今日仕入れた無頭210キロのアメリカのボストン産天然本マグロを解体していたところ、包丁に違和感が…モリ傷がある場合は前もってマグロの皮に赤いペンキで印がしてあるのですが、それもなく『?』と思い一度包丁を抜いてチェックしたのですが、社長、番頭さん共々『骨じゃないの?』と言うことで再度包丁をいれ慎重に作業再開。しかし『ゴリゴリ』というなんともいえない感触にモリである事を確信した私はもう一度包丁を抜き深く手を突っ込むと…やっぱりありました。例のデカい『モリ』です。どうやら荷受けが印を付け忘れたようで思いっきり包丁を当ててしまいました。真鍮製の硬いモリもご覧の通りにめくれあがるほどマグロを卸す包丁は切れるんです!おかげで包丁はまるっ刃になってしまいすっかり切れなくなってしまい…研ぎ直しになってしまいました(TOT)まるっ刃を直すのって本当に大変なんですよね。。しかし、卸包丁はマグロ屋の命!しっかり直すしかありません。
ちなみににマグロを卸す長い包丁(卸包丁)は買うと40万円くらいするのですが、今は卸包丁を打てる職人がおらずもう売ってないらしいんです。とにかく大事に使うしかないのですが、将来の事考えると困っちゃいます(+_+)
しかし、包丁やっちゃったけど魚が良かったから救われたかな~^_^;
台風きてますね!海時化ちゃうなぁ~(>_<)
築地まぐろ屋3代目築地直送販売はこちらへ
ちなみににマグロを卸す長い包丁(卸包丁)は買うと40万円くらいするのですが、今は卸包丁を打てる職人がおらずもう売ってないらしいんです。とにかく大事に使うしかないのですが、将来の事考えると困っちゃいます(+_+)
しかし、包丁やっちゃったけど魚が良かったから救われたかな~^_^;
台風きてますね!海時化ちゃうなぁ~(>_<)
築地まぐろ屋3代目築地直送販売はこちらへ