遺産に指定されているという話でしたが、これではねぇ・・・・・



Lindaの表情もこうなりますが無理もないでしょう。それでここも早めに切り上げて出発しました。ところが30分も経たない内に雨が止み、視界も開けてきたのでちょっとガッカリ。タイミングが悪かったですね。

先を急いだため宿泊地の阿寒湖温泉へは16時前に着いてしまいました。(結果論ながら知床峠経由にしても時間は十分ありました。なお前の晩から飽食の限りを尽くしたため空腹はほとんど感じず、お昼抜きとなりましたが平気でした。)そこで翌日の訪問予定地を前倒しで消化することに。4日目の旅程も結構タイトになると予想したため朝食前に最初の訪問を済ませるつもりでしたが、そうなると晩と朝の最低2回は温泉に入りたいという父の希望とバッティングすることになります。これで一件落着。



20分ほどでオンネトー(意味は「年老いた沼」とのこと)に着きました。雌阿寒岳には雲がかかっていましたが、この頃には晴れ間も見えました。けれどこういう風景は余呉湖で見慣れていますからねえ。噂通りの「五色沼」が見られていたら感動したかもしれませんが・・・・・

来た道を戻りホテルに到着。マリモで有名な湖のすぐ近くです。このレイクビューは良かった。

翌日の旅程をチェックしていたら、すぐ近く(徒歩圏内)にアイヌコタン(アイヌの集落)があると判ったので夕食後に散策することにしました。








鮭皮靴というのは初めて見ましたが、耐久性がどうなのか気になります。

この阿寒湖アイヌシアター「イコロ」で演劇が観られるようでしたが、21時開始はちょっと遅すぎということで見送り。

帰りは土産物屋街を通りましたが、遠くから何やら音楽が。そして松明を手にした行列が。あとは動画でどうぞ↓

この後行列はシアターに向かうようでした。私たちは部屋に戻ってサッサと寝ました。移動日と考えたら悪くない1日でした。
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ポイントはポイント?

2020-09-29 | 日記
先の日曜日は月例のパン教室でした。









このチーズロールは成形が複雑なので1ステップずつカメラに収めるよう頼まれました。


こちらはマドレーヌ。

そしてポテトブレッド。マッシュポテトを生地に練り込んでいますが、ジャガイモをパンに入れるという発想がなかったようで「面白い」を連発していました。(原産地なので却って盲点になるのでしょうか?)ところで来月からしばらく教室を休むことになりました。詳しい理由はそのうち説明しますが、日曜日に別の用事が入ることが多くなると予想されるからです。


終了後、近くの酒類チェーン店(の本店)で支払いが済んでポイントカードを受け取ったら、こう(左画像)だったので思わず目を疑いました。「ポイントがマイナスってどういうこと?」スマホに表示されるネット会員証(右)も同じでした。

マイページ(左)もチェックしてみましたが同じ、ただし「現在の利用可能ポイントはポイントです。」は明らかにヘン。何かシステムに不具合があったとしか考えられません。実はその1時間ほど前にもここへ来て、ちょっとした買い物のついでに右のキャンペーンで100ポイントをもらっていました。(発酵など待ち時間に教室を抜け出して見切り品を物色に来るのが常です。)

上は購入履歴。左(14時29分)はそのポイントプレゼントなども反映され、残高は541ポイント。ところが右(16時06分)では新たに15ポイントが発行されているにもかかわらず、777ポイントも引かれてマイナスに転落。これは絶対にあり得ません。もちろんその場で指摘しましたが、レジの店員さんによると以前にも同様のケースがあったそうで、端末と睨めっこしながら何度も修正を試みてもらったものの埒はあかず。「今日は本部が休みなので無理みたいです」とのこと。翌日中には何とかしてくれると聞いて引き下がりましたが、どうなることやら?

