Lindaが八重桜を動画にも収めたいと言ったので日曜日も散歩に。本当ならスマホでなく一眼レフカメラで撮りたかったところですが、あいにく授業を撮影するため職場に置いていました。
さて、そのビデオ撮影ですが、先週終わりから連続撮影可能時間(30分)に留意しつつ始めたものの、どうしても見やすい&聴き取りやすいものができなかった断念。それで先週の日記の「おまけ」に書いた「スライドショーの記録」(パワーポイントの古いバージョンでは「ナレーションの録音」)に切り替えました。私には板書併用の方が断然やりやすいのですが、仕方ありません。また各スライドに要点を書き込み、まとめのスライドを追加するという作業も必要となりました。(さすがに話していた内容を文字に起こしてノート欄に入力するというのは勘弁してもらいます。)
その上で記録に臨み、初めて判ったことには、Macではパワポのバージョンに関係なくレーザーポインターの機能がない(ペンでの書き込みは可能)。また記録できるのも音声だけ。これではリアルタイムの上映でしか使えません。そこで自室向かいの学生部屋にあるWINDOWS機(それだと日本語入力もままならないため、スライドショーを仕上げるまではもちろんMacで行い、最後の記録のみ)を使うことにしたものの、今度はデスクトップ型(2台)もノート型(2台)もマイクが付いていないことが判明し愕然。結局、隣の研究室のマシンを借りて記録することになりましたが・・・・・・
手元にメモを置いていても噛むわ、言い間違うわ、忘れるわ、の連続。(10年若かったらなあ!)中断して録り直しできるのは救いでしたが。それで出来上がったのが64分ほどのファイルでサイズは約100MB。
ところがところが、月曜日に大学の学習支援室から送られてきた「遠隔授業実施法マニュアル」には、「扱えるファイル容量は(学生側の通信環境にかかる負担を考慮すると)30MBまで」と書かれており、またも愕然。「たったそれだけで何ができる?」と思ったため、担当者に問い合わせたところ(私だけでなく、ある科目を分担する他の先生も同じ疑問を抱いて同様の行動に出たとのこと)、「視聴制限をかけて(筆者注:おそらく限定公開か非公開にして)Youtubeに載せるという方法もあります」という回答が来たため、それも検討してみましたが、PPTファイルをMP4に変換したらサイズが5倍に膨れ上がっていました。こんなん上げても大丈夫なんかな?
とりあえずそのプレゼンテーションを3分割して保存することにしました。(第1部と第2部の終わりに「ここで休憩します」のスライドと音声を加えました。)また、自分の海外での農業研究を紹介することになった科目では現地の写真を多用したため、録音前で既に100MBを超えていたのですが、こちらもネット検索で見つけた「図の圧縮」機能を使ったところ10分の1ほどにサイズを下げることに成功。(画像の解像度を1枚ずつ下げて貼り直していたら結構な手間と時間のかかる作業でした。)「電子メール用(96ppi)」でも十分きれいに映ります。ちなみに新しいWINDOWS版では保存時にオプションから「画像の圧縮」が選べるようですね(こちら参照。)
それで容量の問題は解決したものの、スライドショーを再生してみたら、その聞き辛さに愕然。自分の滑舌がこんなに悪かったとは! とくにラ行がまともに発音できていません。明日から録り直しです。授業日までに少しでもマシなものに仕上げたいですから。(ここまで来た以上、録音を潔く諦めて文字情報で提供する、という方針転換はしたくないです。)
即決
2020-04-26 | 日記
昨日も長浜新川沿いを散策。ただしサイクリングで。八重桜には葉も出てきましたが、まだ十分見頃でした。
樹の下だとどうしても暗く写ってしまうため、ProモードにしてISOと露光を調節。2〜4枚目はそれで撮ったものです。
ただしフロントカメラで撮るとなぜかピンボケ気味になるので、LindaのC15で。左は彼女の表情が面白いので採用しました。右はリース(注)を頭に載っけているように見えるのが(以下同)。(注:最初「冠」と書いたのですが、ちょっと縁起悪いかなと思ったため変更しました。)
午後は買い物。まずドラッグストア→業務用食材店とはしご。外出自粛の要請が出ているので、日用品と食料品をまとめ買いしました。
ガソリンを入れてから最後に寄ったのがホームセンター。上はLindaが選んだ花の種。とくにコスモスは去年播くのが遅すぎたため、今年こそ咲かせたいとの意気込みを示していますが、たしか5、6種類が並んでいた中から右端の「ダブルクリック」は・・・・・
袋の裏を見て即決。ただし故郷(コチャバンバ)では見たことがないとのこと。おそらく暖かい東部のサンタ・クルス県で栽培&採種しているのでしょうが、もしかしたら生産者は日系人の農家さんかも?
