天然で～す！

今日もあります！対馬海峡の天然本マグロ(^-^)ご覧の通りの脂の乗りで魚最高です♪
連日マグロに関する報道が続いていますが、これから暖かくなりこの日本海の本マグロや宮崎のキハダマグロなどが出てきてくれればすぐに影響が出ることはないかと思います。それよりも早く騒動が落ち着いてほしいというのが私の本音…ポスト本マグロがミナミマグロだのキハダマグロだのカジキマグロだのと報道されると相場も敏感になってきてしまいますからね。。


考えてみればもともとは輸入マグロは無かった事を考えれば、本マグロにこだわらずにメバチ、キハダ、カジキと旬のマグロで何とかなるかもしれませんね(^^)ただ今回の大西洋の件が他のマグロ類に飛び火しない事を願うばかりです。


あしたはこの対馬海峡、少ないようです(T_T)キハダに期待かな？？

本物の味…

今日は久しぶりの天然物！対馬海峡の旋網本マグロを入荷しました！魚体は20～30キロと小さくもったいない気はありますが、魚は脂もバッチリ乗ってて良い魚でした♪
しかし、その久しぶりの天然本マグロよりもうまそうな魚が!？写真の千葉県銚子産のキハダマグロです！写真で見てもわかるくらいに全身に脂乗ってます(^-^)これは本当に美味そうですね♪本当の魚の旨味を感じさせてくれる魚です！


先ほど某スポーツ紙で近大の完全養殖本マグロの記事を読みましたが、その中に『うちのマグロは赤身ですらトロの味がする！』と研究所所長さんのお話しが出ていました。大西洋産が輸入禁止になる事が濃厚な今、もちろん私たちも近大の完全養殖には期待してますが、そんな今だから敢えて言わせてもらいます！私たちマグロ仲買業者のほとんどが全身トロのマグロなど求めていないという事です!!近海養殖でも今は奄美大島より京都伊根の方が人気があります。その理由は『奄美大島の養殖は脂が"ありすぎる"から』なんです。京都伊根の方がより天然に近く、赤身もちゃんと"赤身"だから人気があり値が出るんです。作り手と使い手が同じ価値観を持たないと、せっかく苦労して育てた魚も正当な値は付きません。

中国や韓国では養殖の"脂"が人気のようですが、やはりマグロは日本人の食文化！日本人は本当の魚の旨味を知っているはずです。今の時代、養殖には頼らざる得ませんが、間違っても"全身トロ"などは業者は求めていないという事をおわかりいただければと思います。


このキハダマグロのような"本当の味"をいつまでもご提供していきたいものです(^^)

春ですね～

先週は雪が降ったり暖かくなったりで冬の終わりを実感しますが、そんな春っぽい天候のおかげで海は大荒れ！週末は少し落ち着いたようですが、春の強風はネックです。。そんなわけで今日も養殖本マグロが中心で天然本マグロは数本のみ…メバチマグロも少なく相変わらずの競り場となっていました。しかし明日は小さめですが日本海の天然本マグロが出てくるようです!!後は買える値段かどうかですが…


今、頼みの京都伊根や写真の奄美大島の養殖本マグロもそろそろ終わりに近づいてきているようです。これが終わっちゃうと困るなぁ～(T-T)

怪獣のタマゴ!?

今日仕入れたインドネシア産の天然インドマグロに出てしまった特大ヤマイ(TOT)人間で言うところのガン細胞みたいなものなのでしょうかね？？見た感じマグロの中に怪獣のタマゴが入ってるみたいです。触った感じは固く、キレイに『ボコッ』と取れるのですが、はっきり言って気持ち悪いですよね。。当然魚は使えず大損です(泣)
ただこの手のヤマイは本マグロやメバチマグロには出ないんです。インドマグロ特有の病気か何かなのですかね(?_?)ここんとこ南方系インドマグロでやられてるなぁ～(+_+)