追記
 昨日の午後、件の店から「原因究明中なのでもう少し待ってほしい」という連絡がありました。が、それから1時間ほど経ってまた電話があり「原因は判らなかったがポイントは復元した」とのこと。

アクセスしてみたらたしかに正当なポイント数が表示されていました(左)。ただし右画像の「ポイントはポイント」は相変わらずで、その下の履歴にある残高もマイナスのままでした。次回の買い物でカードリーダーに通した結果を見るまで安心できませんね。

ところでこのポイントはもちろん店での支払いにも使えますが、前に紹介したブルワリーレストラン(その筆頭株主がこのチェーン店)では1ポイント2円で計算してくれるため、そこでの飲食用に貯めておきます。実は毎週金曜日が17時から地ビール半額デーなので、この2日に行くつもりでした。ところがダブルブッキングが発覚したため取り止めに。(別件の方をキャンセルすべきだったかと後で後悔。取り返しの付かないことをしてしまった。)

おまけ
 今日の朝刊の1面に出ていた酒税法改正の記事をじっくり読んだのですが、変わるのはビール系飲料だけでなく、日本酒は1リットル当たり10円の減税、ワインは逆に10円の増税になるんですね。知らんかった。どちらも飲みますが、消費量では圧倒的に後者なので私にとっては負担増。まあ昨年の欧州ワインの関税撤廃で十分恩恵を受けていますから、これくらいは我慢しますけど。
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臨機応変の2日目

2020-09-28 | 日記

2日目のコースがこれでした。最初の目的地である観光農園は8時半に開くので、どこかで朝食を済ませて8時頃に向かえばちょうどいいと思っていました。が、急遽予定変更。朝食が提供されないのであれば、少しでも早く出て開園を待つ必要のない観光地を先に訪れる方が賢明だと気が付いたので、前日のザンギを食べて7時前に出発。


そして7時20分過ぎに就実の丘へ到着。ヒグマ出没中という状況は笑えませんが・・・・・




全方位に素晴らしい景色が広がっていて言うことなし。次に向かったのは今回の旅行で最大の見どころの一つ。


白金青い池でした。近年とみに有名となった場所でテレビでもよく紹介されます。広大な駐車場が造られていました。



観光客は他に数組いただけでした。ということで、ここを先にしたのは大大大正解でした。ごった返せば落ち着いて観賞できなかったでしょうから。

修学旅行のバスが停まり、中学生集団がやって来ました。が、記念撮影をしてそそくさと退散。回るところがたくさんあってタイトなスケジュールを組んでいるんでしょうが、ちょっと気の毒に思いました。

続いて旅行会社のツアー紹介ページにも出ているファーム富田。



ラベンダーの季節は過ぎていましたが、これだけ多種多様の花が咲いていれば十分でしょう。また嬉しいことに他の観光農園とは異なり駐車料も入場料もタダ。何と太っ腹な。ということで、感謝の意も込めてお土産と食べ物で散財しました。

これは限定販売のメロンパンで中にはメロン果汁を使用したクリームがタップリ。「日本のメロンパンはインチキ(看板に偽りあり)」と常々文句を言ってきたLindaもこれにはご満悦でした。



その次の四季彩の丘では駐車料やら協力金(一人200円程度)やらが要求されました。


また広すぎて父に歩いて回るのは到底不可能なので、トラクターが引っ張るカートに乗りました(運賃一人500円也)。



とはいえ、それも途中まで行って写真を撮って戻って来るだけ(乗車時間約15分)。一番奥にある花畑まで行けると思っていたLindaは少し不満そうでした。

富良野と美瑛を廻ったらあとはホテルへ向かうだけ、の予定だったのですが、時計を見たらまだ11時台。そこでもう一箇所訪れることにしました。(通り道にある別のファームも候補地でしたが、入園料800円をしっかり取るし、お花はもう「お腹いっぱい」の気分だったのでスキップ。)

ということで、ベタの旭山動物園へ。(正門の写真を撮るのを忘れていました。)3年前にLindaと私はビザを取るため名古屋のブラジル総領事館へ行った後、東山動物園を訪れているので、いくら有名であってもスルーするつもりでした。けれども前の晩に父が「せっかく入場者が最も多い動物園の近くまで来ているのだから」と強く主張していたので、それを受け入れることに。宿泊地の北見に早く着くようなら宿から1kmほどの水族館に寄ってもいいかな、と思っていましたが、前日入ってしまいましたし。