おまけ
上は画面のスクリーンショットですが、右上に表示されるバッテリの残量をクリックすると・・・・
こういうのが出ます。この記事の作成開始時に電源アダプタを抜いてから20分ほどで17%減りました。たしかに最近バッテリの持ちが悪いと思っていましたが、相当へたっているようで、Apple社の修理サービスに出す必要があるみたいです。ちょっとめんどくさいけど仕方ないかな。これから在宅勤務(とくに講義資料の作成とアップロード作業)が増えるでしょうからね。
こちらに出ていますが、昨日の「御前会議」(危機対策本部員会議)で5月11日開始予定の前期授業をすべて遠隔授業で実施することが決まりました。ただし講義のライブ配信は、それを全ての科目で同時に行うと大学の回線がパンクする可能性があるとの理由で禁止。(最近は禁止ばっかしです。)そのため講義資料を予めOneDriveに上げておくといった必要があり、その準備を早めにしておけという指令が既に出されていたので心構えはしていましたが、まさか前期終了まで続くとは! 全15回のうち5回流れることになりましたが(その分はレポートなどで対応)、それでも10回分の準備が必要です。
何はともあれ、今週はずっと初回の準備に忙殺されました。私は紙媒体の資料を配付し板書で進めるというスタイルでやってきたので、パワーポイントは珍しい植物の写真を見せる時など、限られた場合にしか使っていませんでした。(書きながら話す方がリズムが出るし、パワポは一度作ってしまえばラクながら、学生がそれを書き写すことに没頭して、それこそ「話半分」になりかねないと危惧していたこともあります。)そのやり方を基本的に変えないつもりだったので、まずは配付資料をスキャンしてPDF化。次にそれをスライドショーにして私が適宜コメントしながらビデオ収録。あとはアップロードした資料とビデオを閲覧してもらうだけ。そんなに難しくはないだろうと考えていました。が、やってみたら失敗の連続。
1回目の収録では絶対落としてはいけない「まとめ」のスライドをうっかり消してしまっていたことに気付いて中断。2回目は終了後に確認したところ最初の30分しか録画できていないことが判って愕然。(記録容量にかかわらず連続録画可能時間があることを初めて知りました。コンパクトデジタルカメラでも一緒のようです。)それよりも驚いたのは、例年90分で話す内容が1時間ちょっとで終わってしまったこと。それだけ板書とそれを学生が写すために時間をかけていたということです。まあ早く終わっても怒られることはないでしょうけど、進行が速すぎて、あるいは詰め込みになって理解度が下がってしまってはいけません。ゆっくり話すだけでなく、内容も少し見直しが必要のようです。
まあ講義科目は苦労はしても何とかなるでしょうが(注)、問題は実験・実習科目。学生に大学に来させないでどうやって実施しろと? それでも何とかしろということなので考えますが、薄っぺらなものになるのは避けられません。(注:ただし毎回外部から (大阪や兵庫、岐阜など県外からも) 講師を呼んで話してもらうはずだった講義科目も先方に無理を言えないのが頭の痛いところ。最初の2回は私が自分の経験を話すことに急遽変更し、こちらの準備にも追われることになりました。)
それよりも圧倒的に困ったことになったのが卒業研究。「御前会議」では「遠隔授業の期間(5月11日〜7月28日)は文献収集などできることに取り組んでもらうしかなく、事態が落ち着けば夏休みを利用することも可能」といった意見が出ていたようですが・・・・・水田や畑で行う作物の栽培試験には当然ながら時期というものがあります。(8月に田植えして何になる?)そうなるとテーマを変えるしかないということにもなりかねませんが、その場合、私には手持ちのカードにろくなものがない。(イネやダイズの代わりに冬作の麦類に変えれば済むという問題では全然ないです。)いやー参った参った。当分の間、悩みは尽きそうにありません。
おまけ
Microsoft PowerPointにはナレーションを録音する機能もあるため(ただし最長1時間)、自室でスライドショーを再生しながら音声を入れて(スライドの切り替えのタイミングとともに)保存し、そのファイルを公開することも可能です。しかしながら、私がパワポのファイルをそのまま上げる気がないのは、Macで作成したプレゼンテーションをWINDOWSユーザが見ると文字化けしたりアニメーションが正しく動作しないという経験を何度もしているからです。(それゆえアニメーションは絶対使用しません。)なので少々面倒でも講義室でビデオ収録することにした次第です。
何はともあれ、今週はずっと初回の準備に忙殺されました。私は紙媒体の資料を配付し板書で進めるというスタイルでやってきたので、パワーポイントは珍しい植物の写真を見せる時など、限られた場合にしか使っていませんでした。(書きながら話す方がリズムが出るし、パワポは一度作ってしまえばラクながら、学生がそれを書き写すことに没頭して、それこそ「話半分」になりかねないと危惧していたこともあります。)そのやり方を基本的に変えないつもりだったので、まずは配付資料をスキャンしてPDF化。次にそれをスライドショーにして私が適宜コメントしながらビデオ収録。あとはアップロードした資料とビデオを閲覧してもらうだけ。そんなに難しくはないだろうと考えていました。が、やってみたら失敗の連続。
1回目の収録では絶対落としてはいけない「まとめ」のスライドをうっかり消してしまっていたことに気付いて中断。2回目は終了後に確認したところ最初の30分しか録画できていないことが判って愕然。(記録容量にかかわらず連続録画可能時間があることを初めて知りました。コンパクトデジタルカメラでも一緒のようです。)それよりも驚いたのは、例年90分で話す内容が1時間ちょっとで終わってしまったこと。それだけ板書とそれを学生が写すために時間をかけていたということです。まあ早く終わっても怒られることはないでしょうけど、進行が速すぎて、あるいは詰め込みになって理解度が下がってしまってはいけません。ゆっくり話すだけでなく、内容も少し見直しが必要のようです。
まあ講義科目は苦労はしても何とかなるでしょうが(注)、問題は実験・実習科目。学生に大学に来させないでどうやって実施しろと? それでも何とかしろということなので考えますが、薄っぺらなものになるのは避けられません。(注:ただし毎回外部から (大阪や兵庫、岐阜など県外からも) 講師を呼んで話してもらうはずだった講義科目も先方に無理を言えないのが頭の痛いところ。最初の2回は私が自分の経験を話すことに急遽変更し、こちらの準備にも追われることになりました。)
それよりも圧倒的に困ったことになったのが卒業研究。「御前会議」では「遠隔授業の期間(5月11日〜7月28日)は文献収集などできることに取り組んでもらうしかなく、事態が落ち着けば夏休みを利用することも可能」といった意見が出ていたようですが・・・・・水田や畑で行う作物の栽培試験には当然ながら時期というものがあります。(8月に田植えして何になる?)そうなるとテーマを変えるしかないということにもなりかねませんが、その場合、私には手持ちのカードにろくなものがない。(イネやダイズの代わりに冬作の麦類に変えれば済むという問題では全然ないです。)いやー参った参った。当分の間、悩みは尽きそうにありません。
おまけ
Microsoft PowerPointにはナレーションを録音する機能もあるため(ただし最長1時間)、自室でスライドショーを再生しながら音声を入れて(スライドの切り替えのタイミングとともに)保存し、そのファイルを公開することも可能です。しかしながら、私がパワポのファイルをそのまま上げる気がないのは、Macで作成したプレゼンテーションをWINDOWSユーザが見ると文字化けしたりアニメーションが正しく動作しないという経験を何度もしているからです。(それゆえアニメーションは絶対使用しません。)なので少々面倒でも講義室でビデオ収録することにした次第です。
バレバレ
2020-04-21 | 日記
昨日久しぶりにスパムメールが来ました。「ここ利用したことあったっけ?」と首を傾げましたが、これまで二度ほどキャストパズル(立体パズル)を買ったのは、末尾に「カメラ」こそ付いていても別の家電量販店の通販でした。なのでログインしようにも不可能のはず。それ以前に、ここまで「無理矢理日本語に訳しました感」と「何としてでもリンクを踏ませよう感」が漂っていたら直ぐ詐欺と判りますね。「である」体が混じっているだけでも十分怪しいですし(苦笑)。
追記
一昨日の記事「何だろう?」で触れた正体不明アクセスの件ですが、ふと思い付いて「(再編集)」のリンク先URLをコピーしてみました。これです↓
https://blog.goo.ne.jp/admin/editentry?eid=dcac31a328a9f3f8c0331d75c79a377c
その末尾にあるIDでブログ内検索をかけたところ、昨年12月の記事(やはりフィッシングメール関係)の中ほどにある「この前」にリンクを貼っていたことが判明(IDが一致)。それを踏むと「※記事がありません」が出ますから削除したということです。
それゆえ詳細は分かりませんが、おそらくは以前 "Alfredopam" の名前でスパムコメントを付けられた記事だと思います。その後、連日の、それもキッチリ45分間隔でのアクセスが続いたため、最後には記事もろとも消して一度は収まったのですが・・・・・・今度は1日1回探りを入れに来ているということですか。ホンマひつこいわ!