しかし現状で天然で使える脂はインドマグロのみ…買い続けるしかなさそうです！



今日は養殖本マグロも高かったですね～(>_<)ジリジリと上がってしまうかもしれませんね。。



マグロの行く末は如何に…？？

憂鬱…

今日も養殖本マグロが多く天然本マグロもメバチマグロも少ない状況でした。
昨日のニュースではかなり報道されていましたが、いよいよ明日からワシントン条約の会議が始まります。はやり反対の日本の立場が厳しい事に変わりはなく、いよいよ大西洋、地中海の本マグロが輸入禁止となることが現実となってしまいそうです。
冷凍物はまだ在庫があるようなので『今すぐ』の影響は出ないと思いますが、生に関しては今の生マグロ競り場から地中海の魚が無くなったと考えるとかなりダイレクトに影響が出てしまうかと思います。冷凍物も在庫あるとはいえ、荷主さんもそこは人間の心理的に『安く売りたくない』と思うでしょうから安値のリスクのある競り場で売るよりは確実に売りだい値で売れる"相対"売りになってしまうかもしれませんね。値が高くなるのも避けられそうにはなく、私たち仲買も覚悟せざる得ません(泣)
こうなると私たちが期待を寄せるのは写真の京都伊根産のような『近海養殖』しかありません。天然があればそれにこしたことはありませんが、やはり安定供給を現実のものとしてくれるのは養殖しかないかと思います。。。


そしてこの規制の"飛び火"がメバチマグロやキハダマグロ、そしてインド洋、太平洋に及ばない事を祈るばかりです。。


私たち日本人の大好きな"マグロ"…どうなってしまうのでしょうか？？



昨日の『訳ありインドマグロ』にたくさんのご注文をいただき誠にありがとうございました(^-^)この場をお借りして心よりお礼申し上げます!!

訳あり！特売です

写真のオーストラリア産の天然インド(ミナミ)マグロ、明日１日だけの大大特売セールをさせていただきます！訳ありと言うのは、写真では少々わかりずらいのですが、赤身の色が少し濃く(黒っぽく)出てしまっただけなのです。が、味にはまったく変わなく天然インドマグロの濃厚な旨味はたまりません!!この色合いもインドマグロ特有のものなのですが…やはり見た目で敬遠されがちなのが今の時代。。トロにはまったく弱点はなく本当に美味しそうです(^-^)


そして気になるお値段ですが、中トロが500グラムで1200円(なんと100グラム辺り240円！)赤身は500グラムでたったの500円(゜o゜)!!中トロは限定15キロ、赤身は限定10キロで本日深夜12時まで(品切れ次第終了)の受付、明日の発送のみとさせていただきます。またご注文は大変申し訳ないのですがインターネットのみとさせていただきますが、是非この機会に希少な『天然インドマグロ』を味わっていただければと思います(^-^)よろしくお願いいたします！


今日は珍しくニュージーランド産の天然本マグロが一本だけ出ていたのですがお値段が…普段は安いニュージーランド産も今はとてもじゃありませんが手が出せず、いまや"天然"というだけで高値は間違いまりませんね。本当に『幻の天然本マグロ』になりつつありますね。。


そんなわけで!?天然インドマグロのご注文、お待ちしていまーす(^-^)

★販売終了★


食べログに掲載されました。皆様ありがとうございます。

天然仕立て！

写真の今日の京都伊根産養殖本マグロ、見た目では判断付きにくいほどに天然のような見栄えでちょっと驚きました！同じ京都伊根の魚でも今までのはやはり『養殖』とわかる色合いでしたが、今日の魚はお見事です!!この先どうなるかはわかりませんが、この国産の養殖本マグロの時代がくることは間違いありません。が、養殖もこのような魚でしたら徐々に受け入れられていけるのではないかと思います。やっぱりマグロは"赤"くないとマグロじゃありませんからね(^-^)


春が近づくにつれて長崎県の天然本マグロの数も少しずつ増えてきています。これがもう少し北上し、境港辺りまで上がってくればいよいよ日本海マグロのシーズンです！去年はあまり数多くなかったと記憶してますが、今年はどうでしょうかね？？

バチ！バチ！バチ!!

