総天然色・魔人スドォの円盤-3D

BDソフトを中心に画像・イラストを交えて、
映画をオモシロ可笑しく雑談するブログです♪
【3DBDソフト推進ブログ】

『トランスフォーマー/最後の騎士王』 3D映像評価

2017-12-23 | 3DBDソフト評価
『トランスフォーマー/最後の騎士王』 3D映像評価


『トランスフォーマー/最後の騎士王 スチール・ブック仕様 3D』 購入 ←クリック!

このシリーズに、ストーリーを求めてはいけない! ←おいおい~(^_^;)
はい、派手なVFX映像を楽しむための映画です。 観る環境次第で評価が大きく変わる作品であります。

(IMAX 3Dの劇場で観た方は最強だろうネ~?)
    
    ←2DのSAMPL画像クリック!

 

この映画が公開されるときにテレビでやってた、キャッチフレーズ 「超3D」 は本当なのか?
先にお答え致しましょう。

画質よし!視差の強さよし!3D映えする派手な演出よし!
本当に 「超3D」 でした!

マイケル・ベイ監督の作品って、グレイン(粒子)が強めの粗い映像の印象が強かったのですが、
根本的に2Dの映像もそうなのですが、グレインなど一切ない鮮明でクリアな澄み切った高画質な3D映像になっております。
コントラストは高くメリハリがあり、色彩は豊かで色濃く、誰が見ても美しいと思えるトップレベルの画質です。
よくVFXのCG映像はクリアなのだが、実写部分は粗さを感じたりすることが多いのだが、
本作は実写も変わらず美しく、視聴していても映像からくるストレスは一切感じることはありません。
視差はかなり強く、奥行きは深く取られており、画面から飛び出しも多く驚かされます。
特に派手なVFX映像の見せ場では視差は強烈になり、そのあまりにもの視差の強さに脳内の視覚領域が刺激される。
これほど視差が強いのは、 『アバター』 以来ではなかろうか?



演出面でも3D映像を意識してつくられており、特にラストに向けての8分+26分のクライマックスの映像は圧巻!
8分部分のビーとオプティマスプライムの戦闘は凄まじく、
100インチのスクリーンで観れば弩級の迫力に驚愕し、55インチのモニターで観るならば あまりにもの美しい映像に身震いをする。
26分のクライマックスシーンは風景がグリグリと回り込む疑似体感も凄まじく、浮遊感が堪らない。
PSVRで視聴すると良い意味で軽く酔います~(^_^;) 驚いたのがそのPSVRの映像の画質。
本来、画質の悪さが欠点のPSVRであるのだが、顔のアップなどの対象物が大きい映像では思いのほか美しい映像になっております。
(全編この画質ならば...。疑似体感の浮遊感を体験したければPSVR最強!)
しかしながら、演出面で残念なのは、本作では今までのシリーズと比べて大がかりな市街戦がありません。
逃げ惑う人々をよそに、高層ビルの立ち並ぶ都心部での大戦闘が魅力だったので、何処か物足りなさを感じるのは私だけではあるまい。
3D映像抜きでは、この作品ならではの個性的な派手なVFX映像シーンのインパクトが弱いのである。
   
    ←2DのSAMPL画像クリック!
↑(スクリーンサイズも2.35:1+1.85:1の混成画面。 画面の高さも3D映像には大事な要素の1つです。)


また1つ、ハイクオリティな3D映像作品の誕生!
ぶっちゃけ~、さすがに5作品と続くと何度も見たことがあるVFX映像で目新しさが感じられないのですが、
極上の3D映像が加わっただけで、これだけ楽しめる作品に生まれ変われるというのは凄いことではないでしょうか?
「超3D」と謳われたその3D映像は、今までのシリーズのモノとは明らかに別物!
現段階で最高クオリティの3D映像だと言えましょう。
また1つハイレベルなクオリティの3D映像の作品が誕生致しました...(祝) 3D映像ファンならば絶対にお勧めの1本なのよ~。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする