ハイボールに気をつけろ
女子ワールドカップは6日、決勝トーナメント1回戦のアメリカ(世界ランキング1位)vsスウェーデン(同3位)戦が行われたが90分で決着がつかず、延長・PK戦の末、スウェーデンがアメリカを退けた。
この結果、なでしこジャパンは8月11日(祝日)の日本時間16時30分にキックオフされる準々決勝でスウェーデンと対戦することになった。NHKが16時10分から総合テレビ(地上波)で生中継する。
スウェーデンはダイレクト攻撃を志向する大柄な選手ぞろいのチームだ。4バックが左肩上がりになり3バックで丁寧にビルドアップするケースもあるが、高さを生かして最終ラインから縦へのダイレクトなロングボールもある。
彼女たちのフィニッシュはほぼ、サイドからのハイクロスに合わせる形だ。高さとパワーの勝負である。競り合いに勝つフィジカルも強靭だ。
この試合ではアメリカのほうがグラウンダーのボールも使い、まだ緻密なサッカーをやっていた。決定機もスウェーデンより多く作ったが決め切れず、0-0の末に延長・PK戦で決着がついた。大味な試合だった。
日本とすれば、苦手なハイボールを多用してくるパワフルな相手だけにアメリカよりやりにくいかもしれない。ただそのぶん敵は鈍重で小回りが利かない。なでしこ持ち前のアジリティとトランジションのよさで勝負したい。
プレスをかけてクロスを蹴らせない
スウェーデンとの準々決勝では、日本は相手ボールホルダーにしつこくプレスをかけ、クロスを蹴らせないようにする必要がある(もしくは蹴らせてもコースを狂わせる)。
日本は決勝トーナメント1回戦のノルウェー戦でこれができず、相手を自由にさせてクロスを蹴らせてしまい、高さを生かされ今大会で初失点した。十分に気をつけることだ。
いったん敵のクロスが中へ入ってしまえば、高さと競り合いの激しさで絶対的に日本が不利になる。
くれぐれも敵ボールホルダーへのマークを怠らず、足元にプレスをかけて自由にさせない。クロスボールを蹴らせないーー。また同じ理屈でコーナーキックとフリーキックも要注意だ。
これが勝利への方程式である。
女子ワールドカップは6日、決勝トーナメント1回戦のアメリカ(世界ランキング1位)vsスウェーデン(同3位)戦が行われたが90分で決着がつかず、延長・PK戦の末、スウェーデンがアメリカを退けた。
この結果、なでしこジャパンは8月11日(祝日)の日本時間16時30分にキックオフされる準々決勝でスウェーデンと対戦することになった。NHKが16時10分から総合テレビ(地上波)で生中継する。
スウェーデンはダイレクト攻撃を志向する大柄な選手ぞろいのチームだ。4バックが左肩上がりになり3バックで丁寧にビルドアップするケースもあるが、高さを生かして最終ラインから縦へのダイレクトなロングボールもある。
彼女たちのフィニッシュはほぼ、サイドからのハイクロスに合わせる形だ。高さとパワーの勝負である。競り合いに勝つフィジカルも強靭だ。
この試合ではアメリカのほうがグラウンダーのボールも使い、まだ緻密なサッカーをやっていた。決定機もスウェーデンより多く作ったが決め切れず、0-0の末に延長・PK戦で決着がついた。大味な試合だった。
日本とすれば、苦手なハイボールを多用してくるパワフルな相手だけにアメリカよりやりにくいかもしれない。ただそのぶん敵は鈍重で小回りが利かない。なでしこ持ち前のアジリティとトランジションのよさで勝負したい。
プレスをかけてクロスを蹴らせない
スウェーデンとの準々決勝では、日本は相手ボールホルダーにしつこくプレスをかけ、クロスを蹴らせないようにする必要がある(もしくは蹴らせてもコースを狂わせる)。
日本は決勝トーナメント1回戦のノルウェー戦でこれができず、相手を自由にさせてクロスを蹴らせてしまい、高さを生かされ今大会で初失点した。十分に気をつけることだ。
いったん敵のクロスが中へ入ってしまえば、高さと競り合いの激しさで絶対的に日本が不利になる。
くれぐれも敵ボールホルダーへのマークを怠らず、足元にプレスをかけて自由にさせない。クロスボールを蹴らせないーー。また同じ理屈でコーナーキックとフリーキックも要注意だ。
これが勝利への方程式である。