園内のレストランで昼食。旭川ラーメンは豚骨と魚介スープのブレンドが主流のようですね。美味で価格もまずまず(700円)でしたから観光地の食事としては合格点。

ほとんど全ての動物をカメラに収めましたが、北海道に縁のあるものを中心に載せることにしますね。だいたい撮影順です。



















旭川を出たらひたすら国道39号線を東に進んで北見のホテルに向かうだけの予定だったため、その途中のことをまるで調べなかったのは迂闊でした。


それで上川町にある層雲峡の絶景はLindaに撮影をお願いしました。また石北峠(標高1050m)に展望台があると知っていたら当然休憩を入れていたところです。絶好の撮影スポットだったのに通り過ぎてしまった。

ホテルに着いたのは17時の2分前。あとはそんなに書くこともないのですが、夕食について少しだけ。

ピンボケ気味で恐縮ですが、実はテーブルにお盆が六つ乗っています。なぜこうなっているかといえば、コロナ対策で通常のバイキング形式から少し変更があり、予め前菜や刺身、鍋などが配置され、あとは欲しい物を各自が取りに行くという「ハーフバイキング」になっていたからです。その「固定分」だけでも結構な量がありました。

イクラが乗せ放題だったので私はこれでもかと山盛りに。

父もここぞとばかりに食べまくっていましたが、部屋に戻ってから「食い過ぎた」と言って床に寝っ転がっていました。食後の晩酌も辞退。酒を勧めて断られたのはたぶん初めてです(苦笑)。
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テイク・アイランド

2020-09-27 | 日記
(北海道旅行記の掲載中にこういうのを挟むのもどうかとは思ったのですが、やはり古くなる前にと。)

外国人がこれを読んだら「島を取れ」(命令文)と勘違いするかも。(ここを目的に来た観光客なら分かってるでしょうけど。)ということで、先月上陸できなかった多景島の再履修に昨日行ってきました。ただし、その前にあちこち寄ったので時系列で書いてみます。

一昨日の夜、NHKの「おうみ発630」でこのニュースを見たLindaから「きれい! あそこに行きたい」と頼まれたので訪れることにしたのですが、多賀町のどこなのかが分からない。あの広い町を探し回るのは御免被ります。この記事にも「多賀町一円」とあるだけで地名は書いてない。「一円(あたり一帯、全域)と言われたってねぇ」と不満に思いました。写真から山沿いであることは判りますが、それだけで場所が特定できるはずもなし。そこで「多賀町 ソバ畑」「多賀町 ソバ 栽培」をキーワードに過去記事も捜してみましたが、地区なり集落の名前が記載されているものは見つけられず。が、しばらくの後に閃きました。「もしかして?」

で、Googleマップで「多賀町一円」を検索したらこの通り。「大字一円」だったとは。そんなの地元民じゃないと分かりませんわ。

昼前に家を出て腹ごしらえにまたしても回転寿司。勘定は2310円でした。先週の半額以下ですが、私らにはこれで十分ですわ。(追記:というか、握り寿司も元は職人のファストフードだった訳ですから、回転寿司は原点回帰であり、その一皿2巻で税込110円という価格設定こそが妥当といえます。さすがに立って食べようとまでは思いませんが・・・・・足が早いため昔は食されていなかったトロに「時価」を付けていたりする高級店なんぞは邪道の極みであると言いたい。(←貧乏人の僻み))

なお、今回も皿5枚で1回できるゲームに4回挑みました。3回続けてハズレだったのでまたも全敗かと思ったのですが、最後の最後で初の当たり。賞品はストラップでした。(使わんけど。)

