
ショルダーバッグその2です。
肩から提げるためのベルトは市販のものを使ったのですが、
ベルトをとめるためにDカンをマチに縫い付けました。
そしてそこには、お気に入りのどんぐり君をぶら下げて…。
小さくても存在感があります。
さて、もうひとつの失敗は、仕上がって、斜め掛けにしてみて気付きました。
(なんだか不安だなーという思いはずっとあったのですが…。予感的中でした。)
実は蓋に付けた留め具代わりのベルト。本の通り1枚革にしたのですが、
他の部分がしっかりしているだけに、そこだけ安っぽく見えるし、
それだけじゃなく、蓋に豚革の裏を貼って

(こんな風になってます。内側にもポケット付き!)重さや硬さが出たせいか、
留め具としてはいささか(いや、大いに!)頼りないのです。
本には美錠がちゃんと付いてたのですが、
秋田じゃ見つからなかったし、
美錠の開け閉めが面倒なのは、
ヴィトンのショルダーで経験済み(せっかくのヴィトン、使ってません)。
なので、デザイン変更したのですが、
どうもこれは経験不足から来る失敗だった模様。
しかも、もうカシメで留めた後なので、やり直しができません。
絶体絶命のピンチ!
その時また神のお告げのような言葉がSさんから。
「下の方だけ2枚にしたら?もちろんステッチもね。」って。
あ、そうか、なるほど。
失敗してもちゃんと解決策が浮かぶのはこれまでのハンドメイドの歴史だなーと、
感謝感激!!の私なのでした。
こうしてようやく完成したショルダーバッグ、気に入ってます。
なんだか本物の職人さんが作ったみたいに見えちゃいません?
(全く自惚れやさんだなー、私)

仕上がってからヴィトンのと比べてみたら、
測ったわけでもないのに、ほぼ同じサイズでビックリ。
これってショルダーバッグの黄金率?