今日は久しぶりにメバチマグロ、大量入荷です。先週まではメバチマグロが少なかったのですが、今日はオーストラリア産が多く出ていました(^-^)
もしクロマグロがダメになったらもうこいつしかありませんからね。。今日はいつもとちょっと違った感じでメバチマグロが見えました！できれば近海物があればもっとよかったのですが…


いよいよ今週13日から始まる会議で私たちマグロ屋の、、いや！日本人の食文化の行く末が決まります!!話しでは微妙な採決らしいですが、なんとか『日本人の食文化』は守ってもらいたいものです!!

自画自賛！

昨日、伊豆七島神津島のお客様に荷物を発送しようとしたところ、なんと東海汽船が大島以外欠航…どうやら海は時化ていたようですが、今日は小物類あったのかな？？マグロ類は近海物は天然本マグロはゼロ！メバチ、キハダ類もほとんど無く南方系の輸入物が中心で当然のように高値水準でした。本マグロに関しましてはもう天然物に固執できないくらい数が無く、値段も一万円先が普通の値になってます(^^;;人間の『慣れ』って恐ろしいですね。。


今日はちょっと時間がありましたのでパックにお刺身作ってみました(^-^)中身は京都伊根産の養殖本マグロの赤身と千葉県銚子のマカジキのハラモのお刺身です！赤とオレンジの色合いがキレイです(自画自賛!!)我ながらgoodな出来映えでした♪


休み明けも養殖本マグロはあるみたいですが、情報だとメバチマグロも少し増えるような事を耳にしました！ホントかな？？

アメリカも…

昨日のニュースでアメリカ政府も大西洋、地中海のクロマグロの国際取り引き禁止案に賛成の立場を採ると報道されていましたね。まだカナダの立場がどうなのかちょっとわかりませんが、これで夏のボストンの大西洋天然本マグロが無くなる事は確実となりました。アメリカ、カナダは本マグロの養殖事業をしていませんので、これでますます天然の本マグロは『高嶺(高値!?)の花』となりそうですね!!地中海でどこか留保に回ってくれる国があるのかどうか私にはまだわかりませんが、どちらにしても地中海は養殖本マグロがほとんどですのでアメリカが賛成に回ってしまった事は私たちにはかなりイタいニュースですね(T-T)


私見ですが…クロマグロが減っているのは間違いないのだと思うのですが、果たしてその理由が本当に日本人が食べ過ぎているからなのでしょうか？？いくら日本人がマグロ好きだといっても毎日食べるわけでもないですし、ましてやメバチマグロと違いクロ(本)マグロは高級とされている魚です。人口だって一億数千万ですし、それで地球上のクロマグロの数が減ったのは日本人のせいだみたいに言われている事が私にはなんとも納得がいかないのですが…

つい先日にも書きましたが、マグロだけでなくイワシやサバなども数が減っています。なぜそこには『？』が付かないのでしょうか！私は海洋学の専門家ではありませんからなんとも言えませんが、この地球の海にクジラが増えすぎているのは間違いありませんよね？クジラが１日に食べるエサの量が多いのは専門家でなくてもなんとなくわかります。クジラを穫れなくなってから、マグロの質も以前のような本当に品質の良い魚はなくなってしまいました。その理由はエサにある事は間違いありません。特に南半球に生息するインド(ミナミ)マグロには顕著にその影響が見られたようでした。私の年齢ですとその時代のインドマグロを良くは知りませんが、昔のケープタウンで捕れたインドマグロは本当に素晴らしかったと聞きます。友人である船主の社長に聞いても『インド洋にエサが少なくなった』のが原因だと話してました。地球の生態系を破壊してまでクジラを保護する意味が私にはわかりません。もちろん乱獲はいけませんが、このままマグロまで保護したら近い将来は小
魚なんていなくなってしまうのではないかと、大袈裟ですがそんな可能性も感じる事ができてしまいますね。。

これからは今以上に国産の養殖物に頼るしかありませんね。写真のように今の国産養殖はすごく魚良いのですが…残念なのは私たちの後の世代に美味しいマグロを食べさせてあげられない事ですね。


これも時代ですかね…