これも?
2020-04-20 | 日記
市から外出自粛の要請は出ていても散歩は対象外。なので、昨日の午後は2週間ぶりに3人で長浜新川沿いを琵琶湖まで(片道約3.5kmを1時間ほどで)歩きました。この前はまだ蕾だった記念植樹の八重桜が8分咲き程度。ソメイヨシノほど早くは散らないのでしばらく楽しめそうです。
Lindaは見事に咲き誇った樹を見つける度に立ち止まり、何十枚と写真を撮っていました。こっちの方が好きみたいです。
ところで昨日は(ヒマだったので)3度も記事をアップロードしましたが、夜になって気が付きました。「普通にネットが使えている!」と。ただでさえ遅い回線が混雑する時間帯にはノロノロになり、加えて週末は自宅でそれなりに(数百MB単位で)使うため強烈な速度制限までかけられ、日曜の午前10時頃からメールチェック以外ほとんど使い物にならなくなるのが常だったのですが・・・・・・・
業者が公開している実効速度を見たら当日(上)、過去1週間(下)とも以前とは大違いで深い谷間が現れなくなっています。これもやはり影響? 自宅で勤務・待機している人は増えていると思うのですが。
今日の昼前Lindaに届いた知らせですが、ニューヨーク在住時代の友人の同居家族(姑さん)が陽性と診断されたとのことで心配な表情を浮かべていました。こちらの中ほどで触れたように、都合さえ付けば今年の夏休みに来日&再会していたかもしれない人でした。重症化や二次感染など、とにかく大事に至らないことを私も祈っています。
ところで昨日から外出自粛の放送を朝と夕方の2回耳にするようになりました。(その全文など詳しくはこちらに。)長浜市内の感染はまだ2例に留まっていますが、緊急事態宣言が全国に拡大されたためでしょうね。防災行政無線用に市が自治会ごとに設置したスピーカーから一斉に流れるのですが、一番近いのは家から目と鼻の先にある町会館の屋上からなので結構な大音量。
それはまあ我慢できますし、音声合成ソフトによる読み上げゆえ途切れ途切れの棒読みも仕方ないと思っていますが、それに起因する変なイントネーションはどうしても気になります。これまでの緊急放送でも「おおあめ、けいほうが、でました」(大雨警報が出ました)のように不自然さが耳に付いていましたが、今度のも全く一緒です。途中までは悪くないのですが・・・・・・
「しんがた、ころな、ういるすに」(新型コロナウイルスに)
このように中間部の「コロナ」のアクセントが間違っているせいで台無しに。過去記事にも書いていたように、合成語になるとアクセント位置が変わる(単独で読む場合とは異なる)のは日本語学習者にとって厄介事のようですが、人工知能もそれに対応できるレベルには全然達していないということです。いつまでこれを聞かされ続けるのか?
4月25日午前8時05分追記
先ほど件の放送が流れましたが、「しんがた、ころな、ういるすに」と正しいイントネーションだったのでアレッと思いました。私がここで批判したからではもちろんないでしょうけど、肉声に変えたようです。
ところで昨日から外出自粛の放送を朝と夕方の2回耳にするようになりました。(その全文など詳しくはこちらに。)長浜市内の感染はまだ2例に留まっていますが、緊急事態宣言が全国に拡大されたためでしょうね。防災行政無線用に市が自治会ごとに設置したスピーカーから一斉に流れるのですが、一番近いのは家から目と鼻の先にある町会館の屋上からなので結構な大音量。
それはまあ我慢できますし、音声合成ソフトによる読み上げゆえ途切れ途切れの棒読みも仕方ないと思っていますが、それに起因する変なイントネーションはどうしても気になります。これまでの緊急放送でも「おおあめ、けいほうが、でました」(大雨警報が出ました)のように不自然さが耳に付いていましたが、今度のも全く一緒です。途中までは悪くないのですが・・・・・・
「しんがた、ころな、ういるすに」(新型コロナウイルスに)
このように中間部の「コロナ」のアクセントが間違っているせいで台無しに。過去記事にも書いていたように、合成語になるとアクセント位置が変わる(単独で読む場合とは異なる)のは日本語学習者にとって厄介事のようですが、人工知能もそれに対応できるレベルには全然達していないということです。いつまでこれを聞かされ続けるのか?
