気の向くままに2

その日の気分で、思いついたことを書いていきます。

天然の芳香剤

2008-05-08 20:42:52 | yaplogから

庭に咲いている小花をあれこれ切って
花瓶代わりのビアカップに挿して、
洗面所に飾ったのですが、
出入りする度にいい香りがします。
どの花かなーと鼻をクンクンさせたらスズランの匂いでした。
もっと楽しみたくて、居間にお引越しさせました。


ハッピー?バースデー

2008-05-07 19:44:14 | yaplogから

昨日、誕生日でした。
いつも歳を聞かれると「うん、24歳。」と半分受け狙いの嘘をついているうちに、
自分の歳を勘違いして一つ多く思っていました。

この間アケビに
「あなた、今度誕生日が来たら○○歳なんだけど。」と指摘されて、
自分の間違いに気付いた私です。
まあ、この歳になれば1つ2つ多かろうが少なかろうが、どうでもいいんですけどねー。

そんな天然ボケの私めにも祝ってくれる人はいて、
昨日はWACCと1+3からプ
レゼントを頂きました。

WACCからは「リラックスできるように」と
ハーブティやハーブ入りのハンドクリームやオイルでした。

最近とみに手荒れの気になるお年頃。
春になってもカサカサで、スーパーではビニール袋をなかなか開けられないのです。
最初のうちは必死になって悪戦苦闘していたのですが、
この頃は躊躇無く指を舐めて開けています。
そんな「おばさん」全開の私にはハンドクリームは必需品でございます。
これを選んだと言うことは…、
もしやWACCにも似たような経験があるのでは?
とつい勘ぐってしまいました。

オイルはどうやって使うのだろうと説明書きを読もうとしたら、読めません。
「私アメリカ人だから日本語分~かりません!」と言うわけではもちろん無く、
ちっちゃいのよ、字がー。
誰かの手を借りてもう20センチ離したい気分でした。
(じっくり読んだら、これはロールオンタイプの香水でした。いい香り!)

1+3からは私好みの紫色の小花模様の「和」の風呂敷類と
自作のパッチワークでした。

袋物かなー?と手に取ったらこれが意外にもブックカバーなのでした。
本が抜けないように滑り止めが付いていたり、可愛い飾り付きの栞まで付いていて、
使いやすい工夫がしてあります。
最近忙しさにかまけて、本を読むことがめっきり減っていますが、
これを機会に読書を復活させたいなー。

WACC・1+3どうもありがとう!


お祝いの晩御飯は
自分で取ってきた蕗や笹竹を混ぜたちらし寿司をメインに山菜オンパレードにしました。
ウドの酢の物最高!


山の神様、ありがとう②

2008-05-06 19:53:49 | yaplogから

斜面を登ったり山菜を取るために無理な体勢で踏ん張ったりしたせいか、
だいぶ汗が出てきて、腰や肩が痛くなり、ふくらはぎもバンバンに張ってきて、
限界かなーと思っていたら、
「そろそろ、止めるか?アイコ汁食わせるぞ。」と先輩。
実働は1時間半ほどだったでしょうか?

山道からアスファルトの道に戻り、
また別の林道に入っていったら、
馬場目川の渓流沿いに綺麗な東屋がありました。

「今、うっめーアイコ汁と天ぷら作ってやるから、その間に持って帰る
山菜を川で洗って来い。」
と先輩は言います。
私たちに食べさせるために昨日のうちにヤマメや山菜を取って下ごしらえをして、
その上比内地鶏や海老まで買って、
ガス代・鍋その他を準備していたのでした。
大きなダンボール類も湧き水もその調理のためのものだったと言うわけです。
どこまでもマメな人です!