行って判ったことには、一円だけでなく他の地域でもソバは栽培されていました。ただし、やっぱりここが最も大規模だったような。

彼岸花の赤とのコントラストも良かった。背景の山も。



私は大学の畑で作ったことがあるので見慣れた花ですが、初めて間近で見たLindaは感激していました。

ビバシティ彦根(平和堂)で少し買い物した後、彦根港のオーミマリン営業所へ。

チケットの券面に1500円と印字されており、定価だと3人分で4500円ですが、私は予約サイトからの購入だったためクーポン500円分と1000ポイントが使え、3000円(一人1000円)で済みました。もちろん例の滋賀旅クーポン3枚で払いました。(なおポイントはよくわからないままに付与されたものでしたが、その使用期限が今月末だったため最後の週末に参加することにした次第。)ところで、このチケットは往路と復路に分かれており、上船の度に1枚ずつ渡すようになっているのですが、多景島は無人島だしそこから他の港へ行く便もない。当日限りなので、こっそり泊まって翌日帰ってくることもできない。(実際にはカウンターで人数をチェックしているため居残ることも不可能ですが。)要は行ったら戻ってくるしかないのにわざわざミシン目を入れている理由は、いくら考えても理解できませんでした。

思っていたよりずっと大きな船でした。竹生島ツアーと共用のため、そちらから戻ってきた乗客が降りて間もなく乗船開始。

行きは上のデッキに座りました。定刻の15時10分に出航。


彦根城や職場が見えました(他に竹生島や沖島も撮りましたが割愛)。

山頂は雲に覆われていましたが正面に伊吹山。その左に長浜と米原の街並み。こういう景色は湖上(船上)からでないと眺められません。

約20分後、前方に見えてきました。小さな島にいろんな建造物を詰め込んでいるので、やっぱり偉容、じゃなくて異様と映ります。



グルッと一周してから船着き場へ。

これで「私はたけしまに上陸したことがある」と公言できます。(しないけど。)





上陸時間は30分。周囲600mの島なので余裕で回れると思っていたのですが、時間を持て余すということはありませんでしたね。島南端に向かう下り道には行けませんでした。

16時過ぎ、帰路に就きました。今度は船室へ。

この画像の中央あたりに毎年7月行われていた「鳥人間コンテスト」の滑走路が作られます。来年こそ開催されることを願っています。
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安全策の1日目

2020-09-26 | 日記
過去に北海道へは学会で2回(札幌、網走)、共同研究の打ち合わせ&視察で1回(美唄および芽室)来たので今回が4度目ですが、プライベートの旅行は初めて。(ちなみに2回目と3回目は飛行機でしたが、大学院生だった初回は学割のワイド周遊券を買って鉄道で来ました。名古屋から東京までが普通列車3本、青森までは夜行の急行列車「八甲田」、そして道内からは特急の自由席も利用可能となりましたが、札幌まで丸1日以上かかりました。疲れましたが楽しい旅でした。)

空港で預け荷物を受け取ってからレンタカー会社に電話し、迎えに来てもらいました。そのオフィスで手続き。自分のでない車を運転する機会は滅多にありませんが、それは昨年の長崎旅行で経験済み。加えてその時と同じタイプのトヨタの車のようでした。が、万一傷でも付けたら大変なので念のため今回も任意の免責補償(税抜1100円/日×5)に入りました。

フリープランゆえ訪問地とコースはこちらで決める必要があります。上は4泊のホテルのみを回った場合(高速&有料道路回避)ですが、それだけでも結構な距離。もちろん観光地を巡るため実際の移動距離と時間はずっと長くなります。

まず候補地をGoogleマップのマイプレイスに片っ端から登録し(全部で45箇所)、それらを最も効率よく回れるルートを決めました。なお、各日の走行距離が200〜300km程度になるよう設定し、回り切れそうにないところは潔く諦めました。ネットのQ&Aサイトで「長くても1日300km、ゆっくり観光するなら200kmまでに抑えるべき」というアドバイスを見たので。ちなみに昨年12月の博多〜長崎は片道約150kmでした。それより長距離運転になりますが、その3ヶ月前に能登半島をグルッと回って和倉温泉のホテルまで行った日は、朝から夕方まで400km近く走ったので何とかなるだろうと考えました。(無料化された高速道路をかなり走ったため距離が稼げたとは思いますが。)

