築地まぐろ屋3代目 豊洲市場場内からのマグロ新鮮情報

築地市場場内で40年以上のマグロ仲卸をしている、『松井水産』より、豊洲に移動しマグロの仕入れ情報、お得情報を毎日に配信

遂に・・・(><)

2021-11-18 08:45:44 | Weblog
年末に向けてマグロもじりじりと高くなってきている11月の下旬。
冬が近づくにつれて太平洋、大西洋共に時化る日が多く、セリ場に出てくる魚も
やはり減ってはきます。
そして時化る日が多くなると、大型船の延縄漁は漁に出られても、
小さい釣りの船は出られないとなりますので延縄漁のマグロが相対的に多くなったりもしますね。

実際今日出ていた大西洋カナダ産もほとんどが延縄漁。
ただ荷主さんに聞きましたが、ものすごい時化で船の揺れがひどく、捕れた魚が船の中で
時化によってぶつかってしまい、今日あった中の数本はシミ(打ち身)が出てしまっておりました。
かなりひどい時化だったようです(><;;)

そんな中で捕ってきてくれた貴重な大西洋ジャンボ!
今日も順調に高かったです。
特に130キロ~150キロくらいのちょうどよい!?サイズ帯の相場が高く、
大きい物は特に良いもの以外は若干、買いやすい??かな(^^;;)
しかし今日はそこのサイズも意外に高く、結局自分が目星つけていたサイズはすべて買えず。。
最終的に無頭の216キロという、遂に200キロオーバーのサイズを買うざるを得ない状況に(^^;;)



魚は良かったんです・・・魚は(笑)
ただ、デカすぎ(><)
お得意様にも「デカすぎでしょ」と。。。(汗)

でもですね、延縄で鮮度も十分、脂もあって色も冷やしこめば冷やしこむほど鮮やかに出てくる
「良いジャンボ」だったら200キロ超えてても『いっか』と(笑)
あとは腰が痛くならないことを祈るばかりです(^^;;)


近海物も数は少ないですがぼちぼち。
ただ値段は高いですね。。
久しぶりに「大台越え」の単価をセリで聞きました。


この大西洋もいつまで??ですが、いよいよ冬が近いですね・・・