こんなサプライズプレゼントまであろうとは、全く考えてもいませんでした。
「一度連れてって下さいよ。山菜の生えている所が見たいんです。」
なんて簡単に頼んだばかりにこんな面倒をかけて、
申し訳ない気持ちで一杯でしたが、
こうなったらとことんご好意に甘えようと思いました。

Tちゃんと二人でたくさんの山菜を洗っていたら、
「出来たぞー。」と先輩の声。
それが上のアイコ汁です。
比内地鶏から出た脂が表面に金色の膜を張った醤油味の椀物の美味しかったこと。
これ以上ないほどシンプルなのに、これ以上ないほど深い味なのです。
私は思わず天井に向かって「美味いー。」と叫んでしまいました。
Tちゃんはウンウンと唸りながら黙々と食べ、
あっという間に2杯目を盛りに行きました。


天ぷらもウドやタラノ芽などいろいろな種類を揚げては持ってきてくれます。
まるで「はげ天」みたい!
至れり尽くせりで、今日の私は召使改め女王様です。
揚げたてを食べるのですからまずかろうはずもありません。
特に3枚に下ろしたヤマメの天ぷらは絶品でした。
生臭みを取るために牛乳やビールを使ったと言うことですが、その風味は言葉に出来ません。

「山で食べるから美味いんだ。」と謙遜している先輩ですが、
それぞれの素材を知り尽くした料理に「恐れ入りました。」と言うしかありませんでした。


木漏れ日の中に咲くニリンソウや


エンレイソウも見られたし、


こんな可愛い黄色の花も咲いていました。
(帰ってきてから検索したら、
大きな葉っぱと黄色のスミレみたいな花が特徴のオオバキスミレのようです。)

体は疲れたけど、気分は晴れ晴れの、とても楽しい1日でした。

山の神様ありがとう!
そして、先輩・Tちゃんに感謝!


山の神様、ありがとう①

2008-05-05 19:47:19 | yaplogから

私、前から山菜の生えている所を一度は見たいと思っていたのです。
ジャイアン先輩とTちゃんに頼んで、
昨日ようやく念願が叶いました。

前の晩はなんだか遠足の前の日みたいにワクワクして、なかなか眠れませんでしたが、
なんと目覚まし無しで5時過ぎには目が覚めました。
遊びだと起きられるから現金なものです。

Tちゃんの指示通り、帽子を被り、ヤッケを着て、ゴム長を履き、
両手が使えるようにリュックを背負い、手には軍手という完全武装で、
朝7時に実家の前で拾ってもらって、車に乗り込みました。

途中、水を汲んでいくと言う先輩。
山の湧き水を大きなポリタンクに大量に汲んで車に積み込みました。
(これが何のためなのかは明日書きます。
この時私は随分大きい容器だなー、位にしか思わず、気にも留めていませんでした。)

馬場目の奥の沢をどんどん進むと粗末な鳥居がありました。
「山の神様だ。さあお祈りしろ。」と言うジャイアン先輩の声で3人揃って車に中からかしわ手を打ち、
いよいよ第一ポイントに到着。
ここでは山ウドゲットです。

その後もこの道30年だと言う先輩の知っている山菜のポイントに次々に移動し、
アイコ・シドケ・ホンナ・ヤマワサビ・竹の子・蕗などを採りました。

私は見るだけのつもりで行ったのですが、
先輩が付きっ切りで山菜の種類や取り方を教えてくれたので、
思いがけない大収穫となりました。

先輩の「ほらそこ。アイコだ。ほらここ。シドケだ。」と指差す所を取っているうちに、
だんだん私にも探せるようになったのです。


見てください。こんなに取ったんですよ。
(もちろん2人に手伝ってもらったのですが…)

途中、「後ろを見てみろ。」と言われて振り返ったら、
そこに広がる景色は物凄い急勾配でした。
こんな所をいつの間に登ったんだろうと自分でビックリ。
夢中で山菜を追いかけていたから出来たことですよね。

昨日秋田は最高気温が30度近かったそうで、
次第に気温も上がり汗だくになりましたが、気持ちのいい汗でした。


行く前は山の中で咲く可憐な山野草を見たいと思っていた私ですが、
花ではなくシドケ(モミジガサ)の美しさに感動しました。
ツヤツヤとした緑の葉っぱ、銀色がかった紫色の茎を持つシドケが、
太陽の光を浴びてすくっと背を伸ばして生えている様子は、
なんとも言えない神々しさでした。

帰りも山の神様に手を合わせて帰ってきました。