さて、上が当初設定していた初日のルートです。まず支笏湖を訪れ、その後札幌の中心部を通って見物(ただし下車観光はなし)してから宿泊地の旭川に向かうつもりでした。しかし、大都市の広い道は車線変更が煩わしいのと渋滞に巻き込まれて時間をロスするのが嫌なので札幌は取り止め、支笏湖を見物したら千歳に戻って道の駅で昼食を取り、その後旭川へ向かうよう変更しました。このショートカットで走行距離は215kmから200kmに。

ところがレンタカーの手続きが済んだのが予想よりも遅くなったため、少し迷いましたが支笏湖もパスすることに決定。到着が遅くなって日没後も走ることになるのを回避するためです。見知らぬ土地での夜間運転は誰でも好まないでしょうし、湖なら後日見るチャンスがいくらでもありますから。最終的に走行距離は150kmにまで短縮しました。(なお札幌は小樽や函館を組み込んだ道南旅行で必ず訪れます。洞爺湖と支笏湖、そして大沼公園なども外せませんね。)

ということで道の駅サーモンパーク千歳が最初の目的地になりました。レンタカー会社からは思いのほか近く、10分も経たずに到着。お昼を食べるにはまだ早く、どうやって時間を潰そうか考えていた時、隣りに水族館があるのを見つけたので急遽入ることにしました。(水族館は2泊目の北見市のホテル近くにもあり、時間があればと思っていましたが、前倒しで消化することになりました。)後で知ったのですが、この「サケのふるさと千歳水族館」は日本最大級の淡水魚水族館とのことでした。(昨年春に訪れた大阪の海遊館もたしか最大級を謳っていたはずなので、これで海水と淡水の2階級制覇となったのかな?)以下、写真を貼っておきます。








Lindaが最も好きな生き物の一つと言っているカメレオンも水槽の上になぜかいました。


昼食は道の駅のフードコートでスープカレーか札幌ラーメンを食べるつもりでした。とくに前者は札幌の人気店が出店しているということだったのですが・・・・・なぜかどちらも閉店中。(定休日それとも夜のみ営業?)それで定食屋に入りました。上は私が頼んだザンギ(若鶏の唐揚げ)3個と天津飯のセット。道の駅の何かのコンテストでグランプリを受賞したと書かれていたので。一方Lindaと父はザンギ5個その他の定食。どちらも税込980円とお値打ち。ところが出てきたザンギは一切れが想像以上に大きく、父は二切れ、Lindaも一切れを残すことになりました。(ビニール袋に入れてテイクアウトし、翌朝ホテルで食べました。)食後は旭川方面に向かうだけでしたが、ここから予想していなかった事態が。

長崎旅行では車載のカーナビが変な道を示すことが多々あり信用できないと思ったので、出発前にパソコンのGoogleマップでルート検索し、それをメールでスマホに送って道案内させることにしていました。ところがところが、国道や道道を素直に行けば良いだけのはずが、ナビはなぜか右折や左折を指示し、その度に広域農道など「名前のない道」に入らされて面食らいました。そこで遅まきながら気が付きました。いくらPC版で経路を細かく指定してもURLで転送できる情報は最終目的地と経由地だけで後はナビが勝手に距離優先で道を選ぶということに。

それでも交通量は少なく、信号もほとんどなく、幅の広い道ばかりだったので快適に走行できたのは幸いでした。(止まれの標識に交差点の直前で気が付いて慌てて急ブレーキという失敗は何度がありましたが。)なお経由地に指定しておいた「直線道路日本一標識」も確認できましたが、これは全くの期待外れ。片側2車線で高速と見まがうような立派な道路を多くの車がビュンビュン飛ばし、後ろを詰められるは追い越されるはで景色を楽しむ余裕は全くなし。それ以前に平坦な道が延々と30kmほど(正確には29.2km)も続いたので退屈してしまいました。


15時半過ぎ「神居古潭」(カムイコタン)に到着。アイヌ語で「神の住む場所」という意味です。道の駅を出て間もなく降り出した雨もこの頃には止んでいました。






石狩川の絶景を堪能しながら橋を渡るとトンネル開通で廃線となった函館本線の旧路線(現在はサイクリングロード)の駅舎があります。

向かい側のホームにもオリジナルの駅名板が立っていましたが、こちらの方が味があって断然魅力的でした。

ここからホテルまではもうちょっと。で、思惑通り明るい内に着けました。途中ドラッグストアに寄ってこれを購入。先に述べた院生時代の鉄道旅では道内に入って乗車した特急の車内販売で買って飲み、その美味さに感激した思い出の銘柄です。(沖縄のオリオンビールは現在では本州でも買えますが、サッポロクラシックは北海道限定販売を守っているようですね。その頑ななところがまたいい!)

