すちゃらかな日常 松岡美樹

サッカーとネット、音楽、社会問題をすちゃらかな視点で見ます。

【第2次森保ジャパン】W杯ベスト8?「どんなサッカーで?」がカギだ

2023-01-13 07:05:29 | サッカー日本代表
堅守速攻なら先は見えたが……

 気がつけば世の中的にはW杯で日本は「ベスト8」が目標になっている。だが片や、JFAは「ポゼッションサッカーで戦う」を並行して同時に目標にしようとしている。

 となると必然的に「ポゼッションサッカーでベスト8」がなんとなく目標になりつつあるが、ぶっちゃけそれは時期尚早だと思う。

 つまり「どんなサッカーで戦いベスト8なのか?」が非常に重要なのだ。

 例えば日本はカタールW杯で、堅守速攻で戦いベスト16だった。ドイツやスペインを破るなど、ジャイアントキリングも成している。

 おそらくこのまま堅守速攻で戦えば、ベスト8はそう遠くないのかもしれない……。

ポゼッションならイチからやり直しだ

 だが「ポゼッション縛り」で戦うとなれば話は別だ。またゼロからやり直しになりベスト8は遠のくだろう。つまり同じベスト8をめざすのでも、「どんなサッカーで戦うのか?」が大きなカギになるのだ。

 ベスト8と「ポゼッション縛り」がすぐ同時に実現できるとは思えない。

 W杯本大会をポゼッションサッカーで戦うとなったら、また「雑巾がけ」から始めなければならないだろう。

 まずはGS突破を目標にして何大会かを戦う。そして徐々に出世してやがてはベスト8に到達する、という段取りになるのではないか?

 くれぐれも楽観は禁物だ。

 カタール大会でドイツとスペインを破ったからといって、急に都合よくスタイルをポゼッションに切り替え、早期にベスト8が達成できる、なんて甘いもんじゃない。

 ポゼッションで行くなら、ポゼッションなりの積み上げ期間がそれなりに必要だ。

 ローマは一日にして成らず、である。

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