4月25日午前8時05分追記
先ほど件の放送が流れましたが、「しんがた、ころな、ういるすに」と正しいイントネーションだったのでアレッと思いました。私がここで批判したからではもちろんないでしょうけど、肉声に変えたようです。
左が投稿直後のアクセス解析です。過去記事を探したので当然の結果ですが、よくわからないのが一番下の「(再編集)」です。記事名がありません。昨日の7番目もそうでした(右)。というより、いつ頃からか必ずこれが出てきます。それも件数は必ず1でそれ以上はなし。
気になったのでクリックしたら新規投稿画面、それも新バージョンに飛ばされるのですが、私には使いづらいため、旧バージョンに戻す→HTMLエディターからTEXT エディターに変える→自動改行を「しない」から「する」に変更する、という3つのステップを踏まなければなりません。とくに最初は自動改行のオプションに気付かず難儀しました。
それはともかく、何でこんな得体の知れないものが表示されるようになったのか? まさか誰かが毎日1回ずつ編集画面に不正アクセスしている訳ではないと思いますが、不思議&不気味。
苦行再び
2020-04-19 | 日記
このところ週末は外出を控えているので録り溜めしたテレビ番組を観るか読書で過ごすことが多いです。後者については、ここで何度か紹介したようにアマゾンで買ったラテンアメリカ文学の古本を粛々と消化しています。
(なお既にここで繰り返し不平不満を漏らしましたが、家のネット環境で「ほしい物リスト」に中古価格が表示されるのはスマホ (それもEdgeともう一つのアプリ) のみ。それにしても絶版本は高いですね。上画像の品々が「送料込みで500円を切ったら」という条件を満たす日は永遠に来ないかも。値崩れしやすいものはあらかた入手してしまったようで、最近は購入ペースが下がっています。とにかく安売り品を見つけたら直ちにカートに入れて注文確定させないとダメとは解っているのですが、希望価格の手前まで下がった時は悩みますね。)
ところが最近手に取った小説(2段組で約150ページだったので長篇か?)はここに記したのとは別の意味(そちらは文字の小ささ)で「苦行」でした。ある文学全集(全18巻)にただ一人収録された女性作家ゆえ期待して読み始めたのですが・・・・・・(ちなみにこちらも唯一の非スペイン語・・・・・と書けば国は判ってしまいますね。)とにかく日本語が難解。解説によると、その作家の邦訳のほとんど全てが英語からで、神秘的で詩的な文体を直接日本語に訳すのは非常に困難とのことでした。また中身も出来事の描写は少なく、大部分が思索(心理描写)。そのためゆっくり読んでもちっとも頭に入っていかない。ということで読み進めるのが最初から苦痛でした。(おそらくそういうのと相性が悪いんでしょうね。)
そうなると過去に何度か目にしていた「読んで面白くない本はサッサと止めるべき」という助言を素直に受け入れるべきだったのでしょうが、「あともうちょっと・・・・」とズルズル。結局100ページ近くまで進んで挫折(以下は飛ばし読み)。思いっ切り時間を無駄にしました。(そういえば同じ理由で放り出したのが例えば古本屋の店頭の100円コーナーで買ったこれの上の方。20ページも進めなかったかな? 当時文庫の全集が大学生協で売られていたので興味はあったのですが、もし手を出していたら大変な被害となっていたところでした。)既に本棚は満杯、というより全集本は元から入らないため、読み終えた本は押し入れにしまっておくのですが、これは次の古紙回収に出します。併録の短編集はそこそこ読めたので丸損とはならなかったものの、再読の可能性は限りなくゼロに近いですから。
話は変わって、最近はスマホのアプリでYahoo! Japanのニュースをチェックしています。もちろん画面は小さいけれども多くの記事にアクセスすることがPC版よりも容易なので。必然的に(コメントもほとんど付かないような)マイナーな記事も読むことになりますが・・・・・・
この訃報記事の作家の本は上でリンクを貼った過去記事「苦行開始」の追記で紹介していました。左の代表作はあまりに平易(童話ゆえ当然ですが)で物足りなさを感じたものの、右はまずまずでした。何はともあれ合掌。
追記