このフリープランは1泊目だけ食事が提供されません(朝食のオプションもありましたが一人1800円だったのでスルー)。夜遅くに到着する客を考慮してのことだったのでしょうか?(午後のフライトならその可能性大です。)それで事前に付近の飲食店を調査し、夜は北海道にのみ展開している回転寿司チェーン店で、と思っていました。

ところがチェックイン時に「今だけですが、食事のクーポンがもらえますよ」と教えてもらってフロント横で手渡されたのがこれ。ありがたい!

Go To トラベルキャンペーンでもらい損なった地域共通クーポンの2/7相当額が補填された格好です。部屋に入ってクーポン利用可能店を検索し、いろいろ考えたのですが決定打は見出せず。それで予定していた回転寿司店へ行きました。(旭川市内には3店あり、どれもホテルからほぼ等距離でした。)


長浜や彦根などのチェーン店では3人分の勘定が2000円台で済むため、6000円分を使い切るのは結構大変かもしれないと思い、普段なら絶対取らない高価な色皿の寿司(トロとかウニとかボタンエビなど)もバンバン注文しました。(ただしコロナウイルス対策で実際に回っていたのはメニューの書かれた札のみ。注文用紙を店員さんに渡し、寿司を直接テーブルに持って来てもらうというスタイルでした。)最初にまとめて3000円分ほど頼み、その後は税抜5500円ぐらいまであと何円と計算しながら(用紙の裏に筆算して)追加していきました。そしてレジで提示された金額は6083円(税込)とニアピン! 自画自賛ながらアッパレでした。(翌日の朝食のため少し残す手はあったかもしれませんが、開店中のクーポン利用可能店を見つけられなければ無駄になってしまうので、まあ正解だったと思います。)地元のチェーン店よりネタもシャリもやや大きめ。もちろん質は圧倒的に上。ということで大満足の夕食でした。

ホテルに戻ってサッポロクラシックと持ってきた紙パックの日本酒(見切り品)で乾杯。その後すぐ寝ました。これで初日は終わりです。
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名前と性別

2020-09-25 | 日記
今日の朝刊にシャンソン界の大御所、ジュリエット・グレコ氏の訃報記事が出ていました。これですね。(下のジャケット写真右端の人です。)

追悼の意味も込めてさっきまでこのCDを聴いてました。ベストアルバムゆえ、代表作の「枯葉」を含め4曲のみですが。(私が所有しているいわゆる「ポピュラー音楽」のディスクは圧倒的にスペイン語とポルトガル語の曲が多く、フランス語となるとこれを含めて4枚だけです。)

ところでフランス人の名前は性別がわかりにくいですね。どうしてもこの人のイメージが強いため、名前だけ知っていた頃は男性歌手と勘違いしていました。(ついでながらレスリングの「グレコローマンスタイル」も語感がいかついし男子限定ですし。)逆に2008年に亡くなったアンリ・サルヴァドールは長いこと女性だと。この人を連想してしまうもので。(最近だとこっちかな?)

