王者の貫禄を見せた横浜FM
J1リーグの開幕戦が17日、等々力競技場で行われた。連覇を目ざす昨季王者の横浜F・マリノスが、川崎フロンターレを2-1で下した。ポゼッション率37%の横浜が、持ち前のショートカウンターで川崎を粉砕した。
試合はハイライン&ハイプレスの横浜と、ショートパスをつなぐポゼッションサッカーの川崎との激しいつばぜり合いになった。フォーメーションは横浜が4-2-1-3、川崎が4-1-2-3。川崎は右SBの山根視来が偽SB化してアンカー脇を埋めた。これにより3-2-5に可変し、ビルドアップ及び被カウンターに備える新機軸を見せた。
前からしきりにハイプレスをかける横浜は前半4分。川崎のGKチョン・ソンリョンのフィードを至近距離で横浜のエウベルが頭でカットし、トップ下の西村拓真が余裕をもってコースを狙い右足で先制点を挙げた。好調の西村は日本代表への招集もあるのではないか?
横浜はチームコンセプト通りの、ハイプレスからのショートカウンターが痛快に決まった形だ。
「ボールをもつ側が勝つとは限らない」
そして横浜の2点目は前半38分だった。
横浜の左SB永戸勝也が左CKからゴール前へクロスを入れると、FWアンデルソン・ロペスが頭で落とし、それをエウベルが倒れ込みながらオーバーヘッド気味のシュートを叩き込んだ。
これに対し川崎は試合終了間際の後半46分、左SBの佐々木旭がこぼれ球を拾って縦に持ち運び、ペナルティエリア左から中央へ横パスを出す。それに走り込んだアンカーの橘田健人が右足で合わせ、1点を返すのがやっとだった。
川崎は後半に盛り返しさかんにポゼッションしたが、横浜の守備にあいゴールが遠かった。負けた川崎のポゼッション率は63%。横浜がカウンターの威力を見せ、「ボールをもった側が勝つとは限らない」というサッカーの一面の真理を立証した試合だった。
横浜FMは今年も暴れそうだ。
J1リーグの開幕戦が17日、等々力競技場で行われた。連覇を目ざす昨季王者の横浜F・マリノスが、川崎フロンターレを2-1で下した。ポゼッション率37%の横浜が、持ち前のショートカウンターで川崎を粉砕した。
試合はハイライン&ハイプレスの横浜と、ショートパスをつなぐポゼッションサッカーの川崎との激しいつばぜり合いになった。フォーメーションは横浜が4-2-1-3、川崎が4-1-2-3。川崎は右SBの山根視来が偽SB化してアンカー脇を埋めた。これにより3-2-5に可変し、ビルドアップ及び被カウンターに備える新機軸を見せた。
前からしきりにハイプレスをかける横浜は前半4分。川崎のGKチョン・ソンリョンのフィードを至近距離で横浜のエウベルが頭でカットし、トップ下の西村拓真が余裕をもってコースを狙い右足で先制点を挙げた。好調の西村は日本代表への招集もあるのではないか?
横浜はチームコンセプト通りの、ハイプレスからのショートカウンターが痛快に決まった形だ。
「ボールをもつ側が勝つとは限らない」
そして横浜の2点目は前半38分だった。
横浜の左SB永戸勝也が左CKからゴール前へクロスを入れると、FWアンデルソン・ロペスが頭で落とし、それをエウベルが倒れ込みながらオーバーヘッド気味のシュートを叩き込んだ。
これに対し川崎は試合終了間際の後半46分、左SBの佐々木旭がこぼれ球を拾って縦に持ち運び、ペナルティエリア左から中央へ横パスを出す。それに走り込んだアンカーの橘田健人が右足で合わせ、1点を返すのがやっとだった。
川崎は後半に盛り返しさかんにポゼッションしたが、横浜の守備にあいゴールが遠かった。負けた川崎のポゼッション率は63%。横浜がカウンターの威力を見せ、「ボールをもった側が勝つとは限らない」というサッカーの一面の真理を立証した試合だった。
横浜FMは今年も暴れそうだ。