しばらくはラテンアメリカを離れ、日本人の書いたフィクションとノンフィクションを読もうと思っています。ブックオフの110円コーナーで買ったものが20冊以上溜まっており、出張や旅行の際に携行するつもりだったのですが、当分その予定がなくなったので。
4月20日追記
今朝この記事を見たら画像(スマホのスクリーンショット)4枚のうち3枚が表示されていませんでした。画像フォルダから記事に使わなかった他のものと一緒に削除してしまっていたためです。そのせいで随分と間抜けな投稿になってしまいました。すいません。
(なお既にここで繰り返し不平不満を漏らしましたが、家のネット環境で「ほしい物リスト」に中古価格が表示されるのはスマホ (それもEdgeともう一つのアプリ) のみ。それにしても絶版本は高いですね。上画像の品々が「送料込みで500円を切ったら」という条件を満たす日は永遠に来ないかも。値崩れしやすいものはあらかた入手してしまったようで、最近は購入ペースが下がっています。とにかく安売り品を見つけたら直ちにカートに入れて注文確定させないとダメとは解っているのですが、希望価格の手前まで下がった時は悩みますね。)
ところが最近手に取った小説(2段組で約150ページだったので長篇か?)はここに記したのとは別の意味(そちらは文字の小ささ)で「苦行」でした。ある文学全集(全18巻)にただ一人収録された女性作家ゆえ期待して読み始めたのですが・・・・・・(ちなみにこちらも唯一の非スペイン語・・・・・と書けば国は判ってしまいますね。)とにかく日本語が難解。解説によると、その作家の邦訳のほとんど全てが英語からで、神秘的で詩的な文体を直接日本語に訳すのは非常に困難とのことでした。また中身も出来事の描写は少なく、大部分が思索(心理描写)。そのためゆっくり読んでもちっとも頭に入っていかない。ということで読み進めるのが最初から苦痛でした。(おそらくそういうのと相性が悪いんでしょうね。)
そうなると過去に何度か目にしていた「読んで面白くない本はサッサと止めるべき」という助言を素直に受け入れるべきだったのでしょうが、「あともうちょっと・・・・」とズルズル。結局100ページ近くまで進んで挫折(以下は飛ばし読み)。思いっ切り時間を無駄にしました。(そういえば同じ理由で放り出したのが例えば古本屋の店頭の100円コーナーで買ったこれの上の方。20ページも進めなかったかな? 当時文庫の全集が大学生協で売られていたので興味はあったのですが、もし手を出していたら大変な被害となっていたところでした。)既に本棚は満杯、というより全集本は元から入らないため、読み終えた本は押し入れにしまっておくのですが、これは次の古紙回収に出します。併録の短編集はそこそこ読めたので丸損とはならなかったものの、再読の可能性は限りなくゼロに近いですから。
話は変わって、最近はスマホのアプリでYahoo! Japanのニュースをチェックしています。もちろん画面は小さいけれども多くの記事にアクセスすることがPC版よりも容易なので。必然的に(コメントもほとんど付かないような)マイナーな記事も読むことになりますが・・・・・・
この訃報記事の作家の本は上でリンクを貼った過去記事「苦行開始」の追記で紹介していました。左の代表作はあまりに平易(童話ゆえ当然ですが)で物足りなさを感じたものの、右はまずまずでした。何はともあれ合掌。
追記
しばらくはラテンアメリカを離れ、日本人の書いたフィクションとノンフィクションを読もうと思っています。ブックオフの110円コーナーで買ったものが20冊以上溜まっており、出張や旅行の際に携行するつもりだったのですが、当分その予定がなくなったので。
4月20日追記
今朝この記事を見たら画像(スマホのスクリーンショット)4枚のうち3枚が表示されていませんでした。画像フォルダから記事に使わなかった他のものと一緒に削除してしまっていたためです。そのせいで随分と間抜けな投稿になってしまいました。すいません。
昨日放送された「迷宮グルメ異郷の駅前食堂」ラトビア(首都リガ)編は悪いものではありませんでした。というより、初老の夫婦が営む写真館での微笑ましいやり取りは非常に良かった。毎回こんなだったら先週みたいに苦言を並べ立てたりする必要もないんですけどね。