とはいえ、日本人も「子」で終わる名前の女性は男性と誤解される恐れがあります。(私の知り合いの純子さんは髪をバッサリ切っていたこともあり、入国審査で偽造パスポートを疑われたことがあったそうです。)“o”で終わるのはだいたい男性の名前ですからね。(けれども"Rocio"、"Rosario"、"Amparo" のような例外もあるからめんどくさい。そういえば英語でも "Tom" は "Thomas" の短縮形なので男性一択なのに対し、"Sam" は "Samuel" と "Samantha" の両方あるとのこと。大昔のNHKラジオ英会話のスキットに出てました。)

日本人名でそのまま海外で通用しそうなのは女性だと "María"(まりあ)、"Naomi"(なおみ)、"Anna"(あんな)あたり。他にもありそう。男性で思い付くのは英語限定ながら "Kent"(けんと)と "George"(じょーじ)ぐらい。"Mario"(まりお)はちょっと苦しいか?「毬男」など明らかに当て字っぽいし。最近のキラキラネームならいくらでもあるんでしょうけどね。
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北の国へ

2020-09-23 | 日記
少し前の日記の画像にも旅行社の広告が出ていたのでお察しだったかもしれませんが、先週水曜日から5日間、家族3人で北の国を旅していました。その「ひがし北海道ツアー」ですが、実は以前から有力な候補でした。けれども、フリープランゆえ平常時でも5万前後とそんなに高くはなく、Go To トラベルキャンペーンが始まっている今年に敢えて行く必要はなく(来年以降でもOK)、どうせなら少し値の張るツアーをと考えました。それで例の信州長期滞在の旅(6泊7日)に決めたのですが、既に述べた通り地域共通クーポン配布が確定するのを待っている内に催行中止になったり満席になったりで結局参加し損ねたため、代替案として再度浮上したという次第。


それが上のツアーなのですが、9月に5日連続で出られるのは4連休の前後のみ、加えてその間は催行なしと判明し一度は頓挫。


ところが、検索中にたまたまジェットスター利用のツアーでは毎日募集があると知りました。これまでLCCの飛行機には一度も乗ったことがなく、全く視野に入っていませんでした。カレンダーを見ると料金は16日出発分がなぜか凹んでいます。それで参加を則決し16〜18日に夏期休暇を取得しました。


(ちなみに同様のツアーが捜せば上以外にも複数出てきて紛らわしく、さらに料金の変動パターンも違っています。当然ながらそれらも含めて比較検討したのですが、違うのは初日の食事が出るか出ないかぐらいで、このような価格差が生じる理由はよく解りませんでした。とにかく上には16日の谷間がないため却下。)

ただし、基本料金のプランでは関西空港〜新千歳空港のフライトが初日は午後の、そして5日目は午前の便が指定されているため、ほとんど空港からホテル、ホテルから空港への移動だけに費やされてしまい、観光できるのは実質3日間のみ。それゆえ初日は午前、5日目は午後の便に変更するのが合理的といえますが、それにかかる追加料金もそれぞれ2000円と安かったのが意外というか嬉しい誤算。(最初に考えていたツアーは航空会社がJALで発着地が伊丹と関空から選べるものの、追加料金は4倍の8000円×2でした。)

とはいえ往路を午前便にすると、関空発が8時25分なので当日朝出発して間に合うかがキーポイントになります。乗換案内で検索してみたところ、昨年末の長崎旅行と同じ米原4時58分発(始発)の快速ではヤバいことが判明。関空着は7時43分発、そしてチェックイン締切は30分前の7時55分なのでギリギリ。電車の遅延はもちろん駅からカウンターへの移動に手間取っただけでもアウト。それで前泊を決めました。関空になるべく近いところに宿を取るのがもちろん正道ですが、邪な私は「今こそ滋賀を」のクーポン欲しさに県南部の駅近くのホテルを予約しました。

(ついでながら帰りも調べてみたら、こちらは何とかなりそう (22:16発の特急はるか京都行が最終で米原01:06着) と判りました。それでも県内のホテルに泊まる手はありましたが、日曜夜の宿泊料金は高めだし、トリプルの部屋を提供しているホテルは少ないし・・・・・などと思案している内に予約は埋まってしまいました。まあそれならそれで結構。そんなにたくさんクーポンを集めても使い切れなかったら間抜けですから。)

ということで15日の夕食後に家を出て米原駅前のコインパーキングに駐車(6日分を前払い)。東海道線下りの普通電車に乗車し某駅で下車。20時前に徒歩1分のホテルにチェックインしたのですが・・・・・駅名を伏せたのは、そのホテルに文句を言いたいからです。