以下は先日私が呆れ返った「キューバって島国だったのか?」発言から思い出したこと。30年ほど前パラグアイに住んでいた頃の昔話ですが、同僚の何人かが周囲から「日本は中国(大陸)のどこらへんにあるのか?」とか「半島のどっちがそうなの?」などと尋ねられるのでウンザリだ、とこぼしていました。私に同様の経験はありませんでしたが、たまに首都へ行くと街中で "chino" あるいは "coreano" と(時に指を指されつつ)言われたことは度々、逆に "japonés" は皆無でした。(ちなみに今世紀に入ってから何度も訪れたナミビアでは専ら「中国人」呼ばわりでした。アフリカには日本人の100倍住んでいるという話ですから無理もないですけど。)もちろんいい気持ちはしませんでしたが、「まあ連中に区別が付くはずがないから仕方ないか」と達観していました。私らだってラテンアメリカやアフリカから来た人達の出身国までは十中八九判らないでしょうし。(ただし勘違いはしても、それを口にするかしないかに国民性の違い、または民度の差というものが現れるとは思っています。)馴染みのない国や地域ほど「一緒くた」にする傾向は誰にでもあるでしょう。なので、うるさいことを言うのは野暮なのかもしれないという気もしてきました。
しかしながら、国・地域あるいは宗教によって「左手を使ってはいけない」「子どもの頭をなでてはいけない」といったタブーがいろいろありまからね。こういうのは重大なトラブルを引き起こしかねず、無知だったからと笑って済まされる話ではない。ヒロシが現地で地雷を踏んでしまい大変な目に遭ったというシーンをこれまで一度も見たことがないことから(隠しているのならケシカランですが)、おそらくはスタッフが事前に「これだけはやっちゃいけない」という最低限の注意事項は伝えているんだろうと想像します。
あの番組も今は海外ロケどころではないと想像しますが、ホームページに「差しあたって3か月は放送される予定…」とありましたので、しばらくはストックの放出で凌げるということでしょう。ならば撮影再開までの期間を有効に活用してほしい。番組の質向上をはかるには絶好の機会といえますから。
以下は先日私が呆れ返った「キューバって島国だったのか?」発言から思い出したこと。30年ほど前パラグアイに住んでいた頃の昔話ですが、同僚の何人かが周囲から「日本は中国(大陸)のどこらへんにあるのか?」とか「半島のどっちがそうなの?」などと尋ねられるのでウンザリだ、とこぼしていました。私に同様の経験はありませんでしたが、たまに首都へ行くと街中で "chino" あるいは "coreano" と(時に指を指されつつ)言われたことは度々、逆に "japonés" は皆無でした。(ちなみに今世紀に入ってから何度も訪れたナミビアでは専ら「中国人」呼ばわりでした。アフリカには日本人の100倍住んでいるという話ですから無理もないですけど。)もちろんいい気持ちはしませんでしたが、「まあ連中に区別が付くはずがないから仕方ないか」と達観していました。私らだってラテンアメリカやアフリカから来た人達の出身国までは十中八九判らないでしょうし。(ただし勘違いはしても、それを口にするかしないかに国民性の違い、または民度の差というものが現れるとは思っています。)馴染みのない国や地域ほど「一緒くた」にする傾向は誰にでもあるでしょう。なので、うるさいことを言うのは野暮なのかもしれないという気もしてきました。
しかしながら、国・地域あるいは宗教によって「左手を使ってはいけない」「子どもの頭をなでてはいけない」といったタブーがいろいろありまからね。こういうのは重大なトラブルを引き起こしかねず、無知だったからと笑って済まされる話ではない。ヒロシが現地で地雷を踏んでしまい大変な目に遭ったというシーンをこれまで一度も見たことがないことから(隠しているのならケシカランですが)、おそらくはスタッフが事前に「これだけはやっちゃいけない」という最低限の注意事項は伝えているんだろうと想像します。
あの番組も今は海外ロケどころではないと想像しますが、ホームページに「差しあたって3か月は放送される予定…」とありましたので、しばらくはストックの放出で凌げるということでしょう。ならば撮影再開までの期間を有効に活用してほしい。番組の質向上をはかるには絶好の機会といえますから。