フロントの職員の取った行動には非常に感心できないところがありました。部屋のキーを渡して「ごゆっくりどうぞ」と言っただけ。こちらが「今こそ滋賀を」キャンペーンを持ち出すまでクーポンブックのことはおくびにも出しませんでした。まさか私がそれを忘れていることを期待して? それを言ったらまず2冊出してきました。そのホテルではトリプルの部屋の提供がなかったため、ツインとシングルを取ったのですが、一部屋1冊と勘違いしてくれるとでも思ったのでしょうか? 私が「一人1冊もらえますよね」と指摘してようやく3冊目を出してきました。明らかな出し渋り。万が一にもネコババしてやろうという魂胆があったとしたらホテルマン失格でしょう。とにかくそのホテルを再び利用する気は完全に失せました。


何はともあれ翌朝4時過ぎに起床し、5時頃JR快速に乗車。今回は新今宮から南海本線の関空行き急行に乗りました。改札口が隣接していて乗り換えがラクという話だったのですが本当でした。(ちなみに有料特急のラピートに乗っても6分早く着けるだけですから、座席指定券520円のコスパはイマイチです。)

関空行きに限らず、この私鉄路線を利用したのは人生初でした。検索結果通り7時14分に関西空港へ到着。最後までJRで行くより100円安く2分早く着けました。フライト時刻の1時間以上前なので余裕です。つくづく日本の鉄道の運行が時間に正確なことに感謝しました。(交通機関の遅れが当たり前らしい外国では恐ろしくてこんなスケジュールは組めないと思うのですが、どうしてるんでしょうかね? 空港まで公共交通機関で行くのはアホなのかも?)

そしてフライトも定刻通り。着いてからのことは1日ずつ紹介するつもりですが、記事執筆に結構時間がかかると思うので公開のペースもボチボチになると予想しています。某大な写真からのセレクトだけでも一苦労でした。

追記
 関西空港発着のLCCは国際線も国内線も基本的に第2ターミナルなのですが、例外的にジェットスーターだけは駅から近く連絡バスに乗る必要のない第1ターミナルだったのは本当に助かりました。

追記2
 書くのを忘れていましたが、旅行社に払ったのは101,760円(33,910円/人)でした。それで往復の航空運賃、4泊分の宿泊(うち3泊は2食付き)、そしてレンタカー代までカバーできてしまうのだから信じられません。(同じことを長崎旅行の時にも述べたはずですが、驚きはそれ以上です。)他にかかった経費は米原駅前の駐車料(6日分)、米原〜関空の往復交通費、レンタカーの免責補償、食費、土産物代、各種入場料ぐらい。(前泊分は「滋賀旅クーポン」のお陰でチャラ以上になっています。)なお食費は夕食1回分がまるまる浮きましたし、昼食もまともに食べたのは初日と二日目だけでした(理由はこれから紹介する記事にて)。最後の2項目はそれなりにかかりましたが、もし地域共通クーポンがもらえていたら、それでかなりの部分をまかなえていただけにやっぱ残念です。
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やれるもんならやってみな

2020-09-22 | 日記


これまでのフィッシング詐欺とは一回りも二回りもスケールの大きいアホメールが送られてきました。何度も笑わせてくれてありがとう。
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何に受かった?

2020-09-15 | 日記
午後郵便を取りに行ったらこんなのが。

「試験」と名の付くものは監督なら毎年複数回やってますが、自分が受けたとなると最後がいつだったのか思い出せないほど。何かの間違いではないかと最初は思いました。もしかすると前期に行った遠隔授業が私の知らない間に誰か(大学の偉いさん?)から査定され、それが「合格」と評価されたのかも、ならばクビにもなることもなく、減給や戒告のような処分も喰わずに済むのかな、とも考えたのですが・・・・・

中を見て「なーんだ」と拍子抜けしました。私が成績入力担当者になっている科目で「保留」にした一部学生の採点原簿(後日成績を教務課に伝えるための書類)が入っていただけ。省資源のため封筒の再利用をするのはもちろん良いことですが、こういう紛らわしいのを使うのはやめてほしいとつくづく思ったのでした。
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